2007年08月04日
夏ばて
ハワイは昨年の雨季に大雨が降り、各地で被害を出したのだが、今年の雨季はあまり降らなかった。
先日行ったカウアイ島でも「今年は雨が少ない」と言う話を聞いたが、ハワイ州全体がドライなのだそうだ。
しかしこの数週間は、雨季の走りのように昼間から雨が降ったり、朝のシャワーがなかなか止まなかったり、なんだか凄く変。
これも異常気象といって片付けてしまえば済むのかも知れないが、湿度が高くて辛い時がある。
先週末はパーティーのお誘いが続き、年甲斐も無く2時とか4時とかまで飲んでいたと思ったら、急にバスケットボールなんかやったものだからちょっと腰が痛くなり、しばらくPCの前で座っているのが厳しかった。
毎年お客さんに送っている暑中見舞い用の写真を撮りにも出かけたが、どうもピンと来るものがなくてまだ未完成。
「太郎」もガレージに入ることが多く、お盆を前にちょっとスランプ・・・。
でもそんな時にも、ちょっと窓の外を見ると、大きな虹が架かってたり、明るい月が出ていたりすると、心が和む。
2007年08月05日
日米の新時代
アメリカのメディアは、8月1日にミシシッピ川で起きた橋の崩落事故のニュースばかり続けているが、既に死に体となったブッシュ大統領が事故現場に現れて、ハリケーン・カトリーナの時の対応の拙さを国民に思い出させないように努めていた。
アメリカでは老朽化したり、危なくなっている橋が数多くあり、ハワイにもそのうちのいくつかが入っているそうだ。
何か兆候でもあれば別だが、昨日まで普通に渡っていた橋が突然崩れ落ちるなどと誰が予想できるだろうか?
テロリストが爆弾なんか仕掛けなくても、古くなった橋は危なくなる。
橋が落ちた事はブッシュ大統領の責任ではないが、国内で必要な所にお金を使わずに、戦争に税金を回し続けている事は大きな責任問題だろう。
このまま行けば、来年にはアメリカの歴史上初の女性大統領か、初の黒人大統領が誕生する。
クリントン候補とオバマ候補はお互い一歩も引かずに、キャンペーンを繰り広げている。
どちらが勝っても民主党は戦争を辞めてくれると思うが、対日政策は厳しくなるかもしれない。
クリントン候補とオバマ候補の違いが大きく感じられたのは、パキスタンに潜伏しているとされる、ビンラディン容疑者に対する対策。
パキスタン政府が動かないのなら、米軍を投入しようと言う意見が出ているが、この際に核兵器の使用論まで持ち上がっている。
オバマ候補は、民間人を巻き込む恐れのある場所で核兵器は使わないと明言したのに対し、クリントン候補は、あらゆる可能性を否定してはいけないと言った。
これはとても重要な違いに聞こえる。
一方、日本ではやはり安倍首相の退陣論が噴出している。
福田元官房長官や、小泉前首相の名前が上がっているが、衆院解散ということになれば、今の状態だと民主党への政権交代も十分ありえる。
いずれにせよ来年には日米に新政権が誕生して、世界が大きく動くだろう。
それが地球を救う方向に繋がることを祈って止まない。
2007年08月08日
ノースショアツアー
コオラウ山脈には少し雲が架かっていたが、ホノルルはすっかり良い天気。
お昼からのノースショアチャーターに出発した。
レインボーシャワーの花びらの舞うH-1フリーウェイを西に走り、H-2フリーウェイに入って北上。
島の中心、ワヒアワでカメハメハ・ハイウェイに入ると、最初はドール・プランテーションに寄った。
レモンユーカリの木がさわさわと音を立てて揺れていた。
今日はアメリカ人観光客でごったがえしていて、フードコートは長蛇の列。
私はパイナップルジュースを飲むのは諦めた。
パイナップル畑の中を下ってノースショアに入ると、まずはハレイワでランチタイム。
最近人気の上がっている「マッキーズ」でシュリンプを食べた。
その後ラニアケアビーチに向かうが、ハレイワを出た途端に凄い渋滞。
昔は冬場の「サーフ・トラフィック(波乗り渋滞)」しかなかったが、最近は「タートル・トラフィック(カメ渋滞)」が酷くなっている。
ノロノロと進みながらビーチ前のパーキングに辿り着くと、タイミング良く駐車スペースが開いていた。
しかしビーチも凄い人出。
これじゃウミガメも近づけないかなと思ったら、左手の岩場に一匹上がって休んでいた。
その後サンセットビーチに移動。
週末と言うこともあり、ここも人出が多かった。
日差しも強かったが、水際にラグを引いて、ここでしばらく寛いだ。
最後にハレイワタウンに戻って散策タイム。
夕方から少し風が弱くなった。
2007年08月09日
「LOST」ファンツアー
最近すっかりダイアモンドヘッドクラブの人気ツアーとなっている「LOST」ツアー。
ほとんどがご新規さんというのも特徴。
お客さんが揃った所で、「ワイキキ『LOST』マップ」を差し上げる。
ワイキキの主に西側にある、ロケ地として使われた場所の地図で、現在は11ヶ所。
今後も撮影があれば増やして行きたい。
さて、ツアーの方はまずマノアヴァレーに向かう。
アラワイ運河から見ると少しシャワーが残っているようだったが、行ってみるとすっかり上がっていた。
ジャングルを少し歩いて、ロケ地や植物の説明をする。
カハラを通ってカラニアナオレ・ハイウェイに出る。
ラナイルックアウトでは天気は良かったが、モロカイ島も今日はほとんど見えなかった。
東海岸に出ると雲が多かった。
ワイカネ桟橋を見にワイアホレビーチパークに車を止めると、アメリカ人向けのロケ地ツアーが来ていた。
赤土色のカネオヘベイに、どんよりした空。
普通の観光では立ち寄らないだろう。
カーアヴァヴァレーも重たそうな雲が架かっていた。
ビーチの砂が熱くなるので、ノースショアでは曇っていた方が歩きやすいと思っていたが、カフク岬を回るとすっかり晴れてきた。
サンセットビーチもワイメアビーチも人出があったが、ラニアケア付近は昨日の様な渋滞は無かった。
脇道に入ってローカルパーキングに車を止め、サンダルに履き替えてビーチアクセスを進むと、
今日もカメの泳ぐ、眩しい海が現れる。
そして汗をかきながらビーチを歩き、サバイバーのベースキャンプ地に近づくと、先日までは黄色いテープだけだったのに今日は赤いフェンスが敷地を囲っていた。
そして作業をする人たちの姿が。
この場所はサイードのテント!
8月半ばと言うからもう来週にも撮影が始まるようだ。
そしてこちらはクレアのテントかな?
キッチンにも箱が運び込まれていて、きっとあの中にダーマのシリアルとか缶詰とかが入ってるんだろうなぁ。
ソーヤのテントも一部の部品が運ばれていて、既に私とも顔見知りのセキュリティが二人で見張っていた。
近寄ってその部品のアップも撮ってきた。
ビーチには誰もおらず、ウミガメが一匹上がって寝てた。
ハレイワでランチと休憩の後はワイアルアを通ってモクレイアへ。
ディリンハム・エアーフィールドの撮影用道具保管場所に変化は無く、ここはしばらくは使う予定が無いのかもしれない。
モクレイアビーチに出ると少し雲が出て風も気持ちが良かった。
アザーズの居住区を見て、カエナ岬の行き止まりまで車を走らせてUターン。
帰りのフリーウェイは途中からかなり渋滞した。
昼間は暑かったが、夜風は涼しかった。
2007年08月10日
暑中お見舞い申し上げます!
今年ももうすぐお盆ですが、ようやく暑中見舞いのEメールカードを作成しました。
ダイアモンドヘッドクラブのお客様を始め、友人知人の皆様に贈りました。
エラーで戻ってきてしまったものもありますし、メールアドレス変更などで届いていないと言う方はご連絡下さい。
欲しいと言う方もメールを頂ければ送ります。
ダイアモンドヘッドクラブのホームページ内、「フォトギャラリー」のCard Galleryは2006年分を一挙に公開しました!
今日もハワイは良い天気でした〜!(^o^)
2007年08月12日
猛暑日
日本では今年も最高気温の記録を更新している地域が多いそうだが、35度以上になった日の事を「猛暑日」と言うのは始めて知った。
ハワイはどんなに暑くても33度が良い所で、しかも気持ちの良い貿易風が吹きぬけ、日本に比べて湿度は低いし、耳障りなミンミン蝉も鳴かないので、気分的にも爽やか。
夜は22〜23度ほどに下がり、あまり窓を開けたまま寝ると朝方には涼し過ぎると感じる。
先日送った「暑中見舞い」については、メールアドレスのわからなかったMIXI仲間や鍋会関係の方からリクエストを頂いたが、メールアドレスはわかっているのに送ったつもりでも届いていなかった方もいる様なので、引き続きご連絡頂ければ送信します。
いよいよお盆休みと言うことで、ワイキキ界隈は日本人旅行者が急増している。
今日は少し雲があるが、夜はシャワーになるかもしれない。
2007年08月16日
天災
ハワイは昨日、14年振りとなるハリケーン・フロッシーの襲来を受けた。
私がハワイに来る前年のハリケーン・イニキ以来の事である。
ハワイ島では全ての学校や図書館などの施設がクローズされ、警戒し続けたそうだ。
13日にはヒロの沖で地震が発生し、地盤が緩くなった所に大雨が降り、がけ崩れなども起きたようだ。
オアフ島は風が上がった程度で被害は無かったが、12日にノースショアで発生した藪火事が、13日には一度沈静化したにもかかわらず、風にあおられて再び広がり、ノースショア一体は煙と焼けた匂いに包まれていた。
ホノルルもハリケーンの余波で湿った風が入り込み、蒸し暑い夜だった。
また15日にペルーで発生した大地震の影響で、津波注意報が出ている。
早ければ16日の昼過ぎにも津波が到達するかも知れないとの事だ。
毎日酷暑に襲われ大変そうな日本とは裏腹に、気持ちの良い貿易風を浴びていたハワイだが、なんだか天災に集中攻撃されている・・・。
チャーター
チャーターでオアフ島を一周した。
朝からお天気も良く、風も気持ちが良かった。
カハラの住宅街を抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入ると東に向かい、マカプウヘッドを回ってウィンドワード・サイドに出る。
マカプウ・ルックアウトから見下ろす海は透明で、3フィートほどの波が上がっていた。
続いてワイマナロのベロウズビーチに入っていくと、エメラルドグリーンの海が眩しかった。
ジュースをサーブしてから、木の実を拾い集めてミニ自然教室。
しばらく寛いで、東海岸をドライブしながら北上。
カフクのシュリンプファーム横にある「ローミーズ」でランチタイムを取った。
昼時と言うこともあってかなりの混雑。
結局、到着してから食べ始めるまでに40分。
この辺りにはエビの屋台は多いが、実はほとんどが冷凍エビを使っているインチキで、「ローミーズ」は自分の養殖池を持っている本物なだけに人気は高く、観光客もローカルもやってくる。
それにしてもこの待ち時間は何とかならないものか・・・。
さて、食後はノースショアに回って、ラニアケアビーチでウミガメをウォッチ。
ハレイワで「マツモト・シェーブアイス」に寄って、Tシャツのショッピングの後、ドール・プランテーションへ向かった。
昨日ワイアナエ山脈の北側で発生した藪火事は大分落ち着いていたようだが、それでもまだ数ヶ所から白い煙が上がっているのが見えた。
H-2、H-1とフリーウェイを乗り継いで、ダウンタウン・ホノルルで降り、カメハメハ大王像とイオラニ宮殿を見学。
最後に「マヌヘアリイ」に寄ってお買い物。
夜はまた雨になった。
2007年08月18日
「LOST」ファンツアー
お盆休みでワイキキにも多くの日本人旅行者を見かけるが、ゴールデンウィークのような予想外に少ないと言う状況にならなくて本当に良かった。
さて今週も「LOST」ツアー。
ワイキキも良いお天気で、北のマノアヴァレーも雨雲は見えなかった。
アラワイ運河の横を走って、最初に差し上げた「ワイキキ『LOST』マップ」の撮影地点を説明しながらカラカウア通りを右折して、プナホウSt.では「セントラル・ユニオンチャーチ」や「プナホウ学園」の解説をして、マノアの住宅街に入る。
「パラダイス・パーク」のパーキングのアテンダント達とはもうすっかり顔見知りで、最初に料金を払うと後で領収書を車の窓の隙間から入れて置いてくれる。
ハリケーンの影響か風が強く、ジャングルが音を立てて揺れていた。
マノアトレイルのゲートのすぐ内側でバニアンツリーについて説明。
その後トレイルの入り口の前まで行って「LOST」ポイントの説明。
ここで折り返してパーキングに戻り、「パラダイスパーク」のロケ地を解説。
イエロージンジャーがたくさん咲いていて、いい匂いが漂っていた。
ハワイ大学の前を通って、キングSt.からH-1フリーウェイに乗り、カハラで降りて、「ハーリーの豪邸」の前を通ると、敷地の中に車が一台止まっていて、人が歩いているのが見えた。
この家は普通にプライベートで人が住んでいるらしいと言う事は知っていたが、その住人を見た事は無かった。
どんな人なのかちょっと興味があったのだが、よく見ると止めてある車はメイドサービスの会社の物で、歩いていた人も掃除のオジサンだった。
ピンクのハイビスカスの咲き乱れる、ワイアラエCCの横を通ってカラニアナオレ・ハイウェイに出る。
ハナウマ湾を過ぎてラナイルックアウトが見えてくると、海は少し荒れていた。
これじゃデズモンドのボートも置いておけないかな?
マカプウ岬ではアザーズのキャンプや、ハーリーの幻覚、ソーヤーとベンが歩いた事を説明して、ウィンドワードサイドに回る。
こちら側も雨の心配は無さそう。
ワイマナロでロケをした、ジャックがタイランドに行くシーンも日本で放送されたようで、タイムリー。
相変わらずカネオヘ湾は赤茶色に濁っているが、ワイアホレ・ビーチパークに車を止めて、ワイカネ桟橋とクアロア山を遠くに見て写真撮影。
右手にチャイナマンズハットも写っているが、ここもシーズン3で再び登場するので、軽くネタバレ話。
クアロアパークでジュースを飲んで休憩して、カーアヴァヴァレーを見に行く。
でもやっぱりここはヴァレーよりカネネルビーチの美しさに目が行ってしまう。
その後は「ライエ・イン」や「カフク・ホスピタル」などの解説をして、ノースショアに回ると、昨日は一時収まる方向だった藪火事がまた大きくなって広がっているのが見えた。
パパイロアビーチに歩いていくと、ワイアナエ山脈が煙ですっかり霞んで見えた。
しかし今日も暑い砂の上を歩きながら、ウミガメが泳いでるのを横目で見て、サバイバー達のキャンプ地の前まで来ると、先週からまた様子が変わって、セットの組み立てが大分進んでいた。
これはサイードのテント。
こっちはハーリーのテントかな?
まだ骨組みだけしかないテントもあった。
左端はサンとジンのテントじゃないかな?
そしてソーヤのテントも元に近づいてきた。
窓から内部を覗き込むように写真を撮ってきた。
英語のも含めて、「LOST」関係のサイトは色々見ているのだが、このキャンプのテントの配置と登場人物の相関図はまだ見た事が無い。
ドラマをもっと繰り返し見て、自分で探していかないと駄目なのかもしれない。
汗をかいた後はハレイワでランチタイム。
「マッキーズ」では知り合いのガイドが3人もいた。
お盆時期で皆忙しいようだが、前は「ローミーズ」に行っていたガイドも、こちらに乗り換えている人が多いようだ。
やはり「マッキーズ」の方がテキパキしてるし、商売が上手い。
それになんと言っても「ココナッツ・シュリンプ」は食べやすくて飽きが来ない。
食後にノースショアMPで休憩した後、エコとイェミの教会の前を通って、ワイアルアのシュガーミル跡地を回り、モクレイアに向かう。
椰子の木畑やディリンハム牧場の説明をして、ディリンハム飛行場に入っていく。
セットの保管場所を覗いて、管制塔近くから滑走路を見る。
そして墜落現場のモクレイアビーチ。
カフク岬側を見ると普段と変わらないが、カエナ岬は流れてきた煙で濁っていた。
カエナ岬の行き止まりまで行って、アザーズの居住区を見た後は、ワイアルアの藪火事が気になった。
これは誰が見ても大分ヤバイ。
藪火事と言うより、もはや山火事。
一応消防署のヘリコプターが飛んで消火活動をしていたが、折からの強風にあおられて焼け石に水といった感じ。
ハレイワでも草の焼ける匂いがしたが、リーワードサイドは大変だと思う。
帰りのフリーウェイでは、やはり西に向かうレーンが酷く混雑していた。
2007年08月20日
ビーチピクニック
お昼からのビーチピクニックでワイマナロに行った。
今日もトレードウィンドが気持ち良い。
ワイキキを出て、ダイアモンドヘッドのルックアウトにちょっと止まって波のチェック。
3〜4フィートは出ていたが、風が強かったのでウィンドサーファーが目立っていた。
ハナウマ湾を過ぎると海はホワイトキャップが目立ったが、サンディービーチは2〜3フィートで、ローカルの子供が多かった。
マカプウヘッドを回ると海は白波が無くなり、ゆったりとした3フィートほどの厚い波が寄せていた。
人は多かったが、透明な海で遊ぶローカルたちが羨ましかった。
ワイマナロに入って、「KENEKE’S」でサバ弁当を調達。
サバがグリルの上で焼かれている間、大きなシェイブアイスにこれから挑む女の子が絵になっていたのでパチリ。
ベロウズビーチに入っていくと、ここも普段よりは少し人が多かったが、それでもこんな感じ。
エメラルドグリーンの海を見ながら、サバ弁当にレモンをかけて、マカロニサラダとキャベツを一緒に食べる。
やっぱり美味い!
その後は私も久しぶりに海に入って泳いだ。
ポーチュギース・マン・オブ・ウォーのサインが出ていて、実際に海にも浮いていたし、ビーチに打ち上げられてるのもいた。
クラゲだけは注意しないと。
陽が傾き、コオラウ山脈の尾根に近づいてきた頃引き上げた。
夜になってもトレードウィンドは調子よく吹いていた。
2007年08月22日
ナイトドライブ
今年のお盆シーズンはとても忙しかった。
ツアーでもプライベートでも毎日昼も夜も動き回っていた気がするのだが、それもちょっと一段落。
しかし歯医者に行ったり、カイロプラクティクに行ったりして、あまりノンビリはしていない。
なんだか「変化の時期」に入ってきている気もする。
さて、ナイトドライブツアー。
今年は夏の雨の降り方がイレギュラーで、ちょっと予想がつかないのだが、私がツアーに出ると降らないパターンは変わらない。
パールシティーの公園の芝生も全く濡れていなかった。
流れ星を探したが、今日は残念ながら少し雲が多かった。
沈みかけた月が艶めかしかった。
2007年08月23日
太郎2世
7年以上、ダイアモンドヘッドクラブのお客さんを乗せ、またプライベートでも大活躍してきた私の愛車「太郎」君がとうとう引退する。
1990年生まれのアメ車としては驚異的なX6エンジンで、約18万マイル(約30万キロ)も走ってくれたが、やはりあちこちにガタが出てきたので、この辺で引退させてあげることにした。
KTをはじめ、数名の芸能人やテレビ局のアナウンサーも乗せたことがあった。
日本のテレビや雑誌に出たこともある。
ボディー横のステッカーは、最初は傷を隠すために貼り始めたのだが、後ろはあちこちでもらったり、勝手に貼られたのも数枚あり、ステッカー屋と間違われたこともあるほど。
どこを走っても目立つので、街中だけでなくフリーウェイでも友達には見つかるし、ハレイワなどでは旅行者が写真を撮ってくれる事もあった。
島中どこに行ってもリスペクトされ、超ローカルパーキングでもいたずらされた事は無い。
カハラホテルやシェラトンワイキキをはじめ、多くのホテルでもエントランスの真ん前にしばらく横付けにしていても何にも言われなかった。
それが自宅の駐車場では3度も車上荒らしに遭ってしまったのは情け無かったが、アラームを取り付けてからはパワーロックの代わりにもなって便利だった。
色々な思い出がある車で、動かなくなるまで乗ろうと思っていたが、ツアー中に止まったら大変なので、買い換えた。
で、今度「太郎2世」として登場したのはこちら。
車種は初代と同じでGMCのサファリの1997年製。
フロントグリルはカスタム仕様で「GMC」の文字は無くスッキリしている。
パワーロックにパワーウィンドでCDプレーヤーも装備!
後ろは3ドアで、視界もスッキリ。
カーゴスペースが若干広く、スーツケースやBBQグリルも積めそう。
また少しずつステッカーを貼っていきたいと思っているのだが、ハワイアンな物だけでなく、カッコイイ和風の物も加えたいと思っている。
前の太郎のステッカーもいくつかは日本のお客さんや友人にもらったのだが、防水処理のしてあるかっこいいのがあったらいいなぁ。(と、何気にリクエスト)
太郎2世は明日、サークルアイランドでデビュー。
2007年08月24日
サークルアイランド
天気予報では午後に何度かシャワーの確立があるといっていたが、朝は良いお天気だった。
若干湿度は高かったかな。
ワイキキではサーフィンのコンテストをしているようだった。
ダイアモンドヘッド沖には3フィートほどの綺麗な波が上がり、ローカルサーファーが多かった。
ハナウマ湾を過ぎると、紺碧のカイヴィ海峡の向こうにモロカイ、マウイ、ハワイ島がクッキリと見えた。
マカプウに回ると、グリーンの海は吸い込まれるようだった。
ベロウズは少し人がいたが、エメラルドグリーンの海がきらきらと光って輝いていた。
沖には少し雲があったが、トレードは緩やかで、雨の心配は無さそうだった。
しかしクアロアパークでビーチの説明をしていると、沖合いの雲から雨粒が少し流れてきた。
まあ雨と言えるほどの物ではなかった。
カーアヴァやハウウラも美しかったが、ノースショアに回ると雲が出てきた。
サンセットビーチも日影が多く、
天気予報が当るのかな?と思ったが、ラニアケアまで来るとまたすっかり晴れて、我々の目の前でウミガメが一匹ビーチに上がってきた。
ハレイワのアリイビーチパークは、隣の木陰でカップルが気持ち良さそうに昼寝してるだけで、後は他に誰もいなかった。
風を感じながらのピクニックランチ。
お客さんとの楽しい時間。
ハレイワタウンはやはり人が多かったが、新しくなった私の車を見て、「パタゴニア」のマサが早速ステッカーをくれた。
ドール・プランテーションはまだ夏休みの子供連れが目立っていた。
帰りのフリーウェイはかなり渋滞したが、途中でクッキリとした虹が見えた。
2007年08月25日
HAWAIIS
9月から、JAL主催のハワイクチコミサイト「HAWAIIS(ハワイズ)」で、ライターをやることになった。
新しいサイトなのでまだ知らない人も多いようだが、ハワイをスポットごとに紹介して行くクチコミ形式のサイトで、編集部からハワイ在住者としての私のブログなどを見て依頼が来たのだ。
あくまでもスポット単位での紹介なので、例えば「サークルアイランドツアー」をオススメする事は出来ないが、その中で立ち寄る「サンディービーチ」をオススメして、ツアーやブログに誘導する事は可能なのだ。
1ヶ月10本程度というクチコミの仕事に対して、1年間で日本への往復航空券が1枚頂けるそうだ。
つまり続けていく限り毎年日本に帰れそう!
日記と違って多少の取材が必要になるかもしれないが、今までの自分の知識や経験を生かして、ハワイファンの役に立てるかもしれないし、JALの系列サイトという事なら、宣伝にもなる。
また新しいことがスタートする。
HAWAIISのアドレスは以下。
http://hawaiis.jp/
2007年08月28日
BBQ
土曜日にワイキキでのBBQパーティーに呼ばれた。
「プラム会」と言うホノルルの日本人の親睦会で、年に2度ほどBBQなどの集まりを開いている。
最初にサンマの塩焼きが出てきて、続いて鮭のちゃんちゃん焼き、キングクラブ、ヤキソバ、豚汁など、和風メニューのオンパレードですっかりお腹一杯食べることが出来た。
「プラム会」は本来、私も共同主催している「鍋会」よりも1世代上の集まりとして始まったのだが、コンドミニアムの共用BBQスペースに集まったのは30名ほどで、今年はUHやKCCなどの学生さんも多く、平均年齢は最近の「鍋会」より低かったと思う。
勿論友人知人もたくさんいて、楽しい時間を過ごすことが出来た。
Lunar Eclipse
今回の皆既日食はハワイが特等席なのだそうだ。
10時51分ほぼ真ん丸の月が横から欠けてきた。
見る見るうちに欠けていく。
しかし明日も早いので3時間半の天体ショーに最後まで付き合えない。
日本では月が出た時には既に完全に欠けている状態から始まるようだが、ご覧になった方はいますか?
2007年08月30日
「LOST」ファンツアー・撮影現場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
とうとうその日がやってきた。
ワイキキを出るとマノアのジャングルもよく晴れて、オウムの鳴き声が森にこだましていた。
ラナイルックアウトからはモロカイ、マウイ、ビッグアイランドがクッキリと見渡せた。
ここまではいつものように「LOST」のスポットを説明したり、ハワイの自然を解説したりしながらドライブ。
ところが、カネオヘの住宅街を抜けてヘエイアケアに行くと、オーシャニック815便の機首が消えていた!
実は先週のツアー中に、この場所に撮影で使う大型トレーラーが数台止まっていたのを目撃していたので、おそらく先週はこの森の中で撮影が行われていたらしいのだが、機首は撮影に使って森の中に置いたままなのか、それとも撤去してしまったのか、それは謎。
ワイカネ桟橋を見て、クアロアパークで休憩をして、カーアヴァヴァレーを見て、東海岸を北上し、ノースショアに入り、パパイロアビーチに向かった。
いつものローカルパーキングは静かなままで、ここでも撮影は行われていないと思われた。
が!
アクセスを抜けてビーチに出ると、トランシーバーを持ったスタッフが現れて、「今撮影中なのでビーチに出るのは20分ほど待ってくれないか」と言われた。
なんと数百メートル先のビーチ上では大勢の撮影スタッフが働いているのが見える。
お客さんも私も大興奮!
すぐ近くでは大きなウミガメが2匹もビーチに上がってきたが、そんなことより撮影の様子が気になる。
結局30分近く待たされたが、次のシーンへの機材の移動などのために撮影が中断している間に行ってくれと言われた。
撮影していたのはベースキャンプの少し先で、キャンプには立ち入り禁止のテープも無く、これから撮影をするのか、撮影が終わった所なのかわからないが、小さな備品なども並んでいてほやほやなムードだった。
サイードのテントも椰子の葉がかけられ、
ソーヤのテントにはファーストクラスの座席が戻ってきていた。
他のテントも誰か出てきそうな雰囲気だったが、何よりこれを見つけたときは驚いた!
「LOST」ファンならご存知のあのバン。
そして撮影スタッフのテントが並ぶ近くまで行くと、いました!!
巨体をデッキチェアーに沈めるハーリー。
ハーリーと話をするサイード。
なんだか水に濡れた様子のデズモンド。
そしてうろうろしてたのはソーヤ!
しかしここはカメラを向けただけで「撮らないで〜」とスタッフに言われた。
ので、咄嗟に切った写真がこれ。
白いアイスチェスとのすぐ後ろで、チェアーにタオルをかけているのがハーリー。
その右側で白い柱の影がサイード。
ハーリーの左側に座っているのがリビーに見えたが、それだとちょっと辻褄が合わないし、スタイリストの人かもしれない。
我々の他にも外国人の観光客が数名いたが、皆「LOST」を知っていてかなり興奮していた。
今回は20分ほどの待機だったので待つ事は出来たが、これが30分以上になるとツアーとしては待っていられないかもしれない。
ファンとしてはこれ以上のチャンスは無いので、他の場所を削ったりして対応するかもしれないが、今後は毎回お客さんとその都度臨機応変にやっていくしかない。
最後にデズモンドが海に入って行くのが見えたので、隠し撮り。
食後はまずワイアルアに向かったが、ソーヤが偽ネックレスに値札をつけたシュガーミルの建物が一つ消えていた。
モクレイアに行くと、ディリンハム飛行場の道具置き場はシートが外れて、隙間から覗かなくても中は丸見えだった。
そしてモクレイアビーチに出ると、斜めに傾いたあの木がなんと倒れていた!
まあ同じような木はあるかもしれないが、特徴的で目立っていたし、テレビに出てきてもすぐにわかる木だったので、今後はどうなるか心配。
帰りは先日の山火事の跡の横を通った。
すぐ道路脇に燃えた跡があったのは恐ろしい。
しかし今日は撮影現場遭遇に尽きた。
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