2007年11月01日
停電
昨日のホノルルは午後から断続的にシャワーが降った。
夜になると霧雨になり、しっとりと涼しかったのだが、夜の9時半頃それは突然やってきた。
お客さんへのメールなど書いていると、ヤング・ストリート沿いの電柱のトランスから「バリバリ」と言う音が聞こえ、その直後に「バン!」と言う大きな音と共に辺りが一瞬にして真っ暗になった。
まあ例年2度くらいは停電を経験しているので、それ程慌てずに懐中電灯やキャンドルを用意し、とりあえず家の外を見てみると、通り沿いの1ブロックだけが見事に真っ暗。
プナホウ・ストリートとの角の信号も消えている。
メールはまだ書き始めだったし、作業中のファイルもなく、被害は無かったが、その後1時間半に渡って停電が続いた。
薄暗い中、携帯電話を使って友人と話をしながら時間を潰した。
以前の停電もやはり霧雨の夜だった記憶がある。
しかし雨くらいで停電とは・・・。
今日は朝からホノルル・エアポートに行ったが、度々スコール混じりのシャワーが降り、夕方まで道路の混雑は酷かった。
ハロウィンと言ってもワイキキ以外ではそれ程盛り上がらず、仮装をしている人はほんの数人しか見なかったが、夜のカラカウアもこのままでは雨に祟られそう。
いよいよハワイは本格的な雨季に入ったようだ。
2007年11月02日
「LOST」ファンツアー
朝6時のマキキは土砂降りだった。
風はあったし、雲は流れていたので、そのうち止むと思いながら支度を始めると、だんだん陽が差してきた。
3つのホテルを回ってお客さんをピックアップすると、アラワイ・ブルバードに出る。
ダウンタウン方面には3分の1程の虹が出ていた。
カラカウア・アヴェニューからプナホウ・ストリートに入って、マノアの住宅街を抜けてジャングルへ。
しっとりと湿ったジャングルは、木々の葉が湛えた雨粒をぱらぱらと降らせていた。
ワイヒ・ストリームも濁った水が激しく流れていた。
大きなねむの木の梢近くで真っ白なオウムが奇声を発しながら飛んでいた。
車に戻ってパーキングを出ると、シャワーが激しく降り出した。
しかしマノアの住宅街を出て、ハワイ大学の近くになるともうすっかり止んでいた。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入り、ラナイ・ルックアウトに車を止める。
海は多少うねりがあった。
モロカイ島方面は雲がかかっていて見えなかった。
マカプウビーチは4フィートほどの波。
今日はオアフで一番大きかった。
カネオヘでもまたシャワーがあったが、ワイアホレに着く頃にはまたすっかり止んでいた。
クアロアパークで休憩。
天気もすっかり良かった。
カーアヴァ・ヴァレーも雲が少なく明るい。
この先ハウウラまで、海はとても良い色を出していた。
ノースショアに入ると、各地で波は出ていたがほんの3フィート。
それでもサーファーの姿が目立った。
サンセットビーチ付近は少し薄雲があったが、パパイロアビーチに到着すると、またもすっかり晴れてしまった。
ビーチの行軍では今日も汗をかいたが、全体的に湿った砂はそれほど熱くはなかった。
ベースキャンプでは顔見知りのセキュリティの兄ちゃんが、クレアのテントで新聞を読んでいた。
「マッキーズ」でランチの後ノースショアMPで休憩して、ワイアルア・シュガーミルを抜けて、モクレイアに向かう。
ディリンハム飛行場で、今日2度目の虹が出た。
モクレイアビーチもシャワーが上がった後で、風が湿っていた。
カエナ岬の先まで行ってUターン。
帰りにはコーヒー畑でまた虹が出て、
H−2フリーウェイでもずっと見えていた。
H−1に合流しても、レッドヒルを越えたら降り始めて大きな虹が出て、
ダブルになった。
雨が降ると道路の渋滞は余計激しくなるが、虹を見ると心が和む。
2007年11月07日
「神社仏閣ツアー」への道
今夏ごろから企画を始めた「神社仏閣ツアー」は、絞込み段階に入ってきて、本格的に動き出した。
明治元年に日本人がハワイへの移民を始め、その後現在「ハワイ日本文化センター」のあるモイリイリ地区では人口の8割が日本人という状態にまでなる。
明治36年にヌウアヌに「布哇(ハワイ)大神宮」が出来て以来、明治大正期にはハワイには50以上の神社があったそうだが、戦中戦後の統廃合を経て、現在は9つまでに減ってしまった。
そのうちオアフ島には5つが残っている。
さらにほぼすべての宗派を網羅した日本の仏教系のお寺は40以上もあり、今までの日系移民の人達の力により立派に作られ、維持され、今も信仰を集めている。
ハワイに何度か訪れたことのある方なら、歴史的知識は無くても、戦前から続いている日系人の足跡に触れたり感じたりしたことはあるだろう。
「スパム結び」なんて言う食べ物の名前だったりするかもしれないが、「盆ダンス」位まで行ってしまうと、ハワイではもう宗教行事に近いので、日本のお寺の存在も知ることになる。
何しろ7年住んでいる今の私のアパートのすぐ隣には「真宗ミッション」というお寺があり、夏の盆ダンスは恒例。
中の講堂を使って空手レッスンやカラオケ教室なども毎週行っていて、コミュニティーが存在していることは良くわかる。
実は私は宗教については勉強はしたことがあるが、あまり興味は無い。
無宗教というより「『自然』教」かな?
自分の内部に神を見つけて問いかけるという感じ。
信仰心は持つようにしている。
もちろん自然との対話も大事。
まあ、「精神世界」に興味を持っているうちに、こんな感じになる人は多いと思う。
しかし、神社の空気やお寺の建築物には無条件に心を開放させるものがある。
それがハワイの歴史や自然と混ざり合った物を、見てみたいという人がいても当然だろう。
昨年100周年を迎えた「ハワイ出雲大社」や、お守りの評判が良い「ハワイ金刀比羅神社」は実際に訪れているハワイリピーターが増えているそうだ。
そこでダイアモンドヘッドクラブとしては、これらハワイの神社仏閣を回るツアーを企画することにした。
まだ順番などはっきりしていないのだが、今まで下見に行った物をご紹介したい。
最初は私の家からもすぐ近所の「ハワイ石鎚神社」。
四国に本社がある神社だそうで、キングストリート沿いにある街中の神社は、土地利用がぎりぎりで参道が曲がっている、のではなく、魔物が真っ直ぐに入ってこれないようにわざと曲げてあるそうだ。
数年前の元旦に初詣に行って以来、毎年正月だけでなく時々参拝している。
元日はお払いが受けられ、普段はしまっている参道の店(と言うのかな?)でおみくじやお守りが売られて、お神酒まで頂ける。
本殿の入り口に賽銭箱が置かれ、そこにセルフサービスのおみくじ販売があるのだが、そこに小さな扉がついている。
神様も猫には勝てないようで・・・。
続いてはマキキのペンサコラ・ストリート沿いにある「マキキ・キリスト教会」。
見よ!この勇姿!
キリスト教なのに城!
これは高知城とそっくりなのだそうだが、ちゃんと十字架は着いている。
神社でも仏閣でも無いのだが、ここは全米最大の日系キリスト教会だそうで、何しろインパクトが強い。
そこでツアーでも皆さんに訪れていただきたいと思っている。
入り口も城!
天井も城!かな?
次はH-1フリーウェイ沿いの「ハワイ金刀比羅神社」。
日本では「金毘羅」と書くのが一般的だが、こちらは昔の書き方らしい。
太宰府天満宮と一緒になっているのだが、金刀比羅さんがメインのよう。
フリーウェイからだと屋根しか見えないが、雰囲気の良い神社。
お守りを買おうと思ったのだが、ひっそりとして誰もいなかった。
ここからダウンタウンに向かい、チャイナタウンに隣接するワイオラニ川沿いの「ハワイ出雲大社」。
明治39年に設立され、昨年100周年を向かえた。
やはり本殿は厳かな雰囲気だが、電光板の印がハイカラ。
今度はパリ・ハイウェイ沿いの「本派本願寺」。
こちらも立派な建物。
親鸞聖人も立っている。
法事かな?とも見える人達の出入りはあったが、一般人が拝めるような場所は見当たらなかった。
同じくパリ・ハイウェイからちょっと入ったところにあるのは「布哇(ハワイ)大神宮」。
少し寂れた感じはあったが、ハワイの日系神社では最も古い明治36年設立。
本殿はもちろん今も使われていて、
おみくじは自動販売機!
本願寺近くのヌアヌ・アヴェニュー沿いにあるのが「ハワイ曹洞宗別院正法寺」。
建物は立派で、この辺りは寺院や墓地も多いのだが、ここはひっそりとしていて、やはり一般の人は中に入れないようだった。
コミュニティはしっかりとあるようだ。
この近くに「ホノルル・メモリアルパーク」と言う霊園がある。
相当数の日本人のお墓があるのだが、ここにはこんな立派な三重の塔がある。
さらには金閣寺や銀閣寺にも似たこんな建物もあるが、いずれも寂れた雰囲気で、なんだかもったいない。
そしてカネオヘの「テンプル・ヴァレー」にある「平等院」。
ここは入場料がいるのだが、一般人が鐘を付ける。
本殿には大仏が鎮座。
横には日本とインドと後は東南アジアがごちゃ混ぜになった、なんちゃってな売店があり、アメリカ人観光客に出鱈目な情報を与えている気もするが、池に大きな錦鯉がいたり、黒鳥がいたりで、結構楽しめる。
そして、日系の神社仏閣だけでは物足りない気がして、ハワイアンのヘイアウ(遺跡)もひとつ加えてみたのだが、オロマナにある「ウルポ・ヘイアウ」。
ここはオアフ島最古の神殿で、ヘイアウ建造当初はカワイ・ヌイの農作物の豊作祈願のため、農耕の神様「ロノ」を祭る場所として使われていたのではないかと考えられている。
その後首長たちの神聖な出産場所としても使われていたと考えられているが、カメハメハ1世がオアフ島を征服した1795年以降は戦争勝利祈願のための人身御供が行われていた神殿でもあるらしい。
石を積み上げただけだが、規模の大きさに驚く。
神聖な場所だけに空気は張っている。
リスペクトは忘れないように。
とまあ、こんな感じで絞ってきた。
出来ればチャイナタウン辺りでランチを食べて、9時から3時位までのツアーに仕上げたいと思っている。
「LOST」ファンツアー
先週末の土曜の夜から本格的に雨が降り始めて、日曜はほぼ一日中降ったり止んだりだった。
月曜のツアーが心配なところだったが、私が出動するとちゃんと晴れた。
しかし南寄の風が入っていて、今日は雲の感じが普段とはぜんぜん違った。
普段雲のかかったマノアバレーはすっきりと晴れていたが、気持ちの良い朝のジャングルはやはり湿っていた。
ラナイ・ルックアウトからはモロカイ島とハレアカラが見えたが、写真で見るとハワイ島もうっすらと写っている。
サンディービーチは4フィートほどの波が寄せていて、スープで真っ白だったが、それでも海に入ってるローカルが数人見えた。
東海岸の海は逆にとても穏やかだった。
ヘエイアケアでは撮影用のトレーラーが数台止まっているのが見えたが、人の動きは無かった。
カネオヘベイは普段に増して赤土色だった。
クアロア公園はあちこちで冠水していたが、シラサギは足を水に浸けて餌を捕っていた。
ジュースを飲んで休憩していたらサーッと降り出した。
しかしほんの数分で止み、カーアヴァヴァレーにも青空が覗いた。
その後も時折シャワーに遭ったが、車を降りるとちゃんと止んでくれた。
ノースショアも道路は濡れていたが、パパイロアビーチに着くとしっかり止んでいた。
今日はベースキャンプで新しい発見があった!
日本でもケーブルでのシーズン3の放送が終了したようなので、少しネタバレしても良いと思うが、先週までのベースキャンプはシーズン3の最後の場面の状態が続いていて、1度ロケ現場に遭遇したときもその場面のすぐ続きという感じだった。
しかし、今日は新たにテントが増えていたのだ!
この場所はダイナマイトで破壊された状態だったのだが、作り直されている。
また、今まで無かった場所にも新しいテントが建築中だった。
これはこの場所でストーリが展開していることを意味するのだと思う。
多くのなぞを残したまま終わったシーズン3だが、シーズン4につながる小さなヒントを見れた気がして興奮してしまった。
湿った砂は歩きやすかったが、それでもやはり随分汗をかいた。
ランチは今日も「マッキーズ」。
いつもここでは名物の「ココナッツシュリンプ」を食べているのだが、他にも賞を取ったことのあるメニューがあり、店のほうは最近いろいろと勧めてくる。
お客さんにも選べるようにしようかな?
食後はノースショアMPで休憩。
「ポリトレ」で修理に出していたボーンネックレスをピックアップ。
ワイアルアを回ってモクレイアへ。
今日はここも雲の感じが全然違う。
帰りはH-1フリーウェイに入るとシャワーが増えて、激しく渋滞した。
今日は南のほうが雨が多かったようだ。
2007年11月08日
母殿登場
昨日まで約1週間、東京から母が遊びに来ていた。
息子に何か異変を感じると、急に現れる。様に感じる。
週末を含めて雨の多い天気が続いていたが、私に輪をかけて晴れ女の母は、どこに出かけても降られる事は無かった。
今回も大量にお土産を持ってきてくれて、LPレコードも数枚運んでくれた。
「神社仏閣ツアー」の下見には一緒に来てもらって、意見も聞いた。
久しぶりの母の手料理にもありつけ、いろいろな話も出来た。
やはり母は偉大。
自分で買ったが、もう飽きた、という理由で、Nintendo DS Lightも頂いた。
「お料理ナビ」と「眼力トレーニング」は私のリクエスト。
2007年11月09日
「LOST」ファンツアー・撮影現場
雨は収まったものの、緩やかなコナウィンドがオアフ島を包んでいた。
コオラウ山脈も頂上付近にだけ雲がかかっている。
マノアのジャングルにもモーニングシャワーの形跡は無く、ドライだった。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入っても、窓から吹き込む風はなんだか生ぬるい。
ラナイ・ルックアウトからはモロカイ島は全く見えなかったが、上空は青空が広がっていた。
ウィンドワードサイドは靄がかかったような空だったが、海の色は出ていた。
さて、ノースショアに回るとまた日差しが強くなった。
覚悟してパパイロアビーチに出ると、ベースキャンプのオレンジ色のフェンスが見えない。
つまりフェンスが外されているという事は、撮影中かも!!
人の動きが見えなかったが、制止もされなかったのでそっと近づくと、撮影機材が見えてきた。
左側のテントは撮影セットではなく、足元にディレクターズチェアが見えるように、出演者控え室。
出てきたスタッフに「写真は撮らないで〜」と言われたが、全体的にひっそりと静まり返っていてどうやら昼休み中だったようだ。
う〜む。
いったいどんなシーンの撮影だったんだろう?
しかしセットのハンモックや、クレアのテントで昼寝するスタッフも見え、イイの?と思ったので盗撮。
さらに!2日前に建設中と思われていた新しいテントは、すでに破壊されていた・・・。
ストーリー中で破壊されたのか、失敗して作り直すために一度壊したのか、それとも企画段階で使わないことになって壊されたのか、答えはしばらく先になるだろう。
2〜3フィートの波が沖に出ていて、海は少し濁っていたが、ビーチでは大きなウミガメがゴロっと昼寝中だった。
ハレイワでのランチでは、「マッキーズ」の勧める「レモンペッパー」を食べた。
以前食べたときは海老の殻を剥くのが面倒で、食事中にあまり会話が出来なくなってしまうという理由でその後食べていなかったのだが、店から「あなたが来た時は特別に海老の殻を全部剥いてあげる」と言われたので、久しぶりに食べてみた。
蒸し暑かった昨日はとてもおいしく感じて、酸味の効いたこのプレートはお勧めかも!
ワイアルアのシュガーミルを回ってモクレイアに行くと、風が北寄りに変わっていた。
ワヒアワ辺りから雲が多くなって、H-2フリーウェイで島の南側に出ると随分どんよりしていた。
プナホウ出口でフリーウェイを降りて、カラカウアに入るとサーッとシャワーが来た。
ホノルルは風が弱くて蒸し暑かった。
2007年11月10日
鍋会 in Northshore
新月を前にして、今月も第2回ノースショア鍋会が開かれた。
先月は少し早めに出たつもりでも渋滞に巻き込まれたので、私は少し遅めの5時過ぎに家を出たのだが、やっぱりまだ渋滞していた・・・。
H-2に入ってようやく流れたが、ワヒアワを過ぎると小雨模様で、真っ暗なパイナップル畑の中は対向車のライトが眩しくて怖い。
アメリカのハイウェイには必ず着いているリフレクター(反射鋲)は赤土で汚れて光らないか、すでに飛んで消えている。
やはりもっと明るいうちに出かけた方がイイかなぁ?
一度モクレイアのあっちゃんの家に車を置いて、S美ちゃんと一緒に3人でププケアのmimiさんのお家に向かった。
ノースショア在住の日本人が男女7名と近所のサーファーの兄弟2名に、タウンから来た私を入れて10名で、スキヤキを食べた。
シロネギにエノキ、生シイタケと、ハワイでは肉より高い食材もふんだんに使った豪華さに、みんな大喜びだった。
時折シャワーも降っていたので今回は室内での開催となった。
アイドルのモモコちゃんは、鍋奉行だった私の足元にへばりついていたが、
新人のジョジョちゃんはちょっとふてくされ気味だった。
外に出ると空には星も見えていたが、今度は星の写真も撮りたい。
今回もあっちゃんの家に1泊。
2007年11月14日
「LOST」ファンツアー
気持ちの良い貿易風の吹く中、今日もLOSTツアーに行ってきた。
日本での放送もアメリカに追いついたのでツアー中の話もネタバレは無くなり、次のシーズンの撮影も行われているためお客さんと一緒になってドキドキできるのは楽しい。
シーズン1から3までを3回見直した時点で、私が始めて気づいた登場人物の相関関係などもあるのだが、これももうここで話しても構わないだろう。
朝の清々しいマノアのジャングルに行く時は、前は通らないが「マノアヴァレー・イン」の説明をする。
ここはクレアが見てもらった占い師の家なのだが、その後ミスター・エコーが教会からの派遣で奇跡の調査に訪れる。
水に溺れてから生き返ったという少女のお父さんこそ、その占い師なのだ。
これ、結構気がついていない人が多かった。
ハワイ大学の前を通って、H-1フリーウェイに入るとすぐにダイアモンドヘッドが見えてくる。
この中ではサイードのイラクでのシーンの撮影が行われたが、サイードがアメリカ軍に捕まった時出てきたのはケイトのお父さん。
砂漠の真ん中で(この場面はほぼ全てCG)サイードが開放される前、トラックの中で娘の写真を見せる場面があるが、よく見るとちゃんとケイトが写っている。
そしてこのアメリカ軍部隊の隊長がインマン。
彼はサイードに拷問を命じて、開放する前にドル札を渡したのだが、デズモンドの前にハッチに居た人物でもある。
さて、ラナイ・ルックアウトは今日も良く晴れ渡っていた。
ウィンドワードサイドに回っても今日は雲が少なかったが、カネオヘ湾は赤土で真っ赤だった。
クアロアパークは人が少なく静かだった。
ノースショアは波も2〜3フィートほどで小さく、サンセットビーチでやっていると思っていた大会は、本部の小屋もなくなっていた。
パパイロアビーチは砂が熱くなかったのでそれまで曇っていたようだが、やはり我々が入っていくとしっかり晴れてきた。
ベースキャンプで今日は撮影は行われていなかったが、先週は火曜と水曜にやっていた事をセキュリティの兄ちゃんから教えてもらった。
先週はタートルベイのゴルフ場でも撮影があったという情報もあり、ノースショアはまさにホットスポット。
実はタートルベイリゾートのゴルフ場の話はここで働く関係者から聞いたのだが、話を聞いたその日にロックと一緒にゴルフをしていたそうだ。
LOSTのスタッフは休みの日にゴルフをする人も多いそうだ。
またロックはププケアに住んでいるそうで、早朝のスターバックスでよくコーヒーを買っているらしい。
さて、先日スタッフが昼寝をしていたセットのハンモック。
これはロックのテントがあった場所で、スチームサウナを作った時に屋根などは外してしまったシーンがあったのを確認した。
ランチタイムになると少し風が弱まったが、そよそよと気持ちが良かった。
ハレイワも観光客が少なく、なんだか静か。
最後にモクレイアに向かう。
ここのビーチはローカルが多かった。
帰りのフリーウェイはスムーズだった。
ホノルル・エアポートとドン・キホーテ
この2ヶ所は知り合いに会う確立が最も高い場所である。
今週、朝にホノルル・エアポートに行くと、パーキングでスペースを探しているときからまず一人、車を止めてロビーに向かう途中で一人、ロビーでまた一人と、次々に知り合いに会って挨拶をした。
その後も気が抜けずになんだか周りを見回してきょろきょろしてしまった。
ちなみにお笑いの「アンタッチャブル」も目撃した。
で、その日の夕方「ドン・キホーテ」に行ったのだが、混雑している時間にもかかわらず、ここでは全く知り合いに会わなかった。
実は「ダイエー」時代には知り合いに会わない事はとても少なかったのだが、「ドンキ」に変わってからこういうことが時々ある。
もしかしたらジャングルの中でお互い見つけられなかっただけかもしれない。
その夜「マイラン」に食事に行ったら、朝空港であった友人にまたバッタリ。
やはりハワイは狭いのである。
2007年11月16日
ダイアモンドヘッド・ハイキング
ダイアモンドヘッドクラブはダイアモンドヘッドへの山登りのツアーは行っていないのだが、会社のホームページへ来る人の半数近くは「ダイアモンドヘッド」で検索をして辿り着いている。
元々はカイマナビーチホテル(ニュー・オータニ)内でダイアモンドヘッドへ登る人たちへの案内と、登山証明書の発行を行っていたと言うこともあり、私は数十回は登ったことがあるが、ここ数年はすっかりご無沙汰だった。
何しろトンネル内に電気がついてから一度も上がっていなかったのだ。
しかし「ダイアモンドヘッド」で検索をして来た人達は、登山ツアーを探しているか、自分達で登るか、またはダイアモンドヘッド自体について調べているケースが多いので、昨年ダイアモンドヘッドの登山と歴史についてのページを加えたのだが、最近登っていないので写真が無かった。
そのうちまた写真を撮りに登りたいと思っていたところ、ダイアモンドヘッド未経験と言う人がいたので、一緒に登ってきた。
日中は日陰が少ないので午前10時から午後2時は避けるのが基本。
今回は3時半頃から登り始めた。
朝登る人が多いので、トレイルもガラガラだった。
それでも往復で150人ほど、内100人は日本人とすれ違ったと思う。
セントルイス・ハイツの後ろから雨雲が張り出し、虹が出た。
久しぶりに登ってもこの99段の階段は疲れる・・・。
トンネル内は足元にライトが設置され、手すりに反射板も付けられていた。
30分ほどで登頂。
カピオラニ公園を見下ろす。
反対側はクレーターの内部と、カハラ、ハワイカイ方面、そしてココヘッドとココクレーター。
すぐ下にはダイアモンドヘッド灯台が夕陽に光っていた。
2007年11月18日
ノースショアツアー
ハワイは雨季に入ったと思ったら、今週はほとんど雨が降っていない。
今日も爽やかな秋晴れ(?)の下、ノースショアツアーに出た。
朝のH-1フリーウェイはスムーズで、調子良くワヒアワまで来ると、最初にドール・プランテーションに寄った。
ユーカリの葉がトレードウィンドに揺れて気持ちの良い音を出していた。
コーヒー畑を降りていくと沖に波が見えた。
ハレイワの町を抜けてラニアケアビーチに向かう。
人は少なかったがビーチに上がっているカメもいなかった。
しかし右側の岩場に目を凝らすと、食事中のウミガメが何度か顔を出してくれた。
沖には5フィートほどの波。
サンセットビーチに行くと6フィートほどの波が立っていたが、サーファーはラニアケアやチャンズリーフのほうが多かった。
ジュースを飲みながら冬模様に変わり始めたノースの海を見る。
その後ハレイワに戻り、アリイビーチパークに行くとサーフコンテストの設備が出来上がっていた。
すぐ沖には3フィートほどの形の良い波が立っていて、ローカルサーファーも多かったが、今日はコンペは無いようだった。
貸切のアリイビーチパークのモンキーポッドの木陰でランチタイム。
お客さんとのんびりおしゃべりなどしてから、ハレイワタウンの散策時間。
私はノースショア・マーケットプレースの木陰で読書。
一日中良いお天気だった。
2007年11月21日
「LOST」ファンツアー
今日は時々雨になると言う予報だったが、朝のワイキキはよく晴れていた。
マノアのジャングルに入っていっても道路はドライで、コオラウ山脈から吹き降ろす風は清々しかった。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイを走り、ラナイ・ルックアウトへ。
南方の海には雲が目立った。
ウィンドワード・サイドに回ってワイマナロを抜け、ヘエイアケアの港を過ぎ、カネオヘ湾が見えてくると、局地的なスコールに遭った。
ところがワイアホレ・ビーチパークに車を止めるとピタリと止み、ワイカネ桟橋を見学。
クアロアパークものんびりとした雰囲気だった。
それでも沖には雨雲がいくつも見え、タイミング次第ではいつまた降られてもおかしくは無かった。
しかし実際には今日も綺麗な東海岸の海を横目に見ながら、窓から吹き込む貿易風を感じ、お客さんたちと「LOST」談義に花を咲かせていた。
ノースショアに回っても晴天は続いていたが、予報よりも波は大きくなっていた。
サンセットでは7〜8フィート、ラニアケアも6フィートは出ていたと思う。
パパイロアビーチに出ると、ここはサーフポイントではないので、いつものように人は少なく、波はぐちゃぐちゃで磯釣り人がいただけ。
しかしラニアケアの隣に位置する沖の右側は、西寄の大波が入ってくるとグーフィーの良いポイントとなるらしい。
ベースキャンプは、風で吹き飛ばされたのか、屋根や壁に使っているパームツリーの葉が散らばっていた。
手前がサイードのテントで、奥がジュリエットのテント。
ジュリエットがハンマーと釘で作っていた箱が見えるが、何の箱だったんだろ?
キッチンにはいつもダーマの缶詰が置かれたままだが、テントの中の小道具が撮影中のみ置かれていたのに対して扱いが荒い。
もしかしたら固定されてるのかな?
キャンプ地の隅で、サイードのテントの反対側にあるこの簡素なテントは誰のだったかなかなかわからなかったのだが、4度目のシーズン3でジャックが使っていたのを確認。
今日は、先々週一度新しいテントを建てかけてすぐに破壊されてしまった場所にこんなものを発見!
飛行機の残骸にラゲッジ、そしてたくさんのココナッツを剥いている跡。
「LOST」そのものを表わしている様な光景だった。
さらにこんな物もあって、かなりこの場所に慣れてきていた私もちょっと興奮した。
食後の休憩時間くらいから雲が多くなってきて、ワイアルアからモクレイアに向かうとポツポツと降ってきた。
ディリンハム・エアポートでは霧雨程度だったが、オーシャニック815便の胴体などが保管されている倉庫にかかっているダイヤル式の鍵が「0815」になっていたのをお客さんが見つけて、盛り上がった。
それが鍵を解除する番号だっと言う訳ではなく、その数字に合わされていたのだ。
私も今まで気がつかなかったことだが、想像するに、アメリカ人マニアがやって来た時にジョークでこの数字に合わせていったのではないかと?
ハワイの倉庫の関係者がやるとは思えないのだが・・・?
モクレイアビーチに着くと雲は厚くなり、いつ本降りになってもおかしくない感じだった。
パラパラと言う感じだったのでお客さんには傘を渡し、私はビーチの中程まで車を移動して写真を撮りながら待つ。
海はすっかり冬模様で、空も真っ白でカフク岬は全く見えなかった。
帰りもしばらくはシャワーが多かったが、普段降り始めるワヒアワを過ぎると止んでしまい、フリーウェイからは度々小さな虹が見えた。
ワイキキはすっかり晴れていたが、お客さんを下ろしてマキキに帰るといきなり降り出した。
2007年11月22日
海外生活.jp
今年8月にご紹介いただいて登録したハワイ在住者のためのサイト、「ホノルル・ジャパン.com」では、登録後すぐにブログ・ランキングでこの日記が3位に入った。
どのくらいの人が頻繁に日記を書いているのかわからないが、ブログの登録数は1700以上。
「面白かったらクリックしてね〜」と、投票ボタンをつけたら、毎週1位か2位にランキングされるようにもなってしまった。
上位に入るのは当然嬉しい。
このサイトはニューヨークから始まったようなのだが、いまや世界20都市にまで広がって、その総集編として「海外生活.jp」と言うのが出来たと言うお知らせを頂いた。
見に行ってみると、なんと私の「Aloha from Hawaii」は世界で2位に入っていた!
いや〜、なんだか目出度い。
2007年11月24日
カカアコ・ウォーターフロントパーク
少し雲が多かったが、夕方カカアコのウォーターフロントパークに散歩に行った。
穏やかな海に雲間から射す西日が光っていた。
うっすらと緑がかって来たダイアモンドヘッド方面を見ると、サーフポイントのケワロスには2〜3フィートの波が入っていた。
のんびりとノラ猫が歩き回る遊歩道は静かで、時折吹く風が気持ち良かった。
コオラウ山脈にはうっすらと虹が架かっていた。
2007年11月25日
サークルアイランド
朝からよく晴れた。
トレードウィンドも調子が良い。
朝のカピオラニ公園はジョギングをする人がまた増えてきたようだ。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入る。
サンディービーチは3フィートを越えるショアブレイクが豪快に音を立てて崩れていた。
マカプウヘッドを回ってウィンドワードサイドに出る。
マカプウビーチも4フィートほどの波が寄せていたが、ここはちょっと荒れていた。
ワイマナロのベロウズビーチで休憩。
ここの波はおとなしかったが、今日は学校が休みのようで子供が多かった。
波打ち際で木の実を集めてミニ自然教室。
コオラウ山脈の上には若干重たそうな雲が架かっていたが、クアロアパークもすっきりと晴れていた。
カネネルビーチから始まり、カーアヴァ、プナルウ、ハウウラと、海はすばらしい色を見せてくれた。
ノースショアに回っても晴天は続いた。
サンセットビーチには8フィート以上の波が上がっていたが、チョッピーでサーファーは誰もいなかった。
来週からの大会の準備をしていた。
ワイメアにはスウェルが入っていて、サーファーも見物人も多かったが、ここに入っているのはかなりの上級者。
ラニアケアも荒れていて、今日は久しぶりにウミガメも見れなかった。
ハレイワに入っていくと急に渋滞し始めた。
今日はアリイビーチでコンテストがあったが、何しろパーキングが一杯で、私はお客さんを下ろすとランチを買いに行って、ボートハーバーに車を止めて歩いた。
公園内はベンチも随分空いていて、ゆっくりとピクニックランチ。
その後はハレイワタウンで散策タイム。
ノースショアMPのパーキングも一杯だった。
最後にドール・プランテーションに行くと、ここは人が少なかったが、サーフコンテストが終わってからの帰り道で立ち寄る人が多くなるかもしれない。
駐車場のユーカリの葉が風に揺れていた。
帰りのフリーウェイは予想がつかなかった。
サンクスギビングデーの後はこれから夕方は混み合うのだが、今日はアロハスタジアムでハワイ大学のフットボールの試合が行われていると言う情報があった。
しかもただの試合ではなく、これに勝つとWAC(Western Athletic Conference)と言う大学スポーツリーグの大きなタイトルを手にするらしい。
チケットが手に入らないと言う話も聞いたし、午後1時半の試合前には付近は大渋滞と言う話しも聞いた。
H-1フリーウェイがアイエアで78号線とH-1に分かれるところでは、普段は右から78号線に抜けるのだが、アロハスタジアムに接近するのは怖かったので、左車線のままH-1フリーウェイからホノルル・エアポートの前を走ってきた。
ところがまだ試合が続いていたようで、フリーウェイはまるで夜中のようにガラガラ。
フリーウェイを降りても道路は空いていて、ドール・プランテーションからワイキキまで30分で帰ってきてしまった。
家に帰ってシャワーを浴びていると、近所のあちこちから歓声が上がった。
ハワイ大学のフットボール部・ウォリアーズが全勝で初優勝を飾ったそうだ。
2007年11月27日
ココクレーター植物園
朝方はシャワーがあり、ワイキキにお客さんをピックアップに行く時にもパラパラと残っていたが、雨の少ないココクレーターを目指して走っていると、ハワイカイの手前ですっかり止んだ。
ハナウマ湾を越えてサンディービーチの先からクレーターを回り込む。
さすがにハワイも冬を向かえ、入り口付近のプルメリアはあまり花が無かった。
パーキングには5〜6台の車が止まっていたが、二つのグループとすれ違っただけで、やはり空いていた。
相変わらずちょっと不気味な月下美人。
奥のプルメリアセクションは花が一杯だった。
途中から爽やかな風がクレーター内に吹き込んで気持ちが良かった。
スナックタイムの後、サンディービーチパークで少し休憩。
外側からココクレーターを眺めた。
2007年11月29日
ムーンボーツアー
今月は満月の翌日にモクレイアに行った。
お客さんはいなかったので友人を連れて、夕方ホノルルを出た。
日曜だったのでフリーウェイもスムーズで、あっという間にドール・プランテーションに到着。
パイナップルアイスクリームを食べて、ドールのステッカーも購入した。
ノースショアの波は少し収まっていたが、波乗りや大会を見物した人達の帰りの車は多かった。
ハレイワで遅めのランチを食べて、ディナーをピックアップして、モクレイアのあっちゃんの家に向かった。
風は弱く、波の音だけのするビーチでカニと遊びながら、サンセットタイムを過ごす。
日没から月の出まで時間があったのでその間に食事を済ませ、月が出てくるのを待った。
しかし雲が出てきてなかなか空が明るくならない。
ビーチにラグを引いてカメラもスタンバイ。
ようやく月は出てきたが、雨雲の気配が無い。
月は出て欲しいが、雨も降って欲しいと言う、何とも理不尽な願い。
雲間から星がきらめいていたが、結局雨は降らず、今月はお月見だけだった。
帰りのパイナップル畑も月明かりに照らされて運転しやすかった。
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