2007年09月02日
「LOST」ファンツアー・今日も発見!
ワイキキは晴れていたが、マノアの谷の奥にはうっすらと雨雲が架かっていた。
住宅地を過ぎるとパラパラと降ってきたので、傘を差してトレイルの入り口に向かう。
ハイカーの数は少なく、我々も少しぬかるんだ道を歩いて、雨に濡れないように写真を数枚撮った。
マノアを出るとまたすぐに雨は止んだ。
カラニアナオレ・ハイウェイを走ってラナイルックアウトに停車。
青い海と黒い溶岩は美しく、侵食された岩肌はダイナミック。
マカプウを回ってウィンドワードサイドを北上し、ヘエイアケアに近づく。
先日はオーシャニックエアーの機首が無くなっていたと言う事をお客さんに伝えると少し残念がっていたが、なんとそこには撮影用のトレーラーが並んでいた!
スタッフらしき人が数人うろうろしていたが、トレーラーの間から見えた一人は巨体を青いTシャツに包み、ウェービーな長髪で、それは後姿でもハーリーと思われた。
今日はここで撮影を行っているようだ。
ここは車を止める場所もなく、撮影現場もジャングルの中なので、詳しい様子は窺い知れなかったが、またも撮影現場に近づけた事はとても嬉しかった。
その後ワイカネ桟橋をワイアホレ・ビーチパークから見て、
クアロア公園で休憩の後、カーアヴァヴァレーを見学。
今日も向かい側のカネネルビーチはエメラルドグリーンに輝いていた。
さて、ノースショアに入ると少し雲があったが、パパイロアビーチはやはり暑かった。
今日はここでは撮影は行われていないので、サバイバー達のベースキャンプはフェンスで囲まれていたが、写真を撮るのは問題なかった。
キッチンにはダーマの缶詰などが置いてあり、
他のテントも先日の撮影時の状態に近かった。
これはクレアのテントかな?
スーツケースは小道具だろうけど、上に「セブンイレブン」のソーダのカップが置いてある。
まさかダーマがこんなものまで作るはずはなく、おそらくスタッフが置き忘れたものだろう。
中にはこのように破壊されたテントがいくつかある。
これはシーズン3の最後まで見ている人ならわかるのだが、まだ日本ではやっておらず、ネタバレになるのでこれ以上は言わない。
ビーチは人がほとんどなく、ウミガメばかりが目立ち、白い砂が眩しかった。
ランチタイムの後、「太郎2」のエンジンがかからなくなるというトラブルが発生してとても焦ったが、応急処置をしてツアー再スタート。
ワイアルアシュガーミルに寄って、モクレイアに向かった。
ディリンハム飛行場の中を見てから、815便の墜落現場のモクレイアビーチに出る。
アザーズの居住区を見て引き返す。
帰りのフリーウェイはやや渋滞したが、大きなダブルレインボーが見えた。
ホノルルに戻ってから太郎のチェック。
無事に修理完了してホッ。
BBQ in KAPIOLANI Park
幼馴染の家族と、ダイアモンドヘッドクラブのボランティアスタッフのminaちゃんの家族がハワイに来ているので、皆一緒にカピオラニ公園でBBQをした。
私は仕事が予想以上に長引いて、炭に火を入れたのは6時半過ぎだった。
minaちゃんの友人親子も加わり、大人6人子供4人でとても賑やかだった。
最初にオイスターを焼いて、その後はチキン、ビーフ、野菜を焼き上げ、デザートは「テッズ」のパイ。
途中で近くのスプリンクラーが動き出して、大人も子供も大騒ぎなんて言う事もあったが、皆お腹一杯で大喜びだった。
ダイアモンドヘッドの後ろから上がってきた月が綺麗だった。
ビーチピクニック・モクレイアビーチ
オアフ島ノースショアの西端、モクレイアへのビーチピクニックに行った。
マキキは朝方シャワーがあり、ワイキキも少し湿った感じだったが、ノースは良く晴れていて、風が気持ちよかった。
最近多い「LOST」ツアーではディリンハム・エアフィールドの先のパブリックビーチに行くが、ビーチピクニックツアーでは「モクレイア・ビーチパーク」に向かう。
ハレイワでランチを仕込み、西を目指す。
ワイアルアから先には市バスも走らず、途中は畑が続く本当の田舎。
スカイダイビングやグライダーライドなどで有名なディリンハム飛行場の入り口を過ぎると、右手に公園が見えてくる。
キャンプ場でもあるこの公園にはキャンパーもいるが、実は住み着いているホームレスもいる。
彼らは基本的にローカルには無害だが、レンタカーが荒らされているのを見たことがあるので、観光客だけでここに遊びに来るのは実はあまりオススメしない。
アメリカ人ツーリストがレンタカーで立ち寄っても、ビーチをチラッと見て引き上げていく。
ここでリラックスするにはローカルが一緒のほうが良いだろう。
ウィンドサーフィンやカイトサーフィンのメッカでもあるので、一般のローカルは週末を中心によく利用している。
更衣室付きのトイレやシャワーもあるが、
ビーチにはいつもほとんど人がいない。
フェールスカマニの半木陰にラグを引き、目の前の海を見つめる。
海は水際から浅いリーフが続き、所々に砂地がある。
リーフに着いた海草を食べにウミガメが集まり、すぐ目の前で時々頭や甲羅を水面に覗かせる。
カイトサーフィンやウィンドサーフィンの見物も面白いし、すぐ後ろではスカイダイバーも飛んでいる。
グライダーが飛んでいる様子や、セスナ機に引かれて飛び立つのも見れる。
ディリンハム飛行場はプロペラ機ばかりなので、時々聞こえる離陸の音はとてものどか。
ほぼ貸切のビーチにお客さんも大満足の様子。
私も一度ドボンと海に入ってクールダウン。
お弁当を食べて、貿易風に吹かれながらノンビリとした一日を過し、シャワーを浴びて着替えてから、帰りにはドール・プランテーションによってパイナップルアイスを食べてホノルルに戻った。
H-1フリーウェイからレインボーが見えた。
2007年09月03日
観光客数増加!
新聞によると、今年7月にハワイを訪れた日本人の数が、前年同月に比べて2.1%増加し、11万8千人を越えたそうだ。
日本人の数が増えるのは2005年12月以来の事だそうで、観光産業従事者としてはとても嬉しいことだ。
しかし観光客総数では2.5%マイナスの70万9千人だそうで、アメリカ経済が失速しているのがはっきりとわかる。
だが日本人の割合はまだ17%ほどで、90年代のような半分近くが日本人なんて言う状態から比べたら、まだまだアメリカ本土の人が中心となっている。
最近は中国や韓国の観光客も増え、メキシコなど中南米の旅行者も見かける。
まあ日本人向けのツアー会社のとしては、日本人が増えてくれるのが何よりである。
夜風が気持ち良い。
2007年09月04日
鍋会
ワイキキでほぼ毎週開催されている日本人の親睦会。
8月は夏休みの長期滞在組みが多く毎週賑やかだったが、9月に入り今週は少な目かな?と思ったらこの時期に来る人もいて、また在住者の久しぶりの参加も多くて、やっぱり賑やかだった。
メニューはスキヤキとたこ焼き。
デザートにプリンとパイナップル。
あー幸せ。
2007年09月05日
「LOST」ファンツアー
アメリカの3連休も終わり、再び「LOST」ツアー。
朝から天気も良い。
直前にブログのチェックをしてきたというお客さんは、先週の「ロケ現場遭遇!」のニュースを既にご存知で、朝からドキドキという感じだった。
最初のマノアヴァレーに向かうまでにも、説明する場所は全てカメラに収めようと、車内からレンズを向けていらした。
トレイルの入り口は少し濡れている程度で、ヒンヤリした朝の森の感じは気持ち良かった。
アザーズの秘密基地にはイエロージンジャーの花が咲き、バナナの木には実がぶら下がっていた。
カラニアナオレ・ハイウェイを走ると、窓から吹き込むトレードウィンドは心地良く、クローズのハナウマ湾の入り口を過ぎると青い海が目に眩しかった。
ラナイ・ルックアウトからはモロカイとラナイ島が見えた。
ヘエイアケアの倉庫はもぬけの殻で、ここでの撮影はやっていなかったようだが、実は週末にはカピオラニ公園の近くでやっていたという目撃情報もあった。
ワイカネピアを見て、クアロアパークで休憩した後、カーアヴァヴァレーを見に行く。
色々なシーンで使われているが、やはり道路からは奥のほうまではなかなか見えない。
それにしても向かい側のカネネルビーチの美しさ。
ノースも天気は良く、暑かった。
パパイロアビーチに出ると、ローカルが4〜5組いたが、週末でも無いのに混んでる感じがした。
しかしベースキャンプのある方まで深い砂の中を歩いていくと、海辺にカメが泳いでるだけで人はなく、
今日もゆっくりとキャンプを覗かせてもらった。
前回との違いは、各テントの入り口がオープンだったこと。
ソーヤの椅子は山側向いてたし、クレアのテントにあったソーダのカップも無かった。
良過ぎるほどの好天で、海も綺麗。
車に戻って冷たい水をごくりと飲んでからハレイワに移動して、「マッキーズ」でシュリンプランチ。
今日は店主のマッキーが饒舌で、他の屋台に比べてここが如何に良い食材を使って、美味しさを追求した調理法で、衛生的であるかを説明してくれた。
彼は中国系なのだが、最近は中国からの観光客がハワイには多いものの、中国人のお客は全く増えていないという。
まだまだ中国人がハレイワに来るのは少なく、しかもほとんどがツアーを利用しているために、中国人ツアーガイド達が安くてコミッションをもらえる店に連れて行ってしまうのだそうだ。
いまだに日本のガイドブックに載っている有名店では前日の使いまわしの野菜を使ったり、エビも前日に半分調理しておくというようなやり方をしているらしい。
「マッキーズ」はバターを使って炒めているのに対し、どっぷりと油を使っている店がほとんどなのだそうだ。
カフクシュリンプと謳っている多くの店のうち、3軒を除いては皆冷凍のエビを使っているのは地元では知られた話だが、野菜や油、調理法などについても裏情報を得ることが出来た。
さて、ノースショアMPで休憩をした後、ワイアルアのシュガーミルを回ってモクレイアに向かった。
ディリンハム・エアポートを抜けてモクレイアビーチに出る。
今日は例の木を近くで観察してきた。
根元から燃やされて全体が焦げて、その後折れたという感じだったが、真相はわからない。
ビーチではローカルがポツンと一人魚釣りをしていた。
アザーズの居住区を見てからワイアルアに引き返し、
フリーウェイに入ると、小さな虹が見えた。
少し渋滞したが酷くは無かった。
ワイキキはむっと暑かった。
2007年09月06日
サンディービーチ
サンディービーチに写真を撮りに行った。
9月から始めた「HAWAIIS」の記事を書くためで、手持ちの写真以外に欲しいのがあったため。
ここは溶岩質の砂に含まれる鉄分がキラキラと光るので、ツアー中にはいつもお客さんにそれを最初に説明しているのだが、写真に撮るとそのキラキラが写らない。
今日はフラッシュを使ったり、感度を上げたり、時間をかけて色々と試してみたのだが、結局家に帰ってよーく見てもやはりキラキラは写っていなかった・・・。
いつかキラキラと光る様子はアップしたい。
さて、サンディービーチ(日曜日の”サンデー”では無くて、砂の”サンド”に「Y」が付いて”サンディー”)はカラニアナオレ・ハイウェイ沿いでハナウマ湾の先、トロリーの停車スポットでもある「ブロウ・ホール(潮吹き岩)」のすぐ隣にある。
ココクレーターの溶岩が20万年の年月を経て細かい砂になり、20メートル程のエリアに堆積してビーチを作っている。
その為30メートルほど沖までが浅瀬で、そこに大きなショアブレイクが生まれる。
これを利用したブギーボードやボディーサーフィンのメッカとしても知られるのだが、ここはあくまでも上級者用。
英語のガイドブックにはその事がちゃんと説明してあるのだが、多くの日本語ガイドブックには「名所」としか記されておらず、それをそのまま鵜呑みにした日本人観光客が海に入って怪我をすることが少なくない。
ちなみにこのビーチはハワイで最も救急車の出動回数が多い場所としても知られ、年間100回以上、3日に一度は誰か運び出されている。
遊泳禁止のサインはほぼ一年中出されていて、ライフガードもちゃんといるが、多くのサーファーが入っているのを見て、つい入ってしまう日本人も少なくないのだ。
実際、どう見ても(あくまでも見た目)海をよく知らない感じの人が水際に近づくと、ライフガードが飛び出てきて、注意を与えている光景を良く目にするが、ガイドブックを信用しすぎるのも危ない。
お昼前くらいになると、波乗り見物のアメリカ人旅行者が増える。
ビーチの東側は足を浸ける程度なら問題なく、シャワーや更衣室も一応揃っている。
更衣室付きのトイレはアートしてる。
マカプウヘッド方面はナウパカの茂みの後ろに溶岩の磯が続き、魚釣りも出来るが、ウミガメを釣らないように注意が必要。
沖にはモロカイ島や、天気が良ければマウイ島、ラナイ島にハワイ島まで見える。
ビーチの後ろには大きな原っぱがあり、週末は凧揚げ(スポーツカイト)を揚げる人が増える。
「HAWAIIS」では特定の場所をポイントとしてしか記事が書けないので、先日最初にモクレイアビーチの紹介をしたが、特に反応は無く、サーバーのレスポンスがやたら遅くて、投稿に時間がかかるのが難点なのだが、つい先日このブログのコメント欄からお誘いいただいた「HONOLULU・JAPAN.COM」では、ブログランキング部門で既に3位になっている!
まあこちらはそのまんま転載なのだが、エアーチケットのかかっている「HAWAIIS」技術部門には頑張っていただきたい!
2007年09月07日
マカプウビーチ・ルックアウト
HAWAIISの記事書きは難航しているが、時間によっても反応が違うようだ。
今日は展望台のご紹介。
オアフ島の東端マカプウ岬のウィンドワードサイドには、水の透明度で有名なマカプウビーチがある。
そしてそのすぐ上にはマカプウビーチ・ルックアウトがある。
ここを通る観光バスやトロリーもほとんどがちょっと立ち止まる場所。
マカプウ岬の南側までは溶岩質の海底で海の色が濃いが、東海岸に出た途端に珊瑚質の白い海底が広がり、海の色は一気に明るくなる。
すぐ沖にはマナナ・アイランド(ウサギ島)とカオヒカイプ・アイランド(カメ島)が浮かび、ウサギとカメがノンビリと泳いでいるように見える。
眼下のマカプウビーチの海はとにかく透明で、海底や泳いでいる人の足までよく見える。
このビーチは遊泳禁止ではないが、西側は岩場が多いのと、沖に近づくと潮流が強くなるので、注意は必要。
4フィート程の厚い波が上がる事があり、ブギーボードには良いが、力の弱い人には危ないかも。
ビーチパークとして設備も整ってはいるが、ここはレンタカーの車上荒らしが多い場所でもある。
右側を見れば、マカプウ岬の中ほどに赤い帽子のマカプウ灯台が見える。
左側はシーライフパークの先に、こちらも大きなカメの形をしたモカプ岬(カネオヘ半島)が見える。
この場所の一番の魅力は、太平洋の上を何千キロも何の障害物も無く渡ってきた、とってもピュアなトレードウィンドを肌で感じることが出来る点だろう。
コオラウ山脈で雨を落としたワイキキの風とは違って若干湿度があるが、本当のハワイファンがハワイに戻ってきたことを最も実感できる場所でもある。
2007年09月08日
ワイルペの貸し別荘とBBQ
日本から来た友人が、カハラの少し先、ワイアラエ・カントリークラブの隣のワイルペの貸し別荘にステイしているというので、遊びにって来た。
カラニアナオレ・ハイウェイから信号の無い私道を入って行くのでとてもわかりにくく、予め説明は受けていたが、予想通り最初は通り過してしまい、先まで行ってUターンして2度目に到着した。
ここはプールやジャクジーは無いもののテニスコートがあり、ミニ合宿などで利用する人もいるそうだ。
私はテニスはパスして、すこし先にあるビーチに出た。
ほんの100メートルほどのビーチだが、近くに車を止める所が無いので、近隣の住民がたまに散歩に来るだけで他に人はいなかった。
ワイルペ半島の先にはココヘッドが見える。
ダイアモンドヘッド側はブラックポイントが見える。
私は持参した釣竿で静かに魚を待つ。
ここは小魚はたくさん見えたが、針にかかりそうなサイズの魚はいなかった。
その後8人の仲間が集まってBBQ。
私は専ら食べるだけだったが、楽しく美味しい時間を過ごせた。
2007年09月10日
クラス会 in HAWAII
先月末から2週連続で小学校の幼馴染がハワイにやってきた。
いまだにグループメールのやり取りをしているような男女10名ほどの仲良し内輪があって、久しぶりに会ってもあまり違和感は無いのだが、これが場所がハワイとなると私としてはとても嬉しい。
みんな鼻垂らしてる頃から30年以上の付き合いなので、昔から何でも知ってるし、メールで近況などもわかっているので、話もすぐに盛り上がる。
先週の友達は家族連れでハワイにノンビリしに来たのだが、今週のは実は仕事で、あまりリラックスしていられないような感じだった。
やっぱりハワイは仕事で来ると辛いらしい。
たった二人でも、先週も「ミニクラス会」と銘打って写真など撮り、仲間にメールで回したら結構受けてたので、今週はなんと「テレフォンショッキング」をやった!
まだ日本は土曜の夕方だったので、暇してそうな奴から電話をかけて行った所、何故かみんなちゃんと繋がり、休日出勤して仕事中の連中も含めて7人も回ってしまった。
しかも一人は中国の上海!
ほとんどは3月に私が日本に帰った時にも会っているのだが、その時会えなかった人の中には10年も会っていないのもいた。
電話代が安くなってきたからこそ出来たお遊びだったが、とても盛り上がった。
そのうち皆でスカイプ繋げて・・・、なんて夢は広がるのだが、同世代でもIT度はバラバラで、会社のコンピュータからメール打つのが精一杯というのもいるので、なかなか難しいかもしれない。
ハワイは今日も良く晴れて清々しい貿易風が吹いている。
2007年09月12日
「LOST」ファンツアー
今日も朝からお天気は良く、暑くなりそうだった。
ノースショアの「ビーチ対策」として、スニーカーとビーチサンダルの両方をご持参頂き、さらに汗拭き用のタオルとサングラスもお忘れなくとお知らせしているのだが、今日のお客さんたちは何故か「ジャングル対策」として長ズボンでサンダル無しの方が多かった。
最初のマノアはまだ朝露の残った少しヒンヤリとした感じだが、それ以外は全て暑い場所。
オウムの泣き叫ぶジャングルを後にして、カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイを走る。
走行中は窓から吹き込む風で、気持ち良い。
ラナイ・ルックアウトも暑いと言う事は無い。
ウィンドワード・サイドに回ると、風はさらに気持ち良くなった。
ヘエイエケアでは撮影用のトレーラーを見つけたが、昨日行った撮影の後か、これからなのか、今は使用している気配が無かった。
ワイカネ桟橋を見てクアロアパークで休憩の後、カーアヴァヴァレーを見学。
今日もカネネルビーチは美しかった。
ノースショアは少し雲があったが、パパイロアビーチは予想通り暑かった。
皆さんズボンのすそを捲り上げて、スニーカーで深い砂の中を、かなり汗をかいて歩いていた。
ベースキャンプは特に大きく変わった様子は無かったが、ソーヤの椅子がテントの中に入っていた。
後ろのクレアのテントに座ってるのは顔見知りのセキュリティ。
ビーチには大きなウミガメが一匹上がって甲羅干しをしていた。
食後はワイアルアを抜けてモクレイアへ。
風が上がってきて雲も増えて、ビーチは若干歩きやすかった。
帰りのフリーウェイは少し渋滞したが、比較的ズムーズだった。
2007年09月13日
ALOHA SHOYU TERIYAKI GLAZE
アロハ醤油から出た新商品が並んでいたので、つい買ってしまった。
「TERIYAKI GLAZE(テリヤキ・グレイズ)」とは、テリヤキのタレといった感じで、マリネード(漬け込み)にも良いと書いてある。
アロハ醤油と言えば、ちょっと甘みのある日系食では調理の中心になっているが、刺身などにはちょっと合わない。
しかし肉料理用のタレと言うことで、炒め物に使ってみた。
最初に使ったのは季節物の「マンゴー パイナップル」。
確かにちょっとフルーティーな香りが混じる。
味は、ん〜甘い。
パイナップルも一緒に炒めたら合うかもしれない。
トマトとかもイイと思う。
続いて「グアヴァ パイナップル」。
こちらも香りは同じようにフルーティーだが、味はマンゴーより酸味がある。
酢豚なんかにも行けそう。
最後は「オリジナル ハワイアン ハニー」。
これはさらに甘いんだろうなと言う予想が付いたが、生姜が効いてて意外と美味しかった。
今度はBBQの前に漬け込んで食べてみたい。
こんなバッグに入ってきた。
2007年09月15日
ベロウズビーチ(ワイマナロベイ・ステート・レクレーション・エリア)
オアフ島の東、ウィンドワードサイドの南部に位置するワイマナロ。
元横綱・曙や、ハワイアンミュージックの神様と呼ばれるギャビー・パヒヌイを輩出した地としても知られ、ハワイアンの住民が多い場所である。
ここには6キロほどの美しいワイマナロビーチが広がっている。
カラニアナオレ・ハイウェイ沿いに駐車場が面している「ワイマナロ・ビーチパーク」より北側で、通称「ベロウズビーチ」と呼ばれる「ワイマナロベイ・ステート・レクレーション・エリア」は、「ワイマナロ・ポロフィールド(ホノルル・ポロクラブ)」の向かい側に入り口がある。
しかし入ってもすぐに海は見えず、レンタカーも少ない。
左の奥にはキャンプサイトもあるが、右手に進むとパーキングがある。
アイアンツリーの林の奥にはエメラルドグリーンに輝く海が見える。
この林の中にはピクニックテーブルが幾つか置かれ、週末はローカルがBBQやパーティなどで利用している。
そしてその先には、眩しいほど白い砂の広いビーチが広がっている。
マカプウ岬寄りにはウサギ島とカメ島が浮かび、
ワイレア岬の方向にはモクルア島(ラクダ島)が並ぶ。
海は比較的遠浅で、岩が少なく、ショアブレイクでの波遊びには最適。
ブギーボードやボディサーフィンも楽しめる。
水際にはククイ、トロピカル・アーモンド、マングローブなどの木の実が打ち上げられていて、ツアー中にはこれらを使って「ミニ自然教室」を開いている。
更衣室付きのトイレや、
シャワーも勿論完備しているが、
このサインが出ていたら要注意。
「ポーチュギース・マン・オブ・ウォー(ポルトガルの戦士)」通称「マノワ」と言うクラゲで、日本名は「カツオノエボシ」。
ブルーの電気クラゲで、海の中ではかなり近づかないと気が付かない。
浜に打ち上げられている状態でも毒性が消えず、乾燥したのを踏んだだけでも毒が回ると言う厄介者。
見つけたら砂の奥深くに埋める。
このビーチのすぐ北寄りにはアメリカ空軍のベロウズ基地があり、その基地の前のビーチが本来ベロウズビーチなのだが、ここは普段は解放されておらず、ビーチを歩いていくと進入禁止の立て札がある。
週末に一般解放されることもあるが、軍がビーチにゴミを埋め立てていて、昨年の大雨の後にはここから汚染物質が流れ出て問題にもなったので、あまり基地の方には近づかないほうが良いかも知れない。
空軍の基地と言っても飛行機が飛んでる事は滅多に無く(私はヘリコプター以外は見た事が無い)、騒音の心配は無い。
今日はパーキングにリムジンが止まっていて、アメリカ人のグループがビーチにいた。
どうやらウェディングの記念記念写真を撮りに来ている様だった。
お幸せに。
2007年09月16日
クアロアパーク(クアロア・リージョナル・パーク)
オアフ島東海岸の中央でカネオヘ湾の北部に位置するクアロア。
有名な「クアロア牧場」とは通りを挟んだ向かい側に広い公園、「クアロアパーク」がある。
奥にキャンプ場があるので週末はキャンパーで賑わい、さらにローカルのパーティーなども多いが、平日は至って静か。
昼間は韓国や中国のツアーバンが時々やってくるが、お土産屋は無いので日本人向けのツアー会社は(ダイアモンドヘッドクラブ以外)あまり見かけない。
小さなカニが歩き回る幅の狭いビーチの先は珊瑚から岩礁となった浅瀬が続き、シュノーケルには適している。
ここは夜になるとローカルがオピヒ(食用の貝)やロブスターを獲りに来る場所としても有名。
そしてすぐ沖に浮かぶのは「チャイナマンズ・ハット」。
巨大な中国人が海底に座り、帽子の先だけが海面から飛び出していると言われるこの島へは、クアロアビーチから歩いて渡ることも出来る。
ただしここは野鳥の繁殖地として保護され、無断で上陸する事は禁じられている。
広い芝生には、マイナバードやカージナルの他、隠れているローンバグを食べるために多くのシラサギが集まり、「シラサギ公園」と言う別名もある。
秋から春にかけてはシギなどの渡り鳥も多く見られる。
公園内にはココナッツパームの他に、ファンパーム、トゥルーカマニ、フェールスカマニ、ミロ、コウ、ハラの木などが植えられている。
1年前までは入り口にウィリウィリの木が並んで植えられていたのだが、2〜3年ほど前から花が咲かなくなって枯れてしまい、すっかり切られてなくなってしまった。
後ろを見上げれば、映画「ジュラシックパーク」でダチョウのような恐竜が走り回ったクアロア山がそびえている。
トイレやシャワーも完備。
2007年09月17日
サンダーバード・エアーショー
先週木曜のツアー中、ホノルル上空をジェット戦闘機が飛んでいるのを見て、と言うか爆音に驚いて、最初は何事かと思った。
何しろアメリカは戦争中の国だから、何があってもおかしくは無い。
パールハーバーの基地から戦闘機がスクランブル発進する様子はビーチにいても時々見かけるが、普段は訓練で、通常は海の上を飛ぶのが、街の上をしかも低空で飛んでいる様には、異常事態も感じた。
パーキングのアテンダントに「あれ、何か知ってる?」と尋ねると、「サンダーバード・エアーショーの練習だよ」と教えてくれた。
これは空軍のエアーショーなのだが、私がハワイに来た10数年前は毎年のイベントだった。
ワイキキ上空を編隊を組んだジェット戦闘機が飛び回るデモンストレーションだったが、もし何か事故が起きて飛行機がワイキキのホテルにでも突っ込んだら大惨事になるだろうなと思うと、ちょっと怖かった。
その後2001年のテロの後か、もしかしたらそれ以前だったかもしれないが、やらなくなって久しかったのだが、それが復活したようだ。
昨日は久しぶりにワイキキの上空を戦闘機が轟音を上げて飛びまわった。
私はマキキの家にいたのだが、低空を物凄い速度で飛んでいく戦闘機を窓から眺めていた。
ワイキキ上空と言っても、音速のジェット戦闘機にとっては、ちょっと旋回するだけでダイアモンドヘッドの裏側に回ったり、コオラウ山脈の上まで行ったり、ダウンタウンの方まで編隊を組んでいるのも見えた。
腹の底に響く感じの爆音が、飛行機が飛び去った後に追いかけてきて、なかなかエキサイティングだった。
見ると周りのアパートの住民も窓から顔を出したり、屋上に上がったりして見ていた。
昨日は雲が多く、実際シャワーのせいでショーのスタートが遅れたそうだが、今日もホノルルはどんよりと曇っている。
2007年09月18日
ザ・ボート
オアフ島の公共交通機関として知られる「ザ・バス」に妹が加わった。
その名も「ザ・ボート」。
付近住民から環境破壊に繋がると反対され、正式な就航が凍結されている、オアフと隣島とを結ぶ「ハワイ・スーパーフェリー」を尻目に、オアフ島内のワイアナエ・サイドとホノルル・ダウンタウンとを結ぶ通勤用の客船は就航が始まった。
ワイアナエ、マカキロ、カポレイと、「ザ・バス」でパッセンジャーをピックアップして、バーバーズ岬のカラエロア港を午前中に3便、5時半、6時、8時と出航する。
1時間でアロハタワーのピア9に到着して、ダウンタウンやワイキキへは、やはり「ザ・バス」が連絡している。
帰りはピア9を4時20分、5時20分、6時50分の3回出航してカラエロア港に向かう。
月曜から金曜の平日のみの運行で、完全に通勤通学用。
自転車の積み込みは許されていて、バスの料金も含まれて片道たったの$2。
149人乗りの「ザ・ボート」にはトイレは勿論、コーヒーや軽食もあるようだ。
交通渋滞の緩和に役立てば素晴らしいと思う。
他のルールなどはウェブサイトにある。
http://trytheboat.com/
2007年09月21日
チャーターで島一周
今日はダイアモンドヘッドクラブのお得意さんのご家族をチャーターで島一周にご案内した。
基本的なコースは一緒で、若干のリクエストをアレンジ。
昨日までは雲が多かったホノルルも今日は朝から良いお天気だった。
ダイアモンドヘッド沖には3フィートほどの波が上がっていたが、サーファーは多くなかった。
ハナウマ湾を過ぎると、いつもはよく見えるモロカイ島はほんの少し影が見える程度。
雲が増えてきた。
サンディービーチは4フィートのショアブレイクが出ていて、ボディーサーファーが数名入っていたが、プロかセミプロだろう。
マカプウを回りウィンドワードサイドに出ると、雲はさらに増えたがシャワーの心配はしなかった。
ベロウズビーチではエメラルドグリーンの海を見ながら、ジュースをサーブして、ミニ自然教室を開き、しばし寛いでいただいた。
その後オロマナを抜けてラニカイに向かった。
雲はあっても海は美しかった。
最近はメディアにも多く取り上げられて、カイルアと変わらないほど混雑が目立つビーチになっているが、今日はそれ程人も多くなく、ノンビリしたムードだった。
カイルアも人は少なかった。
カネオヘ湾沿いのワイアホレ付近を走っている時に、突然シャワーが降り出し慌てたが、2分で止んだ。
クアロアパークは降った形跡すらなかった。
美しい東海岸の海を見ながら北上し、ノースショアに入る。
ノースは低い雲が少なかった。
サンセットビーチも天気と海の様子に比べて人は少なく、
透き通った海がとても美しかった。
ワイメアのローカルも人は少なかったが、ラニアケアは観光客でごった返していた。
潮が引いている時だったので水が澄んでいて、あちこちでウミガメが泳いでいるのが見えたが、我々がビーチに下りるとそれを待っていたかのように2匹が上がってきた。
ハレイワでは「マッキーズ」でランチ。
食後にアリイビーチを見学して、
一時間のハレイワタウン散策の後は、ホノルルに戻ってモアナルア・ガーデンに行った。
すると入り口にこんな物が立っていた。
今年からこの公園のビッグ・スポンサーとなった「日立」が立てたようで、まあ何しろ毎年4000万円も払っているのだから、この位のアピールは必要かもしれない。
箱の中にはこんなブローシュアが入っていた。
中はモアナルア・ガーデン、「この木何の木」こと「日立の樹」とモンキーポッド、そして日立グループの説明が書いてある。
裏側は英語での説明。
立て看板にも同様のことが書いてあり、2ヶ所の入り口と奥にも立っていた。
帰りは少し渋滞したが、ワイキキは晴れていた。
2007年09月22日
ラニカイビーチ
ハワイ語で「LANI:ラニ」は「天国」、「KAI:カイ」は海。
最近はカネオヘの「サンドバー」の事を、どこかの旅行会社が勝手に「天国の海」と名づけているが、ラニカイが本家本元の「天国の海」である。
オアフ島東部、カイルアの隣に当るラニカイは閑静な住宅街で、別荘も多く、ハリウッドスターも家を持っていることでも知られている。
カイルアビーチの南端からそのまま進むと「LANIKAI」と書いた石碑があり、ここから通称ラニカイ・ループと呼ばれるアアラパパ・ドライブとモクルア・ドライブが住宅街の中をぐるりと回っている。
ここには駐車場は無く、住宅地の路上駐車を探すか、カイルアビーチに止めて歩いて来る人もいる。
海沿いの家の間を縫うようにビーチアクセスが何本も延びていて、そこからビーチに出る。
すると目の前にはエメラルドグリーンの海が広がる。
比較的遠浅の海は岩も少なく泳ぎやすい。
右手にはモクルア諸島(ラクダ島)が浮かび、
左手にはモカプ岬(カネオヘ半島)が伸びている。
ビーチはカイルアに比べて若干風が弱く、遠浅の海は付近住民や貸し別荘の宿泊客に人気がある。
1996年に全米ナンバー1ビーチに選ばれてからは観光客も増え、日本でもテレビコマーシャルやドラマの撮影で使われて急速に人気が高まった。
今ではカイルアに次いで混んでいることも少なく無い。
ビーチパークでは無いのでトイレもシャワーも無く、のんびり一日過ごす場所ではないが、何しろ色が良いのでツアーでも見学のリクエストを受ける事は多い。
すぐ裏は高級住宅街なので、特に大声を出したりはしないように。
自称「ラニカイの市長」と言うオジサンが時々いる。
ハリウッドスターの別荘を教えてくれるかも。
2007年09月25日
サークルアイランド
朝方はコオラウ山脈に架かっていた雨雲も晴れ、ハワイにはそろそろ雨季の訪れを感じさせるような少しヒンヤリしたトレードウィンドが入ってきた。
9月に入ってからシャワーの回数が随分増え、大雨の降った一昨年の雨季を思い出すが、予報によると今週は概ね晴れ。
ワイキキを出ると、カピオラニ公園のシャワーツリーは今シーズン最後の頑張りといった感じで、たくさん花を咲かせていた。
ダイアモンドヘッド沖の波は3〜4フィート。
最近は5軒に1軒位の割合で「FOR SALE」のサインが出ているカハラの住宅街を抜けて、カラニアナオレ・ハイウェイに出る。
最初のストップはサンディービーチ。
ここも4フィートほどのショアブレイクが上がっていて、プロ級のサーファーだけが波と遊んでいた。
人の数より「遊泳禁止」の赤い旗の方が多い感じ。
ウィンドワードサイドはやはり雲が少し多かったが、ベロウズビーチはよく晴れて、エメラルドグリーンの海が眩しかった。
パリ・ハイウェイとカメハメハ・ハイウェイの交差点、通称キャッスル・ジャンクションで工事が行われていて、それこそキャッスル・ホスピタルのすぐ先からずっと渋滞して、「ハワイ四大自然災害」のネタで繋ぐ。
ワイアホレの手前でさっとシャワーに当るが、あっという間にまた晴れた。
しかしカネオヘ湾周辺は水溜りが多く、朝は随分降った形跡がある。
カネオヘ湾も随分赤く濁っていた。
クアロア・パークも人は少なかったが、奥のキャンプ場にはテントが幾つか見えた。
カネネルビーチからカーアヴァにかけての海は今日も吸い込まれるように綺麗だった。
しかし今日はノースショアに回ってからも海は格段に綺麗で、サンセットビーチはすぐに飛び込みたくなるほどに透き通っていた。
ワイメアは人が少なかったが、空いていた路肩に車を寄せると、丁度一人のローカルがジャンピング・ロックに登って行き、我々の目の前で豪快に飛び込んでくれた。
ラニアケアも水は透き通っていて、ウミガメがあちこちで泳いでいるのが見えた。
そして今日も私を待っていたかのように1匹ビーチに上がってきた。
ハレイワのピクニックランチはアリイビーチ貸切状態。
フィンチやマイナバードが鳴き、貿易風がモンキーポッドの枝を揺らし、気持ちが良い。
その後のハレイワ・タウン散策の時間中、久しぶりに「ポリネシアン・トレジャーズ」でボーンネックレスを入荷した。
最近パッとしたのが入っていなかったのだが、今日は物凄く惹きつけられたのが幾つかあったので、即買い。
近々ショップにて販売開始します。
さてドール・プランテーションは随分空いていて、ユーカリの枝が風に鳴る音を聞きながらプランテーション・アイスティーを飲んだ。
帰りはH-2に乗った時から、H-1のパンチボウルくらいまでずっと虹が見えていた。
2007年09月26日
サンセットビーチ・夏
オアフ島ノースショアのサンセットビーチは、その名の通り夕陽で有名なビーチ。
しかし昼間は多くの観光客で賑わう場所で、夏は海水浴やシュノーケリングのスポットでもある。
冬場は世界中のサーファーの集まる大波の海も、夏場はガラスの板を引いたように穏やかで美しい。
水際からほんの3メートルほど行くと急に深くなるので、泳げない人には向かないが、海底にところどころ点在する岩の周囲には熱帯魚が泳ぐ。
ビーチにはノースショア特有の目の粗い柔らかな砂が広がり、貝殻や珊瑚の欠けらなどが白く見え、天然のプカシェルを発見することもある。
カフク岬方面には椰子やシーグレープなどの木陰が若干あるが、後は全く日除けの無い場所で、一日中いるにはサンスクリーンを用意しても翌日の日焼けによる痛みを覚悟しなければならない。
後ろの山側のカメハメハ・ハイウェイを渡ったところに更衣室付きのトイレやシャワー、駐車場もある。
路肩にも車を止められるのでレンタカーもよく見るが、夕陽の時間までいると、帰りは街灯の無いパイナップル畑の中を走らなければならないので、慣れない人はそれまでには引き上げてしまう。
ここは多くのツアー会社が停車する場所だが、ダイアモンドヘッドクラブの停車時間が一番長い気がする。
右手にはオアフ島西端のカエナ岬が伸びている。
「修羅を生きる」
「修羅を生きる」(ヤン・ソギル、幻冬舎アウトロー文庫)
戦後の厳しい環境、家族の裏切り、そして在日朝鮮人という立場で生きてきた熾烈な人生の伝記。
「反日韓国に未来はない」
「反日韓国に未来はない」(オ・ソンファ 小学館文庫)
国が内政の失策を国民の目からそらすために、外国に当ったり責任を擦り付ける事は珍しくは無いが、韓国の場合それがすっかり行き過ぎて、基本教育の段階から「反日」が始まり、最終的には自国の歴史も捻じ曲げて、それが国内でも矛盾してしまい、どうにも先に進まなくなっている。
これは一般的な日本人でも理解していることだが、民主主義の不完全な韓国では、それに対する疑問や是正を受け入れようとはしない。
この本も韓国では発行が禁止されたそうだが、すぐ隣の国であり、見かけは似ている民族同士が如何に違うかがよくわかる。
韓流ブームの前にしなければいけないことがあるのでは?
「ベルナのしっぽ」
「ベルナのしっぽ」(郡司ななえ 角川文庫)
盲導犬ベルナと筆者の愛情ストーリー。
最後はやっぱり泣けます。
「裏道国際派」
「裏道国際派」(米坂浩昭 新潮OH!文庫)
開発途上国での国際援助機関などで働く人達について。
日本を出て海外で生活すると言う点においては私も変わらないが、一応先進国のアメリカとは全く状況の違う過酷な場所で働く人達には敬意を抱く。
物好きで、かつ、根性がなければ勤まらないが、これからの若者には一つの道として読んで欲しい。
「フィッシュ・オン」
「フィッシュ・オン」(開高 健 新潮文庫)
ご存知、開高さんが世界中を釣り歩いた昭和40年代のエッセー。
写真も豊富で、話は大自然以外にも、出会った人々や酒、女、道具などに広がり面白かった。
「淋しい狩人」
「淋しい狩人」(宮部みゆき 新潮文庫)
古本屋の主人イワさんと孫の稔の日常に起こる短編ミステリー集。
宮部みゆきらしい展開。
「ジゴロ」
「ジゴロ」(伊集院 静 角川文庫)
渋谷で生まれ育った17歳の主人公吾郎の青春小説。
私も10台から20台前半にはよく渋谷で遊んだので親近感はあるのだが、日々刻々と変わっていく都会の街には色々な面がある。
その一面の世界を描いた作品。
ボーンネックレス
日本でも一部で人気が上がっている「ハワイアン・ボーンネックレス」。
金属とは違った温かみがあるので私もよく着けているが、ダイアモンドヘッドクラブのネットショップでセレクトグッズとして少しずつ販売してきたので、最近は私が選んだネックレスを購入してハワイに遊びに来た時に着けて来てくれる方が増えてきて嬉しい。
今年3月に日本に行った時には幾つか在庫を持参して、友達に会った時などに、まるで訪問販売のようにセールスすると、あっという間にほとんど売れてしまった。
しばらく新しいのを入荷していなかったので、「次はいつですか?」と言うメールなども頂いていたが、仕入先の「ポリネシアン・トレジャーズ」にも、私が気に入るものが入っていなかったのだ。
それが昨日は新作が入っていて、目に留まったので、早速仕入れてきて、ネットショップにもアップした。
最初の二つはHONU型で、形がとても美しい。
こちらはフィッシュフックのデザインのHONU。
共に男女兼用。
こちらは32ミリと小さく、女性向。
こちらはずっしりと重く、男性向き。
今は円高なので販売価格も抑えているし、在庫分は値下げもした。
最近はドール・プランテーション内やププケアでもボーンアクセサリを扱う店が出来たが、値段がやや高い気がする。
勿論日本でネット販売している店は、下手するとダイアモンドヘッドクラブの倍位する。
まあワイキキでも倍の値段で売っている所があるし、安いと思ったらフィリピン製だったり。
本物志向の方向けです。
詳しくは、ネットショップにて。
2007年09月28日
ラニアケア・ビーチ
今回も「HAWAIIS」とのタイアップ記事。
9月から月に10本と言うことでスポット紹介を始めたが、今月はいきなり足りなくなりそう。
既にHAWAIISへ登録された方や、ちょっと見に行ったと言う方まで、画面表示のレスポンスの遅さにイライラしたかもしれない。
閲覧の時点で遅いだけでなく、記事の投稿時もなかなか先に進まず、編集部には度々障害報告を上げているので、しばらく我慢してください。<(_ _)>
しかしまだコメントゼロ・・・。
さてカメハメハ・ハイウェイをハレイワから北東へしばらく走ると右手に見えてくるのがカヴァイロア牧場。
そのすぐ先にビーチが見えてくる。
地図にもあまり名前の載らない「ラニアケア・ビーチ」だ。
冬場は沖がサーフィンのポイントになっていて、その名前が「ラニアケア」と言う所から、一般的に「ラニアケア・ビーチ」と呼ばれる。
ここは最近ではすっかり有名になった、通称「タートル・ビーチ」。
山側にローカルパーキングがあり、道路を渡ればすぐそこに細長いビーチと、海は岩場が続いている。
カエナ岬を望む岩場には海草「リム」が密生し、それを餌としてウミガメが集まってくる。
右手は一部が砂地になっていて、ここからサーファーたちはエントリーし、シュノーケルをする人たちもこの付近で遊ぶのだが、同じ所からウミガメが甲羅干しに上がってくる事がある。
10年ほど前までは夕方の人が少ない時間帯だけだったが、保護活動のおかげで最近ではいつもカメが付近を泳いでいるし、しょっちゅう砂浜に上がってくる。
ビーチには「ウミガメに触らないように」と言うサインが出ていて、さらにレンジャーと呼ばれる自然保護団体の職員がいて、上がってきたカメの回りに赤いロープを張って境界線を作る。
サンセットビーチやワイメアビーチ、またハレイワに遊びに行ったついでに立ち寄る人もいて、時々凄い混雑しているが、
人間を恐れなくなっている今では堂々と上がって、みんなの前で豪快に爆睡している。
でも、カメに会えるとなんだか嬉しい。
2007年09月30日
「LOST」ファンツアー
今年は9月に入ってからのシャワーがやっぱり多かった。
晴れ男のツキが残っていて、ツアー中に雨で困った事はまだ無いのだが、ウィンドワードだけでなくホノルル側でもよく降る。
一昨年の雨季もそんな始まりだったが、その長かった雨季は3月の大雨となって、70年振りの雨季の降水量を更新した。
今から心配しても仕方ないが、朝から家を出た途端にこんな虹に挨拶されるのでイイか。
マノアに入ると雨粒が飛んできたので、ジャングルは入れるのか心配だったが、パーキングに車を入れると止み、歩き出したが、気の枝葉に付いた滴がずっと降ってはいた。
ラナイ・ルックアウトは晴れて、風も気持ちが良かったが、モロカイ方面は雲が多かった。
ウィンドワード・サイドに回りカネオヘの街を抜けるとヘエイアケアの港の先にいました!
これは絶対撮影中!
しかしやはりプライベートエリアのジャングルの中。
出演者の移動控え室、「スターワゴン」はちゃんと止まっていた。
どんなシーンを撮影してるんだろう?とかドキドキしながら次へ。
ワイアホレ・ビーチパークでワイカネ桟橋の写真を撮って、クアロア・パークで休憩。
ローカルの小学生の遠足が来ていた。
カーアヴァヴァレーもカネネルビーチも雲が多かった。
ノースショアは波が出始めている。
日差しが強くなった。
パパイロアビーチにウミガメはいたが、水は少し濁っていた。
サバイバー達のベースキャンプで顔馴染みのセキュリティの兄ちゃんに声をかける。
我々が来ると写真を撮るのをわかっているので、さっと後ろの方に移動してくれるのだが、エコの教会まで行って戻ってくると、大抵クレアのテントで寛いで雑誌かなんか読んでいるのだ。
いいなぁ。
汗をかいて車に戻り、ハレイワに行ってランチタイム。
ノースショアMPで休憩後、ワイアルアからモクレイアへ。
ここでまた雲が広がってきて、パラパラ。
ホノルルはまた虹で迎えてくれた。
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