ハワイ日記2004年3月
3月3日
はっきりしないお天気が続いているが、雨は少なくなった。
マカプウへのハイクへお客さんをご案内。
カラニアナオレ・ハイウェイでは時々ぽつぽつと雨が降っていたが、サンディービーチの先は大丈夫だろうと高をくくっていた。
ところが、休憩で立ち寄ったサンディービーチでもぽつぽつ。
マカプウ岬の上空も、雲が敷き詰められていた。
お客さんに意思を確認して出発した。
歩き始める時は降っていなかったが、海が見下ろせるようになると貿易風に乗って横殴りの雨が体に当たった。
すかさず全員雨合羽を装着。
さすがに他にハイカーは少なく、今日は10人以下かもしれないと思っていたら、賑やかな声が聞こえてきた。
前方から小学校の一団が30名ほどやってきた。
遠足らしいが、さすがにローカルの子供たちはこれくらいのシャワーでは全く動じる様子がなかった。
通称「火曜サスペンス」と言う展望台から、「クジラの展望台」までは遠くに潮吹きが見える程度だった。
モロカイ島方面は雨雲が厚く、海も途中から真っ白で何も見えない。
マカプウ灯台が見えてくる頃になると、一つの群れがこちらに向かって近づきながら、ゆっくりと移動しているのが見えた。
頂上の展望台に到着すると、我々のハイクにタイミングを合わせるかのように群れがすぐ眼下に接近した。
5頭ほどいただろうか。
海中深くからゆっくりと水面に近づいてくるのが、澄んだ水の中でよくわかった。
順番に海面に背を出すと潮を吹き上げ、背や尻尾を少し海上に出してからまたゆっくりと潜り、少し移動してまた出てくると言うのを繰り返した。
ジャンプのような大技は見られなかったが、今日は真下の、岸から50メートルほどの所に見えたので、凄く感動した。
時々見えた白いひれも印象的だった。
どんなホエールウォッチングでも、船からではこの角度は無理。
今日は凄く得した気がした。(写真UP)
3月5日
朝は雨が降った。
相変わらずはっきりしない天気が続いているが、雲は薄くなってきており、貿易風も調子よく吹いている。
ハレイワではモンキーポッドの花が咲き始め、ワードアヴェニューにはレインボーシャワーもいくつか花をつけていた。
うちの裏のアパートのプルメリアも花が咲き始めた。
少しずつ春の足音は聞こえている。
3月6日
土曜日で混んでいるかと思っていたマカプウ岬も、今日は車がさほど多くなかった。
登り始めると風が気持ちよい。
途中で子供たちの集団とすれ違った。
海に白波は少なく、クジラを見つけるには良いコンディションだったが、今日はなかなか見れなかった。
私はかなり沖でも何度か潮吹きを見つけたが、お客さんが全員クジラを認識出来たのは、帰りの展望台だった。
首の後ろや手足が陽射しに焼けた。
3月8日
この数日はお天気が良い。
街中のプルメリアやレインボーシャワーも、花をほころばせ始めた木が多くなった。
風も少し乾いてきたようだ。
3月10日
今日のお客さんは卒業旅行の3人組だった。
しかも男性ばかり。
実はお一人のご家族が以前ダイアモンドヘッドクラブをご利用され、今回はご紹介でいらした。
普段30代、40代のお客さんが多いので、私も気持ちをより一層若くして出かけた。
目指すはノースショア。
朝のワイキキのお天気は今一だった。
ミリラニからワヒアワ辺りでは雨も激しかったが、パイナップル畑に入るとすっかり止み、ノースは海の色がはっきりと青く出て、波が白い線を作っていた。
サーフィンが好きだという事で、波乗りポイントを中心に回った。
まずはサンセットビーチ。
4〜6フィートで、時々8フィートと言ったところ。
続いてエフカイ。
パイプラインはブレイクしていなかったが、右側のガムズと言うポイントには数人のサーファーが入っていて、小さなチューブも出来ていた。
ワイメアはショアブレイクが小さかったが、ブギーボードの上に立つローカルや、ショートボードで入っている者もいた。
ちなみにここのショアブレイクでは、ロングは勿論ショートボードも思いっきり危険。
沖にクジラを探したが、今日は見えなかった。
と言う事でラニアケアに立ち寄る。
波は形が悪かったが、サーファーはいた。
そしてウミガメ君たちもショアラインに遊びに来ていた。
最後にハレイワ・アリイビーチ。
水がやや濁っていたが、女性や子供のサーファーに混じり、日本人も数名見かけた。
その後はハレイワ・タウンで自由時間。
天気もすっかり良くなり、初めてのハワイを満喫していただけたようだ。
3月11日
夕方、仕事の打ち合わせでアラモアナSCに行った。
3階のマイタイバー。
気持ちは既に「飲みたいモード」だったが、西日を浴びながらアイスティー。
オープンな造りなので店の外をぞろぞろ歩く観光客やローカルが見え、やっぱりまだお酒と言う雰囲気ではなかった。
帰りに白木屋を覗くと、あちこちで改装工事中だった。
夕焼けが綺麗だった。
3月12日
早朝はよく晴れていた。
ところが9時過ぎには雲が町を覆い、あっという間に降り出した。
ほとんど視界が利かない位のスコールで、ホノルルは真っ白になった。
昼頃一時止んだが、午後にはまた断続的に降った。
道路はあちこちで水溜りが出来、車は渋滞していた。
夕方には小雨になったが、風が強くなった。
ハワイはまだ雨季なのだと言う事を感じさせた日だった。
3月15日
朝のワイキキは晴れていた。
今日はサークルアイランド。
ダイアモンドヘッド沖で早速クジラの潮吹きが見えた。
ハナウマ湾はクラゲの為に閉鎖されていた。
サンディービーチまでは晴れていたが、マカプウを回ると雲が多かった。
何とも言えない淡い色をした東海岸の海を見ながら北上。
クアロア公園のコーラルツリーももうすぐ終わり。
ノースショアはまた晴れていた。
ワイメア沖ではクジラがジャンプした。
アリイビーチでのランチは風が気持ちよかった。
3月16日
今日もサークルアイランド。
やはり朝のワイキキは良いお天気だった。
昨日より風は弱くなったが、乾いて気持ちがいい。
サンディービーチの砂は今日もキラキラと光っていた。
マカプウは4フィート程の波が上がっていたが、形が悪く、ブギーボーダーは少なかった。
沖には多くのクジラが潮吹きをしているのが見えた。
ワイマナロのベロウズビーチには黄色いスクールバスが止まっていて、子供達がいたが、我々が到着すると間もなくいなくなった。
その後はアメリカ人ツアーの一団と我々、そして僅かのローカルだけになった。
今日はウィンドワードサイドも天気が良さそうだ。
カーアヴァやプナルウは特に綺麗だった。
カフクのバナナ畑の前は工事をしていて、道路が不自然にクネクネしている。
一体何をしているのだろう?
サンセットビーチは4フィートほどの波。
ワイメアは大人しかった。
ラニアケアには今日もウミガメがいた。
貸切のハレイワ・アリイビーチパークでランチ。
今日は一日晴れが続いた。
3月18日
久しぶりにマキキヴァレーにトレッキングに行った。
一昨日から天気が良かったので、トレイルはすっかり乾いていた。
カネアロレ・トレイルに入るとすぐに、シェイマが出てきて声を聞かせてくれた。
気温はあまり上がっていなかったので、歩き易かった。
ストロベリーグアヴァの実がたくさん付いていたが、まだどれも青く、堅かった。
マキキヴァレー・トレイルには、ほんの僅かだがイエロージンジャーが咲いていた。
ローズアップルにも白い花がいくつも咲いていたが、実はまだのようだった。
山を下りると、背後のコオラウ山脈から色の濃い雲が出てきた。
風が弱くなり、夜は少し蒸し暑かった。
3月19日
今日はマカプウ岬に登った。
お天気も良い。
最初はお揃いのTシャツを着た小学生の集団がいて少し賑やかだったが、我々がクジラの展望台に着くと最後の集団とすれ違い、その後はまたいつもの静かなトレイルに戻った。
モロカイ島の他、マウイ島、ハワイ島もはっきり見えた。
今日もクジラは多かった。
潮吹きやジャンプも見せてくれたが、少し遠かった。
頂上展望台でも時間を取ってクジラを観察したが、最後に「火曜サスペンス」展望台から、近くで子クジラのジャンプを見ることが出来た。
夜はシャワーになった。
3月20日
今日はCIコンボ。
朝からワイキキは時々小雨の降るコンディションだった。
天気予報では昼前から晴れてくると出ていたので、期待しながら出発。
サンディービーチでは晴れ間が出たが、マカプウを回るとウィンドワード・サイドには雲が多かった。
マカプウビーチには4フィートほどの波が上がっていた。
貿易風も気持ちよい。
ベロウズビーチの休憩時間までは良かったが、相撲コネクションに寄るとシャワーが降ってきた。
その後も降ったり止んだりだったが、時には雲間から陽も差した。
クアロアパークでは皆で傘を差しながらチャイナマンズハットを見たが、プナルウ、ハウウラ付近では空は明るくなり、海も綺麗な色を出していた。
ノースショアも雲はあったが、サンセットビーチで見学をしているとやはりぽつぽつとやってきた。
夕方は晴れてくれる事を祈りながら移動。
再び雨は止み、ワイメアでは沖にクジラの潮吹きを見ることが出来た。
ラニアケアでも海亀が見れた。
ハレイワのアリイビーチパークでランチを食べようとしたら、またまた降ってきた。
先にドール・プランテーションに行ってから、ハレイワに戻ると陽が出てきた。
自由時間は一応お客さんには傘をお貸しして、私はNMPで読書を始めた。
途中やはりシャワーがあった。
お客さんが戻って来てサンセットビーチに移動する時、雲が切れてきて明るい陽が差してきた。
ププケア辺りでは虹も見れた。
そのままサンセットビーチでも太陽が顔を出していたが、日没10分くらい前になると水平線近くの雲の中に入ってしまった。
なんだかお天気に翻弄された一日だったが、最後はホノルルの夜景が綺麗だった。
3月22日
最近「HONU BEER (ホヌ・ビール)」と言うのが売り出された。
HONU(ホヌ)とは、ハワイ語でウミガメの事。
昨年暮れくらいから見かけるようになっていたが、少し値段が高いので手を出せなかった。
遊びに来た友人が持ってきてくれたので、飲んでみた。
今までのハワイの地ビールに比べてとてもスムースで、軽い感じ。
6パックのケースから、ボトル、キャップまでカメのデザインでかわいい。
ボトルは内側に亀や海の中の様子が描かれていて、酔うほどに海底にいる気分になって行く。
このビールの収益金の一部は、ハワイや世界中の海亀の保護に役に立つのだそうだ。
しかし、よく見たらこのビールもオレゴンで作っていた・・・。
今日は前から気になっていたものをもう一つ試した。
トルティア・チップスの「ドリートス」の新製品で、ワカモリ味。
勿論これはアヴォカドの事。
結構後を引く美味しさ。
これも近いうちに写真をUPします。
3月26日
マカプウ岬へのハイキング。
朝からホノルルは時々小雨の降る、相変わらずのお天気だった。
ワイキキを出る時は一時止んでいたが、カハラを過ぎる頃またさっと降った。
サンディービーチの西は雲が垂れ込めていたものの、とりあえず雨は降っていなかった。
雨さえ降らなければ、曇りの方が山は歩きやすい。
海は穏やかで、クジラ観察には良いコンディションだった。
しかし最初の展望台では、海は静まり返っていて、少し不安になった。
「クジラの展望台」に到着しても、なんだかとても静か。
今日は他のハイカーも少なく、往復ですれ違ったのは20人以下。
展望台にあるパネルを使ってザトウクジラについて説明をしていると、比較的近い所で潮が上がった。
お客さんに「あそこにいますよ」と教えてあげると、クジラも段々近づいてきた。
どうやら母クジラに子クジラが2頭だなと思っていると、丁度我々の目の前で親クジラが水面から出てきて飛び上がった!
スローモーションのように見えた一瞬だったが、ほぼ全身が水面から出て、体を少しひねってから豪快に水しぶきを上げて海に戻っていった。
このジャンプだけでお客さん達はすっかり大満足。
丁度山を下りて車に戻る頃、ぽつぽつとシャワーが流れてきた。
ワイキキは雨に煙っていた。
3月27日
サークルアイランドに出た。
昨晩見た天気予報は、全て違う予想をしていて、全く参考にならなかった。
朝は曇っていたが、雨は無かった。
ウィンドワードの天気が心配だったが、とりあえず出発した。
土曜だと言うのに、セキュリティのいないハナウマ湾の入り口を過ぎると、ハナウマ沖でクジラの潮吹きが見れた。
サンディービーチ、マカプウも雲っていたが、ワイマナロでは空が大分明るくなって来た。
ベロウズビーチもほとんど人がいなかった。
貿易風は緩やかだったが、暑くは無かった。
クアロアパークを過ぎると、晴れ間が出てきた。
干潮に当たった海は透明感があり、キラキラと輝いていた。
ノースショアに回るとすっかり晴れてきて、サンセットビーチは久しぶりに青かった。
サーフィンの大会をやっていたが、沖の波はせいぜい5フィートほどで、手前で泳いでいる人の方が多かった。
ビーチは旅行者で混み合っていた。
ワイメアビーチもローカルで混んでいた。
そして、カメを見に行ったラニアケアも、凄い人の数だった。
今日はさすがにカメはいないだろうと思っていたが、ちゃーんと岸辺で数頭が泳いでいた。
人を怖がらなくなったと言うより、なんだか人を見に来ている気もした・・・。
ハレイワに着く頃に風が少し西寄りに変わった。
アリイビーチパークでのランチタイムは、すっかり晴れたこともあって暑くなってきた。
ハレイワを出てカム・ハイウェイを登っていると、島の中央にはまだ黒い雲が残っていた。
ドール・プランテーションに到着すると、降り始めた。
しかしH−2フリーウェイの南側に出る頃には再び青空が広がり、ワイキキも久しぶりに晴れていた。
3月29日
昨年12月から始まったNGN(Nippon Golden Network)の映画チャンネル。
毎週4本の映画を放送して凄いと思っていたが、12月の最終週からは、今まで放送したものをシャッフルして流し続けていた。
最初だけかと思っていたが、このところまた新しい映画を放送するようになった。
でもよく見るとまだ昨年からやっているのもある。
どうも中途半端なチャンネルである。
マッカリーとカピオラニの角の小さな公園のゴールドツリーの黄色い花も少しずつ咲き始めた。