ハワイ日記2003年7月



7月1日

ダイアモンドヘッドクラブのホームページのネットショップをリニューアルして、「ノニ」の販売を開始した。

今回「ノニ」について色々と調べたのだが、数千年もの間ポリネシア文化には知られている万能薬で、一つのフルーツで何でも治してしまうと言う事に驚いた。

私は20歳でアメリカ生活を始めた時から、ビタミン剤文化に触れ、日本とは違う積極的健康法に興味を持ってきた。

最初はビタミンCを飲み始め、簡単に効果がわかる事にびっくりしたのだが、その後ビタミン剤やサプリメントについて勉強して、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分、カルシウムと増やして行き、結局ビタミンを勉強した人が最後に行き着く総合ビタミン剤を飲むようになった。

私が長年愛用しているのは男性向け総合サプリメント「ウルトラ・マン」。

これにまた色々と補助が増えて今は毎日7種類飲んでいる。

日本でも最近は少しずつビタミン剤の値段が安くなっているようだが、アメリカに比べればまだまだ。

頼まれて日本に送る事もある。

風邪を引いてから薬を飲む受身の健康法ではなく、風邪を引かない体を作る積極的健康法はアメリカでは主流で、ビタミン剤の無いアメリカの家庭はほとんど無いのではないだろうか。

アメリカではコンビニなどで、一日分のビタミン剤をパックにしたセットを売っている。

家で飲み忘れてしまった人が簡単に摂取する事が出来る仕組みがあるのだ。

しかしサプリメントと言っても、中には化学成分で出来ているものもあったりして、やはりその内容にこだわるようになる。

それこそ市販の風邪薬や頭痛薬などは何が入っているかわからないので、最近は飲んだ事が無い。

胃薬にしても漢方しか飲まない。

結局自然の物は体に合わなかったり、多かったりすれば排泄されてしまうが、化学品は体に蓄積してしまったり、副作用が出る事が多い。

家ではMSG(味の素など、化学調味料)は一切使わなくなった。

外食しても、MSGが入っているものはすぐわかる。

自然から作られている物は大歓迎で、当然アロエは愛用しているし、ハワイに来てからは最初に「カヴァ」に興味を持った。

本当はこの「カヴァ」をネットショップで販売しようと思っていたのだが、ちょっとブームになってしまったために悲劇が起きた。

「カヴァ」は山に入っていくと普通に生えている草なのだが、根には鎮静作用があり、痛み止めやリラックス効果が得られ、普通は乾燥させたものを水で戻してすり潰し、濾して飲む。

泥水のような色になるのだが、飲むとすぐに口の周りが痺れてくる。

腹痛などはすぐに治ってしまう。

飲んですぐは意識が冴えるが、しばらくすると眠くなる。

曙のお母さん、アンティー・ジェンも愛用していて、スモウ・コネクションには最初からジュースで割ってあるドリンクを売っている。

実は乾燥したものから自分で呑もうとするとかなり大変なのだ。

すり鉢に入れてぬるま湯を足し、ゴリゴリとすり潰して、出来上がった泥水を濾す。

しかしコーヒーフィルターなどで簡単に濾せる代物ではなく、茶漉しなどを使うと細かいカスが口に残る。

飲み方が大変だというのもあるが、ハワイでも数年前にブームになって、カパフルに「カヴァ・バー」なんてのが出来た。

ここに行って出来上がりを飲めば良いのである。

そんな中、根の部分だけでなく、葉や茎まで混ぜて売り出した所があった。

これが日本で引っかかったのだ。

葉や茎には肝臓に良くない成分が含まれているそうで、厚生省によって「カヴァ」は日本では事実上禁止されてしまった。

「アロエ」や「カヴァ」に比べて、もっと効果的で万能な自然薬として認められてきたのが「ノニ」である。

しかし今まではノニ・ジュースというドリンク形式しかなく、固体状のものは石鹸などに使われている程度だった。

癌にも効くという触れ込みで、シリアス・ユーザーだけがあの匂いと味にもめげずに、高価なドリンクを飲んできた。

もっと日本の人にも紹介したいとは思っていたが、私自身があの匂いが苦手だったので、簡単に人に勧めるわけにもいかず、また液体なので送るのも大変だった。

健康維持の為から、あらゆる病気の治療にも使われ、内服だけでなく外用としても利用でき、冷蔵の必要も無く、救急箱やバッグにもしまえて、匂いや味も気にならない。

3分の1バナナが入っているものは、お菓子のようだ。

ホームページの「効能」のところには、ノニが利用されている病気などの一覧を書いたが、何千年も使われていたとしても、やはりこれだけ多様な病気に効果があるというのは驚き。

二日酔いにならないとか、傷の治りが早いというだけではなく、もっと大きな効果が目に見えると嬉しいのだが、取りあえずはお試し期間として売り出したい。

5センチ角を一枚が健康維持のための一日の用量だが、即効効果を要する深刻な状態の場合は、1オンス(1袋)を限度に摂取しても良いそうだ。

早速オーダーが入っているが、効果が現れたという方で、レポートを下さった方には、まとめ買いの割引制度を作っていく方針だ。

皆さん健康になりましょう!

7月2日

久しぶりの「KTファンツアー」。

ハワイ島で式を挙げてきたばかりという新婚さんがお客さんで、奥さんが昔からの大ファンと言う事だ。

ワイキキは良いお天気だったが、コオラウ山脈には雲がかかり、天気予報も曇りのところが多かった。

ウィンドワードの雨を心配しながら出発した。

ワイキキにもダイアモンドヘッド沖にも波はほとんど無く、海は穏やかだった。

カハラを抜けカラニアナオレ・ハイウェイに入ると、いきなり渋滞した。

「Tree Triming(街路樹の剪定作業中)」のサインが見えた。

大きなベンジャミンの木の剪定をしていて、3車線中2車線が潰れていた。

ちょっと時間がかかり、「雲を見ているサンディービーチ 〜♪」という出だしのKTの歌が、ハナウマ湾前でかかってしまった。

本当はいつも、サンディービーチのところで上手く流れるようにBGMを組んでいる。

その後マカプウの歌の時には、マカプウのルックアウトに着いた。

岩の上を歩いていると、団体旅行客がぞろぞろやってきた。

韓国の団体だった。 日本人の団体はまだ少ないが、韓国や中国の団体は最近よく見るようになった。

天気が心配だったウィンドワードも綺麗に晴れ渡っていた。

ベロウズビーチにはスクールバスが一台止まっていて、子供たちが皆で海に入っていた。

例のアメリカ人のツアーも、今日はたくさんお客さんを連れて来ていた。

海の中は人が多かったが、ビーチはそれほどでもなく、エメラルドグリーンの海を見ながらグアヴァジュースを飲んでいただいた。

貿易風も気持ちよく、色々とKTのことなどおしゃべりしながら東海岸を北上。

ライエでフキラウ・ビーチに停車。

ここも子供の姿が多かった。

既に夏休みに入っているのだろう。

カフクでは、ハイスクールの前のレインボーシャワーが見事に満開だった。

ここのは例年早咲きである。

タートルベイ・リゾートでトイレ休憩。

すっかりリフォームも終わり綺麗になっていたが、トイレの周りも改装され、KTが使ったとされる電話はなくなっていた。

ノースショアに回っても天気が崩れる様子は無く、サンセットビーチも観光客でにぎわっていた。

さてこのツアーはビーチを歩く。

私も含めて全員裸足になって、砂に足を埋めながら歩いた。

足が熱くなると水際に近づき、透明な波に足を少しつけては、また歩いた。

記念の場所で写真を撮って、再び歩く。

車に戻ると冷たい水で喉を潤す。

お腹も空いてきた。

ワイメアはローカルで一杯だった。

冬の大波で持っていかれてしまった、飛び込み岩の「飛び込み禁止」の黄色い看板が復活していた。

それでも人は次々飛び込んでいた。

ハレイワに入り、アリイビーチパークにお客さんたちを降ろすと、私はランチの仕込みに行った。

L&Lドライブインに行くと、「久しぶりね」と言われ、注文が出来上がるまでの間にコーラをサービスしてくれた。

こんな事は初めてだった。

公園に戻りピクニックテーブルのセッティング。

それまでバレーボールをしていたローカルの若者グループもビーチの方に移動してしまい、広い公園は我々だけになった。

気持ち良い風を受けながらのランチタイム。

頭上のモンキーポッドの上ではマイナバードが鳴いていた。

食後はハレイワ・タウンで自由時間。

私はノースショアMPのいつもの木陰で読書。

日本人観光客の姿も見かけた。

パイナップル畑で写真を撮って、最後にドール・プランテーションに寄った。

ドール・プランテーションは来年から更に拡張工事を始めるらしい。

敷地を広げて、つまり畑を潰して、レストランなども作るようだ。

汽車を走らせたりフラワーガーデンを作ったり、常に進化し続ける努力はすばらしいと思った。

7月3日

今日はトレッキング。

久しぶりにハワイ大学の樹木園コース。

リクエストで普段より一時間早く出発した。

朝露が乾いてくるのは10時頃なのだが、昨晩は雨が無かったようだし、今朝もコオラウ山脈の上に雨雲は無かったので、リクエスト通りにお迎えに行った。

マノアの住宅街を抜けて谷の奥に入っていく。

マノア・トレイルの入り口の前を左に入ると、ハワイ大学ライアン樹木園。

早速オレンジ色のヘリコニアや、黄色い山百合がお出迎え。

パーキングに車を止めて、お客さんに蚊よけのスプレーを渡し、私はレセプション・オフィスでチェックイン。

皆さんに入場バッジを着けていただき出発。

早速シェイマが出てきて声を聞かせてくれた。

チェニールの真っ赤な花、ホワイト・ジンジャーの白い花などが目を引く。

様々なジンジャーを見ながらジャングルを奥に入っていく。

グアヴァの実はまだ青い。

パイナップルが実をつけていた。

シュガーケインが出てきたら、メインのルートはお終いだが、ここから細いパスに入っていく。

するとそこはマウンテン・アップルの宝庫だった。

丁度美味しそうなのが手の届く範囲にたくさんあったので、収穫して皆で食べた。

更に先に進んでアイフアラマの滝に到着。

しかし、流れる水はほとんどなく、かなりしょぼかった・・・。

それでも滝をバックに写真を撮ってから引き返した。

少し降りてくると、さっき通り過ぎたグアヴァの木の足元に、黄色く熟れた実が一つ落ちていた。

さっきは無かったので、木の上の方から今落ちてきたばかりだろう。

早速割って、皆で少しずつ味見。

今日はマウンテン・アップルとグアヴァが食べられてラッキーだった。

この辺りに来るまで樹木園のスタッフ以外は誰にも会わなかったが、レインシェルターでスパム結びを食べていると、10数人のグループが現れた。

リーダーらしき人は白人の女性だったが、従えているのは日本人で、高校生くらいのグループだった。

その後パーキングに戻ると車は一杯で、アメリカ人のレンタカーがほとんどだった。

水音の涼しい六角堂でグアヴァジュースを飲んで頂き、ハーブ園を回ってからワイキキに戻った。

今日はカラッとした良いお天気だった。

7月4日

今日はアメリカの祭日、インデペンデンス・デー(独立記念日)。

土日を絡めて3連休となり、アメリカ本土からの観光客は増えているようだが、ハワイのローカルはどうしているのだろう。

とりあえずマキキの住宅街はひっそりと静まり返っている。

朝早くからビーチや公園、ショッピングセンターなどに出かける人と、家でのんびりする人に分かれるようだ。

私は昼間、仕事でアラモアナSCに行った。

広いパーキングは一杯で、車を止めるところが無い。

海側の、アラモアナ・ビーチパークに面した2階の半分が立ち入り禁止になっていて、イベントの準備が進められていた。

恒例の独立記念日の花火大会のイベントの準備である。

KCCNなどラジオ局の車も止まっていた。

ビーチパークもとても人出が多かった。

私もワイキキの友人に花火見物などに誘われていたが、さらなる渋滞が予想される夜になってワイキキに行く気にはなれなかった。

家からも花火は見えるので出かけるつもりが無かったのだが、アッパーマキキの大ちゃんの家に用事があって、食後に行く事になった。

我々は早めに夕食を済ませていたのですぐに帰るつもりだったが、一緒に花火を見ようと言う事になってラナイで寛いだ。

今日は仕事が休みだったと言う大ちゃんが、モツ煮込みと茶碗蒸しを作ってくれた。

元シェフの料理は家庭の味を超えていた。

さて、昨年は丁度日本に帰省していて見れなかった独立記念日の花火だが、今年も全てのラジオ局でいっせいに同じ音楽が流れ、始まった。

毎週金曜に行われているヒルトンの花火はあっという間だが、20分以上に渡る数千発の花火は見事だった。

見た事も無い仕掛け花火もあり、打ち上げ花火もいまだに進化しているんだなぁと感心してしまった。

無料でこんな素晴らしい打ち上げ花火のショーが見られると言うのに、街中ではそんな事お構いなしに、自分たちで買ってきた爆竹で遊ぶ人や、全く無関心にコインランドリーで洗濯をする人などがラナイから見えた。

ニューイヤーズデーと比べると、アメリカ色の強い独立記念日は、ハワイのローカルには関心が薄い人が多い。

「しかし、これを見ないで洗濯って言うのは寂しいなぁ」と言うと「きっと家からじゃ花火が見えないんだろう」と言う結論にすぐなった。

夜風が気持ち良かった。

7月5日

ネットショップで販売する商品のアイデアを得に、アロハスタジアムのフリーマーケットに出かけた。

民芸品なども多く、仕入先を探すのにも手っ取り早い。

何人か知り合いにあったが、皆店を出している人。

朝一番で行くつもりが既にお昼近くなっていたので、日差しがきつく暑かった。

途中で何度かシャワーも来て、その後は蒸し暑くなった。

日本人観光客の姿は少なかったが、アメリカ人の卒業旅行風の若者は多かった。

商品のアイデアも得られたし、一部仕入れもする事が出来て、収穫があった。

早速ホームページにアップしたい。

7月6日

午後からワイキキに住むマッサージ・セラピストの友人Ayumiちゃんの家に行った。

パソコンの不具合の対処の為に行ったのだが、作業中に手が空いたとき、Ayumiちゃんにマッサージをしてもらった。

私は初めてだった。

彼女がマッサージを始める前から、マッサージの学校に通っている時も知っているが、何となく照れ臭くて今までしてもらった事が無かった。

さっとマッサージ用のベッドを組み立てると、手際よくタオルなど用意して寝かされた。

ヒルトンにある某有名スパで実際に仕事をしているだけあって、手つきも良くとても上手だった。

彼女は自分でも会社を持ちマッサージの派遣をしているが、評判は良いそうで仕事は忙しいらしい。

ダイアモンドヘッドクラブでも紹介しているが、高級スパに行くのと同じマッサージを出張でかなり安く受けられると言うのは魅力的だ。

ブラウザの入れ替えやアップグレード、アンチ・ウィルスのソフトのインストールなどをした。

帰りに家の近所の中華料理店「東仙閣(イースタン・パラダイス)」でディナーをした。

日曜と言う事で店内は込み合っていた。

何とここのマスター、中国語、英語のほかに、韓国語と日本語もしゃべっていた。

いったい何人なんだろう?

7月7日

朝一番でカイムキの歯医者に行った。

今日はちょっとしたロング・オペレーションで、「昼ごはんは食べれないので、朝食はしっかり取って来て下さい」と言われていた。

8時に歯医者に行くと、「映画見る?」と聞かれた。

「映画?どうやって?」と尋ねると、ゴーグル式のモニターを出してくれた。

昼過ぎまで続くと言われていたので、確かに長いオペだ。

歯をいじっているので本を読んでいる訳にも行かないし、流れているラジオでも聞いているしかないと思っていたので、このシステムには感激した。

しかも日本人の患者の為に日本の映画も用意してあり、ちょっと前の北野武監督の映画を選んだ。

チェアーに横になるとゴーグルとイヤーフォンをセットしてくれた。

麻酔を打たれて、歯の方は先生と助手に任せ、私は映画を楽しんだ。

前の検査のときは色付きのゴーグルを渡されたのだが、これだけでも何となく恐怖感が和らいだ。

今日は目の前は映画なので、オペレーションに関してはほとんど気にせず、退屈する事は無かった。

途中2度トイレ休憩をして、映画も2本見て、2時にオペが終了した。

麻酔の抜けない、ろれつの回らない口でお礼を言って家に帰ると、段々痛くなってきた。

覚悟はしていたが、麻酔が抜けるにつれ、歯茎が、そして頭がずきずきしてきた。

久しぶりに頭痛薬を飲んだが、ノニのシートを何枚かむしゃむしゃ食べた方が痛みの治まりは良かったようだ。

まだ硬いものは食べる気がせず、結局夜はヨーグルトだけだった。

歯医者さんは、今晩お酒を飲んでも良いですよと言っていたが、とても酒を飲む気にもなれなかった。

早起きした割にはなかなか寝付けなかった。

7月8日

なんだかまだ歯の感覚が変。

でも朝ご飯はしっかり食べる事が出来た。

貿易風が少し強くなってきた。

気持ちの良い風が部屋に吹き込む。

夕方からワイキキにミーティングに行った。

私が他には無いツアーを催行しているので、興味を持ってくれた会社がある。

トレッキングやナイトドライブなどを紹介してくれる事になったが、新しいツアーも企画することになった。

その名も「ビーチクリーン・ツアー」。

ワイキキに比べたら、ましてや日本のビーチに比べたら、裏オアフのビーチは綺麗なものだが、それでもごみが無い訳ではない。

そこでボランティア活動をしてビーチを綺麗にし、最後はバーベキューを食べると言うのが主な内容だが、これにこれから骨や肉をつけて行き、ツアーとして成立するかどうかなのだ。

同時にこちらから紹介したいと思うオプショナルがあった。

それはフラ・レッスン。

ダイアモンドヘッドクラブのお客さんにはフラを習っている人が多いが、ハワイ滞在中にこちらでレッスンを受けられないかと言うご要望はよく聞く。

実際先生を見つけるのが大変だった事と、場所の確保の問題があった。

しかし、ワイキキで、昨年のミス・アロハ・フラであるナターシャ・オダからレッスンを受ける事が出来るようになった。

近くホームページにも載せるが、フラをやっている人ならご存知だろう。

初心者には、フラの女神、オラナ・アイが教えてくれるコースもある。

その他、ネイルアートのレッスンなども紹介したいと思う。

7月9日

マノアのライアン樹木園へのトレッキング。

お客さんはダイアモンドヘッドクラブのリピーターさん。

天気も良いし、風も調子良い。

樹木園のパーキングは混み合っていた。

レセプションで聞いてみると、学校の遠足が来ていて、付き添いの保護者の車が多いのだそうだ。

トレイルに入ると、倒れたジンジャーや、椰子の葉が多かった。

風が強くてこの状態なのだろう。

今日も上手い具合に早熟れのグアヴァを試食する事が出来た。

森の奥に入っていくとマウンテン・アップルもまだまだ食べれた。

アイフアラマの滝は相変わらず水がほとんどなく、ちょろちょろと染み出ている程度。

ヘリコニアやジンジャーの花が目を引く。

巨大なシダや椰子の枝に圧倒される。

鳥の声に心が和む。

結局遠足の集団には会わなかった。

7月10日

ハワイで日系の新聞と言えば代表的なのが「ハワイ報知」。

薄っぴらい新聞なのに50セントもするが、日本のスポーツ新聞の値段に比べたらまだ良いのかも知れない。

他にもビジネス系の日系新聞はいくつかあるのだが、あまり一般的ではない。

無料の新聞もあり、ワイキキのフリーペーパー・スタンドなどに置いてあるが、前からあったのは、週3回発行の「イースト・ウェスト・ジャーナル」。

随分前だが、私もテレビの無い生活をしていた時に、日本のニュースを知る手段としてお世話になった。

今年の春頃から「日刊サン」と言う無料新聞を街で見るようになった。

実はこの新聞、10年以上前にLAでは既に発行されていたサンスポ系の新聞で、その後米本土のニューヨークなど、日本人の多い地域でも発行されていたようだ。

春に最初にハワイで見た時はなんだかとても懐かしく、LA時代を思い出してしまったが、その時はまだ試験発行の段階で広告や人材募集も本土の物ばかりだった。

もっとも記事は全て日本からのもので、その後ハワイでもスポンサーが付いたのだろう。

そしてもう一つ最近新しい新聞が発行になった。

「ANO・HAWAII」と言う週刊の無料新聞で、こちらはハワイのローカル色が豊かな日系新聞だ。

日本語のテレビ放送のスケジュールや、ローカル・フィッシュの料理法、更にはボン・ダンスのスケジュールまで載っている。

どの新聞も求人欄などクラシファイドがあり、便利。

ハワイの日本人社会も少しずつ進化していると言う事なのかな?

7月11日

午後、モーティーと一緒にワイマナロに行った。

遊びに行ったのではなく、曙のお母さん、アンティー・ジェンと仕事の話。

ビーチクリーンのツアーの企画の話しをして、アンティに協力してもらおううと思ったのだ。

アンティが企画しているハワイアン・ウェディングのプランも進んでいるようで、こちらは私も紹介していきたい。

同時にアンティーの家を始め、ワイマナロでのホームステイの話も出た。

最高の場所でディープなハワイの体験が出来るようになるかもしれない。

さて、夜は友人のバーベキューパーティーに出かけた。

カピオラニのダウンタウン近くにある高級コンドのパーティースペースで行われたパーティーには、日本人とローカル合わせて20人ほどが集まった。

今日はちゃんとバーベキュー・マスターが他にいた。

仕事で毎月日本とハワイを往復していると言う人達がたこ焼きを焼いてくれたのだが、これも美味しかった。

月が明るい。

7月12日

ワイキキに新しく公園が出来るかもしれない。

DFSのあるロイヤルハワイアン・アヴェニューとシーサイド・アヴェニュー、アロハ・ドライブとマヌカイ・ストリートに四方を囲まれた場所に現在空き地がある。

コンドミニアムのロイヤル・クヒオの裏側だ。

この土地は開発業者が所有していたのだが、シニアホームを作る計画に付近住民が反対し空き地になっていた。

ホノルル市が接収の為に訴訟を起こし、今年4月に勝訴し、現在は市の土地になっている。

シニアの為のホームの計画が反対された事は残念だが、既に2万人とも言われるワイキキの居住者の為に公園を作る計画なのだそうだ。

ワイキキで公園といえば、フォートデルッシーという米軍の巨大施設があるのだが、基本的に一般市民は使えず、カピオラニ公園まで行く必要があった。

まだ公園の具体的な計画は示されていないが、ホームレスの溜まり場にならなければ良いと思う。

7月13日

ダイアモンドヘッドクラブのホームページは、旅行会社のウェブサイトにしてはコンテンツも揃ってきていると思っている。

一見旅行会社のサイトには見えない某「モー○○イ」には負けるが、ツアーのお申し込みや、フォトギャラリー、掲示板だけでなく、オアフ島の情報やショッピングのページも増やし、旅行に行くときだけ見るサイトではなく、毎日訪れたくなるサイトを目指しているのは確か。

この日記を個人サイトだけで無く、会社のサイトからも見れるようにした為、最近ではダイアモンドヘッドクラブのサイトにご意見を頂く事も多くなってきた。

鍋会などの影響かもしれないが、ハワイ在住の日本人の方から「クラシファイド」のページを作って欲しいと言われる。

ハワイ系のサイトでは既に求人や売買の情報を載せたクラシファイドを立ち上げている所もあるのだが、大手サイトではやはり旅行者がメインの為、情報の数がサイトの大きさに比べて少ないし、意外とその存在を知らない人も多い。

私のところには何故か時々いろいろな情報や情報募集が来るのだが、ハワイではこんな求人がありますよとか、こんなものが売買されていますよと言った、クラシファイドがコンテンツにあっても良い気がするので、近くこのためのページも増やしたいと思う。

求人に関してはもちろん労働が可能なビザを有する人を対象にし、売買や取引については違法性の無いものに限り、掲載するつもり。

さて、今日は満月。

夕食後にプナホウ・スクールまで散歩に出かけた。

目的はずばり月下美人だったのだが、あいにく今晩は丁度咲いているのが見つけられなかった。

必ず満月に合わせて咲くわけではないのだ。

もう少ししたらまた着てみたい。

7月14日

今日はサークルアイランドツアー。

お客さんは初ハワイのお母さんと息子さん。

息子さんが企画した親孝行ツアーという事で、私も張り切っていた。

ワイキキのお天気はまあまあだったが、コオラウ山脈には厚い雲がかかっていた。

ワイキキを出るとレインボーシャワー、ゴールデンシャワー、ホワイトシャワー、ホワイトプルメリア、イエロープルメリア、ピンクプルメリアと綺麗に咲いた花達が風に揺れていた。

ダイアモンドヘッド沖には2フィートほどの波が上がっていた。

カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入る。

お母様は海外も初めてと言う事で、私は色々な説明にも熱が入った。

最初のサンディービーチはよく晴れていた。

3フィートほどに盛り上がったショアブレイクを目の前に、人の少ない朝のビーチで記念撮影。

マカプウ岬を回ってビーチの上のルックアウトで貿易風を感じる。

ウィンドワードサイドは全体的に霞がかかった様だった。

ワイマナロのビーチに着くとラグを引いてグアヴァジュースをサーブ。

夏休みに入った子供の姿もあった。

初めは眩しいほどにキラキラしていたエメラルドグリーンの海が、次第に雲を映し出し、ぽつぽつとシャワーが流れてきた頃移動。

ワイマナロ・ショッピングセンターでスモウ・コネクションに寄る。

お客さんが店内を見ている間、アンティージェンと仕事の話。

先日のビーチクリーン・ツアーに付いては、どうもある程度人数が集まらないと難しいようだ。

結局シャワーは降り始めず、うす曇の中、北上を始めると、次第に明るくなってきた。

クアロアパークで休憩。

チャイナマンズ・ハットの近くまで公園内を歩き、マカダミアナッツの実や、ミロの花、カージナルなどを説明した。

カーアヴァ、プナルウに入ってくると晴れ間も出てきて、海の色も少しずつ深くなってきた。

ノースショアに出ても天気が崩れるような事は無く、気持ちの良い風が吹いていた。

サンセットビーチは観光客が多く、ワイメアビーチはローカルが多いのはいつもの図式だった。

飛び込み岩の上は随分人が多かった。

真っ赤なロイヤル・ポインシアナの咲くハレイワ・アリイビーチパークでランチタイム。

モンキーポッドの木の上ではマイナバードが鳴いていた。

食後はハレイワ・タウンで一時解散。

まだ日本人観光客の姿は少なかった。

次はドール・プランテーションに移動。

海沿いの景色から、内陸のパイナップル畑へ。

ここには何台か大型バスがいた。

天気が良いと、前はドールの畑で写真を撮っていたが、今、道路沿いの畑はほとんど刈り取りが終わって潰された株だけが残っている。

そこでデルモンテのパイナップル畑で記念撮影をしてから岐路に着いた。

H−1フリーウェイに入るとやはり渋滞したが、色々おしゃべりしながらワイキキに到着。

結局雨らしい雨には一日遭わなかった。

さて、夜はワイキキの鍋会に出かけた。

観光の人がいなかった為仕事の話が多かったが、スキヤキをつつきながら、盛り上がった。

夜風も気持ちよい。

7月15日

先日入れてもらった仮歯の収まりが悪く、偏頭痛がしていたので、ちょっと直してもらいに行った。

「一週間も我慢しないですぐ来て下さい」と言われたが、確かに少し削ってもらっただけで噛み合わせが良くなった。

夜はメジャーリーグ・ベースボールのオールスター戦をテレビ観戦した。

昨年はイチローと佐々木が出たのを見たが、今年は巨人出身の松井が初出場するので見ない訳には行かない。

日本では朝早く生放送されたようだが、こういうイベントゲームでは、逆にアメリカ国内のハワイではゴールデンタイムに合わせて録画放送される。

日本の野球は、今年は巨人の逆転は期待できそうに無い状況のようだが、アメリカの野球は松井のいるヤンキースが頑張っているので、これからもっと応援したい。

祝!松井・MLBオールスターゲーム初出場、初打席、初ヒット!

7月16日

月曜日にワイメアの飛び込み岩で事故があったそうだ。

私もサークルアイランドツアーで回っていた日だ。

地元の少年が飛び込んだ後に意識不明になり、本土からハワイに休暇で遊びに来ていたアメリカ軍海兵隊の青年らが海から少年を引き上げ、やはり本土から遊びに来ていたライフガードと共に蘇生措置を施し、少年の命は助かった。

ここまではとても素晴らしい話なのだが、この海兵隊の青年と一緒に来ていたガールフレンドの荷物が、この救出劇の最中に盗難に遭ったのだそうだ。

ハワイのローカルビーチでは最近盗難の被害が増えているようだが、地元の少年の命を救ったヒーローに対しての行為としては酷すぎる。

IDや現金の他、レンタルしていたバイクの鍵まで盗られたそうで、青年は酷く落ち込んでいたのだが、このニュースは善良なハワイ・ローカルのアロハ・スピリットを刺激し、今度は彼に対しての支援が集まってきている。

2人へは、現金や夕食の提供を申し出る支援の電話が後を絶たないそうで、宿泊先のホテルも宿泊代を無料にするのだそうだ。

日本では解決後も後味の悪い事件の話ばかりだが、この話はなんだかほっとした。

7月17日

この度一部の市バスに警察官が同乗する事になった。

実は市バスの中での犯罪がここ最近増えているそうで、こういった犯罪から乗客を守るために、ホノルル警察の警察官がバスに乗る。

一番多いのはスリだが、暴力事件など蛮行もあるそうで、比較的安全とされるホノルル市でも夏の期間は特に乗車率が高くなり、その分犯罪も増えるのだそうだ。

ワイキキでもバスの中でのスリは特に多いらしい。

私自身はほとんどバスには乗らないが、お客さんには、「バスを利用する際は、遠出に利用すると危険」とだけ言ってきた。

どうやら近場でも安心ではないようだ・・・。

7月18日

マキキヴァレーへのトレッキングツアー。

お天気は問題なし。

まだ新しいトレイルの入り口には風が無く、この先の登りが辛そうだった。

カネアロレ・トレイルに入っていくと、森の奥で鳥の声がこだましていた。

バニヤンの蔓が伸びるトレイルに、カネアロレ川のせせらぎが聞こえてきた。

グアヴァの実はまだ青い。

イエロージンジャーの匂いが漂ってきた。

シュガーケインが揺れる。

少し風が流れた。

大きなククイの木の下で、ククイナッツを説明。

トレイルに敷き詰められた黒く光る実。

マキキヴァレー・トレイルに入るとやはり少し地面が湿っていた。

マウンテン・アップルの赤い実が見えた。

しかしちょっと手の届く範囲ではなかった。

ストロベリー・グアヴァの林は実が一杯なのだが、どれもまだ青くて硬い。

しかし早熟れの実がないか目を光らせる。

谷を少し降りて、橋の手前に再びマウンテン・アップルの木。

トレイルを少しずれて、木の下に回りこむ。

垂れ下がった葉を引っ張って枝を近づけ、実を一つだけ収穫した。

皆で一つのりんごを回す。

山の幸。

橋を渡ると、眼下のモレカ川には既に数十個のマウンテン・アップルが落ちていた。

なんだか勿体無い。

中途半端に鳥につつかれるか、虫に食われるか、川に落ちるかなら、私が収穫して食べたい。

手の届かない実をどうやって採るか。

実の季節が終わるまでの課題である。

峠のベンチでスナック休憩。

気持ちの良い風が渡ってきた。

さて下りのマウナラハ・トレイル。

ユーカリの林で葉の匂いをかいで、痩せた尾根を下る。

赤い屋根のアラモアナホテルと真っ青な海が遠くに見える。

お化けのような大きさのポトスがクックパインに絡み付いていたら、そろそろ終点。

パーキングでよく冷えたグアヴァジュースをごくっと飲む。

いい汗かいた。

アスファルトのワイキキは暑かった。

7月19日

我が家の隣のお寺で今年も盆ダンスがあった。

実は今週水曜くらいからやぐらのセッティングを始めていて、木曜には内輪の稽古があり、昨日が初日だった。

昨日はアパートの上から眺めて終わりだった。

今日はモーティーが行って見たいと言うので、早めに晩飯を食べ出かけた。

既にモーティー夫妻は会場に来ていて、ダンススペースに近い前から2列目のオフィシャルシートに座っていた。

私もすぐ横に座って面物し始めた。

昨年は会場全体の雰囲気を掴むのに必死で、メインのボンダンス自体には余り目が行かなかったが、今年はモーティーが鋭く観察していた。

まずレコード又はテープの演奏に合わせて踊る輪の中で、素人目にも動きの良い二人の青年がいた。

浴衣の着付けも決まっている。

そして一人はアートメイクまでしている。

う〜〜む、何奴・・・。

モーティーは彼を既に「ボン・キング」と呼んでいた。

ここの盆ダンスは、やぐらの上に歌い手とお囃子が上がってのライブバージョンもある。

そしてその「ボン・キング」は何と歌い手の合いの手だったのだ。

「はぁ〜どした!」とか「やぁーどっこい!」などと言うあれだ。

年にたった2日間だけここのお寺の舞台に上がるためとは到底思えない声で、ちょっと調子っぱずれのお年寄りのメインボーカルを見事にサポートしていた。

いや実際夏の間中何処かのボンダンスで美声を聞かせているのかもしれない。

冬は冬で一体何をしているのだろう。

謎はすっかり深まっていった。

ボンダンスもやはりかなり奥が深いようだ・・・。



写真UP。

7月20日

今日はチャーターツアー。

お客さんはダイアモンドヘッドクラブの常連さんのHN(ハンドルネーム):トゲピーさんご一家。

お酒とおつまみを頂いてしまった。(Big Mahalo!)

通常のサークルアイランドツアーは皆さん既にご経験済みだったので、島の西側を中心に観光をした。

予報ではあまり天気が良くなかったが、ワイキキは晴れていた。

H−1フリーウェイに乗り、まずは一気にヨコハマベイを目指す。

空が曇る様子も無く、光るパールハーバーを横目にして西に走る。

コオリナを過ぎると海が近くなり、その青さが目にしみる。

本当はイルカを探していたのだが、穏やかなその海は限りなく静かだった。

発電所の前にはスキューバダイバーの集まるカヘビーチ。

コニシキの出身地ナナクリ、武蔵丸の出身地ワイアナエを過ぎ、マカハ、マクア。

どこも綺麗なビーチが続くが、このあたりはちょっと危ないので車窓から見学して、ヨコハマベイに到着。

真っ白な砂の広いビーチが続く。

観光客どころか人もまばら。

ラグを引いてグアヴァジュースをサーブ。

しかし風が弱くなり、日陰の無いこのビーチではあまり長居は出来そうも無い。

さて、今日のご家族の中で一番のハワイリピーターは9歳のHN:セレヴィ君で、今回が11回目。

そのセレヴィ君の体調がいまいちらしく、あまり元気が無い。

と言う事で移動。

ファーリントン・ハイウェイを戻り、H−1に入り、H−2の手前のクニア・ロードを北上。

ハワイ・カントリークラブの横を抜け、デルモンテのパイナップル畑の中を登って、ワヒアワに出る。

ドール・プランテーションで休憩。

本当はパイナップル・エキスプレスに乗ってみたいというリクエストだったのだが、何と1時間待ちの混み様でパス。

待っている人のほとんどはアメリカ人。

この汽車、アメリカ人受けは良い様だ。

少しドール・プランテーションで休むうちにセレヴィ君の体調も回復して、次はハレイワに向かった。

ノースの天気も良かった。

丘の上から臨む海には白波も立っていた。

ハレイワのアリイビーチパークには気持ちの良い風が流れていた。

デートパームの木陰でのんびりとランチタイム。

日曜日の公園は、親子同士のパーティーやサーフィンレッスンのグループなどで賑わっていた。

食後はリクエストでマツモト・シェイブアイスとハレイワの町の散策。

お土産を手に皆さんが戻ってくると、再び島の西に向かった。

最近は植林の進んだウィードサークルをワイアルア方面に抜け、ワイアルア小学校の校庭の先を左に曲がる。

コーヒーミルを右に見て、北側のファーリントン・ハイウェイに出る。

一時はバナナやバード・オブ・パラダイスなどを生産していた昔のサトウキビ畑には、今はほとんど何も無い。

この辺りはこれから一体どうなるのだろう?

椰子の木畑を左にして、仮面ライダーを右に見て、ディリンハム飛行場に入っていく。

スカイダイビングは既にどこも終わっている様だったが、グライダーがセスナに牽引されながら飛び立っていくのが見えた。

滑走路の横を走り、格納庫の後ろを回って、飛行場を出る。

きらめくモクレイアのビーチを見ながらカエナ岬を目指す。

そして車の行き止まり。

モトクロス・バイクフィールドには数台のバイクが音と赤土の煙を立てていた。

戻る時はモクレイアのビーチパークを見学。

多くのカイトサーフィンが出ていて、皆さん興味深げに観察していらした。

海は色とりどりのカイトが舞うが、ビーチはほとんど誰もおらず、一方パーク内の芝生の上はキャンプやバーベキューのグループが多かった。

ハレイワの町を抜けノースショアを北上。

ワイメアビーチパークに入っていく。

パーキングはまだ一杯だったが、ぐるりと回ると運良く一台分空いた。

飛び込み岩の近くまで行き、ビーチにラグを引く。

陽は西に傾いてきたが、まだ人は多かった。

うねりが少し入っていて、飛び込み岩の下に打ち付けている。

それでも次々と飛び込むのはほとんどがローカル。

先日のここでの救出劇と盗難事件をお客さんに話し、私もちょっと警戒モード。

高波注意(High Surf)の看板に張り紙がしてあって、盗難注意(High Theft)になっていた。

しばらくここで寛いでから移動。

ワイメアヴァレー・フォールズパークの看板が出ていなかったので、ちょっと入っていった。

なんだか名前が変わっていたが、既に閉園後で、途中でUターン。

続いてププケアビーチで降りて見学。

ここはまだ人が多かった。

お客さんたちにはここから隣のシャークスコーブまで歩いていただき、私は先に車を回す。

最後にサンセットビーチに移動して、やはりビーチにラグを引いてサンセットを待つ。

何とこの季節には珍しく3フィートほどの波があがっていて、サーファーが多かった。

私は少し離れて車の近くにいると、モーティーが現れた。

彼も仕事でお客さんと来ているのだそうだ。

残念ながら雲が出て日没の瞬間までは見れなかったが、夕焼けが綺麗だった。

さすがに帰りのフリーウェイでは皆さんお疲れ気味だったが、カメハメハ・ハイツの夜景も綺麗だった。

日曜の夜と言う事で混雑も無く、スムーズにワイキキに戻ってきた。

ベテラン・ハワイリピーターのセレヴィ君曰く、ハナウマ湾は人が多く、ワイキキはタバコの吸殻が多くて困ると言う事だった。

さすがベテラン。

7月21日

午後からダウンタウンに出かけた。

役所で書類をもらってきた。

ヌアヌの谷から流れてくる風は気持ちが良かったが、やはりここは人も車も多く暑い。

さてホノルルの市バスが来月ストライキをするかもしれない。

労使交渉が難航していて、ストを行うかの論議が組合内で行われているようだが、夏休みにハワイに来て市バスを利用とお考えの方は、ご注意を。

7月22日

ノニの売り上げが好調である。

ジュースに比べて味や匂いの点で優れ、保存や持ち運びにも便利と言うだけで、反響があった。

まだ皆さんお試しと言う感じで、実際に購入される方よりお問い合わせの方が多いのだが、バナナ味とオリジナルの違いを聞かれる事が多い。

バナナ味はノニの量が少ないので、ノニの効能を重視されるならオリジナルの方が良いのだが、バナナにはポタシウムというミネラルが多く、これは筋肉に作用する。

肉体疲労や筋肉痛の治療に内用される場合はバナナの効果が良いとされるが、バナナは日本でも廉価で購入できると思うので、別に摂取すれば良いと言う事にもなる。

バナナ味の方はお子さんにとっては食べ易いだろうし、ペットの健康管理にもバナナ味の方がよく食べてくれるようだ。

ただ、犬の場合はオリジナルの方が好きなのもいるようだ。

来月からオリジナル1つとバナナ味1つをセットにしたお試しパックを特別プライスで発売する。

是非試していただきたい。

さて、夜はお客さんとマイランに食事に行った。

珍しくお客さんが少なかった。

食後はプナホウ・スクールに月下美人を見に行ったのだが、何ともうすぐ咲きそうだった蕾が全て切り取られてしまっていた。

何の目的で蕾みを切ってしまったのかわからないが残念。

そこでタンタラスの丘を登った。

目を凝らしながらラウンド・トップ・ドライブの両側を探していると、ようやく丁度咲いたばかりの真っ白い花を見つけた。

折角だから展望台で夜景を見ようと上がっていくと、ルックアウトの後ろの崖の上は、多くの月下美人が咲き乱れていた。

夜景も綺麗だった。

7月23日

今日はサークルアイランドツアー。

お客さんは昨年の同じ時期にいらしたダイアモンドヘッドクラブのリピーターさん。

お酒のおつまみなどをお土産に頂いてしまった。(Big Mahalo!)

今朝もワイキキは晴れていたが、コオラウ山脈の雲が気になった。

カピオラニ公園沿いのレインボーシャワー、ホワイトシャワー、ゴールデンシャワーなど見て、ダイアモンドヘッド・ロードに入る。

ルックアウトから下を覗くと、2フィートほどの波が出ていた。

カハラの高級住宅街を抜けカラニアナオレ・ハイウェイに入る。

白いプルメリアの花が目に映る。

ハワイカイからハナウマ湾の横を過ぎ、サンディービーチに到着。

豪快なショアブレイクにローカル達がもまれていた。

ここは少し雲が多かった。

マカプウ岬を回ると、東側の天気は良かった。

ワイマナロの海が砂を巻き上げて、エメラルドグリーンを作っている。

ベロウズビーチで休憩。

アメリカ人ツアーのミニバスが3台も止まっていた。

今日はマングローブの実がビーチに多かった。

続いてスモウ・コネクションに寄ると、アンティー・ジェンが早速仕事の話をしてきた。

大手と組んでビーチピクニックの仕事をしようというのだが、果たしてどこまで進むか・・・。

ワイマナロの最高のロケーションを使って、泳いだりカヌーをしたり、ジェットスキーも可能になるらしい。

そしてローカル達とバーベキューランチと言うのはなかなか魅力のあるツアーだが、20人ほど集めないと採算が難しいらしい。

そして希望者にはフラを教えると言う。

「誰かクムと知り合い?」とアンティーに尋ねると、「たくさん知ってるわよ。私自身もかつては自分のハラウを持っていて、教えていたのよ。」と、意外な事実を知ってしまった。

実は先日書いた元ミス・アロハフラのナターシャ・オダのレッスンには、既に問い合わせがいくつか来ているのだが、日本円で16,000円とちと高い。

アンティー・ジェンの方がフラレッスンとしては行けるかも知れない。

さて我々はカネオヘを通ってウィンドワードを北上。

クアロアパークに到着。

満潮に近く、ビーチはほんの僅かな幅しかなかった。

ミロの花が黄色く咲き、シラサギがゆっくりと歩いていた。

天気はどんどん良くなり、カーアヴァ、プナルウ、ハウウラと、素晴らしい海の色を楽しみながらのドライブが続いた。

カハナベイ・ビーチパークには珍しくキャンパーが多かった。

カフクのティー畑を過ぎると、タートルベイ・カントリークラブの真っ赤なハイビスカスの垣根が見えてくる。

ベルジーランドの大規模な開発は着々と進んでいるようだ。

サンセットビーチはアメリカ人を中心に観光客で賑わっていた。

手前のポイントには3フィートほどの波が上がり、ローカルも大勢入っていた。

ワイメアベイの飛び込み岩には、今日も夏休みの子供たちが列を作っていた。

ラニアケアにも2フィートほど波があり、ここはシュノーケルやスイミングを楽しむ人なども含めて、一杯だった。

ハレイワに入り、アリイビーチパークでランチタイム。

気持ちの良い風が流れてきた。

マイナバードが集まって鳴いていた。

食後はタウンで散策タイム。

マツモト・シェイブアイスの前は今日も長い行列が出来ていた。

そういえば最近スタンには会わないなぁ。

ドール・プランテーションに移動すると、アメリカ人観光客で一杯だった。

後から来た大型バスは韓国人の団体だった。

この所ワイキキには日本人が増えてきたが、ワイキキを出る人はまだ少ないのかもしれない。

H−2、H−1フリーウェイを走って、最後はリクエストでモアナルア・ガーデンに行った。

パーキングにはローカルの車が数台と、リムジンが1台いただけで、公園内はがらんとしていた。

ゆっくりと散策していただいてから戻り、帰りはアラモアナSCでドロップした。

夜になって風が弱くなった。

7月24日

マキキヴァレーへのトレッキング。

トレイルの入り口で虫除けのスプレーをつける。

風が弱く蒸していた。

登りの続くカネアロレ・トレイルで、既に汗びっしょり。

グアヴァはまだまだだが、イエロージンジャーがあちこちでとてもよい香りを漂わせていた。

ククイの実が光るトレイルを進む。

マキキヴァレー・トレイルに入ると風が吹き込んで来て、ティーの木を揺らす。

ストロベリー・グアヴァの林を抜け、モレカ川の橋を渡ると、マウンテンアップルがすっかり熟れた実をたくさん付けている。

私もお客さんも少しトレイルをずれて収穫を試みる。

お客さんが上手く山りんごを採れた。

美味しいと言って喜んでくださった。

今日もすれ違うのは近所の韓国系住民ばかり。

中には私ともすっかり顔馴染みな人もいる。

峠のベンチでスナック休憩。

静かな山奥に風の音だけが聞こえる。

マウナラハ・トレイルを下るとアラモアナ方面が遠くに見えてくる。

痩せた尾根を渡る風も気持ちがいい。

パーキングに戻って冷えたグアヴァジュースをごくりと飲む。

今日もいい汗かいた。

7月25日

カイマナビーチホテルの「ハウツリー・ラナイ」にディナーに出かけた。

金曜日と言う事でカピオラニ公園沿いのパーキングは一杯で、カイマナビーチホテルのヴァレットパーキングも満車で入れなかった。

噴水の先まで行くとようやく一台分のスペースを見つけて止めた。

予約はしてあったが、「ハウツリー・ラナイ」で席を作ってもらっている間、「サンセット・ラナイ」で一杯飲みながら待つ事にした。

『コロナビール』を頼んだはずなのに、出てきたのは『コナ・ビール』・・・。

オレの英語もまだまだだなぁ・・・なんて思っていると、席に案内された。

一番海に近い角の席を用意してくれた。

日没後の夕焼けが綺麗だった。

ビーチの人が段々少なくなってくると、ヒルトンホテルの花火が上がった。

久しぶりのアジア系以外の外食を楽しんだ。

家に戻ってテレビをつけるとCNNで日本のニュースを流していた。

宮城県の地震のニュースではなく、「イラク支援法案」の強行採決の模様。

机の上に乗って現役プロレスラーの自民党大仁田議員に掴みかかる、自由党の森ゆうこ議員が映し出されていたが、なんだか日本人として恥ずかしいと思うと同時に、ここまでして反対する理由と言うのが一般国民に伝わっていないような気がした。

風がすっかり止まってしまって、この夏一番の蒸した夜になった。

7月26日

朝からすっかり曇り。

ホノルルはどんよりとした珍しい天気だった。

ライアン樹木園へのトレッキングの予定だったが、山にも厚い雲が架かっている。

とりあえずストレッチなど朝の支度を始めた。

準備万端全て整って家を出る直前にシャワーが降ってきた。

お客さんのホテルに電話をするが出ない。

実は今日のお客さんは、早朝にダイアモンドヘッドに登って、その後にマノアに行きたいと言う事だった。

まだダイアモンドヘッドから戻られていないか、お部屋には戻らず外にいらっしゃるようだ。

雨の中をワイキキに向かう。

ホテルでは待ち合わせ場所にお客さんがいらした。

ダイアモンドヘッドは無事登られたそうだ。

天候不良のために今日は中止と言う事をご説明。

この時期に天候不良でキャンセルと言うのはとても残念。

日本も今年は早くから台風が来たり、集中豪雨に襲われたり、梅雨が長引いたりと、天気に恵まれていないが、ハワイも今年はどうも雨が多い。

風が弱い。

7月27日

今日も一日雨の多い日だった。

昼過ぎにほんの僅か太陽が雲の隙間から顔を覗かせただけ。

風も弱くまるで日本の梅雨のよう。

気温が上がらなかったのが救いで、ビールをグラスに注ぐとすぐに水滴がびっしりと付いた。

夜はやはり蒸し暑くなった。

7月28日

今日も天気が悪い。

ワイキキには観光客が増え、本格的な夏のシーズンに入ったと言うのに、これでは可哀そう。

夕方になって少し陽が出た。

しかしまだまだ湿度が高い。

夜はワイキキの鍋会に出た。

今日はアカウンタントのOsamuさんや寿司シェフのSantaさんも来た。

アロハストリートの掲示板は盛り上がっているが、鍋会の方は人が少なかった。

7月29日

ようやく晴れ間が出た。

風も戻ってきて湿度が下がった。

そんな中オフィスで暑中見舞いのメールカードの作成と、メールの作成。

今年も500通以上のEメールを作成する。

大分スムーズになってきたが、この作業は毎度とても大変。

しかしこれからもまた多くの日本の皆さんにハワイに遊びに来ていただきたいという意味で、クリスマスカードとは別に、この時期にもごあいさつをする事は重要だと思っている。

8月の頭には送信できると思う。

今回もハワイの景色をバックにロケに行った。

お楽しみに。

7月30日

明日は友人の自動車運転免許の実技試験がある。

日本語で教えてくれる「シマ・ドライビングスクール」のシマ先生に何度か教わって自信を付けて来たそうだ。

アメリカでは筆記試験に合格して仮免許を取得すると、ライセンス保持者が同乗すれば公道を走って練習する事が出来る。

しかしアラモアナSCの駐車場ならまだしも、公道は最初は怖くて私はとても隣には乗れなかった。

何度かシマ先生に教わった後、先週私が隣に乗った時は特に問題は無かった。

しかしそれと実際の実技試験に合格するのとはまた別問題。

今日は明日に備えての最後の練習に付き合った。

実際のテストコースであるディリンハムの試験場周辺を何度もぐるぐると回る。

普通に走る分には全く問題ないのだが、左折の際に車を交差点のどの位置まで出すかとか、自転車専用レーンをまたいで右折する際の注意だとか、もうこれは実際のドライバーの世界と試験に受かるためのテクニックのとの違いと言うか、私にもよくわからない所で悩んでいるようだった。

通勤ラッシュも終わった夕方のカリヒは車も少なくなり、時よりシャワーが流れて来た。

お腹もすっかり空いた所で終了して、「シローズ・サイミン」で食事をする事にした。

店内は日系人ばかりで10数人いたが、ヌードルショップだと言うのに皆静かに食べている。

出てきた「ドドンパ」と言う名前の大きなサイミンには、チャーシューの他にビーフの薄切りとチキンの揚げた物が入っている。

野菜は浅葱と白菜だけ。

後はなるとなどの他にワンタンが二つ入っていた。

サイドにえびのすり身の揚げ物もタルタルソースと一緒に出てきた。

そしてスープなのだが、出てきたばかりなのに湯気が立っていない。

私が猫舌だと言う事を知るはずも無く、サイミンもスープはややぬるめ。

やっぱりヌードルはズズーっと豪快に食べたい。

なんだか「えぞ菊」が懐かしくなった。

7月31日

今日はサークルアイランド。

朝からお天気も良く、貿易風も調子よく吹いていた。

お客さんをホテルにお迎えに行く途中でキャサリンから電話が入った。

早朝に家を出て試験に臨んだキャサリンが喜びの合格報告をしてくれたのだ。

さて昨年ハワイで挙式を挙げたというお客さんは、まだ裏オアフを見た事が無いと言う事で、朝から大変期待されていた。

カハラのピンクのハイビスカスの垣根は眩しく、カラニアナオレ・ハイウェイのホワイト・プルメリアは車内まで匂って来るように咲き乱れていた。

ハワイカイの海はブルーに輝いていたが、まだパラセイリングは上がっていなかった。

ハナウマ湾は既に一杯で、ココヘッドの坂道を登っていく人達の姿は多かった。

ココクレーター沿いの海を見下ろすロードからはモロカイ島とマウイ島が見えた。

まずサンディービーチに入る。

3フィートほどのショアブレイクが目の前に迫る。

キラキラ輝くビーチにはほとんど人がいないが、波と戯れるローカルは多かった。

マカプウ岬の路肩の車は少なかった。

さすがにこのお天気だとここを登るのは暑いかもしれない。

マカプウビーチの上のルックアウト。

見下ろすビーチは僅かなローカル達が独占していた。

海を渡ってきたトレードウィンドが肌に気持ちよい。

シーライフパーク、マカイピアの横を通ってワイマナロに入る。

民家の庭の椰子の木に、たわわに実ったココナッツがぶら下がっていた。

ワイマナロ・ポロフィールドの横からベロウズビーチに入る。

パーキングはがらがらだったが、アメリカ人ツアーのミニバスが止まっていた。

アイアンツリーの林にマイナバードの鳴き声がこだまする。

白い砂が目に眩しく、エメラルドグリーンの海に吸い込まれそうになる。

ラグを引いてお客さんにグアヴァジュースをサーブすると、理科の授業のための教材を集めにビーチを歩く。

ククイの実、マングローブの実、フェールス・カマニの実などを集めて、一つ一つ説明。

その後お客さん達は海の近くで寛いでいた。

休憩の後「スモウ・コネクション」に寄るが、今日はあいにくお母さんがいなかった。

続いてクアロアパーク。

今日もカージナルが飛び回り、シラサギがローンバグをつついていた。

マカダミアナッツやミロ、ハラの木を説明して、ビーチの横でチャイナマンズ・ハットを背にして記念撮影。

ウィンドワードサイドのお天気も全く問題ない。

カーアヴァ、プナルウ、ハウウラと、海はどこも素晴らしい色を見せてくれた。

何度走っても飽きない景色だ。

ノースショアに入ってサンセットビーチ。

波は無く、多くの観光客と海水浴客で賑わっていた。

やわらかい砂の上を歩いて水際まで行き、その透明な水を覗く。

カエナ岬もはっきり見え、ノースの天気も良い。

サンセットビーチ小学校、シャークスコーブの横を通ってワイメアが見えてくる。

ここは今日もローカルが大勢詰め掛けていて、路肩のパーキングも一杯だった。

車を少し寄せて飛び込み岩を見る。

次々とジャンプするローカルの姿に、「私もやってみたい!」とはお客さんの弁。

水しぶきを上げて、青く澄んだ水の中に飛び込む姿は気持ち良さそうだった。

ハレイワに入りアリイビーチパークを見学。

ビーチに人は少なかったが、何匹もの亀が時々顔を出してくれた。

ハレイワ・タウンで解散。

私はいつものようにL&Lドライブインに行くが、満員で今日に限って座る場所が無い。

先にノースショアMPに車を回して、ぶらぶらと歩いて再びL&Lに向かう。

途中でスカイダイビングのイントラのアルバートに会った。

今日は暇だったらしく、1回飛んでお終いだったとか。

ちょっと立ち話をしてから店に入ると、席が空いていた。

マヒマヒプレートを一人で食べて、MPに戻ろうとすると、クアアイナの前のバス停で市バスが止まっている。

その後ろには長い渋滞の列。

なんだか随分長い事止まっている様だ。

乗り降りしている人はいないのだが、前のドアの前に一人の男性が立っている。

なにやらバスの運転手と言い合っている。

よく見ると男性の頭から血が流れてるではないか。

状況は詳しくわからなかったが、やっぱりこの辺りまで来ると市バスの乗客層ががらりと変わる事を如実に物語っているようだった。

集合時間の時にお客さんに聞いてみると、やはりこれを見たようで、その後ポリスと救急車が来たらしい。

さて我々はサトウキビ畑の跡を抜けてパイナップル畑の中を走り、ドール・プランテーションへ。

今日もアメリカ人観光客で一杯だった。

ユーカリの葉っぱの匂いをかいで、デルモンテの畑で記念写真を撮って、ワイキキに戻った。

夜風も気持ちが良かった。


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