ハワイ日記2003年6月



6月1日

3年前に6月1日を「TUBE DAY」と制定したのは当時のハワイ州知事だったベン・カエタノ氏。

日本のバンド、その名も「TUBE」はアロハ・スタジアムで大きなコンサートを開き、日本からも多くのファンがやってきた。

ゴールデン・ウィークも終わり、夏までの比較的スローなこの時期に、毎年このイベントがあれば、ハワイ経済にとっても助かる。

花火などたくさん打ち上げて盛大だったコンサートも結果的には大赤字で、翌年にはワイキキでローカル・ミュージシャン達とフリーコンサートを行っただけだった。

昨年もテレビの企画で、ワイキキでミニライブを行ったが、どんどん規模が小さくなっていく観は否めなかった。

今年は「TUBE is Back!」と日本語放送のテレビでは大きく宣伝して、モアナ・サーフライダーのバニアン・ベランダでライブを行ったようだ。

しかしローカルに聞いても、そんな事知ってる人は全然いなかった・・・。

赤字を出すほど派手にやらなくても、日本からやってきた熱狂的ファンは大勢いたようだし、今後もハワイと日本の為に頑張って欲しい。

夜になって風が弱くなり、蒸し暑い。

6月2日

ツアーで使う水やジュースを仕入れに、ハワイカイのカスコに行った。

キング・ストリートからハワイ大学の先でH-1フリーウェイに乗ると、正面にココヘッドが見える。

すっかり茶色くなって夏の色だ。

カスコで「千と千尋の神隠し」のDVDが$18で売っていたので、思わず買ってしまった。

あと、先日の「ナ・ホク・ハノハノ・アワーズ」で賞をとったナ・パラパライとライタエア・へレム、ジェイク・シマブクロのCDもゲットした。

夜になってからは、最近ソルトレイクから引っ越してきたM夫妻の引っ越し祝いの為、ワイキキに行った。

逆にすっかりご馳走になってしまったのだが、途中からやってきたダニヤンが、「ワイキキの焼肉屋で食事をしたらTUBEがいたよ」と言っていた。

最近夜になると風が弱くなる。

風がないとやはり暑い。

6月3日

イラク戦争時に比べると、観光客も少しは戻ってきた感のあるワイキキだが、9.11同時多発テロの前に比べると、日本人に関してはまだ40%も落ち込んでいるそうだ。

ワイキキの観光客の3分の1は日本人である事を考えれば、これは経済的にはとても痛い。

実際アメリカ人観光客は随分戻ってきているのだが、どうもワイキキを避けて行動しているらしい。

1年前と比べると、ホテルの客室占有率はマウイ島で11%、ハワイ島10%、カウアイ島で4%それぞれ上昇しているのに対し、オアフだけは10%近く減少している。

ちなみに5月第4週の占有率は、マウイ81%、カウアイ79%、ハワイ63%でオアフは64%。

そのオアフ島のほとんどのホテルが集中するワイキキは、レストラン、エンターテイメント、ビーチなどがホテルからすぐ近くの徒歩圏にあり、初めての観光客には便利な場所だが、リピーターにとっては喧騒が多過ぎ、静かな隣島の方に魅力があるようだ。

オアフ島で仕事をしている私にとっては、オアフ島に来て下さいと言いたくなるが、ワイキキから離れたくなる気持ちはよくわかる。

日本人観光客にも、隣島の人気は上がっているが、まだ裏オアフを見ていない方は、まずオアフ島の自然を見て欲しい。

風がまだ弱い。

6月4日

雲が出てきた。

ちょうど1ヵ月後になった7月4日の独立記念日には、全米各地で花火が盛大に打ちあげられるが、オアフ島の東側カイルア・ビーチで行われる花火大会が今年から中止される事になっていた。

コストが高くつき、カイルア地区の商工会議所が中止の決定をしていたのだが、この花火大会は50年もの歴史があり、カイルアの住民が毎年楽しみにしている年中行事となっていた。

がっかりした住人達の反応を見て、地域の企業や商店が資金を出し合って、今年も花火大会が出来るようになったのだそうだ。

ハワイでは、ハワイアン・ナショナリズムの強いいわゆるローカルエリアで、独立記念日のような「アメリカの」祝祭日に関して冷めた所があるのだが、カイルアはアッパーミドル(ややお金持ち)の白人層が多く、本土出身の人も多い。

こう言ったエリアでは、アメリカらしい行事はちゃんと行われるのである。

6月5日

先月の後半、サークルアイランドなどでサンディービーチに行くと、ココ・クレーターの頂上付近に、白く大きな「LOVE」と言う字が書いてあった。

他に誰か特定の名前などは書いて無かったが、サンディービーチは事故の多い場所で、亡くなった方の為に花束が置いてある事もあり、これはそう言ったメッセージがあるものと思っていた。

ところがこれはどうも単なるいたずら書きだったようで、ハリス・ホノルル市長が消防署に要請して、ヘリコプターで署員が頂上に行き、これを消した。

ハナウマ湾からマカプウの間には、この数週間で落書きが幾つか現れていたらしい。

訳のわからないグラフィティに比べたら、「LOVE」なんて誰でもよくわかるし、美しい言葉だが、やっぱり落書きは良くない。

自然は守らなくては。

夜になると風がなくなり暑い。

6月6日

日本でも数年前に流行ったキックスクーター。

キック・ボードなどとも呼ばれていたが、今はどうなっているだろうか?

いまだに住宅地などでは小さな子供が楽しそうに遊んでいるのを見るが、ワイキキにあったレンタルショップなどでは見かける事はほとんどなくなった。

その後、自分で改造してモーターやエンジンを付けた物が出てきたが、音がうるさいのと、歩道を走っても車道を走っても危ないので、問題になっていた。

住民グループから寄せられた多くの苦情に対してホノルル市議会は昨日、公道や歩道でモーター付きスクーターに乗ることを禁ずる法案を通過させた。

対象となるのは、立って乗るタイプのモーター・スクーターのみ。

スクーターの中には、45マイル(72キロ)以上もスピードが出るよう改造されたものもあり、人や物とぶつかったりすれば非常に危険。

日本の対応はどうだろうか?

6月7日

昼間は少し風が吹く。

日陰に入ると気持ちが良い。

カイムキにも真っ赤なロイヤル・ポインシアナの花が目立ち始めてきた。

KCC(カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)のパーキングではホワイト・アンド・イエロー・シャワーツリーの花がほぼ満開。

かき氷にレモンのシロップをかけたようで、眼に涼しい。

夜はまた風が止まって湿度が上がった。

6月8日

昼間は少し風が吹くが、夜になると止る。

さて、来月ダウンタウンのホノルル・ハーバーにフェリー用のターミナルがオープンするそうだ。

実際まだ運航されるわけでは無いのだが、2006年には隣島とオアフを結ぶフェリーが開通するかもしれない。

太平洋のど真ん中のハワイでは、例え隣の島でも、海の上を船で行けば荒れた外洋につながり、相当揺れるらしい。

その為マウイとラナイ島を結ぶ通勤船などの他は、ハワイではローカルの客船の歴史は止っている。

今度のフェリーがどの位揺れるのかわからないが、技術的に改善されたのだろう。

このフェリーの運航を予定しているハワイ・スーパーフェリー社に対して、ハワイ州政府は、オアフ島西部とホノルルとを結ぶ島内の通勤船も要望しているらしい。

朝夕のフリーウェイの渋滞が問題になっているが、これを解消する良いチャンスになればと思う。

半分の月が西の空に傾いていた。

6月9日

オアフ島からさとうきび畑がなくなってから7年ほどになる。

砂糖の国際的価格が安値安定してしまってから、利益率の低い砂糖生産は衰退の一途をたどっていた。

暖かい気候が必要なさとうきび栽培は多くの南の島で行われているが、ハワイは一応アメリカなので、人件費を考えると割が悪いのだ。

現在ハワイ州でさとうきびを大規模で栽培しているのはマウイ島だけだが、これも近いうちに無くなるだろうと言われてきた。

ところが昨年は僅かながら生産量が上昇し、かつてはハワイ経済の主幹産業だったさとうきび産業に復活の兆しが見えるのだそうだ。

これは農耕法の改良と、利益率の高い砂糖関連商品が開発されたことによるらしい。

ただ2001年が過去最低だったため、生産周期の中のリバウンドとも考えられている。

一方、同じくハワイの主力農業産品のパイナップルも、94年以降伸び悩んでいたのが昨年は大幅に生産量が増えたらしい。

現在はフィリピンなど東南アジア製のパイナップルの方が価格面では安く、それを輸入している日本で買っても、ハワイでパイナップルを買うより安くなる事もある。

東南アジア産のパイナップルは、ハワイではまだ加工用として使われる2年物、3年物をそのまま出荷しているようだが、4年目のパイナップルではハワイ産の方が大きくて甘いという評判で、私もそれには大賛成。

私がハワイに住み始めた頃、ノースに広がっていたさとうきび畑はもう無いが、パイナップル畑だけはいつまでも赤土の中で広がっていて欲しい。

6月10日

ツアー以外の仕事で、今日はワイキキに半日いた。

クヒオ通りを中心に、端から端を随分歩き回った。

アメリカでは卒業旅行シーズンで、若いグループが多かった。

そしてこの季節になると増えるのがモペットの暴走族。

レンタカーより安く、高校生でも簡単に借りられるモペット(原チャリ)は、卒業旅行には人気が高い。

友人と数人で列をなし、気の抜けるようなクラクションを鳴らしまくってワイキキ中を走り回っている。

時にはハナウマ湾の方まで列を作って移動しているのを見かける事があるが、事故も絶えないらしい。

ワイキキで出勤前のシルバーマンを見た。

身体をシルバーに塗っていた訳ではなく、衣装も着ていない。

一見自転車に乗ったローカルの兄ちゃんだったが、手にした銀色のアタッシュケースから衣装がはみ出ていたのだ。

あれは間違いないと思ったが、約1時間後に、どこで着替えたのか、すっかり銀色に光ったシルバーマンが同じ自転車に乗ってカラカウア・アヴェニューに向かって行くのを見てしまった。

ワイキキの中もレインボーシャワーの花があちこちでひらひらと散っていた。

6月11日

昨晩遅くから戻ってきた貿易風は全開の窓に吹き込み、寒くて夜中に目が覚めた。

昨日までの風の無い間にオアフ島の中央部では何度か豪雨に見舞われた。

貿易風が弱く、気温が上昇すると、ワヒアワやミリラニなどの中央部では上昇気流が雲を形成して停滞し、しばしば豪雨になる。

場所によっては土砂崩れが発生した所もあったようだ。

ハワイは自然に支配されている事をつくづく感じる。

さて今日もワイキキに仕事で行った。

モンキーポッドやレインボーシャワーの散った花が風に舞っていた。

昨日は誰にも知り合いに会わなかったが、今日は何人かと偶然会った。

私がワイキキを車で通っているのは珍しい事ではなく、今までに何度も目撃されているが、歩いている事は少ないので珍しがられた。

夜風も気持ち良い。

6月12日

久しぶりに、ネイル関係の買出しのチャーター。

朝、ワイキキでお客さんをピックアップしてダウンタウンの材料屋に行くと、なんと営業時間が変わっていてまだ開いていない。

一時間ほど時間潰しの為にアロハタワー・マーケットプレイスにお連れした。

私は駐車料金が勿体無くて、マリタイム・ミュージアムの近くに車を止めてボーっとしていたら、パラパラとシャワーが降ってきた。

そう言えば今日は風はあるが雲が多い。

再び材料屋に戻って買い付けのアシスト。

昼頃には終わってしまったが、店を出るとすっかり晴れていた。

風があれば湿度も上がらない。

夜はいい月が上がっていた。

6月13日

ハワイ語で首飾りの事をレイと言うが、レイには花で作った物の他に木の実や鳥の羽、貝で作られた物もある。

かつて王族のレイを作る為に多くの鳥が捕獲され、絶滅してしまった種類の鳥もある。

そう言った絶滅種の羽根を使ったレイは今では値段のつけようも無い物だが、貝で作られたレイにも高価な物がある。

先日亡くなったテキサスの女性が収集していたレイは、ニイハウ島でしか捕れないカヘレラニ貝が使われていて、2万ドルもの値段がするそうだ。

この女性のニイハウ・シェルのレイ22本とイアリングを、遺言によってカウアイ博物館に寄贈する事になった。

故郷に帰る事になったこのレイは、ピンク、黒、茶などの貴重な貝ばかりで、実質価格は3倍の6万ドルにもなるそうだ。

貝がそんなに高価なものなら実際に行って探してみたい物だが、ニイハウ島は個人所有の島で簡単に入れる場所では無い。

しかし珍しい貝はオアフ島でも捕れる。

ツアーでも立ち寄るノースショアのハレイワ・アリイビーチは、珍しい貝の宝庫としてマニアの間では有名な場所。

一見普通の貝に見えても、これが希少種だったりすると、数千ドルの値段がつく事もあるそうだ。

ハワイでは、石を持ち出す事はタブーとされるが、貝に関しては問題ないらしい。

ビーチで綺麗な貝を見つけたら、夢と一緒にお土産にするのもいいかもしれない。

6月14日

今日はお昼前からパーティーに呼ばれた。

マッサージ・セラピストのAyumiちゃんの娘、シャイアンが1歳のバースデイを迎えたお祝いである。

ワイキキのコンドのパーティースペースで行われたパーティーには、子供10人ほどを含む約30人が集まった。

在住の日本人女性は多かったが、日本人の男性は私だけ。

前に別のパーティーで会った事のあるローカルや久し振りで会った友達もいて、昼間っから盛り上がった。

まだ朝飯も消化していないうちからビールとパーティーフードでお腹一杯になったが、アラワイ運河を見下ろす会場に吹き込む貿易風は気持ち良かった。

夕方にはお開きになり、片づけを手伝ってから帰宅。

夜になってシャワーが降ったが、その後は綺麗な満月が町を照らしていた。

6月15日

シンガポールに住む幼馴染のジェリーから連絡がきた。

SARSで商談が減り、仕事上色々と大変なようだが、家やオフィス内でじっとしているのかと思ったら、外で野球をやって肋骨にひびが入ったという。

どちらにしろ大人しくしていないといけないようだ。

一方、やはり幼馴染で上海に住む龍龍(ロンロン)からもメールが来たのだが、彼は命がけで仕事をしているそうだ。

日本の企業から駐在しているのだが、日本に戻ってしまえば仕事が先に進まなくなる。

現地人の同僚に対しても、自分だけ逃げる訳には行かない。

SARSに感染してしまったら、それはその時に考えると言っていた。

いまだにハワイへやってくる日本人の数はSARSの影響で少ないが、ハワイはそれでも随分マシなのだということを感じた。

WHOの渡航延期勧告も各地で解除され、徐々に収まりつつあるが、早く平和が戻ってきて欲しい。

6月16日

気持ちの良い風が吹いていた。

ハワイ州では飲酒とスピードの出し過ぎによる交通死亡事故が急増しているそうだ。

特にオアフ島では今年の死亡者数は36人にものぼっていて、昨年、一昨年を既に上回っている。

レンタカーを借りる方は、特に夜の運転は注意した方が良い。

さて、夜はワイキキの鍋会に出た。

在住の仲間や長期滞在の知り合い、観光客やハワイに越してきたばかりの人など十数名が集まったが、明日の私の誕生日を前に皆で祝ってくれた。

皆の要望でその時のケーキの画像をアップ。



皆ありがとう!

6月17日

39歳になった誕生日の朝、コオラウ山脈にはマノア・ヴァレーにもマキキ・ヴァレーにも雨雲がかかっていた。

今日はマキキへのトレッキングツアーが入っていたのでマキキ側の天気は特に気になったが、晴れてくれる事を祈ってストレッチ運動を続けていた。

インターネットをチェックすると今年もたくさんのバースデイ・メッセージのEメールや掲示板の書き込みがあった。

とても嬉しかった。

この場を借りて皆さんにお礼を申し上げます。

「BIG MAHALO!」

準備をしてワイキキにお客さんを迎えに行く。

ワイキキは晴れていたが、山の雲を説明して、とりあえずトレイルの入り口まで行く事にした。

H-1フリーウェイを越えた頃からシャワーが降ってきた。

マキキのトレイルの入り口に着くと雨足は激しくなり、パーキングに車を止めて、少しの間車の中で外の様子を観察した。

時々雨は少し弱くなるものの、止む気配は無く、結局今日は諦める事にした。

お客さんをワイキキに送り届けて、私は家に戻った。

夕方になって大ちゃんがバースデイ・プレゼントを持ってきてくれた。(Big Mahalo!)

夜は「牛角」に焼肉を食べに行った。

予約したのにも関わらず随分待たされたが、席に着いて食べ始めると、店内の反対側の方で従業員が集まってバースデイ・ソングを合唱し始めた。

どうやら他にも誕生日の人がいたようだ。

若い日本人の店員が再び我々の席に来た時、「誕生日だと何かもらえるの?」と聞いてみた。

どうやらアイスクリームのデザートが貰えるそうで、自分も誕生日だと言うことを伝えると、IDの提示を求められた。

免許証をちゃんと確認すると、「では食後にアイスクリームをお持ちします」と言ってくれた。

その後美味しく焼肉を頂いていると、また店内でバースデイ・ソングの合唱が聞かれた。

しかも3回も。

つまり私以外に4人も誕生日の人がこの店にいたのだ。

キャパシティー99人の店内で、4人も同じ誕生日と言うのは驚いた。

この辺りでは誕生日には、「TODAI」に行く人が多いと聞いたことがある。

誕生日の人は無料になるからだ。

「牛角」ではアイスクリーム以外は無料にはならない。

最後にラパーズのアイスクリームが出てきたのだが、誕生日には美味しい焼肉とアイスクリームを食べたいと言う人の方が増えているのかな?

30代最後の1年が始まった。

6月18日

昼間カイムキの歯医者に行った。

歯医者に行くのは久し振りだったが、設備が近代化しているのに驚いた。

元々歯医者などの医療技術は日本に比べて遥かに進んでいると言われるアメリカだが、コンピュータによるシュミレーションなどが見れ、なんだかわくわくした。

今日は簡単な検査だけだったが、これから何度か通院する事になる。

ちなみにここはアメリカ人のドクターだが、日本人のスタッフがいて、私にはわからない専門用語などもちゃんと訳して説明してくれる。

夜はKENさんと「とっくり亭」に行った。

私の誕生日とは関係ないのだが、KENさんがご馳走してくれると言う。

実は先日KENさんに仕事のちょっとした手助けをしたので、そのお礼だそうだ。

長い間撮影や取材などのコーディネーターをしているKENさんから今日聞いたのは、ハワイのフラ業界の裏話。

日本でフラを習っている方や、フラ関係の掲示板などを見た事がある方はわかるかもしれないが、優雅で平和なフラダンスも、日本のハラウ(スクール)ではどろどろの人間関係がある。

同じハラウ内やハラウ間のいじめやけなしも当たり前の話なのである。

うちが正統派だとか、こっちのハラウは家元だとか、あちらは亜流だとか、言い争いは絶えない。

日本人独特の人間関係がフラに合っていないのかと思っていたが、その原因はハワイのフラ業界にあるようなのだ。

そもそもフラには決まり事が少ない。

ハラウやクム(先生)の数だけ踊り方があるとも言われている。

フラは元々ハワイが統一される以前から存在し、オハナ(家)や村がそれぞれ独自のフラのやり方を持っていた。

キリスト教文化が入ってきた頃、フラは淫らな踊りとして一時禁止されていたが、カラカウア王がフラを復活させ、現在はメリーモナーク・フェスティバルと言う大イベントもある。

しかしこのメリーモナーク・フェスティバルにしても、大きな流派や人脈によって出演出来るハラウが決まっている。

昔から続いている伝統的なハラウでも、メリーモナークには一切関心を示さない所もあるのが実情だ。

メリーモナークに出場しているハラウ同士でも、仲の良い所は少ないのだそうだ。

基本的にクムを変える事は許されず、他のハラウのフラを真似する事さえも禁止されている所があるそうだ。

つまりそれだけ閉鎖的なハラウやクムが多く、フラを一括りには出来ない問題がある。

コミッショナーが居らず、まとめる機関が無いのも問題だそうだ。

そしてその流れはそのまま日本のフラダンスにも続いているらしい。

仕事を通じてハワイの奥の奥まで見てしまっているKENさんは、ハワイは好きだが、ハワイの人間は好きでないと言う。

日本もそうだが、狭い島の人間は、他人に対する大らかさが少ないそうだ。

私はあまり奥を見ずに、純粋にフラ鑑賞を楽しみたい。

6月19日

昼間アラモアナSCに行った。

仕事の買い付けなのだが、久し振りの私は自分がどこにいるのかもわからなくなってしまうていたらく。

無事に買い付けが終わると、ハワイに遊びに来ている妹を迎えに行った。

明日はマキキのトレッキングに行く予定で、今晩はうちにステイする。

戻ってから、食事は「マイラン」に行った。

久し振りに妹とゆっくり話をする事が出来た。

夜風が気持ち良かった。

6月20日

今日は良いお天気。

マキキのトレイルに向かうと、トレイルが一部変わっていた。

前は麓にある公園管理局の前を通ったのだが、ネイチャーセンターの後ろを通って入っていくパスが出来ていた。

デジカメが復活したので今日はたくさん写真を撮ってきた。

アラマンダ


ピンクプルメリア


バニアンツリー


アヴォカド


イエロージンジャーの蕾


イエロージンジャー


シルクオーク


ストロベリー・グアヴァ


マウンテンアップル


マウンテンアップルの実


バナナ


遠くにハワイ・プリンスホテル、アラモアナ・ホテルを望む


グアヴァの実はまだ硬くて歯が立たなかったが、ストロベリー・グアヴァの方は齧るとすっぱかった。

もうほとんど花は無くなっているマウンテン・アップルは実が大きくなってきていて、幾つか収穫して食べた。

ジンジャーの花も咲き始めたが、まだつぼみが膨らんでいる状態のが多かった。

山も少しづつ季節を映している。

明日はノースショアツアーに連れて行く予定。

帰りは20分で戻ってきた。

6月21日

今日はノースショアツアー。

妹と一緒にワイキキにお客さんを迎えに行った。

初めてのお客さんだが、いきなりお土産を頂いてしまった。(Big Mahalo!)

ワイキキは薄曇だったが、コオラウ山脈には雨雲がかかっていた。

ノースのお天気を心配しながら出発。

H−1ではカメハメハ・ハイツ付近、H−2に入るとミリラニの手前から降り始めた。

しかしパイナップル畑が見えてくる頃から雨はすっかり上がり、ハレイワ方面は晴れ、ノースの海が綺麗に見下ろせた。

ハレイワの裏のバイパスを通って、最初にサンセットビーチに向かった。

カエナ岬の方にはシャワーのカーテンが下りているが、北の方は晴天に恵まれた。

波は無く、海水浴やスキューバダイビングを楽しむ人が多かった。

途中ワイメアは混んでいたが、サンセットは土曜にしてはビーチは空いていた。

ラグを引いてグアヴァジュースをサーブして、しばし寛ぐ。

その後ハレイワに戻って、アリイビーチを見学。

亀が出てくることを期待したが、静かな海には近所の子供達が遊んでいるだけだった。

ハレイワ・タウンで解散。

妹はもうお腹が空いたと言うので、L&Lでプレートランチを仕込んでアリイビーチパークに戻って食べた。

ローカルがパーティーを開いていた。

去年は花が咲かなかったロイヤル・ポインシアナに真っ赤な花が付いていた。

その後私はストロング・カレントでオーナーのジョンと少しおしゃべりした。

集合時間になり皆戻ってくると、ドール・プランテーションへ移動。

手前のパイナップル畑で写真を撮ろうと思ったら、いつのまにかすっかり収穫され、株が潰されていた。

ドール・プランテーションはアメリカ人のレンタカーで駐車場は一杯だった。

ハワイアン・キルトのコーナーで、顔見知りの女の子に会った。

昔ハレイワのポリトレで働いていた子だった。

時給が良いのでこちらに移ってきたそうだ。

帰りはH−2フリーウェイに乗るとまたシャワーが降ってきた。

H−1でも何度か当たった。

ワイキキは降っていなかったが、あまり良いお天気ではなかったようだ。

お客さんも喜んでくださったし、妹も楽しかったようだ。

私は夜のツアーがあったので、さっと夕食を済ませると再びワイキキへ。

ナイトドライブツアーのお客さんは、ダイアモンドヘッドクラブのリピーターさん。

最初にタンタラスに登った。

途中月下美人の花を捜しながらゆっくりと進む。

既にシーズンに入っているがまだ少なく、時々見つけるのはすっかりしぼんでしまった古い花。

ちょっと諦めかけた時、ちょうど開いているのを見つけた。

車を止めると、お客さんは写真を撮っていた。

まだ完全に開ききってはいないが、既に匂いを漂わせて、虫が集まっていた。

展望台には大型バスが2台も止まっていて、相変わらず賑やかだった。

一通り説明を終えた頃、パラパラと雨粒が流れてきたので移動。

H−1フリーウェイに乗ってパールシティーに向かう。

公園の天気が心配。

町の明かりにうっすらと浮かんだアロハ・スタジアムを横目にしてフリーウェイを降りる。

時々雨粒が車の窓を叩く。

暗くて色は見えないが、レインボーシャワーの花びらが散らばった住宅街を登っていく。

公園に着くと近所の若者が数名集まっていた。

土曜の夜はどこでもこうだ。

芝生の方はやはり貸切で、最初にビニールシートを引いて、ラグをその上に引いた。

風が気持ちいい。

グアヴァジュースをサーブして、上を見ると星が多かった。

しばらくおしゃべりしていると、やはりシャワーが流れてきた。

移動の準備を始めると本格的に降ってきた。

ワイキキに戻るとシャワーは止んでいた。

6月22日

先日市バスの料金が値上げされると言う話をしたが、今度は運行本数が減らされると言う話。

7月からの新年度予算で市バスの予算がカットされた為、運行数を8月から減らす事になったそうだ。

昨年は市営バス全路線で、のべ149万5000時間運行していたが、これから6〜7%にあたる10万時間がカットされる事になり、利用客はバスの待ち時間が多少長くなる事になりそうだ。

しかし、廃止される路線はないという事なので、気長にのんびりバスを待って、ローカルとおしゃべりしたり、町の景色を眺めながらのバスの旅が好きな人は、戻ってくる時間だけは気をつけていただきたい。

家の前のピンクテコマがまた咲いた。

6月23日

SARSの脅威は段々と少なくなり、世界的にも渡航延期勧告が出されている場所は減ってきた。

ハワイへの観光客も米本土を中心に戻りつつある。

しかし日本人相手のツアー業界はまだまだ冷えているのが現状。

そんな訳で、私も生活の為にツアー以外の仕事を色々としているのだが、今日はアラモアナSCなどに買い付けの仕事。

何だかんだで、今日は家を出たり戻って来たりを4度も繰り返した。

陽の当たるパーキングに10分も車を止めておくと、車内はサウナの様になる。

急いで窓を全開にして風を入れる。

キング・ストリートを走ると、レインボーシャワーの花びらが飛び込んできた。

一服の清涼感とはまさにこの事かもしれない。

夜はワイキキで鍋会。

ダイアモンドヘッドクラブのお客さんが参加を希望していたので、一緒に行った。

今日はスキヤキ。

湿度が高い。

6月24日

マキキヴァレーへのトレッキングツアー。

ハワイリピーターのお客さん達は、ダイアモンドヘッドには登った事がないそうだが、日本でダイアモンドヘッドクラブのウェブサイトを見つけてご参加下さった。

昨晩はマキキヴァレーにはシャワーが降っていた様なので、トレイルの湿り具合が気になったが、パーキングの辺りはすっかり乾いていた。

歩き始めるとすぐにシェイマが出てきて、あいさつ代わりに綺麗な声を聞かせてくれた。

カネアロレ・トレイルを半分ほど登り、グアヴァの木が出てくる頃にはトレイルが湿ってきた。

グアヴァはやはりまだ小さく硬い。

先週に比べてイエロー・ジンジャーの花が多くなっていた。

時より大変いい香りが漂ってくる。

マキキヴァレー・トレイルとの交差点に来ると、トレイルはぬかるんでいる箇所もあった。

ホワイト・ジンジャーも咲いていた。

ストロベリー・グアヴァはあちこちでたくさん実が付いていたが、どれもまだ食べられる状態ではなかった。

しかしマウンテン・アップルは収穫して、お客さん達皆試食する事が出来た。

マウナラハ・トレイルに入ると風が出てきて気持ち良かった。

そしてトレイル最後の辺りで、久しぶりにジャクソン・カメレオンを見つけた。

それも小さい子ジャクソン。

人差し指の上に乗る大きさで、写真を撮った後森に返した。



お客さんも大喜びだった。

家に戻ってシャワーを浴びてから、歯医者に行った。

じっとしていた様で、全身に力が入っていたらしく、なんだかすごく疲れた。

夜風が気持ちいい。

6月25日

1999年から使っているパソコンの調子がおかしい。

今までも何度か不具合を起こしたが、ウィンドウズを入れ直したり、メモリを増やしたり、色々と工夫して今まで持たせてきた。

4年も使えば頑張った方だろう。

と言う事で、新しくする事にした。

以前日本から持ってきた物で、人に頼まれた物だったのだが、少し規格が合わず我が家で放置されていたのがあった。

もっと早くこれを使えばよかったが、内部ハードディスクの増設が出来ず、今までのデータをどう移行させるかが問題で、保留状態になっていたのだ。

結局解決策として、このパソコンを家庭内LANに繋ぎ、データを共有化することでコピー&ペーストが出来た。

イーサーネット・ケーブルを1本買っただけだったが、新しいパソコンには画面もキーボードもマウスも無く、今まで使っていたパソコンといちいち繋ぎ変えての作業だった。

今度のはウィンドウズXP。

使い勝手は良いが、今まで使っていたプログラムが全部動くかどうかはわからない。

中には互換性の無いのもあるようだ。

既に面倒だと感じているのは日本語入力ソフトのIMEで、これは新しい物になったのだが、その為に今まで保存していた変換用語登録が最初からになり、自分のパソコンを使っている感じがまだしない。

しかし全体的にはすこぶる調子が良い。

さて夕方からバーベキューパーティーに出かけた。

このパーティーは知り合いが主催したもので、ワイキキのコンドのパーティースペースで行われた。

その人は、元々は別の友達の知り合いで、パソコンの不具合などを見て欲しいと頼まれて、行ったのがきっかけ。

パーティーにはその友達関係8人と犬が5匹もいた。

全員ほぼ初対面だったが、何故か私がいきなりバーベキュー・マスター。

ワイキキの夕焼けを見ながら楽しい時間を過ごした。

何故か犬にはもてた。

6月26日

先週の日曜にフロリダで行われた全米ゴルフ協会のUSウイメンズ・アマチュア・パブリック・リンクス・チャンピオンシップで、史上最年少の13才で優勝したミシェル・ウィ選手は、ハワイ出身。

女性版タイガー・ウッズとも言われ、少年少女ゴルファーに夢を与えている。

彼女を指導したケーシー・ナカマ氏がインストラクターをしているワイケレ・ゴルフクラブでは、ミシェルが有名になってからゴルフ・クリニックにやってくる子供が増え、特に女の子は20%も増えたそうだ。

他のゴルフ場で行われているユースのプログラムでも参加者は増えていて、ミシェル効果は大きい様だ。

このミシェルは、うちの近所のプナホウスクールに通う中学生だが、既に身長は180センチもあり、ドライバーのショットは300ヤードも出るそうだ。

将来が楽しみである。

6月27日

かつて天然痘で大量の死者を出した事のあるハワイは、日本と同様、島国と言う特徴から伝染病対策には神経を使っている。

SARSに関しても、ちょっとした噂だけでチャイナ・タウンに閑古鳥が鳴いたほどで、一般市民も神経質。

動植物の検疫もとても厳しい。

狂牛病発生以来、カップラーメンの粉末スープに牛肉エキスが入っていると言うだけで持ち込みが出来ない。

生態系を変えてしまう恐れのある蛇の持ち込みが厳しいのは納得できるが、今までは犬や猫など、ペットの持ち込みもとても厳しかった。

これまで、州外からペットを連れてくる場合、30日から120日も検疫期間があり、長い隔離期間中に精神的にダメージを受けたり、中には衰弱して死亡してしまうペットもいたそうだ。

このたびペットの検疫法が緩和され、検疫期間が5日以内に短縮される事になった。

ペットの検疫を義務付ける法律は、狂犬病の流入を阻止するために1912年に制定され、当初は全て120日間隔離が必要だった。

1997年になって、一定の予防接種を事前に受けている事を条件に、30日間の短縮オプションが出来た。

ペットのオーナーたちは、長い間規制緩和を求めてきたのだが、これからは州外へペットを連れ出した場合、ハワイ州に戻ってきても検疫が必要なくなる。

日本など外国からの移民者だけでなく、米本土からペットを連れてくる事さえ躊躇していた人は今まで多かったが、これからは増えるかもしれない。

日本でも相変わらずペットブームは続いているようだが、ハワイでもヒュメイン・ソサエティー(日本の動物保健所のようなところ)では毎年多くの捨てられたペットが安楽死させられていると言う事を忘れないで欲しい。

さて夜はダイアモンドヘッドクラブのアカウントをお願いしているオサムさんと、「吉祥」に行った。

比較的早い時間に待ち合わせたのだが、金曜と言う事で混んで来るのかと思ったら、随分空いていた。

「吉祥」も久しぶりだったが、やっぱり美味しい。

雲が出てきた。

6月28日

冬場しかハワイにはいないクジラと違って、一年中見られるイルカ。

カハラ・マンダリンホテルやシーライフパークなどのイルカのアトラクションはいつも人気がある。

ドルフィン・ウォッチングのツアーも、早朝のオアフ島西部を船で走ると、たいていは出てくるそうだ。

イルカと一緒に泳いで見たいなんていう人も多く、ハワイ系の掲示板などでは良くこの質問が出る。

実際人間からイルカに近づいていく事は法律で禁止されていて、どうしてもと言う人はやはりシーライフパークなどのイルカとプールで遊ぶしかない。

しかし、シュノーケリングやサーフィンをしている時、イルカの方から近寄ってきて、一緒に泳いだなんていう話も時々耳にする。

私も前にブギボーで、イルカと同じ波に乗ったことがある。

ところがイルカと泳ぐのも命がけと言う事が起きた。

先日オアフ島西部のマクアビーチで、泳いでいた男性の周りにイルカが現れた。

30〜40頭ものイルカの群れで、誕生日を祝って奥さんと一緒だった男性はイルカに混ざって、きっと気持ちよく泳いでいた事だろう。

ところが突然イルカの群れは猛スピードで泳ぎ去った。

そこに今度は5フィート(150センチ)もあるグレート・ホワイトシャークが現れた。

イルカの群れを追っていただろうと見られるサメは、彼の足に噛み付いた。

二人は必死に岸に向かって逃げた。

そこへ通りかかったドルフィン・ウォッチングの船に助けられ、幸い命に別状は無かったそうだ。

やっぱりイルカとは住む世界が違うようだ。

6月29日

先月少し話したが、ノニについて。

今度扱うのは「ノニ・フルーツレザー」という。

フルーツレザーというのは乾燥させた果物をシート状にしたもので、アメリカでは子供のお菓子などでいろいろなタイプのものがある。

実際子供のお菓子はフルーツロールとも言って、ガムを長くしたような形のものをぐるぐる巻いて、ちぎって食べるものが多い。

フルーツが少し混ざっているだけで、ほとんどは砂糖。

フルーツレザーは25センチ×20センチ程に伸ばしたシートタイプで、これをはさみで切って食べるのだ。

もちろん100%ノニ。

これと100%ではなくて3分の1はバナナが入ったものも同時に発売する。

ちなみにノニもバナナもオーガニック。

内服用、外用と使えるが、バナナのは主に内服用で、ノニの味や匂いが苦手な人用。

この製品の一番の特徴は持ち運びが簡単で、冷蔵する必要も無いと言う事。

さて、入手してから、ネットショップ用に撮影をした後ずっと服用している。

基本的にはそのままむしゃむしゃと食べているが、味も匂いも全然気にならない。

バナナ味の方はお菓子の感覚で食べている。

少し歯にくっつく感じがするので、食べた後はお茶など飲んで口をさっぱりさせている。

飲み物で割って飲むという方法もあるが、冷たいものではそれほど溶けない。

ぬるま湯だとかなり細かくなるが、完全に液体になるという訳ではない。

しかしそれを飲んでも固まりが気になるという事はない。

フルーツと一緒にミキサーにかければ、もう完全に果肉と一緒。

実際に果肉なのだが、匂いも気にはならない。

液体のノニを飲んだ事がある方はわかると思うが、ノニ・ジュースの一番の弱点はあの匂い。

液体として抽出させるために発酵させるので、あの匂いが出るようだが、フルーツレザーは発酵させていないので、ほんのりとするだけ。

さて効果だが、私には持病がある訳ではないのではっきりわからない。

しかし、夜飲むと二日酔いしなかった。

本来は、健康維持の目的で飲むには朝一番が良いと書いてあったが、つい忘れて夜に、しかもお酒を飲んでから気が付く事が多かった。

何度か就寝前に試したが、二日酔いが全然無かった。

なにしろ癌から糖尿病、呼吸器障害の治療にも使われているというので、本当は何か病気のある人に飲んでもらって効果の程を聞いてみたい。

私はビタミン剤も飲んでるし、何しろこの6年間風邪を引いたことも無い。

商品として販売するが、こういうものは薬としては売れない。

いわゆる健康補助食品になるのだが、実際は乾燥させた果物。

とりあえずしばらくはお試し期間と言う事で、広く皆さんに愛用していただき、効果があれば報告していただければと思っている。

さて外用。

5センチ角を一枚、スプーン3杯の水で溶いたものを、生傷に塗ってみた。

しみるとかそういう感覚は一切無く、やはり少し匂いがするだけ。

乾いてくると、傷からはみ出た部分は白くなって自然崩壊してしまった。

お酢と混ぜると抗生効果のある薬になるそうだが、そのまま付けただけでも傷の直りが早かった。

タイからハワイに戻ってきている友人のクロちゃんが瞑想を教えに来てくれた。

このノニの話をしたら欲しいという。

丁度まとめて仕入れたものが届いたので、早速販売。

明日中にはホームページに載せたい。

6月30日

日本の梅雨には程遠いが、ハワイも今月は雨が多かった。

昼間降る事は少なかったが、朝は山のシャワーが残っていたり、夕方は何度か町に降ったりした。

結果的に蒸し暑くなるが、全ては風次第。

今日は気持ちよく貿易風が湿度を飛ばしてくれた。

さて、今日は一日中パソコンの前でウェブページを作っていた。

前にキャサリンが作ってくれたネットショップでは商品を増やすのが大変なのと、商品のページまで辿り着くまでが遠いので、ツアー案内のページと似たような形にする事にした。

今回は「ホームページ・ビルダー」を使って意外と簡単に出来た。

ノニについては説明のページをたくさん作った。

マヒオレは在庫があと僅かだが、携帯電話のストラップサイズのものを近く仕入れて販売する予定で、レギュラーとミニという2ページを作った。

それと前から要望があった「お薦めハワイアンCD」の販売もすることにした。

またハワイアンジュエリーはシルバー製品がメインになると思うが、仕入先の目処が付いたのでこれもスタンバイのページを作った。

雑貨やその他もページだけは作ったので、商品が入り次第ご紹介していきたいと思う。

今日はとりあえず形だけアップした。

今後少しずつフォントなどいじって綺麗にしていきたい。


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