ハワイ日記2004年1月
1月2日
今年最初のツアーは「KTファンツアー2」。
私がロケーション・コーディネートした、昨年の杉山清貴カレンダーの撮影地を回るツアーである。
「ALOHAカレンダー」と言って、全てどこかに「ALOHA」の文字が入っている。
店の看板だったり、郵便受けだったりするのだが、観光地とはあまり関係の無い場所ばかり。
天気は朝から雨。
普通のサークルアイランドなら中止にしている空模様だが、今日のお客さんであるKTファンは意欲満々。
ワイキキ内でも撮影をしたので、車内から場所だけ説明して、カパフルに出る。
ガスステーションなど2ヶ所に止まり、私がガソリンを入れている間に、お客さんに記念写真を撮ってもらった。
H-1フリーウェイに入りパリハイウェイを北上し、途中の住宅街に入る。
ここはいつも迷うのだが、今日もやはり迷った。
傘を差しながら記念撮影をして、今度はパリハイウェイを再び下って、ダウンタウンを抜け、カリヒの刑務所をすぐそばで停車。
ここには「ALOHA フラ・サプライ」と言う会社がある。
この辺りで一時雨が止んだ。
その後はホノルル空港近辺で2箇所止まり、ノースに向かった。
H-2でまた雨が降ってきたが、ドール・プランテーションで休憩して、ハレイワに入った。
本当は公園でランチタイムの予定だったが、公園は雨でびしょびしょ。
プランを少し変更した。
サンセットビーチにも行ったが、サーファーは出ていたものの、雨でビーチに人はいなかった。
帰りはあちこちで事故車を目撃した。
デルモンテのパイナップル畑には2台もレンタカーが突っ込んでいた。
フリーウェイでも反対を向いて道路脇に止まっている車や、事故処理中の警察車両など多かった。
早く貿易風に戻ってきてもらいたい。
1月3日
午後から雲が切れてきて、夕方にはようやく晴れ間が覗いてきた。
ダイアモンドヘッドやココヘッドもいつの間にかすっかりグリーンになっている。
お正月をハワイで迎えようとしていた観光客には辛い雨だったが、自然にとっては恵の雨だった様だ。
1月5日
午前中に歯医者に行くと、随分忙しそうだった。
お正月気分は全く無いが、一応新年の挨拶。
この数日天気も回復して、抜けるような青空が広がっている。
貿易風が戻り、気持ちの良い乾いた風が流れている。
家の前のコウの木には白い実が付き始めた。
1月7日
天気は良いが、風がヒンヤリする。
雨季の中休みと言った空模様が続いている。
夜には大きな明るい満月が空に浮かんでいた。
1月11日
朝は久しぶりに雲が多かった。
昼前には晴れ間が出てきたが、風が逆。
少し生暖かい風が夜まで吹いていた。
1月14日
昨日少し回復した天気だが、今日は昼頃から激しいスコールがあった。
そしてオフィスにいた私の耳に、雷の落ちるような音が聞こえた。
窓の外を見ると、煙が一筋流れていた。
どうやら近所の電柱のトランスか何かが爆発?
と、突然停電。
実は昨日も3時間ほど停電があり、HECOの作業車が来て修理をしていた。
その翌日にまただ。
結局この日は寝るまで電気は戻ってこなかった。
アパートの階段を9階まで3往復もしてしまった。
夜は金星が明るく光っていた。
1月17日
オアフ島を回る。
ダイアモンドヘッドやココヘッドが、最近の雨ですっかり緑の草に包まれている。
カハラのワイアラエ・カントリークラブではソニーオープンの真っ最中。
風は弱く海は穏やか。
サンディービーチは3フィートほどのショアブレイク。
マカプウも3フィートほどの厚い波が寄せていた。
東海岸は干潮で水が澄んでいた。
クアロアパークやタートルベイリゾートのコーラルツリーが徐々に咲き始めた。
サンセットビーチは10フィート以上の波の予想だったが、実際は6〜8フィートほど。
サンセットとロッキーには多くのサーファーが出ていた。
ワイメアベイは、カム・ハイウェイ沿いのシュガーケインが伸びてきてビーチが見下ろせない。
ハレイワのアリイビーチパークでランチ。
土曜にしては人が少なかった。
ドール・プランテーションに行くと、「水曜の大雨の時は、ここも閉鎖になったんだよ」とルビーが教えてくれた。
そう言えば、パイナップル畑沿いでHECOの作業車が新しい木の電柱を立てていた。
この辺りも凄かった様だ。
1月19日
マキキヴァレー・ループトレイルに入った。
季節外れで1輪だけイエロージンジャーが咲いていた。
時より吹き込む風は南からのもので、蒸し暑い。
マウナラハ・トレイルには、1画だけストロベリー・グアヴァの白い花が咲いている場所があった。
やはり今年も異常気象の様な気がする。
1月22日
数日雨模様の天気が続いていたが、今日は晴れた。
アラモアナパークに行くと、真っ赤なコーラルツリーの花が増えていた。
花に集まる虫を目当てに、マイナバードが嬉しそうに声を上げていた。
1月23日
結局昨日は夜になってかなり激しい雨になった。
南風にあおられて、アパートの廊下は水浸しだった。
今日は今年初めてマカプウ岬にハイクに行った。
ホノルルは今日も雲はあるものの、雨は降っていなかった。
マカプウは例年の雨季に無いほど青々としていた。
登り始めて海が見えてくると、早速ザトウクジラの親子が潮吹きを見せてくれた。
珍しく日本人のハイカーが2組もいたが、全部ですれ違ったのは20人ほど。
しかし海は穏やかで、クジラウォッチングには最適だ。
その後も下りるまで何度もクジラが現れた。
潮を噴き上げた後、背中を海上に出し、尻尾がゆっくりと海中に入っていく様子や、ほぼ全身が空に舞った母クジラの大ジャンプも見ることが出来た。
近くで見物していた数人がいっせいに拍手をした。
みんな嬉しそうだった。
1月24日
天気予報は雨だったが、朝から良く晴れた。
ノースショアはどこも良いサイズの波が上がっていた。
ワイメアベイの上からはクジラの潮吹きが見えた。
サンセットビーチで夕陽を見た。
綺麗な夕焼けも見れた。
1月25日
マカプウ岬に行くと、路上駐車の車の数に驚いた。
一昨日あれだけクジラが見えたので、私も期待していたが、ローカル達も、日曜と言う事もあり、大勢ハイキングに来ていたのだ。
天気は良く、風が弱いので暑かったが、登り始めて海が見えてくるとすぐにクジラの群れが見えた。
10頭近くのクジラが群れを成してサンディービーチ方面に向かって移動しながら、潮を噴き上げていた。
その後も海を横目に見下ろしながら歩くと、ザトウクジラの親子や群れがいくつも見れた。
見れたクジラの数は数十頭に登っていたと思う。
往復ですれ違った人間は70人以上だったと思う。
小学生の遠足に出会った時以来の人数だった。
今日は首の後ろが焼けた。
1月29日
貿易風が少し強かったが、綺麗に晴れた。
5年ぶりのリピータさんをサークルアイランドにお連れした。
クアロアやタートルベイのコーラルツリーが赤や白の花をたくさん付けていた。
海には白波が立ち、クジラを見つけるのは難しかったが、ラニアケアには今日も海亀がいた。
ハレイワはサーファーで一杯だった。
1月30日
昨晩からシャワーが多くなった。
今朝も山には厚い雲が架かっていた
今日はマカプウではなく、マキキへのトレッキングの予約が入っていたが、中止。
午後からはまた風が戻って晴れた。
1月31日
島を一周した。
土曜なのにハナウマ湾の入り口にはまだ警備員が立っていなかったが、マカプウ岬の路肩の車は凄かった。
1週間前を遥かにしのぐ台数で、トレイルを歩く人の姿も多く見えた。
駐車スペースを探すのも大変そうだ。
マカプウビーチは4フィートほどの透明な波が、遊びに来たローカル達を浮かべていた。
ベロウズビーチに入る前にパラパラとシャワーが来たが、車を降りると止んだ。
ビーチは人が少ないと言うより、ほとんどいなかった。
その後も外に出る時はちゃんと晴れていたが、時々シャワーがあった。
クアロアのコーラルツリーは、満開に近づいていた。
タートルベイのホワイトコーラルツリーはさらに花が目立っていた。
サンセットビーチやワイメアで、遠くの沖にクジラの潮吹きが見えたのだが、お客さんの中には気が付かなかった人もいて、残念だと思っていたが、ラニアケアでは今日も海亀がちゃんと待っていた。
ハレイワのアリイビーチパークでは、子供のバースディパーティーをやっているグループもいたが、葉の大分落ちてきてしまったモンキーポッドの下のピクニックテーブルは他に人がいなかった。
ドール・プランテーションはアメリカ人旅行者を中心に一杯で、パイナップル・エキスプレスには列が出来ていた。
今日は虹が朝に夕にたくさん見れた。