ハワイ日記2005年11月



2005年11月03日

ビーチピクニック

朝からホノルルはどんよりとした曇り空だった。

天気予報は相変わらずまちまちだったが、レーダーによる雲の状況を見てみると、オアフ島で唯一晴天が見込めたヨコハマベイに向かった。

H-1フリーウェイがファーリントンハイウェイに変わる頃、コオリナのホテルと海が見えてきて、晴れ間も広がってきた。

カヘからマカハにかけては所々に藪火事の後が生々しく残っているが、西の海は穏やかに輝いていた。

ところがヨコハマベイが見えてくる頃になると、霧のような細かなシャワーが視界を低くした。

ライフガードのタワー近くに車を止めて空を見上げると、雲の動きはここ独特で、私はそのうちに晴れてくると判断して、誰もいないビーチにラグを広げた。

ヨコハマベイ1
しばらく霧雨が続いた後、徐々に雲が割れ始め、乾いた風がビーチに吹き始めた。

晴れて来るとアメリカ人観光客のレンタカーが時より現れたが、それ以外に聞こえてくるのは波の音と、風に舞った砂がグアヴァジュースのアルミ缶を叩く音だけ。

ヨコハマベイ2

気温が上がると少し蒸し暑くなってきたが、ビーチでランチを食べてしばらく寛いでいただいた。

やがてまた雲が出てきて、小雨が時より落ちてきたので少し早めに切り上げて移動開始。

ラッシュにはまだ早かったので、スムーズに戻り、ワイキキに入る前にタンタラスの丘に上がった。

ホノルル市内は全体的に曇っていて、マノアバレーには虹がかかっていたが、タンタラスは気持ちの良い風が流れていて雨には当たらなかった。



BBQ?

ダイアモンドヘッドクラブのボランティアスタッフのminaちゃんが家族でハワイにやって来た。

今回は会社のホームページの「オアフ島情報」の取材を一緒にする事になっているが、その前にBBQをしようという事になっていた。

私は昼間ツアーの仕事が入っていたのと、場所がminaちゃんの泊まっているコンドの施設を使うと言うことで、minaちゃんにある程度準備をお任せにしてしまったのだが、それが直前になってすっかりドタバタとしてしまった。

暖かいと思ってハワイにやって来たminaちゃんのご主人が、このところの寒さに体調を崩してしまったりで、大人7名子供2名でやるはずだったのが最終的には大人4名だけ。

しかもBBQには至らず、アラモアナSCでトゥーゴーした中華料理をBBQエリアで広げたものになった。

だがビーチパークなどと違ってビールも飲める場所だったので、その点では遠慮なく、皆で夜遅くまでのおしゃべり大会となった。

風が上がってきて最後は少し寒くなってきた。



2005年11月06日

取材

ダイアモンドヘッドクラブのホームページのコンテンツで「オアフ島情報」と言う人気のコーナーがある。

何かハワイの事に係わっていたい!と言う日本在住のハワイ大好き主婦のminaちゃんと知り合ったのは今から数年前。

最初はお互い別のハワイ系ウェブサイトのスタッフだったのだが、そのサイトが事実上クローズしてしまい、その後minaちゃんにはダイアモンドヘッドクラブのボランティアスタッフに就任してもらった。

それまで自らの足を使って集めていたショップやレストランの情報などを公開する場が欲しいと言う事で、イベント情報なども加えて「オアフ島情報」と言うコーナーを作ってもらったところ、ダイアモンドヘッドクラブのホームページ内では断トツの人気コーナーになってしまった。

既に旅行会社のウェブサイトの1コーナーとしてではなく、独立した形で他サイトからのリンクも受けている。

まだ幼い子供を含む2児の母でもあるminaちゃんが家族でハワイに来ると、遊びも程々に精力的な取材が始まる。

今回は私と、同じくダイアモンドヘッドクラブのボランティアスタッフ候補でハワイ大学学生のEちゃんと、minaちゃんの取材を手伝うことになった。

最初に行ったのはパールシティにある「シアーズ」のアウトレット。

アラモアナSC内にもある全米チェーンの大型デパートだが、オリジナルの家電製品を販売していて、主にそのアウトレット品を売る店がパールシティーにひっそりとある。

しかし冷蔵庫や洗濯機など、観光客にはおよそ縁のない物ばかりで、ここはちょっと使えない。

続いて同じくパールシティにある「ファブリックマート」本店。

うちの近所のカラカウア店より若干広い気がしたが、余程の事が無い限りはここまで来る必要も無いだろう。

しかしこの店の周囲にはキルトショップや子供用品などの小さな専門店が多く、いつか何かの時に使えるかもしれない。

その後はリリハやイヴィレイのクラフトショップを回った。

オアフ島の事でありながら、私の知らない店を次々と調べていて感心したが、日本で流行中のリボンレイの素材屋さんが多く、これらは「ロコツアー」でも使えるかもしれない。

ランチはピア38にある「ニコス」と言う店に行った。

ニコス

漁船などが停泊する港のすぐ横で、こんなところにレストランがあるの?と言うような場所だったが、付近のオフィスワーカーや倉庫の労働者などで一杯だった。

お昼の時間を少しずらしていたので、注文していると席が空いた。

この店はレストランと言ってもファストフード方式で、席は屋根のあるオープンスペースにガーデンテーブルが並んでいるだけ。

プレートランチが基本だが、サラダのドレッシングやグレービーソースなどが凝っていた。

港と言う事で魚料理も多かったが焼き加減も良く、ご飯の炊き方など問題なかった。

ハンバーグは手作りで美味しく、また食べてみたいと思った。

この店、朝と昼しか開いていない。

食後はカカアコにある「イースト・アジアン・バスケット」と言う、ハラや籐、竹などの籠や箱を中心に扱っている店に行った。

25年もやっていると言う店の割にはやたら見つけにくく、何度も付近を往復してしまった。

この店も好きな人にはたまらない感じで、「ロコツアー」候補。

最後に「クラフトサプライ・センター」や「ベンフランクリン」を取材して終了。

すっかり外は暗くなっていた。



チャーター

このところ雨季も安定してきて、昼間はあまり降らなくなってきたが、今朝はシャワーが残っていた。

天気図を見ると回復の兆しが見えたので、予定より少し時間をずらしてノースショアへ向かった。

ホノルルの天気は良かったが、H-2に入ると空はどんよりとしてきて、小雨もぱらついていたが、ワヒアワを抜けるとノースショアには青空が広がっていた。

スネークロードを降りてワイアルアからモクレイアに行き、ビーチパークに入っていくと今日も車は少なかった。

モクレイア1

クリスマスベリーが赤い実をたくさんつけていた。

クリスマスベリー

そしてやはり誰もいないビーチで一日のんびりと寛いだり、シュノーケルをしたり、カメを見たりした。

モクレイア2

夕方ハレイワタウンに移動してしばし散策の後、「チョロス」でタコプレートを食べてからホノルルに戻った。



2005年11月08日

TATTOO

アメリカ人はファッション感覚でかなり気軽に刺青を入れる人が多いが、ハワイではその柄に特色がある。

日系人が多いため、漢字を、特に日系人の場合は自分の苗字などを体に彫る人が多いのだが、今日は郵便局で漢字プラス和柄の紋々がいた。

しかも局員。

腕や首からはみ出たタトゥーはかなり迫力があったが、顔はニッコリ郵便局員。

日本だったらその筋の人と間違われても全くおかしくない刺青で、絶対に郵便局で窓口にはいないと思うのだが、そんな事誰も気にせずハワイの午後が過ぎていった。



2005年11月09日

年末向け作業

例年11月はツアーが暇になる。

しかし年末に向けた作業を進める時期で、クリスマスカードや来年用のブローシュアなどを作成している。

今年はツアーも良い調子で入っているので、作業がなかなか一気に進まないのが辛いところだが、クリスマスカードの写真の候補は決まり、ブローショアの構成も決まってきた。

問題は料金体系。

昨年来のガソリン価格の高騰で、実際にツアーを催行しているダイアモンドヘッドクラブは直接大きな影響を受けている。

だが一応今年で10年目と言う節目の年に当たっては、無闇に料金を上げることはしたくなかった。

しかし今年は特に夏場、ソールドアウトでお客さんのご予約を受けられない事態が多く発生した。

少人数制の先約優先でやっているために以前からこういう事は起きてはいたが、今年は特に多かった。

そこでこの際大幅に料金体系を見直し、定連さんに喜んでいただけるようなシステムにしようと思っている。

既に決めているのは、オリジナルのお土産。

今までもほとんどのツアーで粗品をお土産としてプレゼントして来たが、このお土産をグレードアップさせようと思っている。

また今まではチップについてはっきりとは表示をしていなかったが、これはリピーターさんへの気遣いの部分であり、最初から料金に組み込むのは失礼と言う考えでもあった。

しかしチップについての意識の問題や、チップの他にお土産も持ってきてくださる方もいたりして、私としてもバランスを考えなくてはいけないと常々思っていたので、来年からは「特別のご注文が無い限りはチップは頂かない」と言うシステムに変えることにした。

引き続きお土産に関しては、選んでいる時から旅が始まっていると言う考えで楽しんでいらっしゃる方も多いので、喜んでお受けいたします。

今日も雲の多い一日だった。



2005年11月10日

サークルアイランド

朝方にはまだ小雨がぱらついていたが、雲は徐々に薄くなっていた。

ワイキキは今、ロイヤルハワイアンSCの大工事でなんだか凄いことになっている。

今はピンク色の大きなシートに覆われてよく見えないが、カラカウア通りからロイヤルハワイアン・ホテルが見えるようにすると言う事で、椰子の木は切り倒され、コンクリートの建物も途中が破壊されている。

まあこのシートが取れたら、びっくりするくらい景観が変わってしまいそうである。

さてお客さんをピックアップしてワイキキを出る。

ホノルルマラソンも近付いてきた事で、ダイアモンドヘッドロードはランナーが増えてきた。

ダイアモンドヘッド沖の波は2フィートほど。
形は悪くなかったがサーファーは少なかった。

カラニアナオレ・ハイウェイに出るとコオラウ山脈に伸びた雨雲が気になったが、風は上がっていた。

珍しくハナウマ湾の外のゲートにはセキュリティがいなかったが、東の空は雲が多くモロカイ島も見えなかった。

サンディービーチには4フィート以上のショアブレイクが豪快な音を立てて崩れていて、目の前のチューブに吸い込まれていくブギーボーダーは迫力があった。

ビーチの隅にはハワイアン・モンクシールがごろっと転がって昼寝中で、周りはロープで囲われていた。

マカプウ岬を回ると海の色が一転した。

普段は透明なマカプウビーチには5〜6フィートほどの波が寄せていて、スープがビーチを真っ白にしていた。

果敢に波に挑むサーファーはたった一人だった。

ベロウズビーチはほぼ貸し切りの状態で、エメラルドグリーンの海が眩しかった。

ウィンドワードサイドも天気は上々で、雨に当たることは無かった。

「スモウ・コネクション」に行くと、アンティージャンが今日は「アース・ウィンド&ファイアー」のCDを貸してくれた・・・。

クアロアパークにはシラサギが居らず、どこかの芝刈り現場に出張中のようだった。

海を見ながら東海岸を北上し、タートルベイを回る頃には気温も上がってきた。

しかしノースショアに波は無く、サンセットでせいぜい3フィート、ワイメアでは11月だというのに飛び込み岩からのジャンプが見れた。

ラニアケアにはカメが5匹もビーチに上がっていて、レンジャーがロープを張っていたが、大勢のツーリスト達に囲まれていた。

アリイビーチでは週末から始まるトリプルクラウンのサーフ大会の準備をしていたが、パークは今日も貸切で、ランチのためにピクニックテーブルのセッティングをしていると、管理局のブラダーがやってきて
「こういうセッティングはなかなか良いね」と言ってくれたので、
「日本人は繊細だからね」と言うと
「オレも日本語が話せたらなぁ」なんてシミジミ言うので、
「どして?」と聞くと、
「この前レンタカーを車上荒らしにあった日本人のツーリストの女の子がいたんだけど、泣いてるだけで何もしゃべらないんだよね。せめてこっちが少しでも話せたらなぁって思ったんだよね」と、良い話に聞こえたが、
「それにナンパも出来るかもしれないしね」と付け加えていた・・・。

ノースショアMPで読書タイムの後、ドール・プランテーションに移動。

プランテーションアイスティーを飲んで寛いだ。

帰りはやはり渋滞したが、その間もシャワーには全く当たらなかった。

夜になるとほぼ半分の明るい月が昇った。



2005年11月12日

CIコンボ

朝はシャワーが残ったがツアーに出る頃には晴れてきた。

今日もハナウマ湾の入り口には警備員の姿はなく、観光客の少ないシーズンであることを物語っていた。

サンディービーチに着くと風が急に強くなって、ショアブレイクで崩れた波の飛沫が宙に舞っていた。

ベロウズにはスクールバスが5台も止まっていて、小学生の高学年らしきグループが遠足に来ていた。

「スモウ・コネクション」を出てオロマナを過ぎるとシャワーがぱらついてきた。

カネオヘ湾は赤土で真っ赤。

両側にスクランブルエッグの咲き乱れるカハルウを抜けてクアロアパークに着くと雨は止んだ。

晴れ間が広がりカーアヴァの海は今日もエメラルドグリーン。

窓から吹き込むトレードウィンドが気持ち良い。

ノースショアに回るとサンセットビーチには6フィートほどの波。

チャンズリーフには形の良い波が入っていて、サーファーの車で路肩は一杯だった。

アリイビーチでは大会の準備が進んでいた。

アリイビーチ

芝を刈ったばかりの公園のピクニックテーブルでのランチタイム。

食後はドール・プランテーションに移動。

お客さん達がパイナップルエキスプレスに乗っている間、ユーカリの木が風にざわめくパーキングで読書。

ハレイワタウンに戻って散策時間。

ノースショアMPでマツモト・シェイブアイスのスタンを発見。

パトロール中に日本人観光客の3人組の女性たちとおしゃべりしていたので、ちょっと声をかける。

空には大きな虹。

ハレイワの虹

虹が出るとシャワーが心配だったが、サンセットビーチに戻る途中のワイメア辺りでは道路がかなり濡れていた。

しかしサンセットビーチも既に雨は上がっていて、ローカルも集まってきていた。

西の空にはシャワーを引きずった雨雲が時々通過して行ったが、夕陽を透かしたシャワーのカーテンは幻想的だった。

サンセット

帰りのフリーウェイでは時々激しいスコールにも遭い渋滞が残っていたが、今日も車外に出た時にはちゃんと雨は止んでくれた。

晴れ男のパワーは健在だった。



2005年11月14日

CI-コンボ

朝から風は弱かったが、雲のほとんど無い良いお天気だった。

コオラウ山脈の上の雲も今日は薄い。

ハナウマ湾を過ぎると、モロカイ島が見えた。

サンディービーチのショアブレイクは3〜4フィートで、週末と言うこともあってか人が多かった。

マカプウに回るとトレードが入ってきた。

ベロウズは人が少なく、エメラルドブルーの海と白い砂が眩しい。

「スモウ・コネクション」でアンティー・ジャンに今日から始まる九州場所の予想を聞いてみると、やはり朝青龍。

ウィンドワードサイドは少し雲があったが、シャワーには遭わなかった。

クアロアパークにはスティルトの姿が増えてきた。

ライエを過ぎるとカフクの牧場の横でいきなり渋滞した。

乗用車が路肩に突っ込んでいて、消防車が2台にポリスカーが3台も集まっていた。

タートルベイリゾートの前でもまた渋滞。

ここではどうやらストライキの最中で、プラカードをもった人たちが入り口を塞いでいた。

ノースショアに回るとここではサーフトラフィック。

サンセットは6フィートほどだったが、ワイメアはフラット。

大会が始まっているはずのアリイビーチはなぜか空いていた。

どうやら規定以上の波が立たずに今日はキャンセルだったようだ。

ピクニックランチの支度をしていると、ハレイワに住むハワイアンの友人ケビンがサーフボードを抱えて海から上がってきた。

久しぶりにちょっと立ち話をすると、スカイダイビングの仕事は週末のパートにして、今はワイキキでスプリンクラーのインストールをしていると言っていた。

昔はワイメアの滝の飛び込みショーに出ていたワイルドな奴だが、子供が出来て少し落ち着いてきたようだ。

食後はドール・プランテーション。

今日もお客さんがパイナップルエキスプレスに乗っている間、読書タイム。

その後ハレイワに戻って散策時間。

ポリトレのミアちゃんとちょっとおしゃべりして、陽の傾いてきたノースショアでボーっとしていた。

サンセットビーチに戻ると、風が南寄りになり少し雲が出てきたが、綺麗な夕陽が見れた。

サンセット

帰りのパイナップル畑でまたちょっと渋滞。

これもどうやら事故のようだったが、今日はよく事故現場を見た。

フリーウェイはほとんど混雑も無くスムースだった。

夜は月が明るかった。



2005年11月16日

ビーチピクニック

風が弱くなる予報だったが、晴れ渡った空には貿易風が吹き抜け清々しかった。

パリハイウェイを越えてオロマナをまわり、今日はワイマナロのベロウズビーチへのビーチピクニック。

ウィンドワードは多少雲があったが、絶好のビーチ日和となった。

人も少なく、波も弱く、エメラルドブルーの海は眩しかった。

海やビーチパークの施設などについて説明をし、ピクニックテーブルでランチのセッティングをして、お客さんが海で遊び始めるとしばらく読書タイム。

アイアンツリーの林の中でカージナルがさえずり、気持ちが良い。

昼になって「KENEKE'S」にランチの仕込みに行く。

サバ弁当の話をして、お客さんのほとんどがサバをご希望だったのに、今日は売り切れ・・・。

マヒマヒの塩焼きになった。

ランチの後、ビーチで木の実を拾ってミニ自然教室。

午後になって少し人が増えたが、お客さんたちはどうも遊び疲れてビーチには飽きてしまった様子。

私としてはかなり勿体無い気がしたが、片づけをして移動。

時間が大分あったので、マカプウのルックアウト、サンディービーチ、ブローホール、ハナウマなどでちょっと止まって、ホノルルに戻る。

さらにタンタラスに上って、カカアコの公園に寄ってからワイキキに帰った。

夜はほぼ丸い月が薄い雲に見え隠れしていた。



2005年11月18日

ノースショアツアー

朝方までシャワーが残り、大きな虹が出ていた。

お客さんをお迎えに行く頃にはワイキキはすっかり晴れたが、コオラウ山脈の上には重そうな雲が架かっていた。

H-1フリーウェイを西に向かうと、所々で雨が流れてくる。

ワヒアワを過ぎてパイナップル畑を降りていくと、ノースは雲が少なく、ハレイワの沖には波が白い線を描いていた。

最初にラニアケアビーチに立ち寄ると、沖には20フィートを超える波が見えた。

水もすっかり濁っていたが、カメが何度か顔を出してくれた。

サンセットビーチまで北上すると、ここも15フィートを越える巨大な波が水平線の上まで盛り上がっていたが、サーファーの姿は無かった。

ワイメアには沖に数人のサーファーが入っていたが、ショアブレイクの大きさに対してそれ程では無かった。

ハレイワのアリイビーチではトリプルクラウンの一つ「OPプロ」が行われていて、人が集中していた。

上手い具合にパーキングスペースを見つけてお客さんと一緒にしばらく観戦。

6〜8フィートの良い波が出ていた。

公園側は今日も空いていたのでいつもの場所でピクニックランチを始めると、管理局のブラダーが軽トラに乗ってやってきて、声をかけてきた。

食後にはゆっくりとハレイワ・タウンの散策。

「ミウラストア」の前の道路で工事をしていて、ちょっとした渋滞になっていた。

ノースショアMPに車を回して、まずはパトロール。

「パタゴニア」のマサは明日から3年ぶりに日本へ行くそうだ。

せっかくの帰省だと言うのに渋谷の「パタゴニア」でもバイトをするらしい。

「ポリトレ」で最近仲の良いミアは日系人の顔だったので、ローカルの女の子だと思っていたら、なんとモンゴルの出身なのだそうだ。

もちろん朝青龍の事は知っていた。

「バンザイ・寿司バー」で前にバイトをしていたマキちゃんが、「カマアイナ」と言うお土産屋に戻ってきた。

「これからお茶しに行くんだ」と、丁度仕事が終わって店から出てきたのだが、一緒にいた友達は日本から遊びに来ている人かと思ったら、「ププケアに住んでます」と言うことで、最近ノースにも日本人在住者が増えてきた。

最後にドール・プランテーションに寄って、ホノルルに戻った。

月が明るい。



2005年11月19日

Zippy's

午後からハワイカイのコスコに買出しに行き、車を洗って、タイムスで弁当買って戻ってきて、早めに夕食を済ませると、ノースショアのスカイダイバー、あっちゃんが仲間を二人連れて遊びに来た。

既にワイキキで飲んでいたそうだが、2次会と言う感じで乾杯。

途中で小腹が減った我々は、私の推薦で「稲葉」で日本ソバを食べようと言う話しになったのだが、行ってみると「今日の分のお蕎麦はなくなりました、、、」と丁度店じまい。

で、そこからまたキングストリートをポツポツ歩いてやって来たのが「Zippy's」。

普段はテイクアウトのセクションしか利用した事がなかったが、ファミレスのようなダイニングのセクションに入ってワンタンを食べた。

その後またうちに戻って少し飲み直した。

風は涼しいが、湿度が上がっているので寒くは感じない。

風が止まると部屋の中は蒸し暑かった。



2005年11月22日

サンセットツアー

某大手旅行会社の課長さんを含む、ダイアモンドヘッドクラブの常連さん達をサンセットツアーにご案内した。

日没の6時間前にワイキキ出発と言うことで、11時半にお迎えに行った。

この時間、平日なら渋滞することはほとんど無いのだが、土曜のためにH-1のマッカリーの入り口からダウンタウンを過ぎるまでは激しく混んだ。

コオラウ山脈の上には雲が多くお天気が心配だったがH-2に入ると雲は薄くなった。

最初にドール・プランテーションに立ち寄る。

ユーカリの葉を嗅いで、プランテーションアイスティーを飲む。

ハレイワに降りてアリイビーチに行くと、今日も大会はキャンセルされたようだったが、良い波が出ていて、ローカルサーファーたちが楽しんでいた。

しばらく散策時間のため、ノースショアMPで読書をしているとモンキーポッドのざわめきにつられて睡魔が襲ってきた。

しばらく「太郎」の中でうとうとしていると、窓を叩く音。

やはりダイアモンドヘッドクラブの別の定連さんが、ご家族で観光の途中に私の車を見つけたのだそうだ。

陽も傾いてきた頃に移動開始。

ラニアケアビーチに寄ると、大きなウミガメが爆睡中。

ウミガメ

写真を撮ってサンセットビーチに行くと6フィートほどの波が出て、サーファーが多かった。

雲はほとんど無く、今日も素敵なサンセットが見れる予感。

ラグを引いてしばらく寛ぐ。

カエナ岬に大分近付いてきた夕陽が、徐々に水平線に近付く。

サンセット1

そして日没の瞬間。

サンセット2

実はこの写真の直後に太陽が緑色に光った。

これは「グリーンフラッシュ」と言う現象で、空気の澄んだ時に見れる珍しいもので、私も一瞬自分の目を疑ったが、このサンセットを見ていた周りからも「グリーンフラッシュだ!」と言う声が上がっていた。

一瞬の違いで写真に撮れなかったのは残念だが、私自身「グリーンフラッシュ」を生で目撃したのは初めてだった。

帰りにハレイワに寄って、「チョロス」でディナーを食べてから、ワイキキに戻った。

帰りの夜景も綺麗だった。



CI

今日はCI(サークルアイランド)。

日曜と言うことでカピオラニ公園では、また何かイベントをしていて、バザーの店舗が並んでいた。

ダイアモンドヘッドロードに出るとマラソンの練習で走る人が多かった。

ハナウマ湾を過ぎると今日は久しぶりにモロカイ島の後ろにマウイ島のハレアカラが見えた。

しかも頂上まで雲が無くすっきりとしていた。

風は弱くサンディービーチも2〜3フィートほど。

ブローホールは静かだった。

マカプウに回ると緩やかなトレードウィンドが感じられ、澄んだ海で遊ぶローカルがうらやましかった。

天気の良いベロウズは5〜6台しか車が止まっていなかったが、我々が出る頃には少しずつ車は増えていた。

相変わらずコオラウ山脈の上は雨雲が包んでいたが、ウィンドワードではシャワーに当たらなかった。

クアロアから先の海は今日もエメラルドカラーで、多くのローカル達がBBQなど楽しんでいた。

サンセットビーチは6フィートほどの波なのに凄く混み合っていた。

チャンズリーフやラニアケアも車が多く、ハレイワに入ると予想通り今日もサーフコンテストはキャンセルされていた。

ローカルのパーティーは多かったが、空いているピクニックテーブルを見つけてランチタイムを取る事が出来た。

散策の後ドール・プランテーションに寄って戻った。

帰りのフリーウェイは全く引っかからずにスムーズだった。



2005年11月23日

コナウィンドで停電

昨日の夕方から風が止まり、夜には南からのコナウィンドが入ってきた。

湿度が上がり、べとっとした感じのシャワーが街を濡らした。

朝には一応シャワーが上がっていたが、コオラウ山脈はおろかダイアモンドヘッドも霞んで見える程の雨雲。

今日予定されていた山歩きは中止になった。

日中は断続的にシャワーが降り、生温かい風が窓から入ってきた。

夜はワイキキの鍋会に出た。

美味い味噌鍋を堪能した後、家に帰って、ビデオに録画していた相撲中継を見ようとしたら、アパートの前の通りにある電柱から「ブワン!」と言う大きな音がして、辺りが闇と静寂に包まれた。

久しぶりの停電である。

ドアを開けると付近のブロックが真っ暗。

ランタンやロウソクなど点けてみたが、電気が無くて、小さな電池式のラジオ位しか聞けない状態なので、寝ることにした。

やはりハワイでは自然には勝てない。



Rainy Day

今日は朝からどんよりと曇った空がホノルルの街を覆った。

緩やかなコナウィンドが南の海から湿気を吸い上げて、煙の様に霧を漂わす。

今週はツアーが無いので「太郎」をガレージに預けて、家までを小雨の中45分程かけて歩いた。

車に積んでいる折りたたみの小さな傘を差して、サンダルが滑りそうになるのに気を付けながら歩いていると、アラモアナSCの裏手の「太陽ラーメン」や「ソゴンドン」があった一角がすっかり工事中で、高いフェンスが塞いでいた。

ここにもコンドが出来るのかな?

ケアモクからタワーレコードの角を入っていくと、前に会った中古のレコード屋がすっかりなくなっていた。

ダイエーの裏からカラカウアに入ると、歩道にはツリーオーキッドの花が歩道一面に散らばっていた。

ツリーオーキッド

結局太陽は一日見れなかった。



2005年11月24日

MIXI

mixi(ミクシィ)と言う会員制のブログスペースがある。

会員と言っても会費を払うわけではないが、友人知人の紹介が無ければ入ることが出来ない。

以前大阪の友人に紹介されて会員登録はしたものの、広く一般に読んで欲しい日記を書いているので、このエリアは全く使っていなかった。

いつの間にかその大阪の友人がここからいなくなってしまい、紹介者がいなくなった私にmixiからメールが来た。

友人知人が独りもいない状態だと退会させられてしまうと言うのだ。

するとタイミング良く、ダイアモンドヘッドクラブのお客さんから、このmixiへのお誘いが来た。

あまりメジャーな物だとは思っていなかったので、他にもユーザーがいたことに驚いたが、早速登録してもらうと、鍋会メンバーにもmixiのユーザーがいたことがわかった。

せっかくなのでここでも探してみようと思う。

mixiユーザーが他にもいましたら「じゅにーK」を検索してみてください〜!

マイミク募集中!



BOB MARLEY

BOB MARLEY:BOB MARLEY and The Wailers(???)

BOB MARLEY and The Wailers

数多くのレコードを出したボブ・マーレー。
私もCDは数枚持っていたが、これはKTにもらった一枚。
しかしどこで調べてもこのジャケットのアルバムは出てこなかった。
よって発売年は不明・・・。

「Soul Shake Down Party」「Stop The Train」など名曲多数収録。



SEAWIND

SEAWIND:Light The Light(1979)

SEAWIND:Light The Light

ハワイのニューミュージック。
KTにもらったアルバム。
ヴォーカルのポーリン・ウィルソンは有名。



MACKEY FEARY BAND

MACKEY FEARY BAND:MACKEY FEARY BAND(1978)

MACKEY FEARY BAND

KALAPANA(カラパナ)の今は亡きマッキー・フェアリーのファーストアルバム。
KTにもらったアルバム。



2005年11月25日

サンクスギビングデー

昨晩はマキキの大ちゃんの家に遊びに行ってディナーをご馳走になり、すっかり酔った。

今日はアメリカの祭日、サンクスギビングデー(感謝祭)。

一般的なアメリカ人は家族で過ごし、ターキーを食べるパーティーを行うことが多い。

独り者もパーティーに呼ばれてご馳走にありつける事があるが、今年は結局家で一人で過ごした。

午前中は久しぶりに太陽が出ていたが、午後にはまたどんよりと曇り、シャワーはほとんど無かったが風が全く動かず、べとっとした感じ。

オフィスワークは肩が凝る。



スポーツ! スポーツ!

今まで巨人やヤンキース、レイカースなどのことを書いてきたが、雑感とは分けてカテゴリを増やした。

もっと、楽しんだスポーツについて書きたい!

と言うことで、今日はレイカースはLAの本拠地ステイプルセンターで、シアトル・スーパーソニックスと対戦。

テレビ観戦は夕方からで、最初は調子の上がらなかったコービが後半大活躍で大勝。

相撲は琴欧州が朝青龍を破って新大関の夢にかなり近付いた。

筋書きの無いドラマは面白い!

そう言えば、「English」もやらないの?と言うご質問が増えてきましたので、近々書きます。(^_^;)



2005年11月26日

Holiday Jack

久しぶりにハンバーガーが食べたくなって、「Jack-in-the Box」に行くと、ジャックのアンテナボールのホリデーバージョンが出ていた。

ラージコンボを買うともれなくついてくると言うもので、昨年も一つもらったが、これが欲しくて普段は買わないラージコンボを頼んでしまった。

1.5リットルほどは入った巨大ソーダに、嫌がらせのような量のポテトには参ったが、もらったジャックはこれ。

ジャックのアンテナボール

これから元日までがホリデーシーズンと呼ばれる時期で、セールなどのチラシも増えてきた。

私はツアーは少ないが、オフィスワークが忙しい。



2005年11月27日

朝青龍

昨晩、朝青龍が偉大な記録を達成した。

日本人以上に日本人らしいと言われる横綱は、名実ともに平成の大横綱となった。

前日にその横綱に土をつけ、今日は目の前で千代大海を破った琴欧州はこれで大関確定だろう。

私がハワイに来た1993年に曙が外国人力士として初めての横綱になり、ハワイは一大相撲ブームだった。

今は亡きIZことイズラエル・カマカヴィヴォオレが「あっけぼのぉ〜、むさっしまるぅ〜、an' こにしきぃ〜」と歌にも歌ったことがあった。

その後の若貴ブームによる日本人の巻き返しが終わったあと、突然現れたモンゴリアンの朝青龍に時代を独占されている感のある大相撲だが、日本人がなかなか横綱になれないうちにモンゴルやヨーロッパ勢が頑張ってきた。

最も日本的なスポーツで、日本の国技でもある相撲だが、九州場所の会場はガラガラの席が寂しかった。

日本人の相撲に対する意識は低いように思う。

相撲協会もこの際、ゴールデンタイムに結びの一番が来るようにするなど、改革が必要なのでは?



2005年11月28日

アラモアナビルディング

アラモアナSCの山側でコナ・ストリートを渡った所の、カピオラニとケアモクの角のビルがアラモアナビルディングだ。

SCの2階とはパーキングで繋がっている所にあり、1階がバンク・オブ・ハワイ。

旅行者はあまり利用しないかも知れないが、ビル内には専門医者や会計士、弁護士などのオフィスが多く入っている。

タンタラスの丘に夜登ったことがあれば、大きな青いUFOの様なネオンが点いているビルを覚えているだろう。

あそこは昔は展望レストランがあったのだが、それがなくなってからは倉庫になったりウェディング会社のオフィスになったりして、今は何も入っていないらしい。

今のようなサインの規制条例が出来る前の物なので、ああやって堂々とネオンを点けているのだが、私のアパートからも夜はよく目立つ。

サンクスギビングデーも過ぎて、ネオンもクリスマスバージョンに変わった。

アラモアナビル

今日も風はほとんど無く雲が多かったが、日中は晴れ間も出て、トーマススクエアまで散歩に行くと、今日もドッグショーをやっていた。



2005年11月29日

西風

週末明けの今日は朝からよく晴れていた。

しかしトレードはまだ吹かず、西寄りの風が入ってきていた。

今日ならビーチも空いていると思って泳ぎに行く計画をしていたが、「サムズクラブ」や「フィッシャー」で買い物を済ませると、いつの間にか雲が出ていた。

蒸し暑さは無く、寒くも無い。

ただ陽があまり差さない。


夜はワイキキの鍋会に出た。

鳥のつくね鍋が美味しかった。



2005年11月30日

High Five

野球選手がホームランを打って、3塁ベースを回るときにコーチとするのが「High Five(ハイ・ファイブ)」。

これを日本では「ハイ・タッチ」と呼んでいる。

しかし、「ハイタッチ」と言うのは英語ではなく、和製。

タッチと言う言葉にはさわるとか触れると言った意味が強く、ハイタッチと言うとどちらかと言うとなんだかいやらしいのである。

確かに日本人同士では使っている気もするが、日本のテレビ番組でも普通に使われている事には疑問を感じる。

なぜ「ファイブ」が「タッチ」に変わってしまったのだろうか?

和製英語は、オリジナルが難しい英語だったり、読みにくかったりする場合にイメージの近いほかの言葉で置き換える場合が多いが、「ファイブ」に何か支障があったのだろうか?

とにかくアメリカ人に「ハイ・タッチ〜!」なんて言わない方が良いですよ。(^_^;)


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