ハワイ日記2008年10月



2008年10月02日

「LOST」ファンツアー・TBSラジオ取材

今日はまたラジオの取材がいらしてくれた。

今回はTBSラジオ、朝の「森本毅郎・スタンバイ」という番組で、8時20分からの「トークパレット」というコーナー。

番組HP:http://www.tbs.co.jp/radio/stand-by/

毎週月曜日は「小松昌美のハワイへおいでよ」というタイトルで、ハワイから生放送で現地の様子などを放送しているそうだ。

コーナーHP:http://www.tbsradio.jp/stand-by/talkmon/

そしてその小松昌美さんが直接取材にいらしてくれたのだ。

さて朝のホノルルはどんよりと曇り、天気予報でも雨のマークが多かった。

マノアヴァレーはすっかり雨雲に包まれ奥が見えなかったが、ワイキキでお客さんをピックアップしてプナホウSt.を上がっていくと、雨雲も消えていった。

小雨を感じたので一応傘を出したが、濡れるほどでもなかった。

コオラウ山脈の稜線は濃い雲で見えず、東海岸での雨を心配した。

ラナイ・ルックアウトも雲が多く、水平線にはモロカイ島が僅かに見えるだけだった。

ラナイ・ルックアウト

マカプウを回ってウィンドワード・サイドに出ると、やはり全体的に雲が広がり、ベロウズも静かでほとんど人がいなかった。

ベロウズビーチ

ここでも小雨程度だったが、オロマナからカネオヘを抜けるまでは一時強く降った。

ところがワイアホレビーチパークではすっかり止み、クアロア公園では晴れ間が広がってきた。

クアロア公園

カネネルビーチも綺麗な色を見せてくれた。

カネネルビーチ

天気予報が大きく外れたのか、私の晴れ男パワーが勝ったのか、その後の東海岸の海は素晴らしい色だった。

ノースショアに回ると海は荒れていた。

サンセットでも7〜8フィートに上がっていたが、チョッピーであまりサーファーは多くなかった。

チャンズリーフやラニアケアも大きいだけで形は今一。

サーファーたちがボードを車に積んで走り回る光景があちこちに見れた。

パパイロアビーチも濁った波が岩場に打ち寄せていた。

パパイロア1

キャンプサイトではソーヤのテントがほぼ完成。

パパイロア2

キッチンも屋根が取り付けられていた。

パパイロア3

サイードのテントはデコレーションも進んでいた。

パパイロア4

その後は雨に当たる事は無く、モクレイアでは風も上がってきて気持ちが良かった。

モクレイア

帰りのH-1フリーウェイからはレインボーも見えたが、ホノルルはすっかり雲がなくなっていた。


さて、今日の取材分の放送は来週の月曜、10月6日の朝になる。

今回は私の声などは出てこないのだが、残念ながら日本では関東地方のみの放送らしい。

しかしこの番組、実はオアフ島のK-ZOOラジオでも放送しているそうで、ハワイでは日曜(10月5日)の午後2時過ぎになるらしい。

お時間のある方は是非。

2008年10月04日

ノースショアツアー

家を出ると大きなダブルレインボーが挨拶してくれた。

ダブルレインボー

今日はお得意さんのグループをお連れしてハレイワのアリイビーチパークへ向かった。

今回は15名と言う事で、大型のバンを借りたり、助っ人を頼んだりしてちょっと大変だった。

何しろ15名分のBBQのリクエストで、前日は買出しの後、仕込み作業だった。

今朝7時半には助っ人のダニちゃんに来てもらってスタート。

やはり雨が心配だったが、ワヒアワを過ぎるとノースショアは概ね晴れていた。

アリイビーチパークに到着すると、誰もいない公園で管理局のブラダーが、「今日は早いな!BBQか?」、「Have fun!」と言ってくれた。

アリイビーチパーク

モクレイア方面には雨雲が流れていたのだが、ハレイワは午前中こそ風が少し湿っていたが、昼頃からは清々しくなった。

BBQの準備をしている間、お客さんはビーチで泳いだり、カメを見つけて喜んだり、木陰でゴロゴロしたりして寛いでいた。

チキン、ステーキ、リブ、野菜、ハワイアンブレッドを焼き上げて、デザートにパイナップル。

久しぶりのBBQだったが、皆さん喜んでいただけたようだった。

食後はハレイワタウンで散策時間を取って、ワイキキへ戻った。

帰りのフリーウェイはかなり渋滞した。

お客さんをドロップオフして、借りたバンを返し、ダニちゃんと「山源」で食事をしてから帰った。

夜にはまた何度かシャワーが降っていた。


  

2008年10月06日

「LOST」ファンツアー

朝は風が緩く少し湿度があったが、雨の心配はなさそうだった。

マノアのジャングルも少し水溜りがあっただけで、清々しく気持ちが良かった。

カラニアナオレ・ハイウェイのレインボーシャワーも花が少なくなってきた。

ラナイ・ルックアウトからは薄っすらとモロカイ島が見えた。

ラナイ・ルックアウト

ウィンドワード・サイドも雲は少なかったが、カネオヘ湾は赤く濁っていた。

カネオヘ・ベイ

今日のカーアヴァ・ヴァレーはひっそりとしていた。

カーアヴァヴァレー

プナルウ、ハウウラの海はイイ色が出ていた。

ノースショアに回ると雲が出てきて、パラパラと時々シャワーがあった。

パパイロアビーチに出る時は折り畳み傘を持っていき、ビーチの中ほどでお客さんにとりあえず渡したが、濡れるほどでもなかった。

キャンプサイトでは旧ジャックのテントが一応立ち上がっていた。

パパイロア1

クレアのテントも立ち上がっていたが、随分形が違う。

日本ではまだシーズン4の途中なのでネタバレしたくないが、一体今は誰のテントなのだろう?

パパイロア2

ハレイワの「マッキーズ」でランチをしている時くらいからトレード・ウィンドが上がってきた。

モクレイアではグライダーやスカイダイバーがたくさん空に見え、ビーチではローカルの釣り人の姿が目立った。

モクレイア

帰りはスムーズに戻ってきた。

2008年10月09日

サークルアイランド

今日はサークルアイランドツアー。

朝のワイキキは晴れていたが、やはり少し湿度が高かった。

ダイアモンドヘッド・ロードを走ると、ビーチには3〜4フィートの波が上がっていた。

カラニアナオレ・ハイウェイからコオラウ山脈を見上げると、頂上の稜線ははっきりと見えたが、ハナウマ湾を過ぎると雲が増えた。

サンディービーチも4フィートほどのショアブレイクが立っていた。

ウィンドワード・サイドも雲は多く、ベロウズビーチはガランとしていた。

ベロウズビーチ

クアロア・パークまで来ると雲は減って海も綺麗な色を出した。

クアロアビーチ

LOSTのサントラ盤を聞きながら見る海と、ハワイアンミュージックを聴きながらではなんだか雰囲気も大分違う。

ノースショアに入るとトレードウィンドが上がってきた。

サンセットビーチの波はやはり3フィートほどで、泳いでいる人のほうが多かった。

サンセットビーチ

ラニアケアビーチは相変わらず混み合っていたが、すぐ近くでウミガメが餌を突付いているのが見えた。

ラニアケアビーチ

ハレイワでアリイビーチを見学すると、なんだか人が大勢いたが、どうやらミリタリーの団体が家族連れで遊びに来ていたようだ。

アリイビーチ

ハレイワタウンは夏に比べたら観光客の数も少ないが、今日は日本人が目立っていた。

ワヒアワで少しシャワーがあったが、すぐに止んだ。

帰りのフリーウェイは比較的スムーズだった。


  

ノースショア鍋会

今月はワイアルアの「Ad-Northshore」のYUKOちゃんのお家にて開催されたノースショア鍋会。

10人ほどの日本人が集まって石狩鍋を食べた。

最近私の家のすぐ近くに越してきた、スカイダイバーのNちゃん夫妻や、日本からのカリスマ・ブロガーことUsamimiさんも参戦。

相変わらず女性陣のマシンガン・トーク炸裂で、少ない男性達は少し押され気味。

よく見回したら、独り者は私だけ。

仕事ばかりしてる場合じゃないかも。

そのままモクレイアのY家に一泊。

2008年10月11日

祝!巨人 セ・リーグ優勝!

長嶋さんのメーク・ミラクルを越す大逆転劇で、原巨人軍が2年連続のセ・リーグ優勝を決めた。

このところ、清原の現役引退や王監督の引退もあり、またポール・ニューマン、緒形拳と好きな俳優が相次いで亡くなり、悲しいニュースばかりだったが、ここへ来てようやく嬉し涙の出そうな話題だ。

勿論プレーオフに勝たなければ去年の二の舞になってしまう。

日本一を目指して頑張れジャイアンツ!!


  

ラジオ出演

9月の頭に関東地方で放送されたJ-WAVEの「カラーズ・オブ・ハワイ」の同時録音がようやく手元に届いた。

懐かしいJ-WAVEのジングルと共に始まった番組内では、「LOST」ファンツアーが「魅力満載!」という感じで紹介されていた。

ツアー中の私の声や、翌日分では私のインタビューも流れたが、相変わらず喋るのが早くて、自分でも聞き取りにくかった・・・。

これはツアー中には特に注意している点なのだが、たくさんの事を伝えたいという気持ちがあって、どうしても話すのが早くなってしまう。

ツアーガイドとしては、今後も引き続き直していかなければならない点だと思う。

それにしても、J-WAVEでは「LOST」のBGMを使って、番組内でも雰囲気を盛り上げてくれて素晴らしかった。

http://www.j-wave.co.jp/blog/mp_hawaii/archives/2008/09/


また、今週のK-ZOOでも放送された、TBSラジオの「小松昌美のハワイにおいでよ」は既に聞いていたのだが、こちらは私の声などは出なかったが、小松昌美さんがすっかり私のことを褒めちぎってくれて、「LOST」のファンツアーというものがあるという認識はかなり広まったのではないかと思う。

http://hawaiinioideyo.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-9ab3.html


雑誌、ラジオと来たので、そろそろテレビかな。(・∀・)

2008年10月14日

神社仏閣ツアー

風は弱かったがまずまずのお天気だった。

昨年は「LOST」ファンツアーにいらしたご夫婦がリピートしてくださった。

実は神社仏閣ツアーで行く場所の中にも、「LOST」の撮影で使われた場所が幾つかあり、LOSTYには別の意味でも楽しめるのだ。

まずは今日もひっそりとしていた、キングSt.の石鎚神社。

石鎚神社

モイリイリの厳島神社の鳥居を回って、ベレタニアからペンサコラに入って、マキキ・キリスト教会。

マキキ教会

今日は平日なのにパーキングに車が多く、何かイベントをやっていたのかもしれない。

H-1フリーウェイに乗って金刀比羅神宮に向かうと、神社の前の道路が丁度工事中で、交通規制をしていたのだが、ポリスに「神社に行く」と言うと通してくれた。

金刀比羅さんと、天神さんにお参りして、次に移動。

太宰府天満宮

チャイナタウンの外れにある出雲大社に行くと、久しぶりに天野先生がいらした。

出雲大社

出雲大社に車を預けてチャイナタウン・カルチャルプラザでランチタイム。

ちなみに下の写真の「HIFUMI」と言う日本食料理屋の看板も「LOST」に登場している。

CTCP

食後の休憩の後、パリ・ハイウェイの本派本願寺へ。

本派本願寺1

今日もオフィスに立ち寄ると、本堂の中を見せてくれた。

本派本願寺2

ハワイ大神宮を参拝して、ヌアヌヴァレーパークでジュース休憩をして、パリトンネルを抜けて平等院へ向かう。

今日も観光客が多かったが、日本人は全く見なかった。

平等院1

コオラウ山脈を再びホノルル側に戻り、三重の塔と金閣寺のあるホノルル・メモリアルパークに行って、最後にハワイ真言宗。

ハワイ真言宗

弁天さんやお地蔵さんにもお参りして、ワイキキに戻った。

ツアー業界がどこも暇なのに私だけなぜか忙しいのは、このツアーの御利益のせいかもしれない。


   

2008年10月15日

ネイチャーウォーク・フォスター植物園

トレードウィンドが弱く、今日も湿度が上がっていた。

リクエストで午後からフォスター植物園のネイチャーウォークに出かけた。

アロハタワーの近くでお客さんをピックアップし、ダウンタウンを抜けて植物園へ。

ハワイリピーターでもここを知らない人は意外と多い。

都会のオアシスなのかに足を踏み入れると、道路から聞こえる車の音より、鳥の鳴き声の方が大きくなる。

フォスター植物園1

街中では見かけない変った椰子の木や、巨木を見ながらのんびり回る。

フォスター植物園2

ランのセクションも色が見事だった。

フォスター植物園3

鎌倉の大仏さんにご挨拶してから出てくると、人が少なかったせいか、既にギフトショップはクローズしていた。

フォスター植物園4

エントランスに並んだ石のベンチでスナックタイム。

夕方から雲が多くなってきた。


  

2008年10月16日

ムーンボーツアー

朝から風が止まって、徐々に入ってきた南風に乗って、今度はVOGがやってきた。

トレードが吹いて雨が降ってくれれば出る可能性はあるが、今日は満月さえも見れるかどうかと言う状況で、ムーンボーツアーに出発した。

お客さんは無く、友人に話したら行きたいと言うので、合計4人で一緒に向かった。

しかも車も出してくれると言うので、今日は楽チン。

普段雨の多いワヒアワ辺りでは一時青空が見えたが、ノースショアではVOGが垂れ込めたワイアナエ山脈が山水画のように見えた。

ハレイワでディナーなど仕込んでからモクレイアに向かうが、VOGに加えて雲も多かった。

モクレイア1

海で泳ぐ気にもなれなかったのですぐに飲み始めたが、サンセットタイムには少し雲が減った。

モクレイア2

ビーチでプレートを食べて、しばらく空の様子を見たが、月が現れる前に時折シャワーも降ってきて、ほとんど観測にはならなかった。

結局Y家でのミニパーティーだったが、帰りに見上げると雲間に薄っすらと月が見えた。

モクレイア3


   

2008年10月17日

「LOST」ファンツアー・撮影現場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

昨晩吹いたトレードウィンドで、今朝のホノルルはクリアな空になった。

マノアのジャングルは比較的ドライだったが、午前中は風が弱く少し蒸し暑かった。

ラナイ・ルックアウトからカイヴィ海峡を望むと、モロカイ島はまだVOGの中のようだった。

カイヴィ海峡

マカプウを回ってウィンドワード・サイドに出ると、海はコバルトブルーだった。

ベロウズ

赤土で濁ったカネオヘ・ベイを見て、クアロア・パークで休憩。

クアロア

最近よく撮影が行われているカーアヴァ・ヴァレーのゲートも今日は閉まったままだった。

カーアヴァ・ヴァレー

カネネルビーチは今日も素晴らしい色だった。

カネネルビーチ

ノースショアに入っても晴天は続き、パパイロアビーチは暑くなるかと予想したが、トレードが上がってきたので比較的楽だった。

そしてビーチに入っていくと、オレンジ色のフェンスが無い!

撮影 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

まずお客さんに状況と注意事項を説明して、現場に近づく。

しかしなんだか少し静か。

もしかして休憩中かな?

と思ったら、「カーット!」と言う声が聞こえてきた!

そしてスタッフもたくさんいる。

p1

このカヌーは撮影用かな?

そしてソーヤのテントの裏で人が動いている。

p2

いや、声が聞こえるのはジャックのテントの後ろだ。

p3

その時だった。

ジャックのテントの後ろから現れたのは、ソーヤ、ロック、ジュリエット、ファラデー、マイルス!!(ファラデーとマイルスはS4からの新キャラ)

私もお客さんも一瞬固まっているうちに、彼らは談笑しながら森の奥に入っていった。

いや〜、久しぶりに興奮した。

スタッフもかなりいたので彼らの写真など撮る余裕は無かったが、現場の雰囲気だけでも味わっていただきたい。

p4

p5

今日はMr.エコーのチャーチが復活しているのも発見!

p6

なんか昔と微妙に違う気もするが、これはまたブルーパースのネタにしよう。

さらに奥のビーチでは、撮影現場や我々の興奮など全く関係なく、大きなウミガメが3匹お昼寝中だった。

p7

食後の休憩でノースショア・マーケットプレースに行くと、LOSTYである「ポリトレ」のギセラに現場発見の報告をした。

シーズン5の何話目なのだろうか?

2週間で1本だとすると4話か5話くらいかな?

モクレイアビーチはとても静かだった。

モクレイア

  

2008年10月21日

キャンプ in Hauula

ハワイ生活15年目で初めてのキャンプが実現した。

自然に恵まれたハワイでは各地の公園にキャンプ場があるのは知っていたし、週末には多くのキャンパーたちを見かけることもあった。

日本の友人やお客さんからも、キャンプをしてみたいと言うリクエストは今までにたくさんあったのだが、私自身がキャンプの経験が無かったのと、ツアーと違って一人で下見に行ってもつまらないので、なかなか今までは機会が無かった。

それが先週になって、友人と話をしている時に、急遽キャンプに行こうという話が持ち上がり、それなら冬になる前に決行しようと言う事になって、慌てて市役所に許可をもらいに行ったところ、週末はハウウラのキャンプ場しか空いていなかったので、第一回目はハウウラ・ビーチパークと言う事になった。

集まった仲間達もキャンプ経験はほぼゼロに等しく、とりあえず慌ててテントと寝袋を揃えた者もいた。

BBQの道具なども積み込んで、私の家に集まった3名を連れて出発したのは2時過ぎ。

ホノルルはどんよりと雲って、キャンプ日和とは行かなかったが、最初は色々と失敗もして勉強するのが目的なので、H-1フリーウェイからパリ・ハイウェイを抜けてウィンドワード・サイドへ向かった。

途中、ヘエイアケアを通ると、今日はここでLOSTの撮影をしているようだった。

ヘエイアケア

家を出て約1時間半ほどでハウウラに到着。

ツアー中にいつも通りかかっていて、トマトの産地である事や、人口過疎に悩んでいる事などを説明しているが、実際に降り立ったのは2〜3度目。

それもちょっとビーチを覗いた程度で、ここで最初にキャンプをするとは思ってもいなかった。

やはり空は雲が多く、トレードウィンドも吹き付けるように激しい。

ハウウラ1

キャンプ場はビーチパークの南側半分で、通りの向こうには一部のツアー会社が使っている怪しげなお土産屋があり、その隣には「セブン・イレブン」もある。

ハウウラ2

まあ、何か困ったら、「セブン・イレブン」があると言うのは心強い。

既に到着していた二人と共に、早速皆でテントを張り始める。

私のテントは以前KTからもらったもので、組み立てるのもまだ2度目。

それでも苦労しながらテントを張り終えると、なんとなくキャンプの雰囲気になってきた。

ハウウラ3

少しでもハワイアンのムードを出したい私のテント。

ハウウラ7


岩場の遠浅の海は普段あまり泳いでいる人は見かけないが、魚釣りくらい出来るかもしれないと、一応釣竿は用意してきた。

しかし風が強くて釣りと言うコンディションではなく、暗くなってきてからBBQをするのも大変なので、早めにディナーにする事にした。

ハウウラ4

BBQに関しては、私はマスター。

最初は人数がはっきりしなかったので、食材が足りるか心配だったが、皆で色々と持ち寄って、美味しく頂いた。

文明の助けはギリギリまで求めたくなかったが、ちょっとしたおつまみが欲しくなって、通り向こうの「セブン・イレブン」には何度かお世話になった。

雲も切れてきて、少し夕焼けも出た。

ハウウラ5

暗くなってくると、中学生の子供が二人いたので、BBQの後にはマシュマロを焼いたりして、キャンプの雰囲気も盛り上がった。

ハウウラ6

一時はかなりの星が出て、ビーチにラグを引いて転がって星を眺めたりもしたのだが、そのうちに風がさらに上がってきて雲が空を覆ってしまった。

しかし雲が切れると時々月が顔を見せてくれた。

ハウウラ8


後は無事に一晩を過ごせるかが一番の問題だったが、他のキャンパーの姿もあったし、「セブン・イレブン」の照明もかなり明るいので、セキュリティーに関してはそれほど気にしなかった。

あとは風に揺れるテントの音さえ気にならなければ寝れると思っていたのだが・・・。


やはり風にあおられてテントがバタバタと音を立て、それが気になってしまったが、途中何度かシャワーがあった。

強風に吹き付けられるシャワーはテント全体にバラバラと言う大きな音を立て、雨よけのレイン・フライの下から風に吹き上げられた雨粒がメッシュの隙間を抜けて内部に入ってきたのだ。

寒くて眠れないと言う事はなかったが、室内全体がしっとりと濡れ、熟睡とは行かなかった。

朝日で目が覚めると思ったが、翌日もどんよりとした天気だった。

ハウウラ9

朝ご飯のペイストリーを食べる前に、また「セブン・イレブン」でホットコーヒーを買う。

この場所はビギナーには最高の場所かもしれない。

しかし次回は違う場所でもやってみたい。

段々と文明から遠ざかって行けるような用意も大事だと思った。

雨に関してはテントの張り方などで防げるようだし、まあこれから勉強である。

片づけをしていると汗ばむ陽気だったが、結局曇った空のまま昼頃にはホノルルに戻ってきた。


色々と問題も見つかったが、こんな楽しい事を何で今まで出来なかったんだろうと悔やまれるほどに、気持ちも良く、面白かった。

と言うか、面白くなりそうだった。


   

2008年10月24日

コンサート

友人からコンサートのお知らせをもらった。

コンサート1

日本人のシンセサイザー奏者、Nishimura Naoki氏が、うちのすぐ裏のセントラル・ユニオン・チャーチにやってくると言う。

しかも無料だと言うので、他の友人などにも声を掛け、晩飯の後に出掛けた。

セントラル・ユニオン・チャーチには大聖堂と中聖堂があるが、そのどちらでもなく、場所は裏手だと聞いていた。

それほど人が集まっている感じがしなかったのだが、サインを見つけて敷地に入っていった。

コンサート2

大聖堂前で友人夫婦と待ち合わせたが、それからどこに行ったらいいのか迷っていると、ようやく係の方を見つけ「コンサートですか?こちらの奥です」と誘導された。

すぐ前に住んでいながら知らなかったが、「パリッシュ・ホール」と言う裏手の講堂に行くと、友人が受付をしていた。

中に入ると、日本人、日系人を中心に100名ほど集まっていた。

コンサート3

ステンドグラスなど、教会の雰囲気は良い。

パリッシュ・ホール

後ろの方の席に着くと、まもなくNishimura氏が登場して演奏が始まった。

前ローマ法王の御前や、国連でも演奏経験があり、普段は1万人単位の前で演奏されている方が、僅か100名に聞かせてくれるというのはありがたい。

欲を言えばもう少し大きなスピーカーで聞かせて欲しかったが、1時間半ほどのコンサートは素晴らしかった。

コンサート終了後には何人か友人知人も見つけて少し閑談。



翌朝、近所でやたら緊急車両のサイレンが響き渡っていた。

カピオラニ病院もあるので、あまり気にとめていなかったが、家を出る時に空が少し煙っていて、その煙がセントラル・ユニオン・チャーチの方から流れてきているので驚いた。

なんとコンサートのあったパリッシュ・ホールのすぐ横の、教会付属幼稚園で火事があったのだそうだ。

怪我人などは出ていないようで不幸中の幸い。

  

「LOST」ファンツアー・撮影進行中

朝は風が弱く、少し湿度が高かった。

マノアのジャングルに入っていくと風はさらに湿っていたので、傘を持って歩き出したが、降られることは無かった。

マノア

ラナイ・ルックアウトからはモロカイ島とマウイ島が薄っすらと見えた。

ラナイ・ルックアウト

ウィンドワード・サイドに出ると雲が目立ったが、ベロウズビーチは相変わらず美しかった。

ベロウズ

ヘエイアケアにはトレーラーが何台か止まっていたが、ここは今撮影中という雰囲気ではなく、撮影が終わった後か、これから始まるといった感じだった。

ワイアホレビーチパークからワイカネ桟橋を見て、クアロアパークに移動すると、ポツポツと雨粒を感じたが、すぐに止んだ。

カーアヴァ・ヴァレーの奥には雨雲が残っていた。

カーアヴァ・ヴァレー

タートルベイを回ってノースショアに入ると、急に天気は良くなった。

まだ風は弱く、ダラダラと汗をかきながらパパイロアビーチを歩いていくと、今日もオレンジ色のフェンスが無い!

これはまた撮影か?

お客さん達に注意事項を伝えてから近づくと、ソーヤのテントがあった場所にセキュリティがポツンと一人で座っているだけ。

ソーヤのテントだけでなく、サイードやケイト、ハーリーなど、ビーチ側にあったテントが全てなくなっていて、なんだか奥のほうに片付けられている感じ。

キッチンも少し壊されている感じがした。

パパイロア1

パパイロア2

パパイロア3

セキュリティーの兄ちゃんに聞くと、今晩ここでまた撮影があるらしいが、今は森の奥のほうでやっているらしい。

と言ってもその様子は全く見えなかった。

せっかく戻ってきたテントをまた壊してしまったのだから、何かストーリーに進展があったのかもしれない。

ランチタイムでハレイワに行くと、少し風が出てきた。

モクレイアでは気持ちの良い風が流れていた。

ディリンハム飛行場の倉庫は変らずで、

ディリンハム飛行場

ビーチはとても静かだった。

モクレイアビーチ


2008年10月26日

サークルアイランド

朝のホノルルは雲が多く、風も弱くて湿度が高かった。

カピオラニ公園のレインボーシャワーもあと僅か。

ダイアモンドヘッド沖には3〜4フィートの綺麗な波が入っていた。

サンディービーチも3〜4フィートのショアブレイクが立っていて、サーファーが多かった。

サンディービーチ

マカプウ岬を回ってウィンドワード・サイドに出ても雲は多かった。

ベロウズビーチにはアメリカ人のツアーグループがいた。

風が出てきて気持ちが良かった。

ベロウズビーチ

カネオヘではコロモナの黄色い花が、もう大分咲き始めた。

クアロア公園はいつものようにのんびりとしていて、この頃から雲が切れて青空が広がってきた。

クアロアパーク

カーアヴァ、プナルウと海はとても綺麗な色を見せてくれた。

ノースショアに入るとさらにお天気が良くなった。

サンセットビーチではサーフコンテストの準備中だった。

サンセットビーチ

波は予想に反して小さく、多くのサーファーが集まっていたのはチャンズリーフでの2〜3フィートの波だった。

ラニアケアビーチは平日なのにかなり混雑していた。

カメ渋滞が酷くて、パーキングスペースを見つけるのにも一苦労。

ノースショアで一番混んでるビーチになっているが、そろそろ何とかした方が良いのではないだろうか?

それでも大勢の人間に囲まれて寝ていたウミガメが、丁度海に戻って行くところが見れた。

ラニアケアビーチ

ハレイワのアリイビーチパークでピクニックランチ。

トレードウィンドにデート椰子が揺れ、マイナバードの鳴き声が響く中、お客さんともゆっくりおしゃべりした。

ハレイワタウンは車が多く、どうやらバイパスで道路工事を行っているようだった。

ロイヤル・ポインシアナの赤い花がまだ残っているのだが、なんとマンゴーの花が咲いているのを何度か見かけた。

すっかり晴れ渡った空は見ているだけで気持ち良かった。

ハレイワ

帰りのフリーウェイは渋滞したが、ホノルルに戻るとこちらも天気はすっかり回復して、湿度が下がっていた。


H-1フリーウェイのカメハメハ・ハイツ付近では、春に咲く紫色のジャカランダが見えた。

常夏と言われるハワイにもちゃんと季節があり、植物はそれをちゃんと知っているはずなのに、なんだかおかしい。

勿論季節と言っても境目が微妙なので、早咲き・遅咲きはよくあるが、ジャカランダやマンゴーが10月に花を付けると言うのはやっぱり変な気がする。

これも気候変動の影響なのだろうか?  


2008年10月29日

火の音水の音(Hinone Mizunone)

キングSt.沿いで、カヘカSt.との角に最近出来た日本食レストラン「火の音水の音」に行った。

火の音水の音1

最近と言っても2年ほど前かな?

最初はランチしか開いていなかったのだが、数ヶ月前からディナーも始めた。

このレストランは東京や大阪にもあるそうで、中に入ると勢い良く「いらっしゃいませ!」の声。

よく見たらウェイターのひとりは知り合いだった。

店内は日本のファミレスを思い出させるような作りで、メニューもちゃんと日本語訳付き。

火の音水の音2

2品おかずが選べる定食が$14.75で、チップを入れて$20と言ったところ。

私は豚しょうが焼きとバターフィッシュ味噌焼きを頼んだが、一緒に付いてきた小鉢2品、味噌汁、ご飯共に美味しく、日本の味。

ご飯は小さなお櫃に入ってきて、1合位かな。

一人で仕事帰りに寄って食事をするにも良いかも。

入り口にはこんな招き猫も座っていた。

火の音水の音3

   

2008年10月30日

Earplugs#2(イヤープラグ:耳栓)

先日耳栓のことを書いたら、意外と反響があった。

耳栓を愛用している人が多いのにも驚いたし、その人達の中にはシリコンタイプを知らなかった人が結構いたのにも驚いた。

また、耳栓をして寝た事が無かったが、この記事を見て使い始めたと言う人もいた。

今日はその第2弾。

先日「ロングス・ドラッグス」で見つけた別のタイプのシリコン耳栓。

耳栓1

こちらの「シール・ライト」は3ペア(6つ)入って、$2.89。

前回紹介の「マックス」に比べて安い上に数が多い。

やはりケース付き。

耳栓3

しかし実はこちらは少し大きさが小さいので、シリコンの総量はあまり変らないと思う。

だが私はすっかりこちらを気に入ってしまった。

実は「マックス」の耳栓は大きかったので、耳の穴を塞いでも随分余りが出て、それを耳全体に広げる手間があった。

横から見て耳よりも盛り上がっていると、寝返りを打つたびに枕と接触して、外れたり汚れの原因にもなってしまう。

「マックス」の耳栓を半分に割って使ってみた事もあるが、それだと少し小さすぎて、耳の奥に入ってしまいそうになるのだ。

今回の「シール・ライト」はその点丁度良い大きさで、丸めて耳の穴に当て、そのままグッと押し込むように広げるだけで決まる。

耳栓2

「耳栓をしていると朝の目覚まし時計が聞こえなくなりませんか?」と言う質問をたくさん受けるのだが、これが全く問題ない。

確かに少し音は小さく聞こえるが、他の音と紛れる事は無いので、ちゃんと気が付く。

また、外す時にシリコンが耳に残るような事も無い。

この会社も色々売っているようだ。

http://www.apothecaryproducts.com/home.aspx






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