ハワイ日記2008年12月



2008年12月03日

DHC 新ステッカー完成!

12月に入って、あちこちでクリスマスツリーの売り出しも始まった。

「ドンキ」ではお正月の鏡餅なんかも売り始めた。

クリスマスカードの作成もあと一息。


さて、ダイアモンドヘッドクラブのオリジナルツアーをご利用いただいたお客さんに差し上げている粗品を、オリジナルグッズにして3年が経った。

少しばかり値引きをするより、思い出になるようなお土産を差し上げた方が、お客さんと近づけると考えて始めたお土産企画。

最初数年は既製のハワイアン小物などを差し上げていたが、ツアーばかりでなく、今後のビジネス展開のためにも、オリジナルのグッズを差し上げたいと思い、コースターを作った。

DHCコースター

グラスを置いた時の音まで考えて中敷きの材質を選び、日本の友人に手伝ってもらって縫製をしている。

このお土産は大成功だった。

今はネットショップで販売しているので、時々ギフト用などでセットでお買い上げの方がいらっしゃるが、ハワイの友人の家ではかなり普及していて、使い込んできたのがまた似合ってしまっている。

翌年はブックカバーを作った。

DHCブックカバー

家の中で使うコースターに対し、ブックカバーは通勤通学先や、移動の車内などで使う事が多いため、使っている所を他の人から見られて褒められたと言うお知らせを随分頂いた。

こちらはギフトよりもご自分で使うと言う方が多いようだが、最近は本を読まない方や、別の媒体を使って読む方も増えていて、ネットショップで売り出し直後にはどっとオーダーが来たが、まだ在庫はある。

そして3年目の今年はようやくオリジナル・ステッカーを作った。

2007年・DHCステッカー、白

現在のダイアモンドヘッドクラブのロゴは、杉山清貴、チャゲ・アスなどのデザインも手がけているスラッキー田中氏のもの。

こんなカッコいいものを使わない手は無いので、早く何か製品化したかったが、お土産として適しているかと言う疑問もあった。

DHCのリピーターさんたちは、ステッカーをリクエストされていた方も少なくなかったのだが、初めての方が果たして喜んでくれるのか?

蓋を開けてみると、意外と皆さん喜んでくださった。

日本の電車の中でDHCのブックカバーを持っている人に出会うより、ホノルルエアポートでDHCのステッカーを付けたスーツケースを持っている人に出会う確立の方が高いと思う。

そして来年用も続けてステッカーを作った。

今度はホームページの表紙や、オリジナルTシャツのデザインとして使っている正方形のロゴ。

本当はこちらを先に作ろうかと思ってもいたのだが、バンパーステッカーにするなら基本は長方形になるので、横長のデザインを先に使ったのだ。

今度のはバンパーステッカーではなくて、普通のステッカー。

DHCステッカー1

防水性は無いので、基本的にはインドア用になる。

今年のと比べて半分ほどの大きさなので、またどこかに貼っていただければ幸い。

今回のステッカーはロールの状態でやってきた。

DHCステッカー2

だから自分で切らなくてはならない・・・。

DHCステッカー3


2008年12月07日

クリスマスカード

今年も過去2年以内にダイアモンドヘッドクラブのオリジナルツアーに参加された方を中心に、約500通のクリスマスカードを作成し、ようやく発送が終わった。

日本へは1週間から10日ほどで到着の予定。

今年のカードはパパイロアビーチ。

「LOST」ファンツアーのために何度も通った場所で、大汗をかいて深い砂の中を歩いたり、傘を差しながらビーチで紙芝居をしたり、思い出深い。

これからホノルルマラソンまでは少し落ち着く。


  

2008年12月08日

カメハメハ・クォーター

ハワイと言うか、アメリカに来て、25セント(クォーター)の使い方に違和感を覚えた事のある方も多いと思う。

1、5、10、50、100と切りの良い日本の硬貨に対し、1、5、10、25と来るアメリカの小銭。

1ドルが100円だとすると、25円硬貨なんてやはり日本ではピンと来ないが、日本の100円玉のように用途が多く、アパートでコインランドリーを使っていれば、大抵集めているものだし、パーキングメーターもちょっと前まではクォーターしか使えないものが多かった。

そして1999年から、アメリカ50州のデザイン硬貨を発行するプログラムが始まり、柄の違うクォーターを目にされた方は少なくないと思う。

コレクターズ用の台紙なども売られ、私の周りでも集めている人がいる。

毎年5種類ずつ増えてきたこのプログラムもようやく最後の年を迎え、50州最後のハワイ版クォーターが発行された。

ハワイアン25セント

黄色く光っているが、金ではなく、色は他のクオーターと同じくシルバー。

ダイアモンドヘッドのデザインも候補に挙がったのだが、最終的にはカメハメハ大王とハワイ諸島の地図になった。

4月にミントが発行された時に買った友人から既に見せてもらっていたが、

Mint

本物を手にすると、結構カッコいい。

これはしばらくはハワイファンには良いお土産になるかもしれない。


2008年12月11日

「悪魔のカタルシス」

しばらく振りの読書カテゴリ更新。


「悪魔のカタルシス」(鯨 統一郎 幻冬舎文庫)

「悪魔のカタルシス」

日本を支配しようとする悪魔との戦いの話。

かなり壮大なスケールになりそうな展開だったが、最後はなんだか簡単に終わってしまった・・・。

  

「容疑者は雨に消える」

「容疑者は雨に消える」(コリン・ウィルコックス 宮脇 孝雄訳 文春文庫)

「容疑者は雨に消える」

サンフランシスコを舞台にした刑事物。

久しぶりに外国小説を読んだが、やっぱりどうも大変。

何しろ登場人物が全然覚えられない。

最初にある「主な登場人物」を何度も見返すが、テレビドラマや映画のようにビジュアルで印象をインプットしてしまうと覚えられるのに、文字だけではなかなかピンと来ないのはなぜだろう?

  

「剣客商売」

「剣客商売」(池波 正太郎  新潮文庫)

「剣客商売」

江戸中期を舞台に、秋山小兵衛と息子の大治郎のコンビが活躍する、池波正太郎の名シリーズ。

確か昔読んだ記憶があるが、断片的で思い出せない。

しかし、時代物はいつ読んでもすぐに引き込まれるのは何故だろう?

  

「剣客商売二・辻斬り」

「剣客商売二・辻斬り」(池波 正太郎  新潮文庫)

「剣客商売二・辻斬り」

「剣客商売」シリーズの2作目。

サイド・キャラクターが少しずつ存在感を現してくる。

時代劇には携帯電話も、テレビも車も出てこないので、ペースがのんびりなので、読んでて和むのかも。

  

「ビタミンF」

「ビタミンF」(重松 清  新潮文庫)

「ビタミンF」

私と同世代の著者が書く短編集。

家庭や家族との繋がりがテーマで、特に既に子供を持っている人には何かを感じるのではないだろうか。

私は子供はいないが、いたらこんな悩みも持つのかなと、感じてしまった。

「岸和田少年愚連隊 外伝」

「岸和田少年愚連隊 外伝」(中場 利一  講談社文庫)

「岸和田少年愚連隊 外伝」

「岸和田少年愚連隊」シリーズの、チュンバの世界。

これをハリウッドのCGを使って、文字通りに再現したら面白いかも。

「鉄道員(ぽっぽや)」

「鉄道員(ぽっぽや)」(浅田次郎 集英社文庫)

「鉄道員(ぽっぽや)」

浅田次郎の名作短編集。

ジーンと目頭が熱くなる作品ばかり。


「空っ風」

「空っ風」(諸田玲子 講談社文庫)

「空っ風」

清水の次郎長の子分、小政の話。

次郎長の話はよくあるが、小政の視点での幕末から明治への時代の移りも面白かった。

2008年12月13日

LOST T-シャツ

昨日はオアフ全島に洪水警報、大雨、強風注意報が出て、ほぼ一日中降り続いた。

ツアーは中止。

昨年に続き、マラソン前に嵐である。

ローカルニュースによると、ライエ、ハレイワ、ワイアルア、ワヒアワなどのウィンドワード・サイドやノースショアだけでなく、ワイアナエなど西部にも随分被害が出たようだ。

今日は大分陽が差しているが、明日朝までは洪水注意報が出ているので、予断は許さない。


さて、パラダイスパークのウォーレンから電話があり、LOSTのT-シャツがまた少し出てきたと言うので、引き取りに行ってきた。

先日紹介したT-シャツの黒が十数枚増えた。

そして、別のデザインのを2枚GETしてしまった。

これは迷彩柄のT-シャツで、

LOSTシャツ

胸に「LOST Season 5」の刺繍が入っている。

LOSTシャツ2

今まで見た事は無いデザインだった。


そして、昨年から欲しかったのがこれ。

LOSTシャツ3

背中に大きく「オーシャニック・エアライン」のロゴ!

左胸には「オーキッド・ステーション」のロゴと、左腕には「LOST Filmed in Hawaii」の文字。

LOSTシャツ4

右腕にはハワイ諸島の地図と、「6」の数字。

これは「オーシャニック6」を表わしているのだろう。

LOSTシャツ5

残念ながらこの2種類はXLを1枚ずつ、私の分しか買えなかったが、勿論在庫が見つかった場合は大人買いしてこようと思っている。


  

「Sweet Home Cafe」

モイリイリに出来たベトナミーズしゃぶしゃぶの店に行ってきた。

ベトナム風しゃぶしゃぶと言えば、カイムキの「ハレ・ベトナム」が有名で、私も10年ほど前まではよく行ったが、ちょっと高級感があって落ち着かない雰囲気があった。

ところが今度出来たこの店は大衆店。

スウィート・ホーム・カフェと言う店名の様に、アットホームな雰囲気の家族営業。

出汁に幾つか種類があって、最初はそれを選ぶ。

そして具はセルフサービスで好きなものを好きなだけ入れられる。

「Sweet Home Cafe」1

ちょっと辛目の出汁だったので、私は随分汗をかきながら、そして甘ーいベトナミーズ・アイスコーヒーと一緒に食べたが、美味しかった。

会計は回転寿司のように、具の入ったお皿の色で計算するのだが、お値段もかなり大衆店で、3人でチップ込みで$52。

満席の店内に日本人は他にいなかったが、ガイドブックにもまだ載っていないようなので場所は秘密。

「Sweet Home Cafe」2

しかし「SHABU(しゃぶ)」って略さないでよ・・・。

2008年12月17日

サークルアイランド

ホノルルマラソンは昨年をさらに下回る参加者数だったが、直前まで吹き荒れたストームは収まり、降ったり止んだりの小雨の中、無事行われた。

女性は日本人が優勝したと言うのは、ローカルでも話題になっていた。

さて、今日はそんなマラソンに参加されたご家族をサークルアイランドツアーにご案内した。

ダイアモンドヘッド沖の波は2〜3フィート。

コオラウ山脈の稜線もはっきりと見え、カラニアナオレ・ハイウェイを東に走る。

サンディービーチは3〜4フィート。

光る海が眩しかった。

サンディービーチ

ビーチにはブルドーザーの後があり、嵐の後片付けは終わっているようだったが、道路には風で上がって来た砂がいたる所に溜まっていた。

マカプウビーチは静かだった。

クジラが見えるようになる日も近い。

マカプウビーチ

ワイマナロのベロウズビーチは今日も人は少なかったが、

ベロウズビーチ

アイアンツリーの林の中は、折れた枝や松ぼっくりが散乱していて、嵐の凄さを残していた。

ベロウズ

クアロア公園もまだ大きな水溜りが残っていた。

クアロアパーク

カーアヴァビーチは綺麗だったが、プナルウを過ぎると海も大分濁ってきた。

ノースショアに入ると波は上がってきたが、サンセットで8〜10といったところ。

サンセットビーチ

ここにはサーファーがいたが、ワイメアから南は海が一気に赤土色になり、人は少なかった。

ラニアケアもこれではウミガメが出てくる様子は無かった。

ラニアケアビーチ

ハレイワに入って、アリイビーチパークは丁度芝刈りが終わったところで、緑の気持ち良い匂いが漂う中のピクニックランチとなった。

アリイビーチパーク

ハレイワタウンも水溜りが多く残っていたが、ここにはマラソンのTシャツを着た日本人観光客の姿も見られた。

裏オアフは交通量が少なかったが、ホノルルエアポートの合流からはやはり渋滞した。

風が止まって少しVOGGY。

2008年12月20日

「LOST」ファンツアー

一部の天気予報ではまたストームが戻ってくるとも言っていたが、朝のワイキキは良いお天気だった。

しかし風は弱く、マノアのジャングルもしっとりとした感じだった。

マノア

ラナイ・ルックアウトからカイヴィ海峡を望むが、ほんの薄っすらとモロカイ島が見えただけ。

ラナイ・ルックアウト

東海岸は雲が多かったが、この頃から東よりの風が吹いて来た。

ベロウズは今日も静かだった。

ベロウズ

今日はヘエイアケアで撮影隊のトレーラーを発見したが、人の姿は見えなかった。

ヘエイアケア

ワイアホレ・ビーチパークに寄って、

ワイアホレ

クアロアパークで休憩する頃には少し雲も切れてきて、徐々に空が明るくなってきた。

クアロア

しかしノースショアに入ると風向きが西寄になり、また雲が増えた。

パパイロアビーチも海はまだ赤土で真っ赤だった。

パパイロア

キャンプサイトは静かで、最近はここで撮影が行われている雰囲気がしない。

砂は全く熱くなく、歩きやすい方だったが、車に戻るとやはり汗が出た。

そしてハレイワに移動して、「マッキーズ」でランチと言う時に、雨が降り出した。

今度は風が南から吹いていた。

だが、ストームと言うほどではなく、我々がランチを終える頃にはすっかり上がっていた。

モクレイア方面に見えた雨雲もすっかり消えていて、ビーチも静かだった。

モクレイア

ディリンハム飛行場を出てキャンプ・アードマンの横を通ると、ここにはまだ撮影のセットが少し残っていた。

今まで無かった建物が作られ、ダーマのパーキングのようだ。

キャンプ・アードマン1

そしてその近くにはダーマのマークが付いたダーマ・バンがこちらを向いて止まっていた。

キャンプ・アードマン2

帰りの渋滞はかなり激しかった。

2008年12月22日

ナイトドライブツアー・クリスマス編

この時期のナイトドライブツアーは、クリスマスバージョン。

夜のH-1フリーウェイを走りパールシティへと向かい、住宅街のちょっと奥まった通りに入って行く。

するとそこは知る人ぞ知る、ハワイのクリスマス電飾コンテストの開催地。

ND1

と言うのは大袈裟かも知れないが、ちょっとしたディズニーランド気分が味わえる。

ND2

ツーリストの姿は全く見ないが、車でやってくるローカルは少なくない。

ND3

毎年派手になって行く家もあれば、今年はまだ準備中という家もあったり、止めてしまった家もあるのだが、ここ数年と比べると今年は少し地味な気もする。

ND4

その後はいつもの公園に行ってラグを引き、しばしパールハーバーの夜景鑑賞。

ND5

H-1フリーウェイに戻り、帰路ダウンタウンで降りる。

カメハメハ大王像横にパーキングして、ホノルル・ハレに向かうと、サンタクロースご夫妻が今年も鎮座。

ND6

中ではクリスマスツリーのコンテスト。

ND7

クリスマス前最後の土曜だったが人出は少なく、不景気の影響かクリスマスツリーも少なくて、やはり少し地味な気がした。

外のイルミネーションを一通り見学して、ワイキキに戻った。

ND8

  


雑感

2008年も後10日ほど。

オリンピックがあり、大統領選挙があり、最後は世界不況に陥ったと言うのが今年のトピックであるようだが、私にとっては「LOST」の年だった。

人と同じ事が嫌いで、ワンランク上とか、穴場的なツアーを提供してきたダイアモンドヘッドクラブだが、マニアックツアーとして始めた「LOST」ファンツアーがここまで人気になるとは思いも寄らなかった。

他社が真似を始めた事も私の闘争心に火をつけ、少々自分でもあきれるほどのオタクツアーを完成させてしまった事が、雑誌やラジオなどで取り上げられ、今年はツアーに3回出ると2回はこのツアーと言うほどの看板的存在となった。

数が多ければ実際のロケ現場に出くわす事もあり、また撮影クルー用のTシャツを作っている人や、ロケ地のセキュリティなど、撮影のサブスタッフとも仲良くなったりして、ツアー参加者の特典に繋がる事も多かった。

「LOST」ファンツアーにいらっしゃる方は、正直、ハワイファンとはイコールではない。

このツアーを知って、初めてハワイを訪れたという方も珍しくは無い。

リピーター向けのツアーをメインとしているDHCとしては、その方達にもハワイリピーターになっていただきたく、ツアー中にはハワイの自然のご紹介もして来た。

その結果、再びハワイにいらっしゃったり、別のツアーにご参加いただくケースが増えたと言うのは私にとって大きな収穫である。


だがじわじわと影響が出てくる不況の波は、間違いなくハワイにも押し寄せてきていて、ホノルルマラソンだけでなく、観光客数は目に見えて減っている。

来年からは韓国人の短期滞在については、日本人と同様にビザが免除になるということもあり、韓国人向けのツアー会社などは今から手薬煉引いて待っているようだが、韓国とてウォン安で気軽に海外旅行に行ける人は多くないだろう。

逆に円高で、1月からサーチャージが安くなるという事もあり、不況の影響を受けていない一部の日本人は来易くなるかも知れない。

と言うか、DHCは既に1月も「LOST」ファンツアーの予約で一杯。

6月からはVer.3にアップして、Tシャツの販売も始める。

最後のシーズン6の撮影が8月から始まり、再来年の春くらいまでとなれば、その間はまた需要が増えるかもしれないが、後は徐々に減っていくだけだと思う。

それまでにもオイルの値段が再び上がるかもしれないし、さらに景気が悪くなるかもしれない。

とりあえず来年は帰国は考えず、「LOST」ファンツアーを中心に頑張りたい。

実は現在一人、新しいスタッフを研修中。

来年はどんな年になるのかな?

2008年12月23日

Mele Kalikimaka!

今日はEメールでのクリスマスカードを送った。

ダイアモンドヘッドクラブのお客さんには、アドレスの変更がない限り届くと思うが、少しまとめて送信しているので、迷惑メールのフォルダなどに入ってしまうことがあるようだ。

届かないなぁという方はそちらのフォルダもチェックしてください。

一部文章と添付の写真が別便になってしまったのもあるのでご注意を。

友人知人にも送ったのだが、こちらは送信の最中にちょっとトラブルがあって、どこまで送られたのかもよくわからない状態になっている・・・。

届いていない、または欲しいと言う方は、
DHC@hawaiiantel.net
までお知らせください。

メレ・カリキマカ!

2008年12月24日

ココクレーター植物園ウォーキング

元々この時期はプルメリアの花は少ないのだが、先日の嵐のせいでさらに花の数が減っているのではないかと心配しながら、カラニアナオレ・ハイウェイを東に走った。

平日で人気の無いゲートを入っていくと、プルメリアがすっかり坊主。

ココクレーター植物園1

それでも時々必死に咲いている花を見つけると嬉しくなった。

ココクレーター植物園2

ブーゲンビリアは変らずに鮮やかな色を映していたが、ハイビスカスはやはり少し少なく感じた。

アロエの花がたくさん風に揺れていたり、

ココクレーター植物園3

「歯ブラシ」と呼んでいるサボテンが白い花をつけていたり、

ココクレーター植物園4

アフリカン・セクションでも夏場には見ない桜のような花が咲いていたりして、冬場の様子が見れて嬉しかった。

クレーターの頂上内部も緑色に変っていた。

ココクレーター植物園5


ぐるりと歩いて、スパム結びのスナック休憩をして、帰りにお手洗い休憩のためにサンディービーチに入っていく。

パーキングに車を止めると、マカプウ寄りのビーチにハワイアン・モンクシールがいると、スキューバダイブのツアーの人が教えてくれた。

行ってみると、岩よりも大きなアザラシがごろんと転がっていた。

ハワイアンモンクシール1

上がって来たばかりなのか、何の囲いもされておらず、他に人もいなかったので、距離を保ちつつ静かにそっと近づいて見ると、急に目を開けて気付かれた!

ハワイアンモンクシール2

なのでそっと離れようとするが、愛くるしい目でじっとこちらを見ている。

ハワイアンモンクシール3

半身になりながらも、まだ見てる。

ハワイアンモンクシール4

野生動物が警戒してると言うより、酔いつぶれる寸前のオッサンが周りになんだか興味を示してる感じ・・・。

和ませてもらいました。

  

2008年12月25日

サークルアイランド+MG

トレードウィンドも調子良く吹き、朝から天気は良かった。

ワイキキの道路は相変わらずガタガタなのに、カハラ・アヴェニューは先日また舗装のやり直しをして、とてもスムーズ。

売出し中の家が多いのでセールスポイントにはなると思うが、やはりこの地区から上がる税金は多いのかな?

サンディービーチは2〜3フィートの波が光って眩しかった。

サンディービーチ1

そのまま公園内を抜けようとすると、昨日と同じ場所にハワイアン・モンクシールを発見!

サンディービーチ2

今日はちゃんと囲いがしてあって、既に爆睡中だった。

サンディービーチ3

東海岸に入り、マカプウビーチの展望台に立つと、爽やかな貿易風が気持ち良かった。

マカプウビーチ

ワイマナロのベロウズビーチは今日も人は少なく、海に入っている人は誰もいなかった。

ベロウズビーチ

カネオヘベイを回っている時に少しシャワーがあったが、クアロアパークに入っていくとすっかり止んでいた。

クアロアビーチ

カネネル、カーアヴァ、プナルウと、海はとても綺麗な色を見せてくれた。

ノースショアに入るとさらに天気が良くなってきたが、サンセットビーチの人出は少なかった。

サンセットビーチ1

サンセットポイントには4〜5フィートの波が上がっていて、サーファーは多かった。

サンセットビーチ2

ワイメアも人が少なかったが、先週までの海の赤い色は収まっていた。

しかしラニアケアビーチにはウミガメが全然いなかった。

ラニアケアビーチ

アリイビーチパークは今日も貸切で、大きな声で鳴くマイナバードを横目にピクニックランチ。

ハレイワでの散策タイムの後、ドール・プランテーションで休憩して、ホノルルに戻る。

今日は途中でMG(モアナルア・ガーデン)に立ち寄った。

モアナルアガーデン1

人は少なく、のんびりと公園内を回ったが、前回に見なかった木のベンチがあちこちに設置されていた。

MG2

MG3

どのベンチも、廃材を利用したように全て形が異なっていたが、とても味のあるものばかりだった。

MG4

MG5

ダイアモンドヘッドクラブでは、ビーチピクニックツアーの他に、今度はパークピクニックを企画しているのだが、こう言うベンチのある公園は素晴らしい。

帰りの渋滞はそれ程酷くなかった。

  

2008年12月26日

マカプウ・ハイキング

今日はさらにトレードウィンドが上がってきて、雲の動きが早い。

マカプウ岬のパーキングに車を入れると、抜けてきた風に押されるようにして坂道を登り始める。

この時期のカイヴィは緑が一杯。

カイヴィ

第一コーナーを回り海を見下ろすと、白波も多く、うねりもあった。

マカプウ岬1

犀角や、

犀角

イリマの他、

イリマ

夏場は見ない野草がたくさん咲いていた。

野草1

野草2

そしてこのサボテンのお化けも健在。

野草3

30分ほど登ると、頂上のこの景色。

マカプウ岬2

第2展望台からは、マカプウ灯台を見下ろす。

マカプウ岬3

スパム結びのスナックタイムの後、下山。

今日は平日にしてはローカルが多かったが、1月に入ってクジラのシーズンになるとこんなものではない。

ここは犬の散歩に来る人も多いのだが、こんな看板が出来ていて、落し物が減っていた。

マカプウ岬4

サンディービーチでジュース休憩をしていると、また同じところにハワイアン・モンクシールがいた。

アザラシ1

ウミガメもそうだけど、ハワイの生物にはあまり緊張感は感じられない・・・。

アザラシ2

夜まで風は強かったが、夕方軽いシャワーがあり、小さな虹が見れた。

2008年12月29日

「LOST」ファンツアーと大停電

トレードウィンドが20マイル近くに上がって来た。

朝のワイキキは薄曇。

マノアの住宅街に入っていくと路面が少し濡れていたが、ジャングルでは雨に降られなかった。

マノア

ハワイ大学の横を抜けてH-1フリーウェイに乗り、カハラで降りる。

住宅街を通ってからカラニアナオレ・ハイウェイに入る。

コオラウ山脈の頂上には雨雲が架かっていた。

ラナイ・ルックアウトは天気が良かったが、風が強く、紙芝居をするのは大変だった。

モロカイ島方面は雲に隠れて何も見えなかった。

ラナイ・ルックアウト

マカプウ岬を回って、ワイマナロはクリスマス・ヴァケーション中ということもあって人出が多かったが、

ベロウズ1

北側には雨雲が迫っていた。

ベロウズ2

カネオヘベイはいつものように赤土色だったが、ワイアホレ・ビーチパークでは降られなかった。

ワイアホレ・ビーチパーク

クアロアパークも直前まで降っていた様な形跡があったが、我々のジュース休憩は邪魔されなかった。

カーアヴァ・ヴァレーにはどっしとした雨雲があり、カネネルビーチも波が入ってきていた。

カーアヴァ・ヴァレー

タートルベイを回るとポツポツとシャワーが降ってきた。

サンセットビーチは3〜4フィート。

ワイメアのジャンピングロックに人がいただけではなく、シャークスコーブではシュノーケルをする人がいたくらい、ノースの波は穏やかだった。

だがワイメアは若干赤土色。

チャンズリーフの手前から渋滞が始まり、ラニアケアまで続いた。

通称「カメ渋滞」。

今日はビーチにウミガメがいたようだ。

パパイロアビーチのローカルパーキングに車を入れると、また降ってきた。

折り畳み傘を配り、私は合羽を来て資料を持って、ビーチに入って行く。

誰もいないと思ったら、ローカルのサーファーやフィッシャーが数名いた。

ここも海は所々赤土色。

一通り説明が終わるまでは小雨程度だったが、パーキングに戻る間にかなり降ってきた。

パパイロアビーチ

「マッキーズ」でもテントの横から雨が吹き付けたり、上から雨漏りがしたりで、ランチまでサバイバルな雰囲気を味わってしまったが、ノースショアMPでの休憩時間では小降りになった。

だが、その後のワイアルアでは、本当のアフリカのようにボコボコの道路がさらに水溜りとなり、ヒヤヒヤしながら教会のロケ地まで行った。

モクレイアに向かう途中でも降り続いていたが、ディリンハム飛行場に入っていくと雨は一旦止んだ。

しかし飛行場内の道路は所々冠水し、ここを知らない人だったら恐らく走るのを躊躇するほどの大きな水溜りの中を、水飛沫を上げながら入っていった。

オーシャニック815便の残骸保管されている倉庫で、お客さんを降ろして説明をしている間はピタリと止んだ雨だったが、「倉庫の周りをぐるりと回ってきて下さ〜い」と一時解散した途端に土砂降り。

傘を持って慌ててお客さんを追いかける。

この時点で私はほとんどずぶ濡れ。

続く飛行場の管制塔の下や、モクレイアビーチでも合羽を着てはいたが、説明をする間にも次々と雨粒に打たれ、見ているお客さんも大変。

その後はちゃんとカエナ岬のドン突きまで行ってUターン。

雨が降るとフリーウェイも混むので、帰りの渋滞が大変かなぁと思っていたが、クリスマス休暇中で道路は比較的空いていた。

ホノルル側は雨は降っておらず、ワイキキは降っていた形跡すらなかった。

普段は途中のノースショアでお見せしている資料があるが、あまりの雨で出す事が出来ず、ワイキキに帰って来てから資料をお見せする時間を少し取った。

本当にサバイバルなツアーとなったが、皆さんに喜んでいただき、家路に着いた。

と、その後。

とりあえずシャワーを浴びて、夕食のしたくでもするかなと思っていたら、窓の外でピカピカと空が光るのが見えた。

音は聞こえなかったが、稲光のようだった。

ホノルルは降っていなかったが、コオラウ山脈の上にはどっしりとした雨雲が見え、昼間強かった風が止んで積乱雲状態。

いつ降り出してもおかしくない状況だったので、また雷雨が来るのかと思っていたら、家の中の電気がぱっと消えた。

最初は10秒ほどで復活し、その後1〜2分後にスーッと弱まるようにしてパワーが落ち、真っ暗闇に包まれてしまった。

私のアパートでは今年2〜3度目の停電だと思う。

しかし外を見るとうちの近辺だけではなく、ワイキキもマノアもダウンタウン方面も全て消えていて、コンドミニアムなどの予備電源に照らされた非常階段だけが浮かび上がっている。

停電

信号も全て消え、これはかなり大規模。

カイルアにバケーションでステイしているオバマ氏一家の事が心配になってしまったが、携帯電話で数人の友人と話すと、オアフ島ほとんどで停電しているらしい。

島中の停電は2年前の地震の時以来。

懐中電灯やロウソクなどはいつもたくさん用意しているので、暗くて困ることは無かったが、ガスの無いアパートなので食事の支度が出来ない。

結局簡易コンロを出してきて、ラーメンを作って食べたが、寝るまで明かりが戻る事は無かった。


私の家は結局朝になってから電気が付いたのだが、ハワイカイやカリヒなど、一部では24時間経ってもパワーが戻らないところがあったらしい。

アフター・クリスマスセールで賑わっていたショッピングセンターが突然閉店となり、締め出された買い物客で付近の道路はかなり混雑したらしいが、大きな事故などは無く、また停電に便乗した略奪なども無く、ハワイの治安の良さを表わした結果ともなった。

エレベーターに閉じ込められて助け出された人が40人ほどいたらしいが、ワイキキの観光客にはやはり大分不便を強いられた人がいたようだった。






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