昨日から戻ってきたトレードウィンドによりVOGは綺麗に無くなり、青空が広がった。
だが朝は山添いを中心にシャワーがあり、コオラウ山脈の上にもどっしりとした雲が残っていた。
さあ今日は
「ハワイに恋して」のサークルアイランドツアーの撮影。
先日頂いた番組のステッカーを早速太郎に貼って出発。
益戸育江さんは別行動と言うことで、今日は
松葉れいなさんとマコトさんの二人がパーソナリティとして車に乗り込んだ。
今日は私もピンマイクを着けられて、軽く緊張。
しかしホテルからの出発シーンや、ホノルル動物園前、ダイアモンドヘッドをバックにしてなどの撮影が既に始まり、なかなかワイキキを出られなかった。
車内では今日もカメラがすぐ横にあり、私が解説をするとそれに二人が突っ込むと言うような形で進められていったが、普段でもしゃべる量が多い私の解説に一々突っ込まれてはなかなか話が先に行かない。
肝心な場所では「ハイ!では次宜しいですか?」と話を遮ってツアーを進行させていったのだが、その「ハイ!」が何だかツボだったようで、最後には二人にすっかり真似されていた。
カハラの高級住宅街を抜けて、カラニアナオレ・ハイウェイを走る。
今日も後ろからミニバンが一台フォローしていて、並走しての撮影もした。
サンディービーチに着く前に、ラナイ・ルックアウトで止まってちょっとした打ち合わせ。
ココ・クレーター沿いの岩場のワインディング・ロードは、多くのCMなどでも使われているスポットなので、前方で構えているカメラの横を通り過ぎたりと言うのもあった。
サンディービーチに着くと急に雲が出てきて、砂が光らない!
雲は東よりの風に乗って早く流れている。
少し待つと晴れ間が広がったので、撮影開始。
二日目と言うこともあり、この頃には私もお二人とすっかり打ち解けていた。
次はマカプウの展望台は飛ばして、ワイマナロのベロウズビーチに向かった。
ここではビーチに出てラグを引いた途端にシャワーが降ってきた。
撮影どころではなく、一旦木陰に避難したが、雨雲の本体はカネオヘ方面に流れていたので時期に止んだ。
当然ビーチには人もほとんどおらず、この後の撮影には絶好となった。
しかし通常のツアーとはペースが全く違うので、ベロウズを出た時点で既にお昼を回っていた。
この後はクアロア公園には寄らずにノースショアまで一気にドライブ。
この間進行方向に向けてカメラが回っていた時もあったが、車内でも、解説の内容によっては、もう一度話して欲しいとリクエストされて、同じ事をしゃべったりもした。
ノースに入る前、カフクの養殖場を過ぎた辺りで再び「通過シーン」を撮影すると言うことで一度停車。
普段は止まることも無い場所で、すぐ近くに出来たばかりの風車が回っていた。
何だかUFOみたいに見えるのは、通りかかったマイナバード。
この後少し戻ってカメラの前を通り過ぎたりして、サンセットビーチの公園でちょっと休憩。
海は穏やかで、サンセットポイントで3〜4フィートと言った所か。
ラニアケアにも寄らず、ハレイワのアリイビーチパークに向かい、ピクニックランチの準備。
テレビの撮影でも洗濯バサミは使う。
普段は勿論私がランチを買いに行くのだが、撮影隊の別の班が「L&Lドライブイン」に行ってくれた。
しかしミニプレートではなく、レギュラーサイズのプレートランチを買ってきてしまい、そのままこれを使ってランチのシーンの撮影が始まった。
公園はすっかり貸しきり状態だった。
この時既に4時半近く。
ゆっくり食べている時間も無く、その後のハレイワ散策もなく、ドール・プランテーションも飛ばすと言うことで、最後はオプションのタンタラスの丘で撮影と言うことになった。
パイナップル畑を上がっている頃に雲の色が濃くなってきて、H-2フリーウェイに乗る頃にはスコールになった。
この間の車内では撮影はしなかったが、H-1フリーウェイからは大きなダブル・レインボーが見えた。
南側に出ると雨はほとんど止んだ。
渋滞の酷い時間で、ハレイワから1時間半ほどかかってタンタラスの展望台に到着。
既に別の班がカメラを持ってスタンバイしていたが、丘の上はまた激しい雨が降ってきた。
程なくして雨が止むと撮影開始。
傾いた夕陽に街がオレンジ色に染まってきた。
そしてワイキキにスタッフを送り届けて終了。
プロデューサーの林さんは、ダイアモンドヘッドクラブのツアーがとてもユニークで、今後も別のツアーを紹介したいと言って下さったので、こちらとしても番組にご協力できるよう、視聴者プレゼント用にTシャツを差し上げた。
この番組はスカパーやBSで放送されていると聞いていたので、別のケーブル契約などが必要な有料チャンネルだと思ってたのだが、地デジで普通にハイビジョンで見れるのだそうだ。
と言うことで、今回も私の横30センチの所にあったカメラがやはりハイビジョン用だったことが判明。
出来上がった番組はDVDで送ってくださると言うことだったが、なんか今からちょっと恐ろしい・・・。
放送日に関してはまだ未定だそうで、これも判明次第ブログにてご紹介したい。
まあ随分撮影はしたが、編集でどれくらい短くなってしまうのかはわからない。
どんな風に扱われるのかもよくわからないのだが、良い方向に結びつく事を願っている。