ハワイ日記2002年8月
8月1日
マカプウ岬へのトレッキングツアー。
昨日と同じお客さんをお連れした。
ワイキキからコオラウ山脈を望むと少し雲がかかっていて、時より風に乗って雨粒が流れてきたが、カハラを過ぎてココヘッドが見えてくると空は青く澄み渡っていた。
今日は日に焼けると思ったので、最初から首にタオルを巻いて出発した。
少し先に日本人のグループが歩いていた。
我々が路肩に車を止めている時に、日本のゴルフ会社のバンがお客さんを降ろしているのが見えた。
最近はダイアモンドヘッドクラブ以外にも、マカプウのトレッキングツアーを始めた会社がいくつかあるようだ。
今日はモロカイ、マウイだけでなく、ラナイ島、ハワイ島もはっきりと見えた。
日差しはきついが、風も強かった。
やっと戻ってきた貿易風が嬉しい。
ワイマナロ方面の海も素晴らしい色をしていた。
頂上の第1展望台には、時々見かけるアメリカ人向けのツアーのガイドが、お客さんにラビット・アイランドの説明をしていた。
第2展望台で写真を撮った後、木陰でスナック・タイム。
ブルーの海を見下ろして、風の音だけを聞く。
下山後はサンディービーチに移動してジュース休憩。
山登りの後のグアヴァジュースはいつ飲んでも最高。
おでこが日焼けして少しひりひりする。
夕方から、ツアーガイド・トレーニング中のモートンが奥さんのMさんを連れて遊びに来た。
また随分飲んでしまった。
貿易風が戻って、今夜は良く眠れそう。
8月2日
昨日戻ってきたはずのトレード・ウィンドは、また弱くなってしまった。
愛車「太郎」のドアのメンテナンスの為、修理工場に予約を入れていたのだが、実際行ってみると今日中には直せないと言われ、週末開けに再び持っていく事になった。
家で仕事をしていると、クロちゃんがパソコンを持ってやってきた。
ソフトウェアのバージョンアップを手伝って欲しいと言う事で、対応していると、郵便屋さんが小包を配達しに来た。
日本の友達からで、ビデオなどの他、KTの新しいCD「Aloe Vella 99%」も入っていた。
夜、早速聞いてみる。
KTがハワイの仕事部屋で作曲をした直後に、デモMDを聞かせてもらい、それがどのようになるのか楽しみだったのだが、詞が加わり、アレンジが入ると、曲のイメージは随分変わっていた。
それでも覚えのあるメロディーがこうして製品化されて、歌詞カードと共に聞いてみると感激した。
中でも「旅人への手紙」は最初にハワイカイで聞かせてもらって、その後もうちで聞いているので、はっきりとメロディーを覚えていて、新発売のCDの曲を初めて聞いているのに、歌詞カードを見ながら一緒に歌えてしまった。
私が最初に持ったイメージとは大分異なっていたのだが、歌詞によって、またアレンジによって一つの曲が人に色々な印象を持たせる事が出来るのだなぁと言うことを感じた。
8月3日
トレードウィンドは気まぐれに、時々思い付いたかのようにさっと吹き抜けると、またしばらく沈黙していた。
さて、今年の夏はワイキキの日本人観光客が少ない。
昨年のテロの影響と言ってしまえばそれまでだが、正月、GWと順調に回復していただけに残念だ。
「日本の景気が一向に良くならないのも原因なのだろうが、このデフレの時代に相変わらず夏の特別運賃で運行している飛行機会社も少し考えていただきたい。」
とは、同業者達の意見だ。
事実この時期にして、飛行機はがらがらだったと言う話をよく聞く。
夕方、アッパー・マキキに住むMALIちゃんと、ユニバーシティーのチャイニーズレストランに行った。(名前忘れた)
私はこの近くに住んでいた時に一度だけ入った事があったが、久し振り。
決して綺麗とは言えない店だが、最近のガイドブックには載っているそうだ。
ガイドブックに載っている所が必ず美味しいとは限らない。
しかしここは結構美味しかった。
その後私の家に移動して、酒盛り。
やはりKTファンのMALIちゃんと一緒に新しいアルバムを聞いたりした。
MALIちゃんが帰った後、久し振りにKTに電話をしてみると、鎌倉でビーチクリーンのイベントに参加した後、皆で飲んで盛り上がっている所だった。
一番兄貴のスラッキーも一緒で、「JUN達もここにいればなぁ・・・」と残念がってくれた。
私もいつか日本のビーチを綺麗にするイベントに参加してみたい。
8月4日
ワイキキの北のアラワイ運河は、一見綺麗でゴミが目立たないが、実はヘドロが溜まってゴミがたくさん埋まっている。
毎日ここでは夕方になると、カヌーで汗を流す人たちが集まり、賑わうのだが、水質の汚染は酷く、水に触れる事による健康被害に危惧の声があがっていた。
来週から重機を使っての掃除が始まる。
多くのボランティア達も集めて、アラワイ運河を泳げて、魚が釣れる川に戻そうと言う計画だ。
しかし、一度掃除をしたからといって、今後それを維持するためにどれほど予算がかかるのかもはっきりしないらしい。
アラワイ運河が綺麗になれば、今まで海側に集中している観光客相手の店も少しは様変わりするかもしれない。
運河のほとりのカフェや山側の夜景を見せるレストランなども出来て、今のように夜は危ない場所なんていうイメージは無くなるとイイ。
家の前のピンクテコマの花が咲いた。
8月5日
朝一番で「太郎」を修理工場に持っていった。
シャワーも降ってきそうだし、近辺をぶらぶらするのは辞めて歩いて家に戻った。
ネット・ショップだけでなく、「お客様の声」も思った程集まっていないので、これらはとりあえず工事中ということにして、ホームページのリニューアル作業を続けた。
ほぼ完成したのだが、その前に今年も暑中見舞のメール・カードを出さなければならず、その構想を練る。
夕方、クロちゃんに修理工場まで送ってもらった。
その後しばらくしてから、マノアのクロちゃんから電話があり、打ち合わせを兼ねて、私もマノアに行った。
ちょっとしたお屋敷の留守を預かっているクロちゃんに、家の中を案内してもらった。
マノアの奥にしては大きい家だなと思っている私よりも、マノアの家の静かさと、大きな家が素敵だった。
またマノアに住みたいなぁ。
8月6日
今日は変則で、ハワイ大ライアン樹木園のトレッキングとノースショアツアーのコンビネーション。
ワイキキの天気は良かったが、タンタラスの丘の頂上付近には雨雲が見えた。
風が強くなり、雲の動きが読めないが、とりあえずマノアに向かう。
今日のお客さんはご夫婦で、共にハワイ7回以上のベテラン・リピーター。
パラダイス・パークの跡地を過ぎ、ジャングルに入っていくと道路が少し濡れていたが、すぐに振り出しそうな気配は無かった。
レジストレーションを済ませ駐車場からマノア・ヴァレーの奥を見上げても、所々の雲は白く、雨を含んでいるようには見えないので、出発した。
写真が趣味と言うご主人と、花や植物にとても興味のあるご夫人をご案内しながらアイフアラマの滝を目指す。
今日も多くの種類のジンジャーが咲き誇り、ハレコニアやブロメリアなどの色鮮やかな植物が目を楽しませてくれた。
そして結局雨にも遭わず、今日はマウンテン・アップルと、早熟のグアヴァを賞味する事が出来た。
トレイルでは往復で5人ほどの人としかすれ違わなかったが、六角堂でスナックを食べていると後から随分やって来た。
少し休憩してから、ノースショアを目指す。
先にドール・プランテーションに寄ると、日本の高校生の制服の団体がいた。修学旅行かな?
パイナップル畑から見下ろすノースショアは雲が多かった。
ハレイワの町を一度抜け、アリイ・ビーチパークに行く。
静かな海では波も全く無かった。
ココナッツの小さい実と、デート・パームの実が落ちていたので説明。
今度はサンセットビーチに向かう。
途中のワイメアはローカル、サンセットは観光客で混み合っていた。
少し陽が出たところで記念撮影。
ハレイワに戻って一時解散した。
ノースショア・マーケットプレイスのパーキングで読書をしていると、時々シャワーがほんの一降りしては、モンキーポッドの葉を鳴らしていた。
帰りのフリーウェイでは何度も虹が出た。パールシティではダブル・レインボーも見る事が出来た。
最後はお客さんのリクエストでアラモアナSCにドロップ。
夜風が気持ちよく吹いていた。
8月7日
ダイアモンドヘッドクラブのホームページをリニューアルした。
基本的なストラクチャーは変わっていないのだが、ほぼ全ての背景画像を変え、また軽くする事で表示しやすいようにした。
ページも大幅に増やし賑やかになったのだが、まず最初に目に付くように、スラッキーに作ってもらった新しいロゴを表紙にして、GIFアニメーションを作ってみた。
ネットショップは、思いのほか難航していて、店作りには試行錯誤を繰り返している。
8月末には完成させたい。
先日こちらでも告知した「お客様の声」のページには、既にいくつか「お声」を頂いているが、もう少しまとまってから掲載したい。
「ハワイアンミュージック」や「フォトギャラリー」も個人ページの「Photos」のようにページめくりのボタンをつけた。
そして新しい「オアフ島情報」には、特にリピーターの方に喜んで頂けるような、穴場情報をどんどん掲載していきたい。
これには新スタッフのモアナMINAちゃんが頑張ってくれている。
今回は「スタッフ紹介」のページも増やしたのだが、ハワイ本店と日本支店でダイアモンドヘッドクラブの為に働いてくれているスタッフが増えた。
これからはこのホームページを中心に、ダイアモンドヘッドクラブを盛り上げていきたい。
夕方、カピオラニ公園に行き、暑中見舞用の写真を撮った。
夜はそれに文字を加えて一斉に送ったのだが、最初、肝心の写真を添付するのを忘れてしまったり、メーラーが上手く動かなかったりして、かなり夜遅くまでかかってしまった。
8月8日
昨晩は遅かったので、少し寝坊して、コンピュータを立ち上げてネットに繋げてみると、会社のホームページも、個人ページもカウンタが上がっていて嬉しかった。
しかし暑中見舞いメールは、アドレスが変わっていたりで届かなかった物が随分あった。
だが早速、お礼や返信のメールもたくさん頂き、少しでもハワイと日本との交流が出来たと思う。
夕方、マキキ郵便局、マルカイ99セントショップ、キンコスを回る。
夜はパソコンから離れて、久し振りにビデオを見た。
トレードが少し強くなってきた。
8月9日
月末のネット・ショップ開店に向けて、頑張っているが、ちょっとコンピュータから離れたくて、一日中本を読んでいた。
夕方からホノルルはシャワーになった。
8月10日
朝から天気もよく、羽根窓から入る貿易風も清々しく、ボーっとしていると眠くなって、昼間から惰眠をむさぼってしまった。
当然夜はなかなか眠くならず、テレビをつけていると、巨人戦のナイターが始まった。
若手の活躍でジャイアンツがサヨナラ勝ちをするのを見届けると、既に深夜。
来週は朝型に戻したい。
そう言えば、火事でずっと閉まっている「エッグスン’シングス」がようやく工事を始めたようだ。
でもいつオープンするのかは未定。
8月11日
調子良く吹いていたトレードウィンドが止まった。
蒸し暑い。
仕事の打ち合わせをしているだけで汗が出てくる。
さて裏の園芸用品店で土を買ってきて、部屋の植木を増やした。
随分前にワイマナロのビーチで拾ってきたマングローブの実を水につけておいたら、しっかりした根が出てきたので、植木鉢に入れ替えたのだ。
家の中がジャングルになる事は無いが、どこまで成長するかは楽しみ。
実は同じ時期にやはりワイマナロで拾ってきた実が、すくすくと成長している。

何の実だかわからなかったのだが、同じ植木鉢に入れておいたら、どちらも育ってきた。(写真参照)
ハート型の葉のあるものはミロのようだが、ツルの伸びているのははっきりしない。
ビーチ・アサガオかも知れない。
イチローも葉が増えた。

8月12日
ネット・ショップは、最初が肝心と、かなり手の込んだ物を作っている。
そこで今日はちょっと息抜きにアラモアナビーチに行った。
今日も風がほとんど無く、空には薄雲がかかっているが、海は綺麗なグリーン。
江ノ島状態のワイキキビーチとは対照的に、夏休みにもかかわらず、平日のせいかここは人はそれほど多くは無かった。
それでも時より子供のはしゃぐ声が聞こえてくる。
ゆっくりと正面のリーフまで一往復泳いで、ビーチに転がる。
雲が切れると、刺すような陽射しが背中に刺さる。
ラグに置いたボトルの水が生暖かくなってきた。
もう一泳ぎしてから家に戻った。
シャワーを浴びて、夜はワイキキの鍋会に出かけた。
今日はホノルル在住と長期滞在者ばかりで、人数は多くなかった。
お盆などの時期には、こう言った集まりに参加出来る余裕のある観光客は少ないのだ。
おでんは美味しかった。
8月13日
幼馴染がご夫婦でハワイに遊びにきた。
プルメリアのレイを買ってエアポートにお迎え。
荷物をうちに置いて、着替えをしてもらって、ノースに向かった。
今日も貿易風がほとんど無く蒸していて、薄雲も多かった。
それでも東京に比べたら遥かに気持ちが良いと、二人とも飛行機の疲れも見せず、元気。
ハレイワの町を抜けて一気にサンセットビーチまで行った。
やはり観光客がメインだったが、人の数は疎らで、水際にラグを引いて早速海に飛び込んだ。
昨日のアラモアナに比べて水はひんやりとしていたが、さすがに透明度は高く、どこまでも透き通っているように見えた。
しばらくシュノーケルなどして遊び、ビーチで寛いでから、昼頃ハレイワに戻った。
L&Lドライブインのプレートランチをアリイ・ビーチパークに持ち込み、いつもの様にモンキーポッドの木陰でランチタイム。
昨日鍋会で会ったばかりのダニヤンが、スキューバダイブのお客さんを連れていた。
少し吹いてきた貿易風を浴びながらのランチタイムは、今日も好評だった。
その後はハレイワ・タウンでしばらく解散。
ドール・プランテーションに寄ってホノルルに戻り、最後はタンタラスの丘に上がった。
ハワイの初日を十二分に楽しんでもらえたようだ。
8月14日
朝から小雨が降っていた。
空は雲に覆われ、風は南西から吹いている。
どの天気予報を見てもすぐに回復する見込みが無かったので、今日のトレッキングツアーは中止にした。
お客さんに連絡を入れ、やはり今日トレーニングで参加する予定だったモーティーにも電話を入れると、話しがしたいからと言う事で、とりあえずうちにやって来た。
モーティーは仕事の事、私は健康保険などの事の相談にお互い乗ってもらっているので、朝からミーティング。
季節外れの雨模様のお天気で、気分もぱっとしないが、予報によると明日の午後からはトレードが戻ってきて、週末は晴れるらしい。
8月15日
朝には雨は上がっていたが、南西からの生暖かい風は残っていた。
予報通り、お昼頃には陽が差してきて、弱いながらもトレード・ウィンドが戻ってきた。
そこで今晩はバーベキューをやる事にした。
日本から遊びにきている幼馴染の夫婦と、モーティーの夫婦、大ちゃん夫婦にも声をかけたが、お盆の書き入れ時で仕事が忙しい大ちゃんたちは来れないとの事だった。
まずダイエーに買出しに行った。
久し振りに入ったダイエーは鮮魚のコーナー付近で工事をしていた。
肉と野菜などの食材と、炭を買って一度家に戻り下ごしらえ。
幼馴染夫婦をワイキキでピックアップして、モーティー達とカイマナビーチ・パークで待ち合わせた。
今日は肉・野菜の他に、殻に入ったオイスターも用意したが、バーベキューマスターの私が完璧に仕切り、どれも大変美味しく仕上がり、皆にも好評だった。
大きなバニヤンツリーの下、月明かりが木漏れ日のように射し、緩やかな貿易風の中での楽しいひと時だった。
8月16日
朝から快晴でトレードも調子良く吹いてきた。
昨晩と同じ面子で、海と山に出かけた。
最初はマカプウ岬のハイキング。
天気が良かったので海の色も特に綺麗で、貿易風を浴びながらの山歩きは気持ち良かった。
頂上展望台からラビットアイランドを見下ろしていると、真下の海に海亀が泳いでいるのが見えた。
今日もスパム結びを食べた。
降りてきて今度はカイルアに移動。
ジッピーズでジップパックを買って、カイルアビーチに行った。
白い砂にエメラルドブルーの海はとても綺麗だったが、人が多かった。
ワイキキまでは行かないが、これだけの混雑をここで見たのは初めてだった。
日本人も多く見かけた。
最近はガイドブックでカイルアへの行き方や、ビーチの紹介をしている事が多いせいだろう。
しかし、何故かカイルアの私の定位置であるアイアンツリーの木の下はオープンで、そこにラグを引いて陣取った。
山登りの汗を流し、皆で一泳ぎしていると、ここでも海亀が泳いでいた。
ジップパックを食べてしばらく寛ぐ。
ウィンドサーフィンやカイトサーフィンは見なかったが、パラグライダーがワイマナロ方面の空に飛んでいるのが見えた。
遅くならない前に撤収してホノルルに戻った。
一度家に戻って、今夜が最終日の幼馴染夫婦と再び会い、ハワイカイの「BALE」に食事をしに行った。
その後は私の家で飲み会となり、昔話に花が咲いた。
今晩も月が明るい。
8月17日
気持ち良い貿易風が羽根窓から吹き込んでくる。
空に浮かぶ白い雲さえ、気持ちが良さそうだ。
夕方、明日からタイへ仕事で出かけるクロちゃんが、パソコンの調子が悪いと、ノートPCを持参で遊びに来た。
一緒に食事をして、お土産で持ってきてくれた瓶詰めのうにをつまみに、日本酒を飲んだ。
今週はマウイに4日ほどいたのだそうだが、友達とヨットで海に出た時、イルカの群れと遭遇して、一緒に泳いだと感激して話してくれた。
アパートの目の前のコウの木がオレンジ色の花をつけた。
8月18日
少し貿易風が強くなってきたようだが、これくらいがイイ。
ホノルルで日本語の放送をしていたAMラジオ局のKJPN(Kジャパン)が無くなってしまった。
私はほとんど聞く事は無かったが、在ホノルルの日本人や観光客にも支持されていた放送局で、残念。
もう一つKZOO(Kズー)と言う老舗局があるのだが、このように日本人の多い社会で、メディアが消えていくと言うのはとても寂しい気がする。
実は日系の本屋さん「文文堂」がいつのまにか潰れていたのを最近知った。
数年前にも「岩瀬書店」と言う大きな本屋さんが無くなり、これらはインターネットの普及による書籍離れが原因の様にも思えるが、ラジオ局が無くなると言うのはどう言う事なのだろう?
LAにいた時には、新しい日系の本屋さんが出来たり、大きくなったり、また日本語のフリーペーパーは年々ページが増えていった。
駐在員や学生を含めて、日本人社会が大きくなっていったと言う事なのだが、LAよりも大きく見えるハワイの日本人社会の繋がりは逆に希薄のように思える。
日系人となると、地域のコミュニティーだけではなく、お寺や神社を中心とした集まりも盛んで、お互いに助け合っているように感じるが、本当の所は私もまだよくわからない。
ただ、在外の韓国人、中国人の横のつながりはとても強く感じ、同じアジアの民族なのに日本人は性質が違うと言う事も感じる。
今、KJPNのあった周波数に合わせると、カントリーウェスタンが流れてくる。
8月19日
朝からモーティーとダウンタウンに出かけた。
トレードウィンドは調子良く吹いていたが、陽射しは強く、ちょっと路上駐車した車に戻ると車内の温度はかなり上がっていた。
一通り用事を済ませてから、今度はマキキにトレッキングに行った。
モーティーはマカプウには何度か行っているが、マキキはずいぶん前に一度行っただけなので、今日はお客さん無しでのトレーニング。
植物の名前などを確認しながら歩いた。
今日もマウンテン・アップルの実があちこちで赤く熟れていたが、なかなか手の届く範囲のものは見つからなかった。

途中のモレカ川の橋の上から見ると、落ちた実がたくさん浮いていた。

しかし、早熟れのグアヴァは賞味させていただいた。
と、そこでモーティーが発見したのはジャクソン・カメレオン。
ハワイではあちこちにいるそうで、カネオヘやワイマナロでは売っているのを目にした事はあるが、森の中で実物にお目にかかるのは初めて。
可愛い顔でゆっくりと歩いていた。(写真UP)

イエロー・ジンジャーの花も良い匂いを漂わせていた。
8月20日
う〜ん。何度見ても昨日のカメレオンは可愛い!
と言う事で、今日も良いお天気。
昨日は鍋会には行けなかったのだが、高級食材を用意したのに人数が集まらず、余ってしまって勿体無いから食事に来ないかと、ダニヤンからお誘いがかかった。
東京ネギや春菊など、こちらではかなり高級な野菜などを使った鍋をしたと言う事で、楽しみにして出かけた。
ダイエーに行くと、野菜のコーナーに、1本づつラップで包装されたネギが売っている。
1本1ドル以上。
普段そばを食べたりするときはアサツキか乾燥ネギを代用しているが、鍋やすき焼きにはやっぱり本物のネギが美味しい。
最後はおじやにして、ダニヤンと、ダニヤンの部屋に居候しているまっちゃんと、4人で頂いた。
8月21日
昼間はダウンタウンの弁護士のオフィスに出かけた。
帰りに洗車に行くと、アテンダントのローカルがニッコリ笑って「シャカ ブラ!」。
ここでたまに会うだけで、まともな会話さえした事がない。
今日もスタンプを3つももらい、何故かここでは気に入られている事を説明。
夜は久し振りにナイトドライブのツアーが入った。
昨年に続き2度目のリピートのお客さんを、まずタンタラスの丘にご案内。
止まっている車は少なく、写真屋さんに聞くと、お盆が終わった途端に急に暇になったらしい。
月が雲に隠れて、ダイアモンドヘッドは全く見えなかったが、風は弱く快適だった。
次はH−1フリーウェイに乗りパールシティーを目指す。
雲が流れて月が顔を出してきたが、今晩は少し靄がかかっておぼろ月だ。
公園の公民館では柔道教室が行われていた。
外の芝生は相変わらず貸切。
色々とおしゃべりしている間に時間が遅くなってしまった。
のんびりしていただけた様だった。
8月22日
サークルアイランドコンボ。
ご親戚の結婚式に出席のためにいらしたご一行様をご案内した。
ほとんどの方が初ハワイで、既にワイキキには飽きている方も多かった。
ワイキキのお天気は良く、ダイアモンドヘッドのルックアウトから見下ろす4フィートほどに上がった波はきらきら輝いていた。
カハラの高級住宅街を抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに出る。
路面の補修工事もほぼ終わり、とてもスムース。
ハワイカイでは沖にパラセイルが上がっていたが、ジェットスキーはバージが浮かんでいただけだった。
最初のサンディービーチにも4フィート以上のショアブレイクが音を立てていて、ブーギーボーダー達が果敢に挑んでいたが、ビーチにはやはりほとんど人はおらず、我々の写真撮影会が始まった。
遠くにはモロカイ、マウイとハワイ島までがはっきり見えた。
マカプウまではお天気もかなり良かったが、その後の東海岸は時々シャワーやスコールにも遭った。
それでもワイマナロやクアロアで車を降りる時には止み、濡れずに観光する事が出来た。
ノースはまた天気が良く、サンセットビーチやワイメアビーチはとても混んでいた。
ハレイワ・アリイビーチパークでプレートランチの後、先にドール・プランテーションへ。
貝細工コーナーのルビーと話をすると、やはり先週は少し忙しかったが、今週はさっぱりだと言う。
30分ほどしてからハレイワ・アリイビーチに戻る。
ビーチで遊びたいと言うリクエストで、1時間半ほど泳いだりスノーケリングをしたりして楽しんでいただいた。
その後にハレイワ・タウンに移動し、一時解散して散策タイム。
私は例によって読書。
オアフ島の田舎町が静けさを取り戻す良い時間。
トレードウィンドに吹かれてモンキーポッド・ツリーが揺れる。
ノースショア・マーケット・プレイスもほとんどの店が閉まってきた頃、再びサンセットビーチに移動。
眩しい西日の中、まだかなり多くの人が海で遊んでいた。
少し雲はあるが、綺麗な夕焼けは期待できそう。
ビーチに引いたラグの上で寛いでいただく。
水平線の雲海に夕日が入ったと思ったら、わずかに切れた雲の隙間からサンセットの瞬間もしっかり見ることが出来た。
帰りの車中は皆さんすっかりお疲れかと思ったら、H−1に入り夜景が綺麗になってくると活気付き、話が盛り上がった。
綺麗な明るい満月がホノルルを照らしていた。
8月23日
マキキ・ヴァレー・ループ・トレイルへのトレッキングにリピーターのお客さんをお連れした。
ワイキキの天気は良く、朝のウェザーリポートもシャワーの予報はどこにも無かった。
今日もモーティーが一緒。
最初のカネアロレ・トレイルはとにかく登りが続くので汗をかくが、時々右下のカネアロレ川のせせらぎが聞こえたり、シェイマが出てきて声を聞かせてくれたりしてくれて、心が落ち着く。
何度か休憩を取って水分補給をして、1キロほどのトレイルを進むと、マキキ・ヴァレー・トレイルにぶつかる。
左に行くとタンタラス・ドライブに出るのだが、ここを右に進む。
カネアロレ川を渡って、ククイの実があちこちで黒く光るトレイルで、マキキの谷を横切る。
途中、グアヴァとマウンテン・アップルを賞味した。
と、不意にシャワーが落ちてきた。
遠くの雲から風に乗ってきたのだろうと思っていたら、次第に強くなり、とりあえず雨宿り。
しかしレイン・シェルターがあるわけではなく、バニヤンの木陰にも限界がある。
トレイルの反対側から、その雨を楽しむかの様に、ずぶ濡れで歩いてくるローカルハイカーがやってきて、我々とすれ違った。
ハワイの低地(この高さではまだ低地)の雨は暖かく、ジャングルの雨は濡れても汚れる事は無い。
ただ足場が悪くなるのが危険なのだが、谷の反対側の空は明るいし、既に全員大分濡れているし、歩き出す事にした。
するとすぐに雨足は弱まり、トレイルには木漏れ日が差してきた。
これはちょっと蒸し暑くなるかなと思っている所へ、次のシャワーがやって来た。
結局、ここでも足元に注意しながら歩きつづけ、マウナラハ・トレイル、ウアラカア・トレイルとの交差点に着くとまたすっかり止んでしまった。
ここはベンチや、ベンチ代わりの倒木があって、スナックタイムの場所。
谷に吹き込む貿易風はさわやかで、スパム結びを食べている間にも洋服が乾いていく。
ゆっくり時間を取ってからマウナラハ・トレイルを下っていく。
このトレイルは乾いていて、シャワーが降った形跡すらなかった。
遠くに海とアラモアナの見える山の尾根を歩き、コアやユーカリの林を抜けて、出発地点のパーキングに着く頃には、背中が少し汗で濡れているだけで、自分達にもシャワーの形跡はほとんど無くなっていた。
ワイキキに戻ると、空気が乾いていて、シャワーの匂いさえしなかった。
仕事の後は、家でシャワーを浴びてからダウンタウンと郵便局に行った。
キング・ストリートの路肩には、散ったレインボーシャワーの花びらが溜まって、時より風に渦巻いていた。
8月24日
今年は風があっても少し湿度が高い気がする。
トレードが強いと寒さを感じる事もある。
からっと、のほほんとした陽気を感じる日が少ないのは気のせいだろうか?
さて、今日は夕方から久し振りに友人の大ちゃんの家に遊びに行った。
彼の仕事はお盆の間、かなり忙しかったらしい。
大手旅行会社のお客さんが来る会社で、シーウォーカーと言うマリンスポーツのインストラクターをしているのだが、先日別の会社で事故があり、そちらのお客さんも流れてきた為に、唯一の日本人インストラクターとしては休む間もなかったそうだ。
シーウォーカーとは、金魚鉢のような潜水用ヘルメットを被って海に潜り、海底を文字通り歩いて散策するもの。
空気は地上からチューブでヘルメットに送り込まれるが、密閉されているわけではない。
つまり下から水が入ってくる事も考えられるのだが、ここに事故の問題点があったようだ。
大ちゃんの会社で使っている機材では、ヘルメットを被っている人間が傾いてもヘルメットは傾かないような構造になっているらしいが、事故のあった会社では機材の種類が違って、そういう構造になっていなかった様だ。
スカイダイビングなどでもそうだが、値段の安い所は結局機材でお金をセーブする事が多く、結果的にはリスキーな訳である。
元料理人の彼が揚げた天ぷらは美味しかった。
夜は風が弱くなった。
8月25日
一昨日届いた小包は、その中に未入手だった「るるぶ・ホノルル02〜03」が入っていた。
この時は取材の日に雨が降り、結局ちゃんとした取材ができなくて、ちょっとインフォメーションに誤りがある。
まず、休みが無しとなっていたが、ダイアモンドヘッドクラブ自体はオープンしているが、このトレイルは州の条例で土日際は登れない。
また、年齢制限は無しとも記されているが、一応10歳以上に限定。
マカプウなら4〜5歳でも可能だが、ここは岩や木の根の上を歩く所もあるし、谷に面してトレイルが狭くなっている所もあるので、10歳と言う線を設けた。
実は時々地元の小学生のハイキングと出会うことがあるのだが、やはり10歳くらい以上に限られている。
マカプウのトレッキングに関しても情報を載せていただいてとても嬉しいのだが、やっぱり料金が間違っていた。
60ドルになっているが、現在は45ドル。
なんだかうちだけ間違えが多いなぁと思って、他のページもチェックしてみたら、意外と他にもちょっと違ったインフォメーションが乗っている事に気づいた。
地図の場所がちょっとずれていたりなんて言うのもあった。
ガイドブックは参考には良いが、100%信用してはいけない。
他からの情報だけではなく、自分で発見する楽しさも忘れないで欲しい。
8月26日
ダイアモンドヘッドクラブのリピーターのお客さんをサークルアイランドツアーにお連れした。
今日も良い天気。
北海道の六花亭のイチゴチョコと、五島軒のカレーをお土産で頂いてしまった!(Big Mahalo!)
先週上がってきたワイキキの波は、いまだにサイズを残し、ダイアモンドヘッドの沖も平日の朝からサーファーが多かった。
ハナウマ湾を過ぎるとモロカイ島が見えた。
ココ・クレーターの溶岩で出来た崖の下の海は、白波も少なく穏やかに見えたが、サンディービーチでは4フィート以上のショアブレイクが音を立てて崩れていた。
マカプウ岬を回り、東に出ると海の様子は優しくなった。
ベロウズビーチは月曜と言う事もあってか、人が少なかったが、いつものアメリカ人ツアー客達は楽しそうにはしゃいでいた。
ここのナウパカは実が多くなり、花は少なくなってきた。
東海岸を北上するにつれトレードが強くなってきた気がする。
タートルベイ・リゾート・ゴルフコース沿いの真っ赤なハイビスカスの垣根が目にまぶしい。
ノースに回ると湿度が上がるのを感じる。
サンセットビーチには波が上がっていた!
昨日くらいからこのシーズン初のスウェルがノースにやってくると言う情報はあったが、先週の穏やかな海からは想像が出来なかった。
沖には4フィートか、時にはそれ以上の波が出来ている。
勿論ローカルサーファーで賑わっていて、我々が見物している間にも次々とボードを抱えたサーファーが海に入っていく。
ワイメアはサーフィンができる波は無かったが、砂が巻き上げられ少し濁った海に向かって、飛び込み岩からジャンプするローカルはいた。
ラニア・ケアもハレイワもサーファーはいた。
今年は大分早くノースに波がやって来たが、このままどんどん上がっていくとも思われない。
しかし、これも異常気象の一部だとすると安心は出来ない。
さて、今日はアリイ・ビーチパークで風を浴びながらのランチタイムの後、ポリトレに少し寄っただけで、ハレイワのタウンの散策は無し、ドール・プランテーションも飛ばして、リクエストでワイケレ・ショッピングセンターに向かった。
久し振りのワイケレは平日と言う事で車はそれほど多く無かったが、日本人観光客もあまり目立たなかった。
外はじりじりと気温が高かったが、一時解散の後、私はワイケレ内の休憩所でゆっくり読書。
ワイケレのパーキングのレインボーシャワーも大分散り、花びらが広がっていた。
ワイキキに戻ると風が少し弱くなっていた。
8月27日
今日はノースショアツアー。
「るるぶ」でダイアモンドヘッドクラブを見つけて、ホームページでこのツアーを知ったと言うお客さんは、ハワイは3度目のお母さんと初めての娘さん。
現れたガイドの頭に尻尾が生えていてびっくりしたのか、娘さんはとても大人しく、ワイキキを出発する時から私はトークを始めた。
初めてのお客さんの時には、まず、日本のどちらからいらしたのですかとか、ハワイは何度目ですかとか、基本的な掴みから入るのだが、これらは大抵車に乗る前に済んでしまう。
で、昨日までのハワイ滞在中にどちらに行かれましたかとか、食事はどうなさっているのですかとか、更には行きの飛行機は混んでいましたかとか、こちらから質問する事が多い。
勿論「ハワイは長いのですか?」など質問された時には、私の事を少し話すが、ここで自分の話が長くなってはいけないので、目に付く木や花の説明を始める訳だ。
今日もH−1フリーウェイに乗ると、早速レインボーシャワーやプルメリア、アフリカン・チューリップ、ブーゲンビリアなどの説明を始めた。
窓を開けて走るのでフリーウェイは風の音が強く、声が通らない事があるので、ラジオのボリュームを上げて、私は少し静かにしている事が多いが、今日はそれでも随分しゃべった。
お母さんも要所要所で突っ込みを入れてくれたので、何とかワヒアワまで到着した。
パイナップル畑が出てくれば、後はハワイの景色が主役。
ハレイワの町を一度通り抜けてサンセットビーチまで走る。
昨日より若干小さいようだが、4フィートほどの波が上がり、サーファーも多かった。
ラグを引いてグアヴァジュースをサービスすると、娘さんも大分和んできた。
ワイメアの飛び込み岩を見て、ハレイワ・アリイビーチの波乗りも見て、ハレイワ・タウンで一時解散。
私はL&Lドライブ・インでマヒマヒ・プレートを買って、アリイ・ビーチパークに戻って、今日は一人でランチ。
公園の芝刈りをしていた。
食後にマツモト・シェイブアイスのスタンが現れた。
しばらく立ち話をしていると、今度はスカイダイブセンターのケビンとジェロミーが現れた。
今日の仕事はもう終わり、波のチェックに来たらしい。
昨日に比べてハレイワも波は小さいが、風が強くなってきたので、カイトサーフィンでもやろうかと話していた。
ノースショア・マーケットプレイスに行って読書。
「おじさんハワイひとり旅(光文社)」と言う本を読んだ。
超初心者の海外旅行入門と言う事で、ハワイ旅行5回目の著者が一人で主にバスを使ってオアフ島を巡る旅行記。
ハワイだからこそ出来るひとり旅なのだと思ったが、こう言う人に是非もうちょっと奥のハワイを見せてあげたいとも思った。
でもそうなると今度はハワイに住みたいなんていう事になってしまうかもしれない。
最近はグリーンカード取得や移住に関する本やウェブサイトが増えているが、どれを見ても良い所ばかりで、大変な事はほとんど書かれていない。
実際私も相談をよく受けるが、現実問題の話をすると、大抵の方はやはり尻込みしてしまう。
さて、お客さんが戻ってくるとドール・プランテーションに向かい、パイナップル畑の中で記念撮影。
最後には娘さんも学校の話などしてくれた。
お客さんをワイキキでドロップして、家でシャワーを浴びると、再びワイキキに出た。
今週は鍋会が火曜日に変更になったのだ。
実はダニヤンの知り合いが日本からふぐを持ってきてくれた。
そこで今日はふぐ鍋。
8人ほどで盛り上がった。
8月28日
隣の家のネコが大きくなってきた。
名前はターキー。
昨年のサンクスギビングデーに生まれたのでこの名前なのだそうだ。
身体は大きくなってきたが、神経はまだ小さいらしい。
時々家の戸口から身体を半分出して外を見ている。



しかし、昔反対側の隣の家で買っていたウブの様にうちまでやってくる事は無い。
でもどうも私には興味があるようで、私が外に出るとずっとこちらを見ている。
夜、真っ黒なターキーは目だけが光っているが、そのうちにこちらに遊びに来るようになるかもしれない。
8月29日
ご近所のMALIちゃんのお姉さんご夫婦が日本からハワイに遊びに来ると言う事で、仕事を頂いた。
朝はまずMALIちゃんのピックアップから始まった。
その後ホノルルエアポートに向かい、レイ・スタンドでプルメリアのレイを買ってからパーキングへ。
入り口で車を止められ、バック・ドアを開けてくれと言われた。
一時は随分緩くなっていた自動車のインスペクションが、9月11日を近くにして再び強くなってきたようだ。
個人出口に行くと、ご夫婦は既にゲートを出て、公衆電話の付近で座っていた。
飛行機が早く着いたらしい。
お煎餅をお土産に頂いてしまった。(Big Mahalo!)
まだ朝の渋滞が残るH−1フリーウェイで一度マキキに戻り、MALIちゃんの部屋に荷物をドロップ。
着替えが済むと早速ツアーに出発。
最初は姉妹のご希望でラニカイビーチ。
パリ・ハイウェイを越えてカイルアに入る。
ビーチが見えてきても風が弱く、カイトサーフィンの姿は見えなかった。
ラニカイは少しだけ見学したいと言う事なので、ビーチ・アクセスに近い住宅地に停車して、私は車に残り行ってもらった。
しかし、1分もしないうちに皆で戻ってきてしまい、聞いてみると、「ビーチが無い!」と言う事だった。
満潮に近かったらしい。
で、別のビーチ・アクセスの近くに少し移動して、見学に行って頂いた。
20分ほどすると、皆足を濡らして戻ってきた。
水遊びもしていらしたらしい。
さて、ここからカラヘオ・アヴェニュー、カラヘオ・ベイ・ドライヴを通ってH−3ハイウェイに乗り、H−1、H−2と乗り継いでカメハメハ・ハイウェイでハレイワを抜け、一気にサンセットビーチまでやって来た。
距離的には東海岸を北上してきた方が短いが、時間的にはフリーウェイを使うこのルートが早い。
実は今日のメインはノースショアツアーなのでこうなったが、ほとんどノンストップで来てしまった。
ラグを引いてグアヴァジュースで寛いでいただいた。
サンセットの波は更にサイズが下がったものの3フィートはあり、サーファーも多かったが、観光客は少なかった。
飛行機で最後に出た朝食の後何も食べていないというご夫婦に合わせて、ハレイワ・アリイビーチパークで少し早めのランチ。
ハレイワ・タウンに戻って一時解散。
朝の早かった私は少し仮眠。
MALIちゃんとお姉さんご夫婦が戻ってきて出発し、パイナップル畑の中で記念写真を撮ってからドール・プランテーションに行った。
今日は大型バスも多く、中も随分込み合っていた。
帰りのフリーウェイでも朝と同じような場所で渋滞に捕まり、西に傾いた陽射しが暑かった。
と、ここでカラパナのライブの為に、やはり日本から今日やって来たLauraちゃんからMALIちゃんに電話が入った。
なんとライブが直前にキャンセルになってしまったのだそうだ。
協議の結果、プナホウのエグジットでフリーウェイを降りてからアラモアナ・ショッピングセンターでLauraちゃんをピックアップして、ツアーの最後としてタンタラスの丘に登り、プウ・ウアラカア公園の展望台でホノルルの町を見下ろしてから、マキキのMALIちゃんのアパートで全員をドロップして終了。
Lauraちゃんからお菓子などお土産を頂いてしまった。(Biog Mahalo!)
ヤジマ・ガスステーションに行き、洗車とガス・アップの間は中で休憩。
今日は一日長かったぁ。
夜は風が弱くなって蒸し暑い。
8月30日
サークルアイランド・ツアー。
今日はモーティーと一緒に出動で、彼にドライバーをお願いした。
お客さんは昨年ダイアモンドヘッドクラブをご利用された方からのご紹介。
ワイキキの天気は今日も良い。
南側の海は穏やか。
時々モーティーに指示を出しながらも、今日はトークに専念できた。
サンディービーチのショアブレイクは3フィートを越えていたが、水平線の隣島はモロカイがわずかに見えるだけだった。
マカプウに回ると貿易風が海からダイレクトに吹き付ける。
ルックアウトから見下ろすビーチには、今日もローカルが気持ち良さそうに波と戯れていた。
ワイマナロのベロウズビーチに着いた時にはほとんど人がいなかったが、ビーチのククイやマングローブの実などを説明していると、アメリカ人ツアーの一行が現れた。
やはり東海岸のドライブでは何度かシャワーに遭ったが、下車のポイントでは上手く晴れてくれた。
プライベートに近い東側のビーチを車窓から眺めながらタートルベイを回ると、サンセットビーチにはすっかり波がなくなっていた。
シャークス・コーブではスキューバダイバーの姿さえ見る事が出来た。
そしてワイメアでは飛び込み岩からのジャンプも見る事が出来た。
ハレイワ・アリイビーチを見学しているとシャワーが追いかけてきた。
今日はランチ付きではないので、傘をお貸ししてハレイワ・タウンで一時解散。
モーティーと私はL&Lドライブインでランチ。
二人ともチキンを頼んだら、「今日はシュリンプ・カレーは食べないの?」と聞かれた。
このところノースではランチ付きが多く、大抵誰かがシュリンプ・カレーを食べていたので、それを覚えられていたらしい。
結局ほとんど雨には降られず、お客さんたちが戻ってくるとドール・プランテーションに移動。
パイナップルジュースを飲みながら外のベンチで待っていると、モーティーが奥さんへのお土産だといってチョコレートを買って出てきた。
裏のガーデンの工事の様子を見に行ってみると、10月完成予定のパイナップル・エキスプレスと言う汽車は、レールが置かれてはいたが、駅ができる予定の場所はまだ柱一本立っていなかった。
今日はしゃべり過ぎたかなと思うくらいよくしゃべってしまったが、帰りのフリーウェイでも、フリーウェイを降りてホテルに戻る迄の間も止まらず、家に帰ってから喉が痛かった・・・。
8月31日
今日はスカイダイビングとノースショアツアー。
お客さんはスカイダイビングに挑戦したいご主人と、見学のご夫人にお子さん(2歳)。
ご夫婦はベテラン・ハワイリピーターだが、お子さんは初めてということだった。
お茶漬けの素をお土産に頂いてしまった。(Big Mahalo!)
ワイキキの天気は良いが、コオラウ山脈には厚い雲がかかっていた。
それを見てご主人は少し不安そうだったが、ノースの天気はここからではわからない。
説明をしながらH−1、H−2フリーウェイを通ってワヒアワ、パイナップル畑を下っていくとカエナ岬の方面の空は明るかった。
モクレイアに到着すると、島中で一番天気が良さそうだった。
お客さんが講習ビデオを見ている間に、スカイダイブセンターのスタッフ達に挨拶。
Y夫妻がいなくなってから久し振りに来たのだが、皆元気そうだった。
新しい日本人スタッフのゆうこさんにもお会いしたが、引越しの際にY夫妻が私の為に置いていったと言う箱はとうとう見つからなかった。
今日はお客さんは少ないと言う話だったのだが、日本人はそれほどでもなかったものの、アメリカ人が多く、少し待った。
一度、晴れ間の中にシャワーが通り過ぎていったが、その後は雲もさらに少なくなり、お客さんを載せた飛行機が出発する時には最高のコンディションになった。
2歳のお子さんは、やはりジャンプに来たご両親に連れられた白人の子供と仲良くなって、プルメリアの花をもらったり、国際親善していた。
感激した様子でお客さんが戻ってくると早速移動開始。
ハレイワを通り抜けてサンセットビーチへ行った。
波は全く無く、小さな子供達が波打ち際で遊んでいるのも見えた。
シャークスコーブも今日はスキューバダイビングの会社の車が多く止まっていた。
ワイメアの飛び込み岩も賑わっていた。
ハレイワ・アリイビーチパークは、ローカルが何組かパーティーを開いていて、ハレイワ・ロードに近いテーブルしか空いていなかった。
それでも公園はとても静かで、色々お話しながら楽しくランチタイムを過ごせた。
ハレイワ・タウンで一時解散中、ノースショア・マーケットプレイスに車を回すと、サイドウォークセールをしている店があり、DJが大音響でレゲエをかけていた。
普段の静かな感じとはちょっと違った。
オーシャンズ・イン・グラスには、新しい職人見習が入ったのだが、今日はしばらく見かけなかった前の見習君がいた。
お客さんが戻ってきたのでドール・プランテーションに向かおうとしたら、それまで元気だったお子さんが疲れて眠ってしまった。
お子さんを起こしたくないと言う事で、パイナップル畑での記念撮影もドール・プランテーションも抜かしてワイキキに戻る事になった。
今日からアメリカは3連休。
フリーウェイも空いていてスムーズに戻ってきたが、ワイキキに入る直前で救急車とすれ違い、その音でお子さんが目を覚ましてしまった。
しかしホテルでお別れする時には、機嫌よくいつまでも手を振ってくれた。
夜は、イギリスから日本に戻ったケニーと電話で話をした。
昇格試験にも合格して益々油が乗ってきた感じだが、来週からは香港方面への出張があるらしく、いずれ中国駐在の任務が回ってくるようで、米語、スペイン語、英語についで、今度は中国語の勉強に励んでいるらしい。
アメリカで生まれイギリスで育った娘さんたちも、明日から日本の学校に初めて通うのだそうだが、数年後には中国での生活が待っているかもしれない。
どんな国際人に育つのか、私もとても楽しみである。