2006年11月01日
クリオウオウ
天気予報ではコオラウ山脈付近は雨になるかもしれないと言うことだったが、ワイキキは良く晴れていたので出発した。
クリオウオウの住宅街に入っていくと、山頂付近には白い雲が腰を下ろしていた。
時より風で雲が動くと頂上が見えたので、歩き始めた。
今日はあちこちでパッションフラワーを見ることが出来た。
ノニの木にも実がたくさん付いていた。
山小屋で休憩の後、尾根に出るとオヒアレフアの花も咲いていた。
雲が段々と近づいてきて、もうすぐ手が届きそう。
最後の階段を上る。
頂上に着くとワイマナロの海がとても美しかった。
残念ながらカメラの電池切れで、写真を撮る事は出来なかったが、スパム結びを食べていると、雨粒が落ちてきた。
山頂付近は大きな木が少ないので、とりあえず山小屋まで戻ることにした。
屋根の下に飛び込むと、急に雨脚が速くなってきた。
結局30分ほどここで足止めされ、雨が少し弱くなった時に、雨合羽を着て下山を始めた。
途中何度か雨が強くなることがあったので、足元に気をつけながら歩いてきたが、やはり麓に下りる頃には随分濡れていた。
帰りには綺麗な虹も見れた。
ハロウィン
10月31日はハロウィン。
米本土に比べて盛り上がりの無いハワイでも、夜のワイキキではカラカウア通りに仮装した人たちが集まる。
以前渋滞に巻き込まれて大変なことがあったので、特に見に行こうとは思わないが、昼間でも何人か仮装した人を見かけた。
最近工事をしていたハワイカイのコスコが綺麗になったので行ってみると、まだ商品の陳列が済んでおらず、なんだかがらんとしていたが、入り口にモンスターが立っていた。
ダウン・トゥー・アースでもレジにインディアンの女の子がいた。
サムズ・クラブでは魔女が買い物をしていた。
家に戻ると隣のチャイ君が牧師のようなカッコをして出かけていくところだった。
「これからパーティー?」と聞いてみると、「仕事だよ」と言うので、「どこで働いてるの?」と尋ねると、「COMP USAだよ」と教えてくれた。
ただ今日は天気がぱっとせず、夜は雨になる予報が出ている。
「Trick or Treat!」とお菓子をもらうのを楽しみにしている子供たちには可哀想だが、どうやらハワイは雨季に入ったようだ。
2006年11月03日
土砂降りのサークルアイランド
昨晩のハロウィン・ナイトの天気は持ったが、今朝は朝からどんよりした曇り空だった。
今日は人数が多いために大型のバンを手配して、島を一周する事になっていた。
早起きして空港近くにバンを取りに行き、ワイキキに向かっていると既にポツポツと降り始めた。
昨日結婚式を挙げられたカップルとそのご親族をピックアップすると、先日購入したマイクの「マイケル」を使って、説明を始めた。
まあハワイの天気予報は外れることも多いし、島の裏は晴れているかも知れないと、期待を持たせつつ車を東へ走らせる。
サンディービーチに着くと、太陽は出ていなかったが、雨もほとんど無くビーチで記念撮影もすることが出来た。
しかしマカプウ岬を回ると様子は一転した。
緩やかな貿易風に乗って、空は雨雲でびっしりだった。
マカプウのルックアウトから、カネオヘ半島が見えないほど真っ白の世界。
車内からラビットアイランドなどを説明して、ワイマナロに向かう。
ベロウズのパーキングに入っていくと若干小降りになったので、とりあえず車から降りて歩いていくが、ビーチには出られず、アイアンツリーの林の中でジュースを配り、私だけビーチで木の実をいくつか拾って来てミニミニ自然教室を開いた。
トロピカル・アーモンド、マングローブ、ククイの実の説明を終えると林の中にも雨が吹き込んできたので、あわてて車に戻る。
「ハワイの雨はとてもピュアで、美容に良いんですよ〜(^o^)」
その後ワイマナロ・タウンセンターのパーキングの中に入り、既に看板も無くなった「SUMOコネクション」の跡と、いまだに立っている曙の銅像の前を通って、北上を開始。
オロマナ辺りからすっかりスコール・モードになり、路肩は赤土の混じった真っ赤な濁流が凄い勢いで流れている。
ヘエイアケアやカネオヘ湾は当たり前のように真っ赤っか。
また少し小降りになることを期待したクアロア・パークでも、チャイナマンズ・ハットが霞むほどの雨で、ここも公園の駐車場内をゆっくり回って車内見学。
スコールは基本的に急激に降ってすぐ止むものだから、もうこれはもはやスコールではない。
それでもカーアヴァやハウウラの海は奥に緑色を見せ、雨季の南国の海を表していた。
崖の斜面の道路には小石が転がり、水溜りはディズニーランドの乗り物のように車が飛沫を上げ、カハナ・ベイを回っても反対側のライオン・ヘッドは全く見えず、これほど凄い状況は私も初めてだった。
ウィンドワードサイドの車は少なかったが、どの車も皆スピードを落としていて、と言うより、スピードは上げられなかった。
カフクを回ると雨の程度こそ少し弱かったが、サンセットビーチでも車から降りれる状況ではなく、今日は中止になったサーフコンテストの大会本部がビーチにぽつんと立っているのが、印象的だった。
路肩から見下ろすワイメアベイも人はいなかったが、ラニアケアまで来るとほとんど小降りになったので車から降りることが出来た。
ビーチには他にも旅行者がいたが、最初はなかなか見つからなかったウミガメが3頭ほど近くまでやってきて、しきりに頭やヒレを出しているのを見せてくれた。
ハレイワに入り、雨もほとんど止んでアリイビーチパークも人はいなかったが、びしょ濡れの公園でピクニックランチと言う状況ではなかったので、ランチ付きはキャンセルしてハレイワタウン内で各自取って頂く事にした。
ハレイワタウン内も閑散としていた。
食事と散策でたっぷりと時間を取ったが、その間にもサーッと降ったり、ザーッと降ったりがあった。
そして普段は雨の多いドール・プランテーションに着くと、ここは空こそ曇ったままだったが、雨は全く無かった。
帰りのフリーウェイは、H-1に合流した頃から反対側の下り車線の渋滞が凄かった。
サウスサイドの雨はそれほど激しくは無かったが、ラジオニュースでは「パリハイウェイが上下線ともがけ崩れの為にクローズです」と報じている。
空港からの合流を過ぎた辺りから上りも混み始め、ダウンタウンを抜けるには時間がかかった。
まあこんな天気でのツアーも珍しく、お客さん達もそれぞれそれなりに楽しんで頂いたようだが、是非今度は天気の良い日にリベンジしていただきたいと思う。
さてワイキキでお客さんをドロップオフした後、私は借りていたバンを返す為に、再び渋滞のフリーウェイに戻っていった。
今日も随分濡れて、家に戻ると靴もぐっしょりだった。
夜は西風が強くなり、雨が羽根窓にたたきつけていた。
2006年11月05日
おニュー
水曜木曜とオアフ島はかなりの雨になり、島人達は雨季の始まりを知った。
しかし昨日今日と晴れ間が広がり、暖かく穏やかな陽気になっている。
だがトレードではなく、西風だったりコナウィンドだったりで空気が湿っぽい。
さて、ハワイのローカルと言えばビーチサンダル。
ハワイではビーチじゃなくてもどこでも履くのでただの「サンダル」だが、一般的には「スリッパー」と呼ばれる。
ハワイ弁では「ゾーリ」。
「ローカルス」と「サーファ」と言う2大メーカーがあり、ローカルの足元をチェックしてみると、8割位がこのどちらかなのである。
最近は「ヌーサン」なんて言う、鼻緒の無いタイプがあって、足にベタッと貼り付けるのだが、砂などが入り込むとすぐに脱げてしまうのでビーチでは履けない。
ハワイに来てすぐの頃は、足の指に鼻緒を挟んで履くタイプのサンダルに馴染が無くて、よく皮が剥けたり足から血を出したりしていたが、慣れてくると逆にこればっかりで、踏ん張りが効く様になった。
どこでも履いているので消耗は激しく、前は1ヶ月に1足を履き潰した事もあったが、最近は履き方が上手くなったのか、半年くらい平気で持つ様になった。
最初は硬いゴム底が次第に自分の足の形になって行き、同じサイズでも自分のと他人のは一瞬の感触で違いが分かるようになる。
鼻緒が切れたり底に穴が開いたりすると、エマージェンシーのリペアーは自分で行う。
「ローカルゾーリを修理する100の方法」なんて言う本が売れたりする場所なので、確かに僅か数ドルのものをテープや紐で修理して使っている人も見かける。
壊れずに使っていてもやはり底のゴムはどんどん薄くなるし、最終的には履けなくなるので、年に数回は新しいものが必要になる。
セールで安いときは2ドル以下になることもあるが、普通にスーパーで買うと3ドルちょっと。
まだ底の固いおニューは、ブルーの鼻緒にしてみた。
2006年11月07日
ムーンボー(ナイトレインボー)ツアー
昨晩もノースショアのモクレイアにムーンボーツアーの下見に行ってきた。
今回はツアーに近づけるために友人を伴って、時間などを見ながら、本番さながらに行った。
トレードウィンドは吹かず、緩やかな南風がオアフ島に吹いていたが、お天気は良かった。
12時にワイキキを出発して、H-1,H-2とフリーウェイを走り、最初にドール・プランテーションで休憩。
パイナップル畑とコーヒー畑の中をノースショアに向かって降りていくと、波は出ていなさそうだった。
バイパスを抜けてラニアケアに向かう。
観光客が大勢いたが、ウミガメもたくさんいた。
泳いでいたり、
上がって甲羅干しをしていたり。
その後北に進んで「テッズベーカリー」でパイとコーヒーを買って、サンセットビーチで食べた。
海はやはりとても穏やかで、沖には3フィートほどの波が時々上がっていたが、海水浴客も多かった。
ハレイワに戻って1時間ほど散策タイム。
そして3時半頃にモクレイアに移動。
ここでシュノーケルやビーチ遊びも勿論可能だが、我々はあっちゃん達と少し駄弁り、5時半頃からBBQの支度にかかった。
この時期はモクレイアでは太陽はカエナ岬に沈む。
夏場には海に沈む夕日が見え、グリーンフラッシュが見えることもあると言う。
やがて夕焼けが色づき始めた。
既にこの雰囲気だけでもツアーになりそうだが、BBQを焼き始める。
一度暗くなった辺りがうっすらと明るくなってきて、満月が雲の間から出てきた。
ビーチに座って空を見上げながら、波の音を聞き、月の光を浴びる。
月を見るのが目的ではないが、背中に当たる満月の月光による自分の影が、ビーチに長く伸びる。
今日は月の光量は十分で、あとは月の反対側に雨雲がやってくるのを待つ。
意外な事に、満月でもノースでは星が多く見れた。
2時間ほどは空を眺めていたが、その間に3回も流れ星を見ることが出来た。
近所の犬や猫が遊びに来たり、草むらの虫の声などがとってもいい雰囲気。
9時まで粘ったが、もうこれ以上月が高くなると無理と言うところで、今夜も残念ながらムーンボーは現れなかった。
片づけをして9時半過ぎにモクレイアを出発し、月明かりに照らされたパイナップル畑を戻り、10時半にはワイキキに戻った。
ムーンボーが見れなくてもお客さんが満足できるツアーを企画してきたが、これならかなり上等だと思う。
ノースショアでの停車場所については、その都度お客さんのリクエストを聞くことにして、毎月満月とそれを挟む2日間の合計3日間のうち1日だけ催行する。
12月だと4日が満月なので3〜5日のうち一日で、最初にリクエストがあった日が催行日になる。
いつもの様にBBQのセットは私が全て持参したが、これだと車に乗れるお客さんの数が4人までになってしまうので、モクレイアにある程度荷物をキープできれば、7名までは受付可能のツアーとして行うことが出来ると思う。
一応来年から始めたいが、12月も行ってみるつもり。
昨晩は風が無くて問題なかったが、冬場は風が強いと少し寒くなるかもしれないし、波がある日のビーチの状況も見てみたい。
来年に向けて今はこの他に「CI2」や「神舎仏閣ツアー」も企画中。
2006年11月08日
中間選挙
今日はアメリカ合衆国の中間選挙の日。
エレクション・デーと言うことで学校などもお休みの休日。
9月の予備選挙に続き、今日は本選挙である。
徒歩3分ほどのタイムス・スーパーマーケットの近くにある、「オリベスト教会」が私の選挙場所。
午後になってから行ったので、人も少なく、受付で並ぶ事は無かった。
ところがいつものように投票用紙を受け取ろうとしたら、「手書きの投票がいいですか?機械を使っての投票がいいですか?」と尋ねられた。
投票用の機械が登場したんだなと思い、好奇心から試してみたくなって「機械で投票します」と言うと、整理券のような紙切れを渡され、機会の横にいる係員に渡してくれと言われた。
その係員は、今投票中の人の足元を見て「しばらくお待ちください」と言うと、どこかにいなくなってしまった。
投票用の機械はたったの1台しかなく、投票中のオジサンは誰に投票するのか悩んでいるのか、機械の使い方が分からないのか、なんだか固まったまま動かない。
一方オリジナルの手書き投票用のブースは7つほどあるうち、2つしか使われておらず、私の後から来た人が既にブースから出てきたのを見て再び受付に戻り「やっぱり手書きで投票します」と、用紙を受け取った。
今回の選挙では、州知事や国会議員の選出をするだけではなく、ホノルル市の憲章の修正に関する投票が行われた。
実は10日ほど前にこのような投票内容に関する小冊子が郵送されてきたのだ。
投票所に行ってから考えるのではややこしい話なので、予め答えを決めておけるような配慮である。
そして今回はさらに、市のウェブサイトから日本語訳の設問集もダウンロードすることが出来るようになった。
おかげで今回の投票はとってもスムーズに終わり、かかった時間は3分ほど。
機械に翻弄されてたオジサンは、予習を怠っていたのかもしれない。
今日はトレードが上がっている。
2006年11月12日
ドンキのその後
ドンキホーテがグランドオープンして約1ヶ月が過ぎた。
そろそろ混雑も収まってきた頃かと思い、行ってみた。
店内に入っていくと、なんだか印象が違う。
全体的に明るくなったなと思ったら、天井を低くしていた井桁が無くなって、張り巡らされていた造花も消えていたのだ。
実は先日ドンキホーテUSAのスガヌマ氏がホノルルのK-ZOOラジオに出演した際に、カマアイナの日系シニアにかなり叩かれたのだ。
聴取者と出演者の距離が異様に短いのがハワイの日系ラジオなのだが、電話なんでも相談室や法律相談などの他に、時々ゲストが出演して聴取者からの電話質問に直接答えるような事がある。
そこで、「天井の造花はいつ取るんですか?」と言う類の質問があったらしい。
要するに天井を低く感じさせていた造花は、オープニング記念の飾りだと思った人が質問をしたのだ。
それまでダイエー時代はシニアの遊び場だったのが、すっかり若向けに様変わりして、かなり立腹している人もいるらしい。
さらに、店内ではダイエー時代には考えられなかったようなことが起きていた。
なんとシニア同士の喧嘩。
カートの取り合いや、通路でのすれ違いが出来なかったことなどが原因らしいのだが、ピリピリした雰囲気が漂い、花屋のYちゃんも驚いていた。
ところが天井を前に比べてすっきりしたら、喧嘩は無くなったのだそうである。
ドンキの戦略もハワイのシニアには勝てなかったようだ。
さて、買い物をし終えて清算しに行こうとすると、異常に長い列が待っていた。
ダイエーに比べて、レジの前のスペースの幅が狭くなっているので、余計に列が混雑しているように見えるだけかと思ったが、結局15分も並んだ。
その間に、「ドン、ドン、ドンキ〜」と言うBGMが聞こえてきた。
おお!これが有名なドンキのBGMなのか!
と思って耳を澄ますと、なんと歌詞が英語!
だがどうしても何を言ってるのか聞き取れない。
さらに耳を澄ます。
結局「ドン、ドン、ドンキ〜、ドンキホ〜テー」と言うフレーズだけが頭の中にインプットされてしまった・・・。
2006年11月13日
BBQ
カハラの外れの友人宅で今週2度目のBBQがあった。
夏場には多いBBQも、さすがに冬場は少なくなるのだが、今年はちょっとイレギュラーで、今月末にもまたある。
先日はムーンボーツアーの下見だったが、昨晩はかなり遅い引っ越し祝いのパーティと言う趣旨。
今回も私がBBQマスター。
私がBBQを焼くのを見た事がある人がおらず、最初から皆なんだか興味津々で軽く緊張したが、最初の火起しにちょっと手間取ったくらいで、後はいつも通りの完璧な作業となった。
ドンキのオイスターがちょっと美味しくなさそうだったのでシーフードは無かったが、チキン(もも)とビーフ(カルビとサーロイン)、そして野菜(ピーマン、玉ねぎ、マッシュルーム、にんじん)をパーフェクトに焼き上げ、最後はパンとデザートに梨を用意した。
隣の家の犬が2匹、フェンス越しにずーっと見ていた。
相当気になってたんだろうなぁ。
今回は火鉢は友人が用意してくれたのだが、普段自分で持ち込むと車の席を幾つも潰さなくてはならなくなり、ツアーでリクエストがあると人数制限をするか、助っ人を雇う方法を取っている。
この辺を何とかクリア出来ればもっとBBQ付きのオプションを増やせるのだが、なかなか難しい。
焼く食材に関しても、これまではかなりベーシックな物ばかりだったので、今後はちょっと捻りも入れて行きたいと思っている。
風が弱くなった。
サンセットツアー
南よりの緩やかな風が入ってきて、まるで7〜8月頃のような湿度のある陽気となった。
しかし雲は少なく、窓を開けてフリーウェイを走ると気持ちがイイ。
最初にドール・プランテーションに立ち寄ると、今は無き貝殻細工の店で働いていたTちゃんが、MINATOドレッシングのブースにいた。
久しぶり!と声をかけると少し立ち話。
MINATOのTシャツをもらってしまった。
さらにT兄さんにもばったり。
日本から遊びに来ているお友達を連れて、島を案内しているのだそうだ。
パイナップル畑を降りていくと、ノースショアも晴れ間が広がっていた。
アリイビーチパークに入っていくと、サーフコンテストの施設が出来ていた。
普段のテントのような小屋に比べて立派だなと思って裏を見たら、やっぱりテントだった。
波は全く無く、大会もキャンセルされていたが、ビーチには人がそこそこいた。
ハレイワタウンは観光客が少なかったが、散策時間の後、ハレイワビーチパークの前を通ったら、イベントが始まっていて、ローカルを中心に凄い人出だった。
ラニアケアビーチには今日もカメちゃんが上がっていた。
サンセットビーチも波は無く、海水浴客が多かった。
陽が傾いてくると海水浴客も半数以上が帰路に着き、路肩のパーキングにはローカルの車が増えてきた。
上空はよく晴れていたが水平線近くには雲が出て、夕日が滲んできた。
沈む直前に少しだけ顔を覗かせた太陽が世界をオレンジ色に染め、
日没後は水平線に夕焼けを残した。
帰りは夜景を見ながらスムースに戻ってきた。
2006年11月14日
CI
今日は朝から南風がさらに強くなり、天気予報では何度か雨になると言っていたが、ワイキキはよく晴れていた。
カピオラニ公園沿いのレインボーシャワーはすっかり花がなくなってしまったが、ダイアモンドヘッドはどんどん緑色に変わってきている。
大分暑くなっている9時過ぎにもかかわらず、ダイアモンドヘッド・ロード沿いを走る人は徐々に増えてきていて、ホノルルマラソンが近づいている事を感じる。
沖には3フィートほどの波が出ていて、サーファーも多かった。
ワイアラエCCの裏のピンクのハイビスカスはいつものように咲き乱れていたが、プルメリアは花が減ってきた。
カラニアナオレ・ハイウェイを走りハナウマ湾を過ぎると、サンディービーチのショアブレイクは比較的穏やかだったが、数名のボディサーファーが波に揉まれていた。
マカプウを回り、展望台からウィンドワードサイドを見渡すと、カネオヘ半島はVOGにうっすらと霞んでいたが、雨の気配は無かった。
ワイマナロのベロウズビーチに入っていくと、大型のスクールバスが数台止まっていて、中学生くらいの遠足が来ていた。
しかもほぼ全員が海の中で遊んでいて、付き添いの大人達に見守られながら大はしゃぎの様子だった。
今日は打ち上げられたココナッツがビーチにたくさん転がっていたが、写真で海に浮いてるのは子供たちの頭。
アイアンツリーの林の中は静かだった。
カラニアナオレ・ハイウェイに戻り、オロマナを過ぎてカメハメハ・ハイウェイに曲がる手前で渋滞に引っかかった。
HPUの手前で道路工事をしていた。
カネオヘ、ヘエイエケアを抜けて、ワイアホレ、ワイカネを通ってクアロア公園に到着。
普段は別名シラサギ公園とも呼ばれる場所なのだが、とうとうたった1羽しか見つけられなかった。
皆どこかに出張中のようだった。
上空の雲は南から北に向かって動いているが、地上では海から風が吹き、気持ちが良かった。
その後のカーアヴァ、カハナ、プナルウ、ハウウラも海はとても綺麗な色を出してくれた。
ライエ、カフクを抜けてタートルベイを回りノースショアに入る。
サンセットビーチは沖に4フィート程の波が時々入る程度で、海水浴客の方が多かった。
ノースも天気は良好。
ワイメアビーチも飛び込み岩の上に人がいた。
ラニアケアではすぐ近くを泳ぐ大きなウミガメが見れた。
ハレイワビーチパークでは週末のイベントの片付け中。
アリイビーチパークは随分芝が伸びていて、管理局のブラダーに言うと、「先週芝刈りするはずだったのに奴らが来なかった」のだそうだ・・・。
サーフコンテストは今日も中止。
マイナバードが鳴く貸し切りの公園でピクニックランチ。
今日はトレンチから上がってくるスキューバダイバーもいた。
自由時間の後ドール・プランテーションに移動すると、ワイアナエ山脈はVOGとも雨雲とも見分けの付かない様な雲に覆われていた。
フリーウェイに乗りH−2を下っていくと、サウスサイドも全体的に靄がかかっていた。
ワイキキは風が無く、今夜は蒸し暑くなりそうだ。
2006年11月16日
CIコンボ
雲は南から北に向けて動き、11月とは思えない生暖かい陽気だった。
天気予報では今日も雨の可能性が高いとあったが、どうなるのだろう?
ホノルルマラソンに向けて増えてきた、カピオラニ・パークのランナーたちと散り忘れたかのように僅かに残ったレインボーシャワーの花が季節を感じさせる。
ダイアモンドヘッド沖の波は3フィートほど。
ピンクのハイビスカスが咲き乱れるワイアラエCCの裏を抜けて、カラニアナオレ・ハイウェイに入ると左手にそびえるコオラウ山脈の上の雲が気になった。
ハナウマ湾を過ぎると、モロカイ島が見えた。
サンディービーチも3フィートほどだったが、人は少なかった。
ウィンドワード・サイドも雲は多くなかった。
地上付近では海風が吹き、決して蒸し暑くは無かった。
ベロウズビーチも人は少なく、穏やかな波が寄せていた。
今日もオロマナの道路工事で詰まった。
どうやらガードレールの設置らしいのだが、かなり大袈裟に見える。
満潮に近い時間にヘエイアケアの港の横を通ると、海がすぐそこ。
シー・ハイビスカスの黄色い花が所々に咲き、フェールス・カマニの赤い葉が景色にアクセントをつける。
カネオヘ・ベイの赤土色も、光った海が目立たなくしていた。
クアロア・パークに入っていくと、今日はシラサギが少し戻ってきていた。
シギやマイナバードも多かったが、カージナルは見かけなかった。
ここも海は穏やかで、素潜りをして魚を取っているローカルが数名いた。
カーアヴァ、カハナ、プナルウ、ハウウラと右手に続く海を眺めながらのドライブ。
今日も深い色を出していた。
ノースショアに回っても天気は変わらず、雨の感じは無かった。
サンセットビーチは沖に時より4フィートほどのセットが入っていたが、手前は穏やかで、泳いだりシュノーケルしたりの人が多かった。
ワイメアはフラットで、飛び込み岩のジャンプも見れた。
昨日は雑草が大分伸びていたハレイワのアリイビーチ・パークは、我々がランチの為に入っていくとすっかり綺麗に刈られていた。
ベンチで休んでいる管理局のブラダーに「How'z it! Brahda! Ey,you cat da weed!(ブラダー!芝刈りしたんだね!)」と言うと、ニッコリ笑っていた。
マイナバードが尻尾を振りながら歩き回るモンキーポッドの木陰でのピクニックランチは、隣の木の下のベンチでブラダーが知り合いとしゃべっている以外は全くの貸し切り状態で、中止が続いているトリプルクラウンのサーフコンテストが開催されていたとしたら、こんなにのんびりランチが取れたかかな?
食後はドール・プランテーションでデザートを食べ、ハレイワ・タウンに戻って散策時間。
読書をしても、車の中だと暑く感じた。
夕方になって少し雲が出てきたが、とりあえずラニアケアに移動。
2頭の大きなウミガメがぐっすりとお休みだった。
沖の波は昼間より上がってきて、サーファーも多かった。
サンセットビーチに回ると、太陽は雲の中にあったが水平線の手間で少し顔を出しそうな感じだった。
雨雲から落ちるシャワーのカーテン越しに僅かに太陽が光を見せると、周りの雲と海の色が変わる。
やがて沈んだ太陽が地球の少し裏で雲の間に夕焼けを染める。
この時間の帰りはいつものようにフリーウェイもスムースで、と思ったのはカメハメハ・ハイツ付近までで、その後夕方のトラフィックの名残のような自然渋滞で少しスローダウンした。
ワイキキに戻ると蒸し暑さを感じた。
2006年11月17日
移り変わり
この数年のホノルルの日本食レストランの進出ブームは依然続いていて、あちこちで新しい店がオープンしたり、工事をしている。
ワイキキでは映画館の跡に立てられている「カラカウア・ショッピングセンター」が完成間近。
ビーチウォークのプロジェクトや、トランプタワーの建設、ロイヤルハワイアン・ショッピングセンターはまだまだと言った感じだが、新しく出来るものがあれば消えていくものもある。
ワイキキに古くからある高級日本食レストランの「京屋」がクローズだそうだ。
ここは高級すぎて私は一度しか行ったことが無かったので、あまり関係ない。
しかしこれからどうしようかと思っているのが、「タワーレコード」。
アラモアナ店もカハラ店も閉店が決まった。
まあアラモアナSCやワードなどにもCDショップはあるからそちらに行けば良いだけの話なのだが、20歳でLAに行ってから、レコードやCDは常に「タワーレコード」で購入してきたので、なんだかとっても残念。
売り尽くしセールをやっていると言うので、アラモアナ店に行ってCD2枚とDVD1枚を買ってきたが、全て40%オフ!
跡地には一体何が出来るのだろう?
最近無くなったものと言えば、「ワイキキ・ビーチプレス」。
9月頃までは確かにあったのだが、ノースショアMPのスタンドが消えて、ワイキキでも見なくなってしまった。
広告と、前年の使いまわしのイベント紹介だけのフリーペーパーばかりが増えている昨今で、しっかりハワイに根を下ろした日系社会からの目で日本やハワイに付いて書かれた記事はいつも興味深く、細かいイベント情報なども役に立っていただけにとても残念。
今日はトレードが戻ってきた。
MATSUZAKA
ヤンキースも狙っていた松坂が、ヤンキースの宿敵レッドソックスに決まった。
松坂の投げる後ろで松井が守るなんて、想像しただけでも痺れる状況だったが、二人がライバルチームで対決する方がやっぱり面白そう。
ようやくNBAバスケのシーズンが始まったばかりだが、来春の松坂対松井や、松坂対イチローの対決を見るのが既に楽しみ。
4大自然災害
今年は8、9、10月と地震が続いていたが、なんと今月も12日にハワイ島ワイコロアを震源とするM3.8の地震が起きていて、オアフでもマノアなどで感じられたそうだ。
昨年まではツアー中に「オアフ島は10年に一度くらいしか有感地震がありません」と説明していたのだが、「ところが今年は・・・」と続けて説明する必要がある。
ハワイには4大自然災害と呼ばれるものがあり、「地震」「台風」「津波」「火山」の事を言うが、台風だってもう14年も来ていないし、火山も現在のキラウエアは予想外の方に流れて人間に被害を与えるような状態ではない。
しかしやはり1994年の北海道東方沖地震(M8.1)の際にワイキキビーチをクローズさせた物(実際は4インチ(10センチ)だった)以降来ていなかった津波が15日に千島列島沖で発生したマグニチュード8.1の地震でハワイに到達した。
地震が発生したのがハワイ時間の午前1時15分で、津波が到達したのが午前7時20分頃と言うから、飛行機とさほど変わらない速さで太平洋を津波が縦断してきたことになる。
ノースやウェストでも3フィート(90センチ)の津波があったらしいし、ワイキキでも急激な潮の流れで防波堤に身体をぶつけて怪我をした人が出たそうだ。
大袈裟な避難命令騒ぎになった12年前に比べて、昨日は一度出た警報が5時過ぎに解除されていたと言うからなんともお粗末。
毎月の警報サイレンのテストは一体何なのかな?
ハワイは太平洋の津波観測の中心地と言うけど、なんとなくハワイアンスタイルでイイ加減だったら・・・。
今年は3月の大雨もあったし、神々の機嫌が宜しくない様で・・・。
2006年11月18日
雑感
最近しばらくは「SPORTS!」以外は「ハワイ日記」ばっかりで、他の記事を書いていなかった。
まあ「ハワイ日記」がメインだし、一番人気なのでなるべくハワイについての事を書こうと思っているが、正直自分としてはもっと色々な事について意見を述べたいとも思っていた。
しかし以前、「ハワイ日記」以外は面白くないとか、共感できないなんて言う意見を頂いたので、しばらく書かずにいたのだが、最近「もっと個性が出るようなことも書いて欲しい」とか「前のようにもっとプライベートなことも読みたい」と言うメッセージを、どちらかと言うと古くからの読者の方から続けて頂いたので、時間がある時はまたちょっとプライベートなことや、個人的意見もぶつけてみたい。
11月後半は例年ツアーが暇で、クリスマスの準備や来年に向けた作業を続けている。
ダイアモンドヘッドクラブのお客さんにプレゼントしているオリジナルグッズは、今年がコースターのセットだが来年のもようやくアイデアが出て、ファブリックマートで80ヤードの布地を買った。
昨日預けたままになっていた愛車「太郎」のメンテナンスが上がり、ピックアップに行って、また別の店にオイルチェンジに行った。
台所に溜まっていたリサイクル用の缶やペットボトルをタイムスの回収センターに持っていったら、今日は8ドル85セントにもなった。
夕方からトレードウィンドが止まって、蒸し暑くなった。
結構好きなタイプだった藤原紀香がお笑い芸人と結婚すると言うニュースは、なんだかとってもがっかり・・・。
久しぶりなので「雑感」もまとまりがなくなってしまった・・・。┓(´_`)┏
2006年11月19日
シャークウォッチングツアー
最近ノースショアで流行っている「シャークウォッチングツアー」。
ダイアモンドヘッドクラブが扱っている訳ではないが、ハレイワ・ボートハーバーに巨大な籠が船に釣られているのをよく見かけていたのが、最近は別の船にも違ったタイプの籠が着けられているのを見て、別の会社も始めたんだなと思った。
先日ハレイワの「L&L」で拾った「ノースショア・ニュース紙」によると、このシャークウォッチング・ビジネスに住民達から文句が出始めているのだそうだ。
コミュニティー・ミーティングが開かれ、住民たちは意見を述べた。
反対派は、
1、文化的理由:古来よりサメはハワイアンにとって神とされていて、そのサメを営利目的で利用するのはけしからん。
2、安全上の理由:サメを近寄せるために餌を撒くため、サメが船の後を着いてハレイワ・ハーバー付近までやってくることがあると言う、ローカルからの報告がある。
サメが浅瀬で溺れる可能性もあるし、勿論人間(サーファー、スイマー、シュノーケラー、スキューバ・ダイバー、フィッシャー)が襲われる可能性もある。
(ちなみにツアー中でのけが人などは全くいない)
3、産業上の理由:漁師の中には、餌を撒いてサメが増えたりすれば漁業ビジネスにとっては被害が出る可能性がある。
サメはラインを傷つけたり、捕獲した魚にダメージを与えるからである。
その一方賛成派は、
1、就職機会としての理由:ビジネスが忙しければ住民も仕事を得る可能性があるし、ワイキキから観光客を連れてくれば地域のビジネスにもプラスになるから。
2、教育的理由:付近私立校の話によると、シャークビジネスのオーナーの一人が、海洋生物や海にまつわる話を生徒たちに聞かせてくれるボランティアをしているそうだ。
3、機会を与えてもらえると言う理由:シャークツアーの1社は、付近住民に対し、無料のツアーに招待しているそうだ。
賛否両論ではあるが、実は私も以前「シャーク・ウォッチングツアー」を扱おうと思っていたことがあった。
もう10年も前のことだから、そんなツアーの概念さえない頃。
ノースショアのハレイワ沖にサメが多いのは有名で、籠カニ漁師の中には漁を妨害されないために、サメに餌を撒いて気を引いておくと言うスタイルがあった。
ある船では、そのうちにサメが船のエンジン音を覚えて、船が近づく度に出てくるようになったそうだ。
ほぼ確実に。
そこで、この船に人を乗せてツアーにしないかと言う話が入ってきたのだ。
そしてBGMやテロップなど入れて編集したビデオも見せてもらった。
のんびりとしたノースの港の風景から、沖に出て行くと確かにサメが着いてくる。
ホワイトティップ(ホホジロサメ)やハンマーヘッド。
籠に付けたブイの上で船を止めると、機械を使って巻き上げる。
その反対側で魚のあら等を海に放り込むのだが、ツアー仕様と言う事で、水面付近で餌をブラブラさせて、サメを出来るだけ近くで見せようとすると、かなりでかいのも出てきた。
「タイショウ」と名前の付いた5メートルほどのホワイトティップが鼻を水面に出しながら餌に食らい付こうとする。
凄い迫力!
これは目の前で見たら凄いぞ!
ツアーになるかな?
しかーし!
この漁船は籠を引き上げるために船べりが低く、結構揺れそうなので、見ている間に海に落ちる可能性がある。
ライフジャケットとかの問題ではなく、自分が餌になってしまう。
安全性の面で保証が出来ないのでボツになった。
籠に人間が入って、安全にサメのいる場所に入れると言うのは凄いアイデアだと思った。
この先別の2社が参入すると言う噂もあるそうだ。
その内ダイアモンドヘッドクラブでも扱おうかな?
2006年11月20日
ハワイアン・ネックレス
次の商品補充はいつなの?
この数ヶ月間に何度も聞かれた質問である。
ダイアモンドヘッドクラブのネットショップで販売しているセレクトグッズは、おかげさまでとても評判が良い。
ノースショアのポリネシアン・トレジャーズで直接仕入れ、日本のどのネットショップより安く販売しているのが好評の理由だが、ネット上では購入希望者が商品を手に取ることが出来ないので、写真の撮り方によって売れ行きが決まっている感じがする。
「これは売れる!」と思った商品が在庫として残っていたりはするが、商品数自体がまだ少ないので、ネット上でももっと選びたいと言うご希望も確かにうなずける。
風邪を引きにくくなったとか、花粉症予防、二日酔い削減に役立ち、日本で一般的なジュースタイプに比べてお値段もお手ごろなNONIフルーツレザーは、味に好き嫌いはあるのだが、すっかり常用している方が増えてきて、こちらは定期的に仕入れて、注文に応じて発送するだけ。
しかしセレクトグッズはまさに私が直接選んでくるので、ハワイのローカル感覚だけではなくて日本でも着けられるかどうかが鍵となるため、かなり慎重になる。
だがクリスマスのプレゼント用に購入を希望される方がいるようなので、久しぶりに仕入れてきた。
ボーンネックレスが4つとプカシェルネックレスが3つ。
ボーンはイルカやクジラをモチーフにしたものと、フィッシュフック。
HONUも探したが、あまり良いのが無かった。
と言うか、前回仕入れたHONUの人気が無かったのであえて探さなかったのだが、実はツアー中に私が時々しているHONUのボーンネックレスを見て、「ポリトレ」で同様のタイプを購入されると言う方は少なくないのだ。
HONUネックレスはローカルにも受けが良い。
やっぱり写真じゃなかなか良さが伝わらないかなぁ?
プカシェルはオーソドックスなものに加えて、編み込んだチョーカータイプも仕入れてきた。
全て送料、消費税込みで販売しています。
ダイアモンドヘッドクラブ−ネットショップ
http://diamondheadclub.cart.fc2.com/
2006年11月23日
大統領の厄
ASEANなどアジアで外交を行ってきたブッシュ大統領が、メインランドへの帰国の途中でハワイに立ち寄った。
僅か15時間ほどの短い滞在だったのだが、ヒッカム空軍基地で兵士たちを労ったりしたそうだ。
先日の中間選挙で共和党が惨敗し、腹心だったラムズフェルド国防相を解任し、父のブッシュ元大統領よりも仕事が出来ないと罵られ、既に死に体とも言われ、残りの2年の任期をどう無事に過ごすのかは誰も感心を持たなくなってきている。
後世の歴史家はブッシュ大統領を犯罪人と書くかもしれないとまで言われているが、9.11に始まり、運の無い人だとも思う。
短時間のハワイ滞在だったにもかかわらず、なんと関係者が3件も事故や事件に巻き込まれていた。
護衛のホノルル市警官のバイクでの転倒事故が2件と、ワイキキのインタマを歩いていた大統領の随行員が強盗に遭ったという事件。
大統領もどこかで厄払をしてもらった方が良いのでは?
2006年11月24日
事故現場
昨日はダイアモンドヘッドクラブのお客さんというより、スタッフ候補で、日本から遊びに来ている、長年のメル友でもあるMauloaちゃんを仕事の雑用に付き合せていた。
クリスマスや来年に向けてホノルル市内を走り回ったのだが、住民にとってはなんでもない移動も、ハワイに憧れた人にとっては楽しい時間だったようだ。
最後に洗車にも付き合ってもらったら、その直後にシャワーが来て、「ハワイはこれだからね〜(^o^)」などと話をしていたら、いきなり前方の信号機が曲がっている。
曲がっていると言うより、傾いて道路を塞いでいるのだ。
今回は助手席に居たMauloaちゃんに写真を撮ってもらった。
場所はH-1フリーウェイのプナホウの出口。
まだ警察も来ておらず、交通整理をしているのは目の前のカピオラニ・ホスピタルの救急隊の職員。
ようやく消防車が向こうから走ってきたが、我々は真っ直ぐ行くことも出来ず、病院の脇から回り道をしようとしたら、事故車が止まっていた。
なんとポリネシア文化センターのバス!
前方は大きく凹み、衝突時の衝撃を物語る。
運転手などの姿は見えなかったが、何しろ病院の前なので既に中に運び込まれたのかもしれない。
フリーウェイから降りる際に、右折車線と直進車線の間にある歩行者用安全地帯に立っていた信号用の電柱に正面衝突したらしい。
まあ事故原因まではわからないが、サンクスギビングデーを翌日に控え、ラッシュが始まった頃の時間帯だっただけに、その後の付近の混雑振りは想像もしたくなかった・・・。
また地震!
サンクスギビングデー(感謝祭)の今日、朝からいきなり地震があった。
今日はどこも店が開いていないのでツアーは無く、家でゆっくりしていた9時過ぎで、日本の感覚だと震度2〜3くらいかな。
今回も先月の地震と同様、ハワイ島の西部沖が震源だったようだ。
マグニチュードは5.0。
ハワイでは日本のように「震度」が発表されないので、あくまでも私の感じた震度を日本のものに置き換えているだけだが、私の部屋がある9階と下の階とではやはり多少揺れに差があるようだ。
これはハワイの建築物の構造のせいだと思うが、先月私が9階で「震度4」程と感じた地震でも、ワイキキの高層コンドの25階に住む友人の話によると、「立っていられないほどだった」と、震度に直すと「5」はあったと語っていた。
このところ本当に地震が多く、ハワイの建造物にも耐震構造の強化が求められるのではないだろうか?
2006年11月26日
ビーチピクニックツアー
風は弱く午後からはシャワーの予報も出ていたが、朝のワイキキに雲は少なかった。
昨日のサンクスギビング・デーと明日からの週末に挟まれ、今日は学校を含めてお休みにしているところが多い。
その為フリーウェイもスムーズで、あっという間にドール・プランテーションに到着。
アメリカ人観光客の団体がいた。
今月16日に施行されたハワイ州の禁煙条例により、入り口に置いてあるゴミ箱の上の灰皿には禁煙サインがあり、よく煙っていたこの場所はすっきりとした。
ちなみに裏のオープンスペースのさらに奥では喫煙可能。
さて、その後はハレイワを一度抜けてラニアケアへウミガメを見に行った。
奥には6〜8フィートほどの波が上がっていたが、今日も餌場の岩にはカメちゃんたちがしがみついていた。
そして次はサンセットビーチ。
トリプル・クラウンのサーフコンテストが開かれていて、人でごったがえしていた。
車を止めるところは見つからず、通りの反対のパークパーキングの中で私が待つ間に、お客さんたちはビーチを見学。
その後ハレイワに戻り、アリイビーチパークに入って行く。
飛び石連休の影響で混んでいるかと思いきや、サンセットビーチに人が集中していて、こちらはガラガラだった。
お客さんたちがシュノーケルをしている間にBBQのセッティング。
今日はMABO兄さんに手伝ってもらった。
やはり水は多少濁っていたが、すぐ近くでカメと泳ぐことが出来たそうで、皆さん大喜びで戻ってきた。
そして順番に食材を焼き上げ、堪能していただいた。
デザートまで終えると、お客さんたちは海遊びの2回戦へ。
我々もさっと食事をすると、後片付け。
午後は少し雲が出てきたが、風も出て来て気持ちが良かった。
最後にノースショアMPで少し自由時間にしていると、「パタゴニア」のマサが出てきた。
ここのオーナーも顔見知りではあるが、マサと私が友達同士ということを知っていて、「何故友達の車には『パタゴニア』のステッカーが貼ってないんだ?」と言ってステッカーを渡されたのだそうである。
私の車もご存知のようで、またステッカーが増えた。
ちなみにMP内の灰皿も撤去されていた。
帰りはワヒアワ辺りで少しパラパラと来たが、ほぼ一日お天気は持った。
夜になるとまた風が止まってしまった。
2006年11月27日
ハワイの事件事故
ホノルルの市警察が発表した昨年度の犯罪統計によると、窃盗事件による被害総額が過去最高を更新していたことがわかったそうだ。
宝石や貴金属などの他に車の盗難が増えていて、件数が2000年以来最低となったのに、被害の単価が上がってしまった。
ハワイは狭い島なので、車を盗んでも簡単に州外に持ち出すことが難しく、車の盗難は少ないと言うのが以前の定説だった。
被害総額は2004年が4600万ドルで、昨年は7600万ドル。
車の盗難被害金額は3875万ドルというから、突然増えたといっても過言ではない。
裏オアフをドライブ中に、燃えてボロボロの車を見ることが時々ある。
盗難された車が金目の物を全て剥ぎ取られて、火を付けられて焼かれた物がほとんどそうだが、そんな車が昨年から急に増えたという事は無い。
盗まれたもののうち、回収されたものは僅か30%だそうだから、州外へ運び出すルートが出来たとしか考えられない。
犯罪の常識まで変わってきているようだ。
一方、今年オアフ島での交通事故による死亡者数は86人を超え、昨年1年間の69人をすでに大きく上回っている。
通行人が巻き込まれているものも少なくないので、油断は禁物。
夕方から降り始めた雨は夜になってスコール混じりのシャワーとなっている。
2006年11月29日
サークルアイランド
昨晩は気持ちの良いトレードが吹いていたのだが、朝になって風が弱まり、天気予報では午後から雨のマークだった。
しかしワイキキはよく晴れていて、クヒオビーチには工事の車両が入っていた。
明日からまた、沖の砂を汲み上げてリサイクルする作業が始まるようだ。
ダイアモンドヘッド・ロード沿いのマラソンの練習ランナーは一段と増えいえた。
サンディービーチは3フィートほどのショアブレイクが出ていたが、人は少なかった。
沖にはうっすらとモロカイ島が見えた。
ウィンドワードサイドに回っても風は弱く、ワイマナロのビーチフラッグも全く動いていなかった。
しかし昨日の風で運ばれてきた流木がびっしり広がっていた。
HPUの横の工事はまだ続いていてしばらく渋滞したが、その後はカネオヘを抜けてクアロア・パークへ。
コロモナの黄色い花が大分増えてきた。
カーアヴァの海の色はうっとりするほどで、窓から入る風の気持ち良さとマッチしていた。
ノースに入ると風が西向きになってきた。
サンセットビーチのトリプルクラウンの大会は、今日は波が小さくてキャンセル。
「オニール」は男子の大会で、「ロキシー」は女子。
それでも沖には時より7〜8フィートの波が入っていた。
ワイメアもうねりはあったが、飛び込み岩のジャンプが見れた。
ラニアケアでは発信機を付けたウミガメがすぐ近くを悠然と泳いでいた。
ハレイワでは、アリイビーチには3〜4フィートの綺麗な波が入っていて、子供も含めてサーファーが多かった。
ここでは風は海から真正面のオンショアになっていた。
ハレイワタウンには日本人観光客も多かったが、ドール・プランテーションはいつもと比べて空いていた。
帰りのフリーウェイはモアナルアガーデンのすぐ先で渋滞が始まり、長かった。
プナホウの出口で降りて、ベレタニア、カラカウアと入ってくると、「ファブリックマート」の手前のツリーオーキッドの花がかなり増えていた。
ワイキキは風が止まっていて、後ろの山には重そうな雲が漂っていた。
今夜は蒸し暑くなりそうだ。
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