ハワイ日記2003年8月



8月1日

朝から暑中見舞いのEメールの発送作業。

一つ一つ本文とカードを添えて500通以上作っておいたメールを送ったのだが、途中で私が使っているAOLに繋がらなくなった。

しかも「AOLに連絡ください」と言うメッセージが出た。

早速電話すると、スパニッシュの訛りの強いオペレーターが説明してくれた。

ジャンク・メールを防止するために、1回に20通以上のメールの送信は出来ないのだと言う。

本来は一度にまとめて送信できるはずが、結局19通ずつに分けて送る事になった。

以前カーボンコピー(CC)を使って送ろうとして、スパムメールになるのでそれは出来ないと注意された事があったのだが、今回はちゃんと一通ずつ作ったのにそれも制限がある。

一日パソコンの前で送信作業をしなければならなかった。

夜には何とか全ての送信が終了したが、早速アドレス不明で戻ってきてしまった物があった。

メールアドレスを変えられた方や、サーバーの不具合などで届いていないと言う方は是非ご連絡を頂きたい。

基本的にはダイアモンドヘッドクラブのお客さんと今までメールのやり取りがあった方などを中心に送らせて頂いたが、これをご覧になってご希望の方には、喜んで送らせて頂きますのでご連絡ください。

8月2日

ノースショアツアー。

朝から最高のお天気。

風も気持ちが良く、町はレインボーシャワーの花吹雪が舞っている。

気になるのはノースのお天気だったが、パールハーバーを横目にして、H−2フリーウェイに入ってもコオラウ山脈に雲は少なかった。

パイナップル畑を抜け、コーヒー畑の横を下りて行くとノースの海が見えてくる。

沖の白い雲を映した海には、波の線が見えた。

ハレイワのバイパスを抜けサンセットビーチを目指す。

ノースのお天気もまずまず。

サンセットに着くとサーファーが少しいたが、波は2フィートほど。

泳いだり潜ったりしている人の方が多かった。

土曜にしてはビーチの人は少なかった。

ビーチにラグを引いて少し休憩。

その後ハレイワに戻る。

途中、シャークスコーブはスキューバダイバー達で大賑わい。

ワイメアの飛び込み岩も満員御礼だった。

ハレイワのアリイビーチパークは、子供のバースディパーティーのようなイベントがいくつか開かれていて、ここも賑わっていた。

ビーチにも人は多く、今日は亀は出てこなかった。

ハレイワ・タウンでの自由時間。

私はノースショアMPのモンキーポッドの木陰でいつものように読書。

ランチタイムのピークを過ぎた頃、L&Lに行って、今日はチキンBBQを食べた。

サンセットビーチやハレイワのビーチには日本人はいなかったが、タウンでは何組か日本人旅行者を見かけた。

最後はドール・プランテーション。

ここは今日もアメリカ人のレンタカーで一杯だった。

日本人の団体も一組いた。

デルモンテの畑の中で記念写真を撮ってワイキキに戻った。

さて家に戻ると、昨日送った暑中見舞についてご質問が来ていた。

写真の撮影地はカハラのワイアラエ・カントリークラブの垣根で、後ろのピンクの花はハイビスカスです。

夜風も気持ちがいい。

8月3日

今日はマカダミアナッツの新製品の話し。

先日鍋会で初めて目にして、食べてとても美味しかった物が、わさび味のマカダミアナッツ。

ハマクア・マカダミアナッツ・カンパニーと言う会社から発売されたもので、マウナロアなどのものと同じく小さな缶に入っている。

缶にはひらがなで「わさび」と言う文字が模様のように入っていて、一見なんだか怪しいが、ちゃんとぴりりとわさびが利いてなかなか行ける。

既にABCストアやロングスなどでも販売されているが、127グラム入りで$3.50ほど。

他にもハニー・マスタードやチリペッパー、オニオン味もあるらしい。

しかもハート型のあられ入りの物まであるそうだ。

これはちょっと流行りそうな予感・・・。

8月4日

この所毎日2〜3度我が家に顔を出す(勝手に入ってくる)隣のニーナとシルのところの黒猫ターキー。

以前は部屋の中のチェックばかりで我々の事は知らん振りだったが、最近は「遊んでくれ〜」と言う表情でやってくる。

先日ワイマナロで拾ってきた孔雀の羽根で遊んでやると、いつまでもじゃれている。

あんまり長い間うちで遊んでいると、ニーナが心配してやってくる。

うちは全然構わないのだが、お互い色々用事はあるので、ドアを閉めるときには家の中に入れている。

遊んでいる時に家に連れて行かれると、「にゃ〜」と鳴いてちょっと抵抗するが、それ以外はほとんど黙ってやってきて、黙って遊んでいる。

うちではターキーの事を勝手に「にゃ〜吉」と呼んでいる。

「にゃ〜吉」は良いのだが、最近「ちゅ〜吉」が登場してしまった。

最近台所でかさかさと言う音が聞こえ、隣のニーナもねずみを見たと言っていたので、うちも少し心配していた所、とうとうやってきてしまった。

昨日朝方発見、夜になってちょろちょろと走っているのも見てしまったのだ!

実は私はかつてねずみと同居の経験があり、その習性や行動範囲に付いては知識がある。

今回うちに現れたのはほんの5センチほどの小さいねずみ。

しかし食べ物を食われたり、衛生的にも良くないので、早速ネズミ捕りを買ってきた。

ハワイではねずみは多いので、どこにでもネズミ捕りは売っている。

上手く捕まえられると良いのだが・・・。

さて、夜は鍋会に行った。

さすがに夏休みと言う事なのか、日本から旅行中の方を含めて20名近く集まり大盛況だった。

宴は夜更けまで続いた。

8月5日

モーティー達と食事に行った。

場所はカピオラニの「焼肉ミリオン」。

実はここは私だけが初めてだったのだが、とっても韓国風ローカルの雰囲気で、肉もとても美味しかった。

この店には「ミリオン・カード」と言う、常連さん用の会員カードがある。

ワイキキのラーメン屋さんのようにスタンプ式ではなく、磁気カード式で、これはハワイではあまり見かけない画期的な方式。

お腹一杯。

8月6日

朝から歯医者。

今日も映画を見ながら午前中一杯、3時間半ほど歯をいじられてきた。

昼に家に帰ってきて、徐々に麻酔が切れてくると、今日は痛みがどんどん増してきた。

次々と痛み止めを飲むが、フラフラするばかりで痛みはなかなか治まらない。

夕食はおかゆを作ってもらった。

寝るまでフラフラ。

8月7日

朝起きると歯の痛みはほぼ消えていた。

なんだか拍子抜け。

しかし何となく噛み合わせの合わない場所がある。

これは歯を使うようになれば痛みの原因になる。

ドクターも「合わなかったらすぐおいで」と言っていた。

朝ご飯を食べると、やはりまだあちこち違和感が残っていた。

昼間、ノニレザーをくるくる巻いて、口の中で飴の様に舐めていた。

夕方まで痛み止めの薬はいらなかったが、やっぱり気になってきた。

来週は時間を作ってまた一度歯医者に行かなくては・・・。

夕方のシャワーのせいで蒸し暑い。

8月8日

ハワイ大学ライアン樹木園へのトレッキング。

お客さんのお子さんは5歳の時に既にダイアモンドヘッドに登っていると、メールでのやり取りの際におっしゃっていたので、7歳の今は問題ないだろうと思っていたのだが、ホテルにお迎えに行くと華奢なお嬢さんがいた。

コオラウ山脈には薄い雲が架かっていたが、雨の心配はなさそうだった。

マノアヴァレーの住宅街を進み、パラダイスコーブの跡地を過ぎ、ジャングルに入っていく。

樹木園のパーキングは一杯で、駐車スペースを探すのに苦労した。

レジストレーションの為にオフィスに行き、「今日は混んでいるのですね」と話しかけると、クッキングスクールがあるのだそうだ。

レジストレーションを終えてパーキングに戻ると、まずお客さんにストロベリー・グアヴァを賞味していただいた。

ここの実は既に赤く熟したものが1〜2割ほどあり、いくつか摘み取って頂いた。

トレイルに入り真っ赤なチェニールの花や、小さい実を付けたパパイヤ、ホワイト・ジンジャーなど説明しながら奥に進む。

このトレイルは高低差は少ないが、冬場はやはり川になる。

そして水に流された岩がごろごろ転がっているのだ。

ジャングルの奥地というような雰囲気を出すには良いのだが、周りの花を見たり、鳥の声を聞きながらだと少し歩きにくい。

しかし心配していたお嬢さんの足取りはとても軽やかで、すぐに安心した。

下に落っこちて1週間くらいのジャークフルーツは、既に実はほとんど無く、地面に張り付いた皮の一部と、数十個の白い種ばかり。

グアヴァの木の下では上を見上げて、熟した実を捜したが、ようやく見つけた一つはかなり高い場所。

落ちてくる気配は無かった・・・。

ククイの説明などしてから奥のパスに入って、マウンテン・アップルを探す。

どの木もほとんど既に実は付いていない。

一つ見つけた木に付いていた実は何故かまだかなり若く、こちらも落ちてくる気配なし。

ほとんど水の無いアイフアラマの滝で記念撮影の後、トレイルを戻り、途中から樹木園のコースに入る。

レインシェルターでスナックタイム。

巨大なファンパームの前を通って、しだの葉の下をくぐり、ブロメリア園を登ってインスピレーションポイントに出る。

シェルジンジャーの白い花がたくさん咲いていた。

園内を抜けて再びパーキングに出た後、六角堂でジュースタイム。

目の前の小さな池には亀がいて時々甲羅干しなんかしているのだが、今日はカエルが2匹バシャバシャと泳いでいて、それを亀が水から顔だけ出して見ていた。

ワイキキでは考えられない静かな雰囲気。

木を揺らして風が流れる。

鳥の声が森の奥に響いていた。

お嬢さんは森の奥で拾ったねむの花を大切に持っていた。

8月9日

今日はビーチピクニック。

場所は近場のカハラビーチ。

シュノーケルをしたいと言うご家族だったので、最初はププケアにでもお連れしようと思ったのだが、お子さんが車での遠出が苦手と言う事でカハラになった。

お天気は良く、貿易風も調子よく吹いていた。

ダイアモンドヘッドのルックアウトから下を見ると、サーファーに混ざってウィンドサーフィンもいくつか見えた。

ワイアラエのビーチパークに入っていくと、パーキングが一杯。

やっぱり土曜日はローカルが多い。

ラグとアイスクーラーを持って、お客さんを先にビーチにご案内してから、車を止める場所を探しに行った。

カハラの住宅街を戻って、工事中のお屋敷の前に止めた。

私がビーチに戻るとお客さんは早速海に入っていった。

今日は午後から潮位があがってくる予定なので、なるべく朝の水の濁りの無いうちにシュノーケルは楽しんでいただきたい。

私はお客さんたちの様子を気にしながらも読書開始。

今日はゴルフコースのクラブハウスの前の、椰子の木の木陰に陣取っていた。

お客さんが一遊びして戻ってきた所で、ビーチに落ちていたハラやフェールス・カマニ、ククイの実を説明。

すぐ近くにあった大きな椰子の枝に、お子さんは興味を示していた。

左手にはココヘッドとココクレーター。

目の前の海は深さによって3段階に色を変えている。

ここにも沖にはウィンドサーファーやカイトサーファーもいた。

時よりカヌーが横切る。

風が椰子の葉を鳴らす。

お昼になって、カハラモール近くのジッピーズにランチの仕込みに行った。

土曜と言う事でダイニングは昼から混み合っていた。

ジップ・パックを持ち帰り、ランチタイム。

ブルブルが飛んできて、見ていた。

午後になって潮位が上がるとやはり水が濁り出した。

風も強くなってきたので、少し早めにビーチを切り上げた。

マラサダを食べてみたいと言う事で、カパフルのレナーズに寄る。

外のベンチでコーヒーを飲みながらマラサダを食べていただいたが、まだワイキキに戻るには時間が早いので、再びカハラに戻った。

と言っても今度はカハラモール。

人は多かったが、アラモアナとは違う雰囲気のモールを30分ほど歩いていただき、最後に今度はシナボンを買ってからホテルに戻った。

ワイキキは随分人が増えたようだ。

日本人も家族連れを中心に割合が増えた気がする。

ハワイに活気が戻ってくれれば嬉しい。

夜は月が明るかった。

8月10日

朝から良いお天気。

今日はノースショアツアー。

コオラウ山脈には少し雲があるが、ノースも晴れていて欲しいと思いつつ出発。

レインボーシャワーの花びらの舞うH-1フリーウェイから、パールハーバーを横目にH−2に入り北上。

ワヒアワに入る手前でどこからかシャワーが流れてきたが、パイナップル畑を下りていく頃には晴れ渡ったノースショアが見えてきた。

ハレイワを素通りしてカム・ハイウェイを北上。

貿易風が後ろから流れ込むサンセットビーチに到着。

ラグを引いてジュース休憩。

我々が着いた時には日曜にしては人が少なかったが、やはり徐々に観光客が増えてきた。

ワイメアビーチを上から覗いて、ハレイワに戻る。

アリイビーチのアヴァランチ側に陣取って、お客さん達はリクエストでシュノーケリング。

私はヴェルベットリーフの木陰で読書をしながら、お客さん達の様子をチェックしつつ、亀が出てこないかも観察。

今日は亀は出てこなかったが、ローカルも何人かシュノーケリングを楽しみに来ていた。

ランチ付きと無しのお客さんのグループがあったので、先にランチ無しのお客さんをハレイワ・タウンにお連れして、そのままランチを仕込んでアリイビーチパークに戻る。

お客さん達とおしゃべりしながらランチタイム。

その後再びハレイワ・タウンに出て解散。

私は先にノースショアMPに回り読書。

風が気持ちよい。

皆さん戻ってきてドール・プランテーションに移動。

アメリカ人観光客で一杯だった。

デルモンテのパイナップル畑で写真を撮って、ワイキキに戻った。

日曜と言う事でH−1フリーウェイもスムースだった。

月が大きい。

8月11日

今日は久しぶりのKTファンツアー。

お客さんはダイアモンドヘッドクラブのリピーターのご姉妹。

お土産を頂いてしまった。(Big Mahalo!)

今日も良いお天気。

ワイキキを通り抜けカイマナビーチで最初の停車。

ウォーメモリアルで写真を撮って、ここで毎朝たむろしている爺さん連中にあいさつして、ビーチ側に向かう。

朝のカイマナビーチは人が少なくて綺麗だった。

サンスーシーの住宅街で「天国の入り口」をチェックして、ダイアモンドヘッド・ロードに出る。

ダイアモンドヘッドのルックアウトから下を覗くと、ローカルサーファー達が見えた。

波は2フィートほど。

カハラのピンクのハイビスカスの垣根の横を抜け、カラニアナオレ・ハイウェイに入る。

ハワイカイは海も綺麗だった。

ハナウマ湾の入り口を過ぎて、KTも好きな景色の中を進み、サンディービーチへ。

3フィートほどのショアブレイクが音を立てて崩れていた。

マカプウ岬の断崖のパーキングエリアに車を止め、溶岩の岩場を歩く。

ラビットアイランドをバックに記念写真。

マカプウにも3フィートほどの厚い波が寄せていた。

シーライフパークの前を通ってワイマナロへ。

いつものようにベロウズビーチで休憩。

アメリカ人のツアー客が多かったが、初めて海で遊ぶ大人をよそ目に、ローカルの少年達が2フィートにも満たないショアブレイクでショートボードに乗っていた。

リクエストでスモウ・コネクションに寄った。

アンティー・ジェンがいきなり仕事の話をしてきた。

アンティーは自分でプロデュースしたビーチツアーを始めるのだが、大手旅行会社がそれを売る価格を聞いてびっくりした。

もっと格安料金でうちで売らせてもらおうかな?

KTサウンドに包まれながら東海岸を北上。

ウィンドワードも良いお天気で、海の色は深く綺麗だった。

ライエのポリネシア文化センターを過ぎて、フキラウビーチに入る。

パーキングに止まっている車が多かった。

ビーチでは大きなカタマランを引き上げている所だった。

ローカル達が大人も子供も半分水につかりながら、まさに地引網を引くように船を引っ張っていた。

タートルベイ・リゾートホテルに入り、小休憩。

前にKTのファンクラブが主催したハワイツアーがあった時に、ここがランチ休憩の場所だった。

当時はヒルトンだったが、今は名前も変わり、ロビーもすっかり変わってしまった。

残念なのはKTがマツモト・シェイブアイスのスタンにかけたという電話が無くなってしまった事。

今日は久しぶりにオオムの赤ちゃんと青ちゃんが揃っていたが、何度「アロハ!」と声を掛けても、完璧に無視されてしまった・・・。

車の故障した記念場所にはフルーツスタンドが立っている。

ノースショアに入り、サンセットビーチでは、このツアーならではのビーチウォーク。

裸足になって熱い砂の上を歩き、時々透き通った海水で冷やす。

うっすらと汗をかいたのでボトル・ウォーターをサーブ。

ワイメアの飛び込み岩を覗いてハレイワに向かう。

アリイビーチパークでランチタイム。

貿易風が気持ち良い。

食後はハレイワの町で自由時間。

ノースショアMPでは、「パタゴニア」の屋根の上に積もったモンキーポッドの実や枝を取り除く作業が行われていた。

「カフェ・ハレイワ」で記念撮影して、パイナップル畑を登っていく。

前にKTとスラッキーの写真を撮った、収穫が終わり、株が潰されてしまったいる畑で記念撮影。

帰りはワヒアワを抜けてH−2からH−1に入り、空港の合流付近で渋滞に捕まった。

夜は満月が綺麗だった。

8月12日

今日はノースショアツアー。

朝のワイキキは晴天だったが、コオラウ山脈には雲があった。

お客さんはノースの海で泳いでみたいと言うリクエストだったので、サンセットビーチかハレイワ・アリイビーチを考えていた。

ワヒアワのパイナップル畑を過ぎると、ノースの海には波の作る白い線が見えた。

しかし実際にはそれほどの波ではなく、サンセットも沖で2フィートほど。

ノースの天気も良い。

ビーチの水際にラグを引いて時間をとった。

透き通る海で泳いでいただいたが、周りの観光客には日本人も多かった。

カメハメハ・ハイウェイ沿いにバスが止まると、また日本人やアメリカ人のツアー客がぞろぞろと降りてきて、ビーチで写真を撮ると引き上げていった。

グアヴァジュースなど飲んでリラックスしていただいた後、ハレイワに移動。

アリイビーチでは亀が顔を出していた。

ココパームの白い小さな花がいくつも落ちていた。

ロイヤル・ポインシアナの赤い花は終わってしまったが、大きなピンクのハイビスカスはいつもの様に咲いていた。

ハレイワ・タウンで解散。

私はL&Lドライブインへ。

実は日本人のスカイダイバーの友達が来ていて、モクレイアで朝のジャンプを終えた後、ハレイワで一緒に食事をする事にしていた。

久しぶりの友人と食事をしていると、「クアアイナ」に行った筈のお客さんたちがL&Lに入ってきた。

どうやら混んでいて諦めた様だった・・・。

食後は友人とも別れてノースショアMPで読書。

今日も「パタゴニア」の屋根の上の掃除をしていた。

「オーシャンズ・イン・グラス」はまた店員が変わったようだ。

集合後はドール・プランテーションへ。

今日はここも日本人が多かった。

デルモンテの畑で記念写真を撮ってワイキキに戻る。

渋滞は予想より酷くなかった。

明るい月の下に、少し大きくなった火星が赤く光っていた。

8月13日

朝からメールの返事や整理。

外は良い天気。

昼前に歯医者に行った。

今日は30分ほどで終了。

午後はまた家で日記を書いたり、書類を整理したり、ネズミ取では全然捕まらなかった「ちゅ〜吉」の出入り口を塞ぐ工事をしたりして過ごす。

夜はアッパーマキキの大ちゃんの家にバーベキューに呼ばれた。

奥さんのKちゃんのお父さんが日本から遊びに来ていて、私も過去に何度もお会いしているので、楽しみに出かけた。

コンドのBBQスペースは6ブロックほどあるが、我々の他に誰もいなかった。

時よりシャワーが流れてきて慌てたが、大ちゃんが焼いたバーベキューを美味しく頂いた。

夜風が気持ちよかった。

8月14日

今週3回目のノースショアツアー。

朝はシャワーが降り、曇り勝ちのお天気だった。

ワイキキにお客さんをお迎えに行った時には晴れていたが、コオラウ山脈の雲は厚かった。

パールシティも雲が多かったが、ワヒアワ付近も大きな雲が近かった。

しかしパイナップル畑を過ぎ、ワイアルア・コーヒーの畑を下っていくと、晴れた空を映したノースの海に白い波の筋が立っていた。

ハレイワを抜けてチャンズリーフを過ぎた頃、民家の垣根にピンクのオレアナの花が風に揺れていた。

サンセットビーチに着くと、日差しがじりじりとしていた。

ビーチでのんびりと言うリクエストで、ラグを引いてゆっくりした。

お客さんが泳いでいる間は、私はTシャツからタンクトップに着替え、ビーチで海を見ていた。

沖のサンセットのサーフポイントには3フィートほどの波があり、今日はサーファーが多かった。

ビーチは日本人が多かった。

あちこちから日本語が聞こえてきた。

最近では一番多かったかもしれない。

サンセットビーチを出る頃に、ぱらぱらとシャワーが来た。

その後はワイメアを見てハレイワに戻り、アリイビーチを見学。

シャワーは止み青空が出て、今日はここも人が多く、亀は出てこなかった。

オレンジ色になったデートパームの実がたくさん落ちていた。

ハレイワ・ボートハーバーの入り口のドワーフ・ポインシアナが綺麗だった。

ハレイワ・タウンで解散。

私は一人でL&Lでランチ。

食後は読書。

ハレイワでも今日は日本人観光客を多く見かけた。

そしてドール・プランテーション。

汽車に乗るための列はアメリカ人ばかりだったが、店内は日本人も多かった。

しかし全体的に見るとここに来ていた日本人は今日は少なかった様だ。

再び雲が広がってきた。

H−2フリーウェイからパールハーバーを見下ろす頃には、島の南側も雲に覆われていたようだったが、ワイキキに到着する頃には夕方のシャワーの心配はなさそうだった。

帰ると、家の前のピンクテコマの花が咲いていた。

8月15日

今日はマキキループトレイルへのトレッキング。

ワイキキは晴れていたが、山には少し雲があった。

トレイルの入り口を入ってすぐに韓国語の看板が立っていた。

先週のローカルテレビのニュースで出ていた看板だ。

ここは韓国人コミュニティにはとても人気があるトレイルだそうで、森の自然保護と安全のための言葉が書いてあるらしい。

韓国人が多いのは前から知っていたが、このあたりに住んでいる人達ばかりではない様だ。

グアヴァの実は随分大きくなってきたが、まだ黄色くなっているのは無かった。

何度か見つけても、木の高い所にぶら下がっていた。

一方ストロベリー・グアヴァは食べごろだった。

真っ赤に熟した実があちこちで実っていた。

当然お客さん達と収穫してビタミン補給をした。

イエロージンジャーもあちこちで芳香を放っていた。

今日はワックスジンジャーも見つけた。

そしてとうとうパッションフラワーの咲いている所を見つけてしまった。

今までは落ちた花しか見た事が無く、どこの木に咲いているのかわからなかったのだ。

久しぶりに写真をUP。



マウンテン・アップルは実の季節がそろそろ終わりなのだが、なんと今頃真っ赤な花を咲かせている場所があった。

残念ながら実は手が届かなかった。

鳥の声が森の中から聞こえる。

心配した雨は無く、雲のおかげで暑過ぎる事も無く、時よりトレイルに吹き込む貿易風は気持ちが良かった。

峠の休憩所でスナックタイム。

竹やぶが鳴るほどでは無かったが、木の揺れる音も良かった。

お客さん達をドロップする時は、ワイキキのアスファルトの照り返しが熱かった。

家に帰ってシャワーを浴び、夕方から先輩のスティーブさんとカズコさんのお家で開かれたバーベキュー・パーティーにお呼ばれした。

前は近所のカピオラニに住んでいたが、2〜3年前にハワイカイに引っ越してからは一度もお邪魔したことが無かった。

前にもチャンスはあったのだが、結局行けず、今日は楽しみにしていた。

ハワイカイの入り口にあるそのコンドは、閑静な住宅街にあり、すぐ裏手が山になっていた。

ゲスト・パーキングは少ないと聞いていたので、路上を探すと、コンドの目の前が空いていた。

車を降りてコンドの入り口に近づくと、セキュリティーがにこやかに現れて、「Kさん(スティーブさんのラスト・ネーム)のお友達ですね?」と尋ねられた。

スティーブさんから電話をもらった時、「セキュリティーに伝えておく」といっていたのを思い出したが、これはホテルより凄い。

さっとエレベーターのボタンを押し、ドアが開くとパーティースペースのある階のボタンを押してドアを押さえ、「ドアが開いたら右手に進んでください、ゲートを開けておきます。」と言われた。

我々がエレベーターに乗り込みすぐ上の階でドアが開くと、右手のゲートからブザーの音が聞こえ、同時にゲート開いた。

エレベーター内のデコレーションに感心している間もなく、ゲートの中に入ると、プールとジャクジーが見え、右の奥からバーベキューの匂いがしてきた。

いや〜なんともかっこいいコンド!

半年振りくらいで会ったスティーブさんとカズコさんに挨拶をし、他のゲストを紹介してもらった。

まだ十分に陽射しの明るい時間から、プールサイドのバーベキュー・パーティーは盛り上がった。

皆お腹いっぱいになった所で、スティーブ夫妻のお部屋にお邪魔した。

広い部屋のリビングからはマウナルアベイの海と椰子の木、ココヘッドとココクレーター、そしてハワイカイの住宅街が望めた。

そしてマキキからは考えられない静けさ。

素敵なお部屋だった。

デザートなど皆で食べながら過ごしていると、東の空に火星が上がってきた。

明日は久しぶりにオフだ。

8月16日

昼間、ニール・ブレイズデル・センターに出かけた。

「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」と言うのが開かれていて、ハワイ産の様々な物が売られているので、ネットショップの商品アイデアにもなると思った。

パーキングは一杯で、少し離れたところに止めて、歩いて向かった。

2ドルの入場料を払うと中に入る。

久しぶりの人ごみだが、ローカルばかり。

隅から隅までブースを回り、試食のある食べ物はちゃんと頂き、ネットショップで扱いたいと思う物を売っている所ではビジネス・カードやパンフレットを頂き、ビジネス・ショー・プライスで売られていたステッカーやプラントを購入した。

さて帰ろうかと言う時に、さっきまで料理ショーをしていたステージでライブ・ミュージックが始まった。

聴きなれた歌声に近づくとロビ・カハカラウだった。

うひゃ〜!ロビのライブだ!

一緒に歌っていたのは元コロンのガイ・クルーズ。

場所柄それほど盛り上がってはいなかったが、すぐ近くでロビを聴けてラッキーだった。

さて夜はモーティーの家の近くのお寺のボン・ダンスに行った。

どこも同じ様な物だろうと思っていた私は大間違いだった。

やぐらが組まれ、鐘や太鼓、歌い手がその上に登り、周りを取り囲んで踊るのは一緒だが、まず回る方向が逆だった。

私の家の近所は真宗のお寺だが、ここは浄土宗のお寺で、宗派が違う。

先日日本語放送のテレビで、盆踊りの回り方について調査していたものがあったので、すぐ気が付いた。

真宗ではライブの歌とレコードとが半々だったが、ここではほとんどがライブ。

しかもここは沖縄系が多いらしく、沖縄民謡のような物が多かった。

で、レコードの時にかかる局なのだが、何故か盆踊りの曲ではない。

なんだか聴いたことも無い歌謡曲がかかったかと思えば、「さかな、さかな、さかな〜♪、さかなーをーたべーると〜♪」と魚の歌。

それでも一応輪が出来て、ちゃんと踊っているところが凄い。

「おばQ音頭」ならまだ判るが、「さかな」にはぶっとんだ・・・。

ここは日系人より日本人や1世の方が多かった気がする。

もっとも見かけだけでは全然わからないが、聞こえてくる言葉がそうだった。

食糧事情も違っていた。

うちの近所では見かけなかったシェイブアイスやアンダギードーナッツ、チチモチがあり、早い時間にはバーベキューやお弁当もあったそうだ。

フィナーレで出てきたのは真っ白な獅子舞。

これもやはり沖縄風なのだろう。

観客の子供がお札を獅子舞の口の中に入れていた。

なかなか息の合った上手な獅子舞だった。

時々シャワーが会場をさっと濡らした。

8月17日

ダイアモンドヘッドクラブの日本のスタッフからビデオが届いた。(Big Mahalo!)

日本で放送されたハワイ関係の番組などをまとめたもので、その中に昨年末のホノルル・マラソンの番組があった。

そう言えば掲示板で「JUNさんチラッと映ってましたよぉ」なんて誰か書いてくれたので、早速見てみると、最後の方の、ゴール地点の各ブースの様子の紹介のところで、「アミノバイタル」を配る私の姿があった・・・。

やっぱり今年のハワイは蒸し暑い。

8月18日

ワイキキやアラモアナSCで、日本人による偽造クレジットカードを使った詐欺事件が起きた。

日本で詐欺グループの元締めにリクルートされた19歳から50歳の5人の日本人が使ったのは15万ドル、およそ1800万円。

パチンコ屋で、旅費全て混み、プラス1000ドルのキャッシュでハワイへのショッピング旅行を誘われたらしいが、最初からこれが犯罪に関係が無いはずが無い。

ハワイだけでなくグアムなどでも、観光客を装ったクレジットカード詐欺団が暗躍していて、連邦シークレットサービスが動き始めていた。

だが実際買い付けの手伝い旅行と言うのは存在して、一人で多くを購入できないブランド店などに対して、買い物を依頼する事があるそうだ。

結局詐欺団としてはこれを利用して、素人に買い物を、つまり詐欺を肩代わりさせたわけだが、「カルチェ」で時計を買おうとした男が2つの違う名前の入ったクレジットカードを使おうとした事から発覚したらしい。

連邦政府の機関が動いて、シークレットサービスに逮捕された5人は、現在裁判が始まったばかりだが、かなり重い判決になりそうだと言う事だ。

さて夜、ワイキキの鍋会に行った。

先週はハワイ在住者達がさすがに忙しく中止になったが、今週も結局集まったのは5人だけ。

それでも美味しくスキヤキを頂いた。

8月19日

市バスの話が最近熱い。

ホノルル市は8月24日からザ・バスの運行数を減らす方向で準備をしている。

時間にすると10万時間の運行削減は、40名のバス運転手のレイオフにつながるため、OTS(オアフ・トランジット・サービス)側と労働組合側の最大の争点となっている。

26日からストライキが予定されていて、前日に最後の話し合いがもたれる事になった。

25日からは多くの学校で新学期が始まるので、この行方は多くの市民が注目していると共に、既にストライキが始まった時の事を考えて、別の通学・通勤方法を検討したり、パーキングの増設をしたりしている所もあるようだ。

バス料金値上げの話もあり、まだまだ今後の行方が注目されている。

8月20日

マキキループトレイルへのトレッキング。

お客さんはダイアモンドヘッドクラブのリピーターさんからのご紹介。(PIKIちゃん Big Mahalo!)

朝からホノルルには雲が多く、ワイキキにお迎えに行った時も貿易風に乗って流れてきた雨粒が、「太郎」のウィンドシールドを叩いていた。

だがコオラウ山脈の上の雲の色は薄く、シャワーが来ても長くは続かない感じだった。

何しろ天気予報は一応「晴れ」だったので、それを信じていた。

トレイルのパーキングは今日は車が少なかった。

車を降りて虫除けのスプレーなどを使っていても、時よりぽつぽつと水滴を感じた。

お客さんには最初から雨合羽を渡しておいた。

後は天に祈るのみ。

出発すると、風によって木の揺れる音はするものの、雨の降る気配は無くなっていった。

森の奥からは相変わらず鳥の声が聞こえる。

湿度が高く、最初の登りでは汗をかいた。

入り組んだハウの林には、ところどころ黄色い花が咲いていた。

グアヴァの実は徐々に大きくなっているが、まだ青いのばかり。

マキキヴァレー・トレイルに入る頃には、トレイルが湿っていた。

足元に気をつけながら進む。

ストロベリー・グアヴァの林に差し掛かると、今日も赤い実がたくさん生っていた。

手の届く低い所の実は少なくなっていたが、まだまだ十分収穫できた。

硬い種を噛まない様に齧って栄養補給。

遅咲きのマウンテン・アップルの花はほんの僅かしかなかったが、その実が随分付いていた。

モレカ川の橋の周辺には赤い実がたくさん落ちていた。

しかしどの実も虫が食っていたりして傷んでいたが、ようやく木に生っている実を見つけて、久しぶりに食べる事が出来た。

静かな山の峠でスナックタイムの後はひたすら下り。

トレイルはすっかり乾いていて、ユーカリの葉の音が涼しげだった。

パーキングに戻ってグアヴァジュース。

今日もいい汗かいた。

8月21日

久しぶりにナイトドライブのツアーが入った。

そういえば今年は随分少ない。

この季節、天気さえ良ければ天の川も見えるのだが、この所の雲のせいで、今晩も雨が降らない事を祈るばかりだった。

ワイキキを出ると時より雨粒が流れてきたが、最初のタンタラスの丘に上がると雲が切れた。

月下美人の花を捜したが、咲き終った物ばかりで、皆下を向いていた。

リムジンや大型のバン、それに大型バスまでも混ざって、ここはいつものように大賑わいだった。

移動してH−1フリーウェイに乗る。

ヌアヌ辺りでざっとシャワーが来る。

パールシティーの天気が気になる。

ワイマルのショッピングセンターの前を通る頃には、まだぽつぽつと降っていたが、公園に入ると嘘の様に止んだ。

濡れた芝生の上に最初にブルーシートを引いてから、その上にラグを引く。

ここは今日も貸切。

残念ながら雲が多く星は少なかったが、シャワーに濡れる事は無かった。

パールハーバーや島の西側のオレンジ色の夜景が綺麗だった。

8月22日

今日はノースショアツアー。

人数が多かったのでモーティーと一緒にご案内した。

ワイキキは雲の多い天気だったが、ワヒアワを過ぎると晴れ間が広がってきた。

ハレイワの町を通り抜けてサンセットビーチへ向かう。

ノースショアはすっかり快晴だった。

白い砂が眩しい。

最近はここでは30分ほどビーチで寛いでいただいているが、お子さんが多く、既に水遊びの体制に入っているので、滞在時間を1時間にした。

サンセットビーチは水に入ると2〜3メートル先ですぐに深くなるので、保護者の方にもご説明したが、お子さんたちは浮き輪を付け、全く怖がる様子も無く、ワイキキとは全く違う透き通った水の中で楽しそうに遊んでいらした。

先週に比べて人が少ない。

波は全く無かった。

カム・ハイウェイの反対側にあるシャワーと更衣室で着替え、ワイメアの飛び込み岩を覗いてから、ハレイワに戻った。

アリイビーチも人は少なかったが、我々がビーチに出ると、亀が何匹も顔を出してくれた。

泳いでいる人や、ビーチで転がっている観光客もいたが、私がお客さんに説明するまで、誰も亀の存在には気付いていなかったようだ・・・。

ハレイワ・タウンで解散。

モーティーと私はL&Lでランチタイム。

食後はノースショアMPで休憩。

風に揺れるモンキーポッドの音が気持ち良かった。

お客さんたちが戻ってくるとドール・プランテーションに移動。

パーキングは一杯だったが、そのほとんどはアメリカ人観光客で、お目当てはパイナップル・エキスプレスのようだ。

ショップの中はそれほど混んでおらず、団体のバスも少なかったせいか、静かだった。

最後にパイナップル畑をバックに記念写真を撮ってワイキキに戻った。

金曜と言う事でH−1はかなり渋滞したが、マキキ付近で大きな虹が見えた。

お子さんたちは既に爆睡状態だったが、フリーウェイを降りると夏の虹は消えていた。

家の前のピンクテコマがまた咲いた。

8月23日

朝一番で郵便局に荷物を取りに行った。

昨日不在配達通知が入っていたのは、カウアイ島から届いた「ノニ フルーツレザー」。

大きな箱を受け取って車に戻ると、早速開けて中を出す。

入荷待ちになっていたオーダーを袋に詰めて、再び郵便局のカウンターへ行き、発送。

実は今回はレギュラーのノニに限り、2オンス入った(今までは1オンス)パックを仕入れた。

お試しの後、再注文をして下さるノニ・リピーターも増えているので、これからはまとめ買いの方用の商品も売りたいと思っている。

午後になって久しぶりに「スーパー・カット」に行った。

私の前に二人ほど待っている人がいたが、奥を覗くと今日はベトナミーズのクゥイニーはいなかったが、韓国人のサンドラさんがいて、
「あらー久しぶりねぇ。最近は夜来てたの?」と聞かれた。

夜は「佐野屋」に歩いて食事をしに行った。

帰りはタイムスでビールを買って帰った。

夜風が気持ちよい。

8月24日

この所毎日朝に晩に、何度もうちに遊びに来る隣の猫ターキー、通称「にゃ〜吉」。

今まで色々な物で遊んであげたが、孔雀の羽根が気に入っているらしく、こちらが疲れるまで飽きずにじゃれている。

一方「ちゅ〜吉」だが、粘着タイプの仕掛けをいくつも置いたが全く引っかからず、出入り口の穴を見つけて板で塞いだのだが、これもまた別の場所から入ってくるらしい。

チョコレートの入った箱を齧られた位で、まだ食品を荒らされたりと言う直接の被害は出ていないのだが、小さな糞を発見したり、衛生上とても宜しくない。

2〜3日に一度は、大抵は台所でその姿をちらっと見ている。

どうせ猫が遊びに来るのだから、こちらもお願いしたい・・・。

さて、ハワイに住んでいた友人の日本人スカイダイバーの夫婦で、全米50州の全てでジャンプをするという記録を続けていたY夫妻、あっちゃんとさとみちゃんがとうとうその偉業を達成した。

私がLAに住んでいた頃は、北米大陸を車で横断するだけでも大変な事だと思っていたが、50全ての州を回ってきて、しかも空を飛んでくるなんて凄い事だと思う。

今は最後のネバダ州で飛んだ後、ラス・ベガスなどで遊んでいる様だが、秋にはハワイに戻ってくるらしい。

土産話が楽しみである。

この偉業に付いてはウェブサイトに詳しく書かれている。

アドレスは、

http://www.skydive50states.com/

キャンピングカーでアメリカ中を旅した記録である。

火星がまた大きくなったようだ。

8月25日

今日はサークルアイランドツアー。

朝からワイキキは良いお天気。

しかしホノルル・アドバタイザーの天気予報は今日だけ曇り。

コオラウ山脈の裏側の天気を心配しながら出発した。

カピオラニ公園のレインボーシャワー、ホワイトシャワーはそろそろ花が少なくなってきた。

風で枝が揺れる度にひらひらと花びらが散っている。

ダイアモンドヘッド・ロードは暑い中、ジョギングをしている人が多かった。

ライトハウスの先、沖には2フィートほどの波があり、波乗りをしている人が見下ろせた。

カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイを走っても、東の空はとても明るい。

ハワイカイの海も綺麗で、ジェットスキーやパラセイリングが見える。

ハナウマ湾のパーキングは既に一杯で、「FULL」のサイン。

7月から入場料は3ドルから5ドルに上がり、入場するためにビデオを見なければいけないのだが、そのビデオを見るのに1時間も待つ状態らしい。

我々はここを素通りして、サンディービーチへ。

ハロナ・ブローホールのパーキングには大型バスが数台止まっていたが、今日は海が穏やかで潮吹きは全然上がらない。

サンディービーチのショアブレイクもせいぜい時より3フィートと小さいが、すぐ目の前でブギーボードが見れる。

キラキラ光る砂の上で記念撮影会。

ハワイカイ・ゴルフコースの先のブッシュが真っ黒になっていた。

どうやら藪火事があったらしい。

マカプウ岬を回ると、気持ちよい貿易風が海から吹いてくる。

眼下のビーチでは、ローカルが透明な水の中で遊んでいる。

東側の天気も良さそう。

ベロウズビーチで休憩。

アメリカ人のツアー客がいただけで、ビーチは随分空いていた。

グアヴァジュースをサーブして、ミニ・自然教室を開いてから移動。

「スモウ・コネクション」に寄ると、アンティー・ジェンと話をした。

なかなか繋がらなかったアンティーのEメールが最近ようやく使えるようになり、私が送った写真が見れた事や、アンティーが私に送ってくれたメールが見れた事などを喜んだ。

オロマナ、カイルア、ヘエイアを抜けてカハルウに出る。

今は天気が良いが、昨日は雨があったらしく、この辺りの海は赤く濁っていた。

ワイアホレを抜けてクアロア・パークに到着。

今日も韓国や中国のツアー客は見たが、日本人は皆無。

潮が上がっていてビーチの幅は狭かった。

ここも気持ちの良い風が流れていて、後ろの山もくっきりとそびえていた。

カーアヴァ、カハナ、プナルウ、ハウウラと、眩しい海は見事な色を出していた。

カフクの高校の前のレインボーシャワーが綺麗だった。

北の端を回ってサンセットビーチ。

ノースの天気もとても良い。

天気予報は全く当てにならない。

波は全く無い。

澄んだ水で遊ぶ子供達が羨ましかった。

記念写真を撮った後でも、お客さん達はなかなか水際から離れようとしない。

ここで一日中遊んでいたくなる気持ちはわかるが、サークルアイランドは次へ移動。

ワイメアの飛び込み岩を見て、ハレイワへ。

アリイビーチパークにお客さんをドロップして、私はランチの仕込みに走った。

L&Lドライブインでは、注文を待っている間、今日も女将さんがコーラをサービスしてくれた。

しかしさすがにラージサイズのコーラは飲みきれない・・・。

戻ると、広い公園のピクニックテーブルはどこも空いていたが、大きなモンキーポッドの木の下にセッティングしてランチタイム。

マイナバードが鳴いていた。

公園を出て、ハレイワ・ロードからカム・ハイウェイに戻る。

タウンを一度流して集合場所の確認をした後、マツモト・シェイブアイスの前で一時解散。

私はいつものようにノースショアMPで読書。

お客さんたちが戻ってくると、ハレイワを出てウィード・サークルを回ってドール・プランテーションへ移動。

今日もパイナップル・エキスプレスはアメリカ人で大賑わいだった。

確かにこの列車、解説は英語だけなので日本人は少ないのだろう。

ワヒアワからH−2に乗り、ワイパフでH−1に入る。

マプナプナで空港からの合流になり、渋滞が始まる。

しかし楽しくおしゃべりしながらマキキでフリーウェイを降りると、すぐにワイキキ。

結局天気予報では珍しく曇りになっていた今日は、この数週間で一番良い天気だったようだ。

さて、夜はまたワイキキに出てミーティング。

会場はDFS前の居酒屋「蛸の木」。

今週末、日本からある大きなグループが入ってくるのだが、その手伝いを頼まれていて、ミーティングに参加した。

ミーティングもほぼ終わりに近づいた頃、店内に男ばかり20名ほどの団体が入ってきた。

手には皆お揃いのビニール袋。

ハワイに来る日本人とはちょっと雰囲気が違っていて、やたら浮いている。

出た!モーオタ(注:「モーニング娘。」の追っかけ(オタク))だ!

これからしばらくはこのモーオタ達がワイキキをうろうろするらしい・・・。

8月26日

今日からとうとう市バスがストライキに入った。

昨日から新学期を迎えた学校も多く、通勤通学の足として利用している人達には、大きな問題である。

街中は普段よりひっそりとした感じがした。

午前中、ハワイカイのココマリーナに行った。

ここでマリンスポーツのオプション会社を経営する知り合いが、新しいツアーを始めたいので話がしたいと言う事で、ミーティングだった。

昨日もここの前は通ったが、ココマリーナの中に入るのは本当に久しぶり。

なんだかすっかり様子が変わっていた。

おまけにまだ工事をしていて、これから益々変わっていくようだ。

午後は歯医者。

今日は1本抜いた。

夜はノニだけ食べて、空腹に耐えながらのた打ち回っていた・・・。

火星が大きい。

8月27日

今日は久しぶりに新製品のご紹介。

写真を見ながら読んで頂きたい。

まずはハーシーズのチョコレート・シロップ。

新しく出たのは緑色をした「超人ハルク・バージョン」。



濃い緑色をした中身をグラスに入れ、牛乳を混ぜてチョコミルクを作ると、抹茶ミルクのようなグリーンの飲み物が出来上がる。



しかし味は抹茶ではなくてチョコレート。

なんかミントの味でもしそうだが、全く普通のチョコレートだった。

そしてもう一つは「スプライト・トロピカル・リミックス」。



なんかちょっとシトラス系の味と匂いがするが、オリジナルとはあまり変わらなかった。

以前紹介した「バニラ・コーク」は、私はかなり気に入っていて、いまだに飲んでいるが、最近ペプシもバニラ味を出した。

今度ハワイに遊びに来る時には試してみてください。

8月28日

ザ・バスのストライキは3日目に入ったが、ハリス市長の仲介で組合側が交渉のテーブルに戻ってくるなど、少し進展があったようだ。

通勤通学の足を奪われた市民は、車を持っている友人などに乗り合いを頼んでいる人が多いが、市がスクールバスを走らせたりもしている。

そんな中ちょっとした異変も起きている。

中古車が急に売れ始めたらしい。

更に自転車やスクーターも売り上げを伸ばしているそうだ。

昼間はバスの音がしないだけでも町が静かになった気がするが、朝晩のラッシュは激しさを増し、仕事場や学校に行く事が出来ても不便な状況が続いている。

もちろんバスを利用しようと思っていた観光客にも影響が出ているが、その分ワイキキのお土産屋さんはお客さんが増えているらしい。

夕方大きな虹が出ていた。

8月29日

今日はマノアのライアン樹木園へのハイキング。

初めてのお客さんだったが、KTファンで、以前からHPは見て頂いているそうだ。

素麺をお土産に頂いてしまった。(Big Mahalo!)

さて朝のお天気は良く、マノアの住宅街を抜けていくと、コオラウ山脈の稜線がはっきりと見えた。

パーキングに車は少なく、今日は訪れている人も少ない様だった。

レジストレーションを済ませ、パーキングの脇にあるストロベリー・グアヴァの木から、熟れた実を早速頂く。

ワイルド・ポンセチアの赤い花、パパイアの小さな白い花、ヘリコニアのオレンジ色の花を見ながらジャングルに入っていく。

風が弱く静かな森の奥からは鳥の鳴き声だけが聞こえる。

ホワイト・ジンジャー、ワックス・ジンジャー、トーチ・ジンジャー、ブルー・ジンジャー、シャンプー・ジンジャーと、様々なジンジャーが顔を見せる。

イエロー・ジンジャーが群生するエリアでは、なんともいえない芳香が漂っている。

しばらく進むとグアヴァの木。

実は青くまだ目立たない。

しかし更に進むと、黄色く熟れた実がいくつもトレイルに落ちていた。

虫食いの無い実を捜して早速試食。

甘酸っぱいピンク色の果肉を吸う。

シュガーケインのブッシュを掻き分けて奥に進む。

ここでも時期の遅いマウンテン・アップルを見つけた。

どうやら山りんごは、7月に熟れるのと8月に生るのがあるようだ。

しかし落ちているのは皆ダメージがあり、木に付いているのはちょっと手が届かず。

少し木を揺すってみたが、落ちてくる気配は無かった。

岩場を歩いてアイフアラマの滝に到着。

今日も水はほんの少し滴るだけ。

今日はここまで誰にも会わなかった。

ククイの木などを説明して、トレイルを戻る。

ようやく他のハイカーにすれ違った後、シャワーが流れてきた。

我々の上空は青空で、雨粒はセントルイス・ハイツ側から流れてきているようだ。

しかし、樹木園の本コースに入ると空が曇ってきた。

上手いタイミングでレイン・シェルターに辿り着いた。

スナックのスパム結びを食べている間は、随分降っていた。

少し小降りになってから、雨合羽を着て、外に出た。

ブロメリア園を登ってインスピレーション・ポイントに行き、シェル・ジンジャーを見る。

シュリンプ・プラントやゴールデン・フルーツ・パームなど見ながらパーキングに戻り、そのまま六角道で今度はジュース休憩。

いつの間にかシャワーは上がっていた。

亀が池の外に出てじっとしていた。

ワイキキに戻ると、アスファルトの照り返しと、人と車でもわっと暑かった。

さて家に戻ってシャワーを浴びると、明日に備えてフィッシャー・ハワイとキンコスに行った。

友人のHiroちゃんに頼まれて、団体旅行のお手伝いをするのだが、ホテルに出来る臨時ツアーデスクでノニを売るチャンスをもらった。

販促グッズを急遽作ったのだ。

売れるといいなぁ。

8月30日

朝一番でホノルル国際空港に集合。

400名の団体を団体出口からバス乗り場へと誘導した。

普段は団体出口でお客さんを待つ事は無いのだが、各ツアー会社のグリーター達が看板を出して、出てきたお客さんのバッチや荷物についているタグを見ながら、自分の会社のツアー客をカウンターに誘導していく様を見て、私も10年以上前にLAでしていた事を思い出した。

3つの便に分かれて到着したお客さんたちを、すぐ近くのバスターミナルに誘導するだけなのだが、この作業に日本から来た添乗員も含めて10名ほどが当たった。

昼前に全員を空港から送り出すと、今度はワイキキに向かった。

途中自宅で、ツアーデスクで販売するノニをピックアップして、シェラトン・ワイキキへ。

ツアーデスク・エリアに出来た臨時のブースに小さな店を構えた。

上のボールルームでウェルカムランチと説明会を終えたお客さん達が少しずつデスクに現れた。

しかしここは基本的にはオプショナルツアーのセールスデスクで、私も顔見知りの同業他社が数名いる。

ダイアモンドヘッドクラブのツアーも一応販売させてもらっているのだが、少人数制のDHCは団体相手には難しい。

「限定ツアー!」と銘打ってトレッキングを販売したが、400名のお客さんは99%が20代の女性で、ちょっと山歩きという雰囲気ではなかった。

それならばノニを!と思っていたが、意外な事にノニ自体を知らない人が多く、見向きもされない。

夕方まで粘ったが、結局売れたのはたった一つだけ・・・。

ツアーは全く売れず。

疲れ果てて家に戻った。

明日はもう少し販促ツールを増やしてみたい。

8月31日

午前中はキンコスに行ったりして、ノニの販促ツールを作成。

私はこの団体の為に2日までの予定をトレッキング用に空けているが、ツアーが入るかは疑問。

今日は溜まっていたメールの返事を書いた。

お客さんのメールが優先になると、友人知人への返信が後回しになってしまうのは仕方ない事だと思うが、7月以降ツアーが忙しくなり、ほぼ毎日お問い合わせやお申し込みのメールが来ている。

実は9月も25日くらいまで既にほぼ一杯。

このペースは2年前の9.11テロ事件直前とほぼ同じ。

ハワイへの観光客は増えて来つつあるものの、アジア方面はまだ韓国や中国人が大半で、日本人は少ないと言った声を聞くが、リピータは確実に戻ってきているようだ。

さて夜まで粘ったNONI販売も結局思った様にセールスは出来ず、トレッキングも全然入らないので、残り2日を残して撤退する事にした。

この期間にツアーのお申し込みを頂いて、お断りしたお客さんには申し訳ない事をした。

私もとっても残念。

やっぱり少人数がメインのリピーターと、団体旅行のお客さんでは志向も異なる。

風が強くなってきた。


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