2007年02月01日
強風警報
月曜から吹き荒れている南南西の風は、昨日は一旦弱まったが、今日は警報が出るほどにぶり返した。
昨晩は雨も降ったので今日のサークルアイランドツアーを心配したが、朝からワイキキのお天気は良かった。
この時期にこれだけ強い貿易風が吹けば寒いほどに涼しくなるのだが、南からの湿った風は寒さを感じさせなかった。
海から山に流れる雲を見ながら、お客さんに今日の天気の状況を説明してからスタート。
ワイキキもダイアモンドヘッド沖も波は大きくなかったが、ホワイトキャップが散らばり、これではクジラが出てきてもわからない。
サンディービーチも人は少なく、海からの強風に揺れる赤旗と、風紋さえほとんど残らない砂が印象的だった。
モロカイ島は全く見えなかったが、説明をしていると、砂が足に吹き付けられて痛かった。
マカプウの展望台は、岬から回ってきた風が横殴りに吹き、立っているのもやっと。
写真ではわかりにくいかもしれないが、海面に吹きつけた風が海水を煙のように空に舞い上げていた。
ビーチには誰もいなかった。
ワイマナロに入り、ポロフィールドの手前まで来ると通行止めで、ポリスに迂回路に回るように指示された。
この時は何があったのかわからなかったが、その後のドライブ中、切れた電線、折れた電柱の修理や、倒れた街路樹の伐採など、強風の影響であちこち工事をしていたので、ここもその様な事だったのだと思う。
結局迂回路からワイマナロSCの前に出ると、もうベロウズ方面には行けなくなっていたので、急遽予定を変更してラニカイに向かった。
エンチャンテッド・レイクの住宅街を抜けると、あちこちで信号が停電して消えていた。
ラニカイも当然風は強く、ラグを引いてグアヴァジュースをサーブしたものの、ゆっくり飲んでいられる状況ではなかった。
この辺りの貸し別荘にでも泊まっていると予想される女性が二人海に入っていたが、風のためにゆっくり遊んでもいられず早々に出て来て、そのあとはラニカイもすっかり人がいなくなってしまった。
道路には風で折れた木の枝や落ち葉が散乱し、走っていても時々木の実が車の屋根に当たって音を立てていたが、天気はウィンドワードサイドも良かった。
クアロアパークはシラサギも避難していたが、「ジュラシックパーク」で使ったプウ・カネホアラニも稜線がくっきりと出ていて綺麗だった。
しかしクアロアビーチは水の濁りが激しかった。
カーアヴァの海も気になったが、カオイオ・ポイントを過ぎると今日も綺麗な海が待っていてくれた。
サンゴ礁の一番奥では大きな波が砕けている様子が見えたが、水際は穏やかだった。
日曜までシニアの大会が開かれていたタートルベイのゴルフコースの横を走り、ノースショアに入ると海は荒れていた。
昨日は30フィート以上にもなっていたと言うサンセットビーチは15フィートほどだったが、チョッピーでサーファーはたったの一人だけで、見学のツアー客以外は、ビーチの人もまばらだった。
ワイメアビーチも人はほとんど無く、飛び込み岩には波が砕けてスープが絡み付いていた。
ラニアケアのウミガメもあまり期待出来そうに無かったが、我々が降りていくのを待っていたかのように、1頭が上がってきた。
アリイビーチパークは当然のように貸切だったが、やはり風は強くて、ピクニックランチのテーブルクロスを引くだけでも大変だった。
普段とは全く正反対の方向から風が吹き、ビーチのココパームも踊らされている様だった。
食後の散策時間、ノースショア・マーケットプレースに先回りすると、パーキングはモンキーポッドの枝や葉っぱが散乱していた。
この辺りも断続的に電気が止まっていたようだが、ドール・プランテーションに行くと完全に停電だった。
アイスクリームやジュースの販売は出来ないようだったが、薄暗い店内でパイナップルスライスやお土産の販売はしていて、電卓を使った手作業で清算をするため列が出来ていた。
ワイアナエ山脈には厚い雲が架かり、ここもトレードウィンドとは正反対の風が旗をはためかせていた。
ワヒアワを過ぎると少しシャワーもあったが、H−1に合流する頃から風が弱くなってきて、蒸し暑く感じるようになった。
2007年02月02日
Corinne Bailey Rae
ハワイアンミュージックは大好きで、ツアー中は勿論、車の中では大抵聞いているのだが、家ではいつもハワイアンだと飽きることがある。
まあ基本的には音楽は何でも好きなので、色々と聞いている。
このカテゴリでは秘蔵のレコードを出してきたが、お気に入りのCDも紹介したい。
昨年は年末からは「U2」ばっかりだったが、一年を通して一番よく聞いていたのがこの「Corinne Bailey Rae(コリーン・ベイリー・レイ)」。
イギリス出身のアーティストで、彼女のデビューアルバムなのだが、アメリカのあるテレビ番組に出演していた時に初めて歌声を聴いて、アンニュイな風のように流れる空気に参ってしまった。
ジャジーでソウル、ブルーでフュージョンと言った世界。
最近またよく聞いていて、ちょっと調べてみたら、なんと今日本にいるらしい!
「SADE」とか「Donald Fagen」なんか好きな人には堪らないのでお勧め。
グラミーにもノミネートされている。
2007年02月03日
コースター
今日は朝からホノルル・エアポートに行って来たが、風も収まり空はピーカン。
さて、ちょっと宣伝。
オリジナルのツアーに参加していただいた方への感謝の気持ちとして、数年前より、お客さんに心ばかりのプレゼントを差し上げてきた。
以前はハワイアンデザインのショットグラスやキーホルダーなどを買って来て渡していたのだが、昨年からようやくオリジナルのグッズを用意出来るようになった。
2006年はコースターで今年はブックカバーを差し上げている。
昨年のコースターは赤青の2枚一組だったが、もっと欲しいとか、昨年はツアーに参加できなかった方からも欲しいと言う要望がいくつか届いていた。
ある程度の余裕を持って作っていたので、残った分をインターネットショップで販売することにした。
実は最初の時点で青い生地は赤より少なく、青いコースターは残りが少ない。
苦肉の策として、赤を5セット買ってくださった方に青を一つプレゼントすることにした。
だから基本的には赤2枚のセット。
ダイアモンドヘッドクラブのネットショップでお待ちしていま〜す。(^o^)
2007年02月04日
ムーンボーツアー
昨日は午後からまた風が上がってきた。
しかも今度は西北西の風。
どーなってるんだろ?
さて満月と言うことで「ムーンボーツアー」に出た。
今月もまだお客さんは無く、近所に住む友人夫婦を連れて行った。
パイナップル畑を降りていくと、ノースの海は沖の方を除いて全体的に白くなっていた。
ハレイワでは珍しくほぼ正面からのオンショアの風が吹き、4〜5フィートの波がどんどん崩れていた。
パームツリーも数日前とは反対側になびいていた。
モクレイアに移動してあっちゃん達に挨拶すると、今日は魚釣りに挑戦してみたのだが、オンショアの風では仕掛けが遠くに飛ばず、釣果は無し。
陽が沈むと海風がさらに強くなって寒さも感じたが、雲を吹き飛ばすように満月が上がってきた。
しかし西の空に雨雲は無く、今日もムーンボーは出てくれなかった。
じっとしていると寒くなるのでビーチをブラブラしたのだが、昼間は逃げ足の速いカニが、意外と簡単に捕まえられると言うことを発見した。
月の写真をアップで撮ろうと試みたが、これは難しかった。
だが、満月にもかかわらず星は多く、オリオン座を見つけてカメラを向けるが、その場ではちゃんと写っているのかわからなかった。
パソコンで見てみると、くっきりと現れた。
しかし、このように風が強く寒い日は防寒対策は勿論のこと、BBQをするのも大変そうで、バックアップのプランも考えなくてはと思った。
2007年02月05日
プナホウ学園カーニバル
ようやくトレードが戻ってきて、カラッと涼しい陽気になった。
さてミッシェル・ウィーや次期アメリカ大統領候補のオバマ氏の出身校としても名高い、プナホウ学園に今年もカーニバルがやってきた。
随分前に何度か行ったが、人が多いのでここ数年は知らん振りしていたのだが、丁度日本から長期滞在している友人がいるので、彼らをワイキキでピックアップして私のアパートに車を止め歩いて久しぶりに行ってきた。
ベレタニアSt.を渡ってすぐのセントラル・ユニオン教会の広い芝生が臨時のパーキングになっていて、車がびっしり止まっていた。
そこからはプナホウSt.沿いを多くの人がゾロゾロ。
夏に月下美人を見に行く時などは、誰もいない歩道がこの状態。
そしてワイルダーAve.方面からの人の流れも合流して、
入り口からごった返していた。
移動遊園地のイルミネーションがマキキの夜を彩り、
出店があったり、
ゲームがあったり、
勿論グラインズ(ハワイ弁で食事)も充実していて、
そこそこ美味しかったりするのだが、とにかく人が多く、
マラサダを買うのにこの列。
乗り物もゲームも食事も現金は使えず、チケットを買わなければならないので、そのチケットを買うブースにも長蛇の列が出来ていた。
入り口には警察の車が一台止まっていて、中には警官が数人いたが、あくまでも治安維持だけが目的で、人の流れや列を整理する人は全くおらず、凄い状態。
時々日本語も聞こえてきたりしたが、観光客はほぼ皆無で、ローカル色が濃厚だったが、U2のライブの時や、マラソンなどのイベントの時ともちょっと違って、人種的にはハワイアンのコンサートの時に近いが、高校の学園祭なので平均年齢は若い。
結局30分ほど中をブラブラとして出てきたが、あんな人ごみ本当に久しぶりだった。
まあ人間ウォッチングには良いかも。
2007年02月06日
「LOST」ファンツアーへの道・1
今日は風も穏やかだったが、時々曇った。
さて、その後も続々と「LOST」についてのお問い合わせが来ている。
参考となるウェブサイトなども教えていただき、ロケ地がほとんどわかってきた。
このドラマは、南海の孤島に墜落した飛行機の生存者たちのサバイバルの話で、その墜落地点や、サバイバー達がキャンプを張るビーチ、さまざまな事件が起こるジャングルの中など、オアフ島の自然の美しさを背景に物語が進む。
ビーチのシーンはノースショア、ジャングルの場面はマノアなどが使われていて、オアフ島を観光されたことのある方なら大体の場所の想像が付くかもしれない。
さらにドラマの中では、そのサバイバー達の回想シーンが多く散りばめられていて、アメリカ本土、オーストラリア、イギリス、韓国、イラク、ナイジェリアなど、世界中の場所が出てくるのだが、それらのほとんどがやはりオアフ島内で撮影されていて、一部のスタジオ撮影を除いてはちゃんとロケも行っている。
ワイキキ周辺でも、イリカイホテル、コンベンションセンターなどが使われていて、「シーズン2」ではさらに、ロイヤル・ガーデンホテルやアラワイ運河なども出てくる。
キャラクターそれぞれの回想シーンは各人の人間模様を示す上では重要だが、島で起こる事柄と直接の関係は少ない。
しかしほとんどがオアフ島内で撮影されているとなると、背景に映った場所からそこを探すのも面白い。
出演キャラクターも様々なので、それぞれにファンがいるかもしれないし、その回想シーンの撮影地に行って見たいと言う人がいてもおかしくは無い訳だ。
ざっと調べただけでも、オアフ島の各地をロケしているので、一日ツアーになることも判明。
今後はかえって絞込みの作業をすることになるとも予想される。
ちなみに島の東側でこんな物も見つけてしまった。
勿論これは撮影で使った道具。
しかし「LOST」を見た方なら、「あ!オーシャニック・エアー815便の機体だ!」とわかるはず。
そして、島の北側ではこれも発見。
これは胴体部分。
ちなみに手前の茶色い線の入った物体も「LOST」に出てくる、木に引っかかっていた、ヘロインを積んだアフリカの密輸団の飛行機。
この場所には「パールハーバー」の撮影で使った零戦の残骸もあった。
これらの道具はいつまで保管されているのかわからないので、ツアーが始まっても必ず見れるとは限らないが、とりあえず現在はちゃんとある。
これからコースを練っていき、早ければ春くらいから「『LOST』ファンツアー」を始めたい。
今後はドラマの内容に触れる事もあるので、とりあえず「シーズン1」は日本でも公開されたものとして進めたい。
日本でも既にDVD化されているので、まだご覧になっていない方は是非。
2007年02月07日
島半周
朝はシャワーがあり、その後風が止まったと思ったら、緩やかな南南西の風がまた吹いてきた。
昼前からは晴れてきて、暖かな陽気の中、島半周のツアーに出た。
ダイアモンドヘッド・ロードのルックアウトから見下ろす海は、サーフポイントに2〜3フィートの波は出ていたものの、全体的に静まり返り、クジラが出てくればすぐにわかる状況だったが、気配は無かった。
カラニアナオレ・ハイウェイに入って、定休で「CLOSE」の看板の出ているハナウマ湾の入り口を過ぎると、ここでもクジラが出てきたらすぐにわかるコンディションだったが、深い色を湛える海はどっしりとした感じだった。
サンディービーチも2フィートほどしか波は無く、子供まで海に入って遊んでいた。
マカプウも静かだったが、透明な2フィートほどの綺麗なショアブレイクが出来ていて、遊んでるロコたちが羨ましかった。
ワイマナロは静か過ぎて、海に入ってる人が誰もいなかった。
ああ、勿体無い。。。
ビーチでグアヴァジュースを飲んで自然教室をした後は、Keolu Dr.からエンチャンテッド・レイクを抜けてラニカイへ向かう。
ラニカイの住宅街をぐるりと回って、車を止め、こんなアクセスを抜ける。
ナウパカの茂みから海が見えてくる。
普段は海風の強いこの場所も、後ろから緩やかな風が流れてくるだけで、海も静かだった。
朝の雨のせいか、人は少なかった。
カイルアもちょっと覗いた。
やはり人は少なく、風が無いのでウィンドスポーツも無く、閑散とした感じだった。
カイルアタウンを抜けてパリ・ハイウェイに入り、ヌアヌパリへ向かった。
風の名所も風が無くてはただの展望台だが、手前にコオラウ・ゴルフコース、中央にカネオヘのタウン、そして奥にカネオヘ湾とチャイナマンズハットが見えた。
最後にモアナルア・ガーデンに寄って、存続の決まった「この木何の木」を見て帰って来た。
2007年02月08日
「武富士サラ金の帝王」
「武富士サラ金の帝王」(溝口 敦 講談社文庫)
サラ金業界の裏側と、サラ金で金儲けした人の話。
「へビィ・ゲージ」
「へビィ・ゲージ」 (花村 萬月、角川文庫)
花村萬月の短編集。
切れ味は良いが、私は彼は長編の方が好き。
2007年02月09日
「ムーンボーツアー」プランB
昨日からまた天気が崩れ気味。
不安定な北よりの風が雨雲を作っている。
さて、先週のムーンボーツアーで、風が強くて気温が低く、屋外でのBBQで食事をするのは大変と言う状況の日があることがわかった。
暖かくても雨が降ったらどうするかなどの代替案については色々検討してきたが、夜のBBQは制限もある。
そこでBBQ無しで、ディナーもお弁当にする「プランB」を考えた。
ワイキキの出発時間も、もう少しゆっくりにして欲しいと言うご意見も頂いていた。
12時出発と言っても、帰りは10時半過ぎになるのだが、これも夏場と冬では調整することにして、プランBでは2時間出発を遅くした。
勿論ツアー料金も割引にしたので、時間も予算も少ない方にはムーンボーを見るチャンスが増えるのではないだろうか。
詳しくはダイアモンドヘッドクラブHPへ。
2007年02月10日
マカプウ・ハイキング
昨晩までの空模様が嘘のように、今朝のワイキキは晴れ渡っていた。
コオラウ山脈の上には薄い雨雲が架かっていたが、雨になる心配は無さそうだった。
海は穏やかで、クジラの観察には絶好と思っていたが、サンディービーチの先は雲が多かった。
車を止めて歩き始めるとすぐに、ポツポツと風に乗って雨粒が飛んできた。
トレイルの両側に茂っていた雑草は綺麗に刈り取られていた。
往復で40人ほどとはすれ違ったが、この時期にしては少ないかもしれない。
日本人も何組か見かけた。
最初の休憩地点、通称「火曜サスペンス」からはうっすらとモロカイ島が見えたが、クジラの気配は無かった。
ココクレーター、ココヘッド、ダイアモンドヘッドが並んで見える場所から南と東の海の色の違いなどを説明して、次の休憩地点の「クジラの展望台」に移動。
大分沖の方で何度か、クジラがジャンプした後の飛沫は見えたが、今日は近くには来てくれなかった。
頂上の第1展望台に到着すると、トレードウィンドに運ばれてきたシャワーがマカプウビーチに降り注ぎ、上から見下ろすと綺麗な虹が見えた。
その後第2展望台でしばらく粘ったがクジラの気配は無く、マカプウの灯台がポツンと立っているだけだった。
スパム結びのスナックを食べているとシャワーが一時強くなったので、合羽を着て下山した。
サンディービーチではもうすっかり雨は止み、グアヴァジュースを飲んでからワイキキに戻ると、またすっかり晴れていた。
2007年02月12日
ナイトドライブ
昼間はアロハスタジアムでNFLのプロボウルが開かれ、ワイキキはアメリカ人ばっかりだった。
ハワイの冬を感じている私には少し涼しい夜だったが、雲はほとんど無く、ナイトドライブツアーに出た。
久しぶりにハワイに来たお客さんとおしゃべりをしながらH-1フリーウェイを西に走っていると、レッドヒルを越える辺りからシャワーが降りだした。
この辺りはよく降る場所なので、パールシティは降っていないことを期待しながらカメハメハ・ハイウェイに入ると、パールリッジ付近では本当に止んだのだが、いつもの公園に到着するとまたパラパラとやってきた。
とりあえず公民館の軒下で雨宿りをしながら雲の動きを観察すると、次第に空には星が見えてきて雨も止んだ。
芝生の上にブルーシートを敷いて、その上にラグを引き、夜景を鑑賞した。
20分ほどでまた雨雲が近づいてきて、ポツポツと感じるようになったので撤収。
帰りはダウンタウンの手前からすっかり雨が止み、ワイキキは降った形跡さえなかった。
2007年02月13日
マカプウ岬
ワイキキは今日も晴れていたが、マカプウの天気は先週末とは大分違って、青空が広がっていた。
カラニアナオレ・ハイウェイからマカプウ岬のパーキングに入っていくと、路肩を埋め尽くす車の数に驚いた。
しかし「太郎」君はしっかりベストポジションをゲット!
気持ち良い風の中を歩き、最初の休憩地点からカイヴィ海峡を望むと、水平線にはうっすらとモロカイ島。
しかし今日は本当にハイカーが多く、犬の散歩や乳母車を押すアメリカ人もたくさんいた。
ぽっかり開いたココクレーターを横目に歩き続けると、
ウィンドワードサイドも晴れ間が広がり、ウサギ島も気持ち良さそうに泳いでいた。
今日は何度かクジラの汐吹を目撃できたが、距離があった。
2007年02月15日
アラモアナビーチパーク
よく晴れた午後、時間が出来たので、アラモアナビーチに泳ぎに行った。
ワイキキ寄りは人が多かったが、ケワロ側は少なかった。
最初にマジックアイランドをぐるっと散歩。
カカアコのコンドミニアムはどれも外観がほぼ完成してきた。
去年に比べたら雨が少ないので、ダイアモンドヘッドも茶色が目立つ。
その後、今年初めて海に入ったのだが、思ったほど水は冷たくなかった。
ゆっくりと正面の岩まで2往復。
身体全体が心地よい疲れで、今晩はぐっすり眠れそう。
2007年02月16日
ハワイアンタイム
風も穏やかで気持ちの良い日だった。
お昼過ぎに会計士のOsamu先生のところに散歩がてら行った帰り道、家の近所の貸し倉庫の工事現場からは大音量のハワイアンミュージックが流れていた。
中で工事をしている人たちが聞いているのだろう。
工事現場だから元々うるさい場所だが、それを上回る音量にびっくり。
先月に比べたら少し進んでいるように見える。
しかし入り口付近に掲げられているサインをよーく見たら、、、
「OPENING FALL 2006」って・・・・・。
2007年02月18日
脱・藤原宣言
ほとんど冗談だと思っていた結婚が現実のものとなってしまった。
神社を貸し切っての結婚式の様子はハワイの日系ニュースでも報じられた。
自身の無い男と、天狗になった女が映っていた。
男と女にはそれぞれ理由があるのだろうけど、私にはどうも納得が出来なかった。
ファン辞めます。
一日チャーター
早朝、まだ暗いうちから起きてシャワーを浴びていると、窓から朝焼けがとても綺麗に見えた。
朝からトレードウィンドが順調に吹き、ハワイらしいお天気となった今日は、日本からの友人とその仕事関係者を一日アテンド。
ホノルル・エアポートのいつものレイ・スタンドに行くと、アンティーが「久しぶりねぇ!」と笑顔で迎えてくれた。
季節柄プルメリアが少ないので、いつもより少し上等なミックスレイを購入して、空港近くの「バイロンズ」で待機。
到着後にレンタカーを借りてきた友人たちと合流して、コーヒーを飲みながら打ち合わせ。
少し後の便で到着したご一行様を2台の車でピックアップして、宿泊地のハワイカイに移動。
ハワイカイ・マリーナから少し入ったクアパ・ポンド沿いの貸し別荘で、4ベッドルームの大きな家。
荷物を下ろして着替えの後、ハワイカイ・ショッピングセンターやハワイカイ・タウンセンターでちょっとお買い物とランチをして、ツアーに出た。
皆さんの体調などを考えて幾つかオプションを用意していたが、とてもお元気そうだったのでまずはマカプウ岬にクジラを見に行くことにした。
私にはこの1週間で3度目だが、今年はまだ驚くような場面には出会っていない。
今日こそはと期待しながら歩き始める。
海が開けて見える場所では何度も足を止めてクジラを探すが、時々遠くに汐吹がかろうじて見える程度で、近くに気配は無かった。
それでもハイキング自体はとても気持ちが良かった。
到着初日と言うこともあって、頂上の手前ではかなり疲れた様子の方もいらしたが、展望台からの景色には感激されていた。
下りではかなり近いところで汐吹を見たし、少し先ではジャンプの後の飛沫も観察できたが、いずれも子クジラだったようで規模は小さかった。
下山後はマカプウビーチのパーキングでジュース休憩をしてからワイマナロを抜けてカイルアに向かった。
カイルアビーチを見学した後、パリ・ハイウェイに入ってパリ・ルックアウトに行った。
今日は風がかなり強くて、立っているのもやっとと言う感じだった。
ホノルル側に下りて、真っ直ぐビショップSt.を抜け、アロハタワー・マーケットプレースにちょっと立ち寄って、ワイキキに出た。
ハイアットホテルでもう一台レンタカーをするのをアシストして、ハワイカイに戻った。
貸し別荘の真正面はココ・クレーターである。
その後夕食に誘われ、別荘内でビリヤードなどして時間を潰し、ココマリーナの「コナ・ブリューイング」に行った。
私には初めての方が多かったが、随分盛り上がった。
夜半過ぎからトレードがきつくなってきた。
2007年02月20日
「LOST」ファンツアーへの道・2
昨日からトレードが随分上がってきていて、さながら春の嵐。
でも天気は良い。
「LOSTファンツアー」の企画は見る場所の絞込みを始めている。
いまの所、最初のシーズンだけを対象としているのだが、島の各地でロケをしているので、効率良く回る必要がある。
実はアメリカ人向けのツアー会社では、「LOST」のロケ地を含む、映画のロケ地ツアーを行っているところがあるのを知ったのだが、島の東側に偏っている。
「LOST」の印象的な墜落現場のシーンはノースショアのさらに西の端のモクレイア。
サバイバーのキャンプがあるのはラニアケアの近くで、ジャングルのシーンの撮影が行われたマノアなど回ると、サークルアイランドよりも移動距離は長くなる。
回想シーンなどではカハラの住宅街や、ダウンタウン・ホノルルも使われているので、どうしても優先順位を付けていく必要が出てきたわけだ。
そこでMixiのその名も「LOST」と言うコミュニティに入った。
実はそれぞれの出演者のファンコミュニティの他、「LOST」と言う同じ名前でも幾つかコミュニティが存在していたのだが、その中でも最もメンバーの多いところに入った。
ちなみに私が入った時は7000人台だったが今は8300人を越えている。
ネタバレ話もあるが、興味深い掲示板も数多くあった。
しかしオアフ島のロケ地に付いてという話題が無かったので、自分で立ててしまった。
8千人もいればオアフ島でのファンツアーに興味を持つ人もいるかもしれないので、そう言った方々の意見を聞いてみるつもりだ。
私は既にシーズン3も見はじめてしまったのだが、ロケ地がどんどん増えて行っている様なので、早くシーズン1のツアーは始めたい。
2007年02月22日
チャーターで島一周
ハワイカイの貸し別荘に滞在中の友人の仕事関係者達を、お昼前からのスタートで島一周のツアーにお連れした。
雨になるかもしれないと言う天気予報は見事に外れ、良いお天気が続いていた。
ハワイカイを出て、ココクレーターの裏を回ってサンディービーチからカラニアナオレ・ハイウェイに入る。
マカプウを回ると、ウィンドワード・サイドは多少雲があったが、雨の気配は無い。
最初はワイマナロのベロウズビーチ。
ランチの時間帯で朝よりは人がいたが、エメラルドグリーンの海と真っ青な空が目に眩しかった。
木の実などの説明をしてクアロアに移動。
公園の入り口のウィリウィリの木を伐採していた。
もう花が見れる時期のはずなのだが、昨年から木に葉があまり付かず、元気が無い感じがしていた。
アラモアナ公園の木にも花は付いていなかったが、この寒さが影響しているのだろうか?
クアロアビーチはさらに侵食も進んでいて、水際にあったパームツリーもナウパカの茂みも減っている。
これらも温暖化の影響だろうか?
カーアヴァからハウウラにかけてはよく陽が差して、海が一段と綺麗な色をしていた。
サンセットビーチは4〜5フィート程の波で、サーファーも多かった。
ワイメアは綺麗なショアブレイクが入っていて、ローカルが多かった。
ラニアケアでは1頭のウミガメが丁度上がってきたところだった。
近くには今まで見たことの無かったサインが出ていた。
「カメは噛むかも知れないから注意!」とあるのだが、誰か被害にあったのかも知れない。
アリイビーチにも綺麗な3〜4フィートの波が入っていた。
その後はハレイワタウンで少し散策時間を取って、最後にドール・プランテーションに立ち寄り、駆け足で島を回ったが、最後はちゃんとフリーウェイで渋滞にもはまり、5時過ぎにハワイカイに戻った。
その後はBBQにお呼ばれしたが、まあ結局私が焼いていた。
色々と集まって10人以上になったが、大きな家なので大騒ぎしても問題なく、遅くまで盛り上がった。
2007年02月23日
「ブエナ・ビスタ」
「ブエナ・ビスタ」(花村 萬月、文春文庫)
最近ハワイの日本人社会で流行っているのか、花村萬月の本がよく回ってくる。
すっかり私もファンになってきているが、これも性と暴力の影のちらつく花村ワールド。
すっきりしている所と、描写の細かい所とのコントラストが引き込まれる要素だと思う。
2007年02月25日
芝刈りとBBQ
昨日はカハラに住む友人の家の芝刈りのバイト。
なかなか休みが取れないほど忙しく働いている友人に代わって、ちょっと昔には毎日庭仕事をしていた私が、マイ・ゴーグルからマイ・グラブ、マイ・庭バサミなど持って出かけた。
朝は少し雲があったがその後晴れ間が広がり暑くなったのだが、時々パロロバレーからシャワーが流れてきたりして、庭仕事にはちょうど良かった。
雨季には通常月に一度は芝刈りが必要な庭を3ヶ月も放置していたので、シュガーケインやタンポポ、モンキーポッドなども伸びてきていて、2度刈りする必要がある場所もあった。
それでもマンゴーの花咲く庭で、隣の家の2匹の犬がフェンス越しに覗いている中、ゲッコーやローンバグが飛び出てきたり、自然との触れ合いは楽しかった。
4時間ほどでレーキでの掃き掃除まで終わり、最後に水を撒いて終了。
顔を洗って一服していると、友人がゲストを連れて戻ってきた。
さらにもう一組やってきて、今夜もBBQ。
久しぶりに芝刈り機を扱っていたのでちょっと手が震えていたが、オイスター、チキン、ステーキ、野菜、そしてハワイアンブレッドを焼き上げ、全員に喜んでいただいた。
夜風が気持ちよかった。
2007年02月28日
虹と夕焼け
夜はワイキキでミーティングがあったので、夕方支度をしていると窓の外に大きな虹が架かっていた。
マノアヴァレーから雨雲が張り出して来ていた。
そして家を出ようとドアを開けると、目の前には綺麗な夕焼け空が広がっていた。
ハワイに住んでいる幸せを感じる。
マカプウ
今日は初ハワイと言うお客さんと、ハワイは何度来たかよくわからないと言うかマカプウだけでも4度目と言うベテランリピーターをご案内した。
朝方さっとシャワーがあったが、その後ワイキキは晴れてきた。
トレードウィンドが強く、海には白波が随分立っていた。
サンディビーチを過ぎると雲も目立ってきて、今日は岬のパーキングエリアもそれほど混んでいなかった。
なかなかクジラが見つからなく、クジラの展望台で粘っていると、カイルアの中学生の遠足が賑やかにやってきた。
ローカルの子供たちはそれほど興味が無いらしく、クジラを探している様子は全然なかった。
我々は強風に飛ばされそうになりながらも涙目で海を凝視。
何度か潮吹きやジャンプの後の大きな飛沫などを観察できたが、どうも今年はクジラが少ないような気がする。
北東の空からは雨雲が徐々に近づいてきた。
丁度頂上の展望台で灯台を見下ろしているとポツポツと雨粒を感じたが、上手い具合に雲が我々の上を逸れて行ったので、スパム結びのスナックタイムも問題なかった。
道路脇にはあちこちでイリマの黄色い花が咲いていた。
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