ハワイ日記2002年6月



6月1日

良いお天気が続いている。

CompUSAに行って、ハードディスクを買ってきた。

どうにも埒があかない私のPCを一度リフレッシュする為に、まずオリジナルのハードディスクの中身を全てセーブして、フォーマットし直し、ウィンドウズを再インストールした。

そしてネットワーク・インターフェイスとロードランナーを入れ直すと、久しぶりにケーブルでインターネットに繋ぐ事が出来た。

ウィスル対策ソフトや、OFFICE、AOLなどは復旧させたが、まだまだ完全に元に戻るには時間がかかりそう。

裏のセントラル・ユニオン・チャーチのモンキーポッドが、ピンク色の花でいっぱいになっているのが見える。

6月2日

風が弱くなったが、天気は良い。

昼間、一昨年にご利用いただいたお客さんと会った。

その時はアロハ・スタジアムで行われたTUBEのコンサートを見るためにいらしていたのだが、今年も何かあると思ってこの時期に休みを取ったのだそうだ。

しかし、今年は昨年のように規模を縮小してワイキキで行われたイベントなども一切なかったので、フリーにしているのだそうだ。

お茶漬けの元をお土産に頂いた。(Big Mahalo!)

その後午後からのツアーがあった。

こちらは半年ほど前にいらしたばかりのお客さんで、今日の初日しか日程が合わなかったので、先日と同じようにノースショア・ツアーをずらして行った。

日曜ですいたH-1フリーウェイを走ると、西のワイアナエ山脈には少し雲がかかっていたが、ノースの天気はよさそうだった。

最初にドール・プランテーションに寄ると、早速「アロハ・せんべい」を購入されていた。

パイナップル畑の中をノースに向けて下っていくと、ハレイワの海が青く輝いていた。

タウンを抜けてアリイビーチに行くと、やはり多くのローカルのグループがいたが、波は全く無く、パーキングも思ったより空いていた。

ラグを引いてしばらくジュース休憩。

海亀がすぐ波打ち際までやってきて、時々顔を出していた。

公園の背の低い椰子の木にちょうど花がたくさん付いていて、集まる蜂に蹴落とされた花が散らばって落ちていた。

デート椰子の実の種も、黒くコーヒー豆のように、たくさん落ちていた。

ナウパカの花も咲いていた。

ハレイワ・タウンに戻って一時解散。

連れのお子さんは、行きの車中では眠そうだったが、すっかり元気になっていた。

私はL&Lドライブインに行ってサイミンを食べ、ノースショア・マーケットプレイスの集合場所で少し読書の後ちょっと仮眠。

だんだん人の声が少なくなり、鳥の声と木のざわめきだけが聞こえ、陽が傾いてくるイイ時間。

戻ってきたお客さんとサンセットビーチに移動。

静かな海だった。

ビーチには観光客も何組かいたが、皆沈み行く太陽を眺めていた。

サンセットを見て、一度ハレイワ・タウンに戻って休憩をした時、前に「Hawaiian Surf」と言うサーフショップだったところが、新しい店に変わっているのを発見した。

しばらく工事をしていたので、改装かと思ったら「BBC Store」と言うお土産屋さんになった。

看板のロゴは「ABC Store」のパクリで、ショーウィンドに並んでいるアロハ・シャツもあんまりイケテない。

閉店時間を過ぎていたが、中を覗くとシェイブアイスも売っているようだが、シェイブアイス戦争の激しいハレイワで生き残ることは出来るのだろうか?

さて、帰りのパールシティの夜景もとても綺麗で、スムーズにワイキキに戻ってきた。

お客さんから日本そばのお土産を頂いてしまった。(Big Mahalo!)

家に戻ってシャワーを浴びると、昼間タイマーで録画していたビデオを巻き戻し、レイカースの試合を見た。

西地区の優勝決定シリーズ第7戦は、敵地サクラメントで行われたが、延長戦の大激闘の末、レイカースが勝利し、水曜日から始まる最後のNBAファイナルに駒を進めた。

感動した。

6月3日

お天気になったが、少し風が弱い。

今日は存続の危機に陥っている、クリオウオウへのトレッキングツアー。

2組4名のお客さんをお連れした。

かなり前からご予約を頂いていたので今日は催行したが、これが最後のツアーになるかもしれないと説明。

雨の心配はなさそうなので、お水を多めに渡して出発した。

案の定最初の30分ほどは風を全く感じず暑かった。

森の奥でシェイマが鳴いていたり、時々見えるクリオウオウの住宅街とその先の青い海を清涼剤に頑張った。

中腹の尾根に出ると貿易風が流れてきた。

アイアンツリーからクックパインの林に変わるころには、松の匂いが気持ち良かった。

途中一組のローカルのご夫婦とすれ違った。

早い時間に頂上まで行ったようだが、まだ少し濡れていたようだ。

頂上が見えてくる頃にもう一人ローカル・ハイカーがいただけで、今日は往復で3人しか出会わなかった。

振り返ればココクレーターやダイアモンドヘッドが見えてくると、皆さん最後の踏ん張り。

ちょうど2時間ほどで頂上を制覇した。

北東から吹き上げてくる貿易風を浴びながらスナックタイム。

目の前で次々と出来る雲の為に視界がさえぎられ、ラビットアイランドまで見えたのは一瞬だったが、ワイマナロの海はとても美しかった。



サンディービーチやハナウマ湾もよく見えた。

帰りは山小屋で一度休憩しただけで、ペース良く降りてきた。

このトレイル、実は最新の「アロハ・エクスプレス」にも載っている様で、ツアーに出来なくなるのは勿体無いが、いつかダイアモンドヘッドクラブを会員制にした時には会員への無料サービスにしたい。

ここに日本人観光客が何のガイドも無く来るのは難しいと思う。

夕方からまた少し風が出てきた。

6月4日

サークルアイランドツアー。

朝起きた時は曇っていた空も、ワイキキにお客さんを迎えに行く頃には晴れ渡っていた。

初めてのお客さんだが、昨年もお問い合わせを頂いていて、その時は私のスケジュールが一杯で、ご予約頂けなかった。

再びご連絡を頂けて嬉しかった。

カピオラニ公園のレインボーシャワーはもう七分咲きと言った所だろうか。

ダイアモンドヘッド・ロード沿いのプルメリアはほぼ満開。

ライトハウスの沖には2フィートほどの波が上がっていた。

カハラの住宅街は、売り家がどんどん増えている。

カラニアナオレ・ハイウェイはまた工事が始まった。

ココヘッドを越えると、モロカイ、マウイとビッグアイランドが見えた。

サンディービーチは3フィート以上のショアブレイクが飛沫を上げ、少し砂が湿っていた。

マカプウのルックアウトは風が少し弱かったが、透き通る海で遊ぶローカルが気持ち良さそうだった。

ベロウズには心地よい貿易風が吹き、海はエメラルドグリーンに輝いていた。

今日もアイアンツリーの剪定作業が続いていた。

スモウ・コネクションのアンティー・ジェンは髪の毛を切って、なんだか最近やたらとお洒落。

オロマナのアフリカン・チューリップは花が減ってきたが、先月雨が多かったせいか、雑草のシュガーケインの勢いが良い。

ヘエイアケアからカハルウ、ワイアホレは赤土で海が濁っていたが、クアロアから先は見事に色が出て美しく、誰もいないビーチが勿体無く思えた。

カフクではレインボーシャワーがすでに満開を迎え、シュガーミルの煙突の色と共に、町を赤に染めていた。

そしてバナナ畑から、えびの養殖場、ティーの木畑へと次々と光景が変わり、タートルベイの真っ赤なハイビスカスの垣根が見えてくると、島の最北端。

サンセットビーチではビーチの砂を慣らす作業が行われていた。

波は全く無い。

ワイメアもとても静かで、飛び込み岩からのジャンプも気持ち良さそうに見えた。

ハレイワ・アリイビーチではサーフィンのレッスンをしていたが、乗れるような波は見れなかった。

マツモト・シェイブアイスのパーキングで一時解散して、私はL&Lに向かった。

その後はいつもの様にノースショア・マーケットプレイスに移動して、モンキーポッドの木の下で読書。

花のシーズンで、次々と散った花が落ちてくる。

すずめが騒ぎながら飛び回っていた。

お客さんが戻ってきて、ドール・プランテーションへ。

私も、久しぶりに帰国するのに備えて、新しいアロハ・シャツを買った。

ワヒアワのジャカランダもそろそろお終い。

そう言えばマイリの花も既にほとんど見なくなっている。

帰りのフリーウェイはスムーズで、大分早く戻ってきたので、ダイアモンドヘッド・クレーターに寄る。

実際はクレーターの中よりも、ココヘッドの見えるルックアウトの方が、お客さんは喜ばれていた。

朝、最初に走ったルートの再確認である。

今日は一日中良いお天気が続きいた。

夜になっても風が気持ち良かった。

6月5日

朝から気持ちの良いトレードウィンドが窓から吹き込み、ゆっくりと午前中を過ごす。

Tシャツの作成作業やメールの返事などをこなすが、先日パソコンを一度リセットしたので、色々と再びセットアップしなければならない。

夜はレイカースの試合のテレビ観戦。
最後のファイナルシリーズが始まった。

アパートから見える、真宗ミッションのマンゴーの木にも多くの実がぶら下がり始めた。

6月6日

朝から気持ちよく晴れ、貿易風も気持ち良かった。

家のパソコンにつないでいるプリンタの調子が悪く、Tシャツのデザインをプリントアウトする為にユニバーシティーのキンコスに行くが、散々待たされた挙句とっても不親切で、しかも仕上がりが気に入らず、今度は前に何度か利用したことのある小さなプリント・ショップに行った。

「IMANAS-TEI」の向かい側あたりで、「船場」の並び。

ここはすぐに作業に入ってくれて、仕上がりも綺麗だったのだが、フロッピーディスクに落としていったオリジナルのデータに問題があり、後日リトライする事になってしまった。

ちょっとがっかりしながら、「船場」の裏手を抜けて帰る。

この辺りはちょっと入り組んでいて道がややこしいのだが、前に近くに住んでいた事があるので問題ない。

と、角を曲がったところで、道にマンゴーが落ちているのを発見。

角の家のマンゴーが落ちて来たに違いない。

道路に落ちた物だし、放っておけば車に轢かれるだけ。

車の中から見ても、ちょうど熟した色だった。

私は車を降り、傷や虫食いが無いかを確認。

蜜の糖分が結晶化してざらついている。

さっと車に戻り、「マンゴー見っけ!」。

その後はダウンタウンにも用事があったのだが、来週のキング・カメハメハ・デイを前に、大王の像は回りにやぐらが組まれ、ぴかぴかに磨かれていた。

帰ってから冷蔵庫で冷やしておいたマンゴーを夜食べた。

道で拾ったものとは思えない美味にとろけた。

マンゴーシーズン到来である。

6月7日

朝一番で空港お迎えサービス。

昨年もご利用いただいたお客さんで、滞在中は基本的にホテル内でリラックスされるそうなのだが、ホノルルに到着してから市内観光などで引っ張りまわされるのが嫌で、タクシーなども面倒と言うことで、ご予約頂いた。

空港のレインボーシャワーも大分咲き始め、ロイヤル・ポインシアナの早咲きもあった。

カメハメハ・ハイツにはシャワーが降っていたが、他はどこも良いお天気で、風はあったが湿度もあった。

お昼には仕事を終えて家に戻ったので、映画に行くことにした。

「スパイダーマン」を見ようと思っていたが、再び「Star Wars」を見た。

今日はドール・キャナリーの映画館に行った。

早割で一人5ドル。
前回より安い。

ちなみに、ポップコーンとコーク1つずつで6ドル。

ここに来たのも初めてだったのだが、部屋は10もあり、段差が大きく、見やすい席の配置で、ワードよりも音響が良かった。

画面も大きく、すっかり楽しませてもらったが、金曜の昼と言うこともあって20人ほどしかいなかった。

夕方またシャワーがあったが、夜風は気持ちが良かった。

6月8日

マノアの、ハワイ大樹木園へのトレッキング。

お客さんはやはり「るるぶ」を最初にご覧になったのだそうだが、ホームページを見てマノアの滝には行けない事を知り、樹木園の見学のみのツアーとなった。

朝からお天気は良く、風も気持ちが良かった。

マノアの谷も雲はほとんど無く、チェックインを済ませると早速アイフアラマの滝を目指して歩き始めた。

今日も色とりどりの花が咲き乱れ、土曜と言うことで写真を撮りに来ているローカルの姿も何人か見かけた。

ハレコニア、ジンジャーなどが多かった。

滝に到着して写真を撮って一息つくと、トレイルを戻って樹木園のコースを回った。

池の縁で亀が甲羅干しをするのを見ながら、六角堂でスナックのスパム結びを食べた。

マノアの緑はまぶしかった。

さて、「Star Wars」を見たと言う話をしたが、てっきり世界同時公開なのだと思っていたら、日本はまだ試写会が始まるところだと言う事を知った。

字幕の翻訳作業などに時間がかかるのだろう。

アメリカでは、この映画が既にインターネットで流出していると言うことが話題になっている。

夜は湿度が少し上がった。

6月9日

風が少し弱くなったが、良いお天気。

日本ではサッカーの試合の初勝利で盛り上がっているようだが、CNNで報じていたのはロシアの暴動だけ。

ハワイでもESPNで見る事は出来るのだが、夜中なので起きていられなかった。

さて、今日はアロハスタジアムのフリーマーケットに出かけた。

帰国に備えてカバンが欲しかったのと、ネット・ショップの商品にするマヒオレの情報収集などが目的だった。

ちょうどステート・フェアをやっていて、パーキングは混雑していた。

歩き始めると日差しがきつく、すぐにのどが乾いた。

ぐるぐると2周ほどして、カバンを買い、知り合いのパキスタン人夫婦を見つけて、マヒオレの情報もゲットした。

マヒオレとは平和の神様で、お祭りの際に使われた、木の実に鳥の羽を付けたヘルメットがシンボル。

今はこれのミニチュア版が民芸品として流行していて、安全運転のお守りとしてルームミラーにぶら下げている自動車が多い。

ワイキキでも売っているのだが、ほとんどがフィリピン製の輸入品で、輸送の際に羽が皆立ってしまい、モヒカン・スタイルになっている。

私の愛車「太郎」にぶら下がっているのはハワイ製で、羽がふわっとした状態で、別名ティナ・ターナー・スタイル。

このハワイ製のものが欲しいと、以前から度々お客さんに、どこで売っているのか尋ねられるのだが、前はアロハ・スタジアムのフリーマーケットに出ていた店がなくなってしまい、私も探していた。

かつて私の隣人だったパキスタン人の知り合いが、ここのフリーマーケットで長く働いているので、何か知っているかと思って聞いてみると、かなり有力な情報を得ることが出来た。

夏にオープンする予定のネット・ショップでは、是非扱いたいと思っている。

カバンは大きめのバック・パックで、アロハ柄。

実は先日、これも帰国用にタウン・シューズを一足購入してしまい、カバンも手に入れてルンルン。

5年間もハワイから出ていなかった人間が、いきなり東京に出たらやっぱり「お登りさん」かな?

6月10日

朝からお天気は良かった。

銀行に行って、ハワイ大の近くのプリント・ショップに行き、郵便局に寄ってノースショアに向かった。

Tシャツ作成の為、色々とご指導願おうとマツモト家を訪ね、N子さんにお話を伺ってから一度Tシャツ・プリントのショップに行って打ち合わせをした。

結局ここに仕事を持って行く前に、色分けをしたりスクリーンを作ったりする工程が必要で、今日のところはここまでだった。

その後モクレイアまで足を伸ばして、Y夫妻を訪問した。

今月末にアラスカにスカイダイビングをしに行くとかで、楽しそうだった。

さて、今日は先日トレッキングにお連れしたお客さんからその時の写真とお手紙を頂いた。(Big Mahalo!)

そして少し早いが誕生日のプレゼントとして、ワールドカップ関連グッズも届いてしまった。(ゆめさん Big Mahalo!)

本当に励みになります。
ありがとうございました。<(_ _)>

6月11日

今日も良いお天気で、気持ちの良い風が吹いていた。

夜はナイトドライブツアーがあった。

お客さんはご姉妹でハワイに遊びにいらしている。

最初にタンタラスに登ると、ここはいつもの様に大勢人がいて賑やかだった。

そろそろ月下美人の季節だが、はっきりわかる所には見つけられなかった。

パールシティの公園は今日も静かで、ラグを引いてグアヴァジュースを飲み、気持ちの良い貿易風に吹かれながら、夜景を眺めた。

久しぶりに写真をUPしました。
会社のHPのフォトギャラリーも6月分を忘れていたので、緊急にUP!

しかもリクエストに答えて、「次へ」と「戻る」のボタンも付けました!

6月12日

少し湿度があるが、夏らしいお天気が続いている。

今日はホノルル・エアポートでお客さんをピックアップして、そのままスカイダイビングのツアー。

ハワイは2度目と言うお客さんたちは、ノース方面は初めてだそうで、パイナップル畑や、ノースショアの海が見えてくると感激されていた。

モクレイアのディリンハム飛行場に着くと、早速講習ビデオなどを見ていただく。

先日も遊びに行ったばかりのY夫妻を除いて、スカイダイブ・センターのスタッフとは久しぶりだったので、とりあえず挨拶回り。

朝方は少し雲があったというノースの空も、すっかり晴れ渡り、ロードも順調に進んでいるようで、私のお連れしたお客さんもすぐに順番が回って来た。

やがて、すっかり空の散歩を楽しんで戻ってきたお客さんが少し落ち着くと、ハレイワに移動した。

最初にアリイ・ビーチパークに行って海を眺めるが、波は全く無く、体験学習の子供たちがカヌーを引き上げているのが見えた。

ハレイワ・タウンに行って一時解散。

今日もランチは一人なので、どこに行っても良いのだが、結局またL&L。

今日はシュリンプ・バーガーとフレンチフライ。

食後はノースショア・マーケット・プレイスに移動して読書。

全開の窓から車内に吹き込む風は最高に気持ち良かった。

最後はドール・プランテーションに寄って、お客さんは大きなパイナップル入りのアイスクリーム、私はパイナップルジュースを飲んだ。

サークルアイランドよりは少し早い時間だったが、H−1フリーウェイでは少し渋滞につかまった。

さて、今日はNBAファイナルの第4戦。

我がレイカースは3連勝で優勝に王手をかけている。

今日は敵地での試合だったので、LAのホームでの優勝を望むファンにとっては、複雑な気持ち。

しかし次の試合もまた敵地なので、ホームに戻るには2度負けなければならない。

過去3試合を見て、レイカースが2度も負ける感じは全くしない。

それならば一気に4連勝をと言うことで、気合を入れて応援。

しかし前半は・・・。

久しぶりで、突然友人のチルちゃんが遊びに来て、ケニー君と別れてケリー君と付き合い始めただとか、ワイキキのホテルで流れるツーリスト・チャンネルの番組に出て来ただとか、それは色々とおしゃべりをしていった。

嵐が去った後は、ゆっくりと後半戦。

結局危ないことも無く、レイカースが3年連続14度目の優勝を飾った。

地区優勝決定戦の方が遥かに見応えがあった。

今年も早速NBA.COMで優勝キャップを申し込み。

勝利の美酒に酔った。

6月13日

貿易風が上がってきた。

今日はTシャツ作成の関係者と会って打ち合わせをしたり、何度か出かけた。

夜はテレビでサッカーの試合を見た。

日本が勝って、昨日に続き気分は上々。

ところで、先月マキキのトレッキングの時に拾ってきたティーの木があった。

正確には、木から出ていた小さな枝を4つ程持ち帰ったのだが、空き瓶に入れて、水に浸けておいたら根が出てきた。

それを先々週植木鉢に入れてたら、1週間で芽が出てきたのだ。









今日UPした最初の写真が5月27日で、芽が出てきた次の日。

その後3本が順調に育っている。

イチローと名付けて可愛がっている。

6月14日

天気は良く、風も気持ち良かった。

家の中での作業が多かったので、息抜きにアラモアナビーチに出かけた。

南側には6フィートほどの波が出ていて、サーフボードやブギーボードを抱えたローカルの姿が目立った。

少しビーチにいただけで汗が出てきた。

今日も正面の岩まで泳ぐ。

岩に座って眺めると、ダイアモンドヘッドもようやく茶色になってきた。

顔は見えなかったが、海亀の甲羅がすぐ近くで水面に出た。

ブルーの海の中を泳いで岸に戻ると、干潮を過ぎたところで、少しずつ海岸線が上がっている。

ビーチの帰りに、マッカリーのワイオラ・シェイブアイスでアズキ・ボウルを食べた。



夜風も気持ち良い。

6月15日

貿易風は15マイル、晴天。

ホームページのリニューアル作業を進めている。

ベースを大きく変えるつもりは無いのだが、少し進化させたいと思っている。

作業は楽しいが、ショップのところがなかなか先に進まない。

D.H.C.のオリジナル商品だけではなく、セレクト品を扱うつもりだが、これがなかなか難しい。

煮詰まったので出かけた。

ツアーの備品を買うために、ファブリックマートとダイエーに行った。

ファブリックマートは私も好きなので、柄の物色。

厳しく選び、30分はいた。

で、そのあとのダイエーは5分。

でも出口でやっぱり知り合いに声をかけられた。

乗馬ツアーのノリちゃんの奥さん、Cちゃんで、今日は一人で買い物だったのだそうだ。

家に帰って、仕事に戻った。

今日はキング・ストリートの「大龍」でヌードルをトゥーゴー。

6月16日

からっと夏らしい天気が続いている。

今日はサークルアイランドツアー。

お客さんはダイアモンドヘッドクラブの常連さん。

楽しくおしゃべりしながらカラニアナオレ・ハイウェイを走る。

ココヘッドを登り切ると、正面にモロカイ島とマウイ島が見えた。

海は深い青色だった。

サンディービーチには4フィートほどのショアブレイクが上がっていて、ローカル・サーファー達が波乗りを楽しんでいた。

マカプウ岬を回ると、北東から吹きつける貿易風に湿り気を感じる。

海は穏やかで澄んでいた。

ベロウズビーチは、週末の為に、ローカルのグループがパーティーの準備をしていた。

スモウ・コネクションは日曜の定休日だが、店の前の曙の銅像の前で写真だけを撮った。

カハルウのドライブ中、海は赤く濁っているところが多く、昨晩はきっと雨が多かったのだろう。

クアロアパークは今日もシラザギを始め、鳥が多く、またハウの花も増えてきた。

海はきらきらと輝いていた。

お天気も良く、プナルウ、ハウウラのドライブはエメラルドグリーンの海を見るだけで、気持ちが落ち着いてくる。

カフクのレインボーシャワーは満開。

レインボーシャワーはホノルル市のオフィシャル・フラワーなのである。

サンセットビーチにはほとんど波は無かったが、それでも多くのローカルキッズたちが沖で波を待っていた。

ワイメアは人が多く、路肩のパーキングも一杯で停車する事が出来ず、ゆっくりと走りながら飛び込み岩を説明したが、岩の上の人はそれほど多くは無かった。

でも、こんな日に飛び込んだら気持ち良さそう。

ノースで一番波があったのはラニア・ケアで、3フィートほどに上がっていた。

ハレイワに入ると、ハレイワビーチではカヌーの大会が開かれていて、人も車もすごかった。

アリイビーチは空いているかと思いきや、こちらも家族連れなどで一杯で、ピクニックテーブルを確保する事は出来ずに、まだ花の無いロイヤル・ポインシアナの木の下にラグを広げてプレートランチを食べた。

ハレイワ・タウンの人出は多く無かったが、マツモト・シェイブアイスの前だけは行列が出来ていた。

ポリトレの大きな袋を提げてお客さんが戻ってくるとドール・プランテーションへ移動。

今までどこにいたのかと思うような、大勢の日本人の団体がいたが、我々がゆっくりとしている間に慌しくバスに乗り込んでいった。

今までに多くのダイアモンドヘッドクラブのツアーに参加されているお客さんも、以前別のツアーで島一周は2度経験されているそうで、私のサークルアイランドツアーは初めてだった。

見所が違うと言う事で喜んでいただけた。

お土産で日本のお菓子を頂いてしまった。(Big Mahalo!)

夜はちょうど半分の月が空に浮かんでいた。

6月17日

今日も素晴らしい晴天に恵まれた。

そして私は38回目の誕生日を迎えた。

今年も多くの方からメールなどのメッセージを頂きまして、この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

レイカースも3連覇して喜びもひとしおだったが、サッカーの試合は残念だった。

でも巨人が首位に返り咲いたらしいので、良いか。

夜風も気持ちが良かった。

6月18日

サザエさんの歌ではないが、きょおぉ〜もいいてんきぃ〜〜♪

ロゴデザイン変更に伴い、新しい名刺を作りに行った。

今までのピンクの名刺もハワイらしくて良かったが、今度はデザインを重視して白い名刺。

名刺の注文の後、マヒオレの工場に行った。

最近は羽根の値段が高くて、昔に比べてちょっと貧弱だった。

しかし、ここの連中とは昔からの馴染みなので、もっと羽根の量を増やして、ふわっとしたものを作ってもらえるように注文した。

買い物代行の仕事で、カイムキに移ったクラフト・サプライ・ショップのベン・フランクリンにも行った。

ココマリーナにあった時より少し店が小さくなった気がしたが、商品の数はずっと増えていた。

ぶらぶらするだけでも楽しい。

6月19日

久しぶりのKTファンツアー。

早朝は雲が出て、天気が不安だったが、ワイキキにお客さんを迎えに行く頃には晴れ間が広がり、ワイキキの海もきらきらしていた。

KTミュージックを聞きながら、まずはカイマナビーチへ。

ここのウォー・メモリアルが最初のポイント。

いつもこの辺りには、ローカルのじいさん連中が朝のミーティングで5〜6人集まっている。

ここに来る観光客はあまりいないので、前は珍しそうにじろじろ見られたが、今ではフレンドリーに声をかけてくれる。

KTが座った公園のベンチで写真を撮って移動。

サンスーシーの住宅街で車を徐行させて、昨年のアルバムに使われた写真のポイントの説明。

ここからはレインボーシャワーやプルメリアを見ながら、カハラの住宅街、カラニアナオレ・ハイウェイを通り、KTの好きなハナウマ湾の先の太平洋が広がる景色を見て、サンディービーチを流し、マカプウのルックアウトへ。

透き通るマカプウビーチの海を見下ろして、ラビット・アイランドをバックに記念撮影。

ワイマナロではベロウズビーチでジュース休憩。

今日は大きな椰子の実を見つけて、説明に使った。

実は今日のお客さんは、初ハワイの新婚さん。

お買い物には興味が無く、ワイキキには飽きていたそうだ。

ファン暦の長い奥さんのリクエストで参加した今日のツアーだったが、ご主人も裏オアフの自然と美しさに感激されていた。

次はフキラウビーチまでのドライブ。

カハルウで一度パラパラとシャワーが流れてきたが、天気はどんどん良くなり、海も素晴らしい色になった。

フキラウビーチではローカルの団体がキャンプをしていた。

ビーチもローカルばかり。

タートルベイ・リゾート・ホテルに入っていくと、メインのビルディングの入り口で工事をしていた。

プールの横を通ってロビーに入ると、小さな子供達の集団とすれ違った。

キッズ・プログラムのようで、皆お揃いのバックパックを背負っていたのだが、これが緑色で亀の甲羅のデザイン。

なんだかとても可愛かった。

KTがかつて、車の故障で立ち往生した場所では、恒例によって「太郎」の運転席の窓から顔を出して記念撮影。

続くサンセットビーチでも、砂に足を埋めながらビーチを歩き、今年のKTカレンダーに写っているポイントで記念撮影。

海は穏やかだった。

ノースの海はどこも静かで、スキューバダイブやシュノーケリングを楽しんでいる人が多かった。

ハレイワ・アリイビーチ・パークには大きな黄色いスクールバスが2台来ていて、中学生の団体がいたが、私がランチを仕込んで戻ってくるとちょうど移動していった。

貿易風を浴びながら皆でシュリンプカレーを食べた。

ハレイワ・タウンではマツモト・シェイブアイスの前に、いつもの様に行列が出来ていた。

散策からお客さんが戻ってくると、町外れの「カフェ・ハレイワ」の前に移動して、記念撮影。

帰りのフリーウェイは自分空いていた。

時間が早かったのでダイアモンドヘッド・クレーターの中に入り、サイン帖に記入をしてもらった。

お二人とも、「またハワイに来たい」と感想を下さり、嬉しかった。

6月20日

お天気は良く、貿易風もすがすがしい。

昼間カイムキのベン・フランクリンと郵便局に行った後、マッカレーのワイオラ・シェイブアイスでまたアズキ・ボウルを食べた。

ちょっと嵌ってしまった感じ。

夜は大ちゃんの家にお呼ばれして、誕生日を祝ってもらった。

広いラナイで風を感じながら、食事をした。

ワイキキの明かりも綺麗だった。

6月21日

午前中は少し雲があった。

新しい名刺が出来上がったという連絡があったので、ピックアップに行き、そのままアラモアナビーチに泳ぎに行った。

昼過ぎにはすっかり晴れてきて、ビーチの砂も熱くなってきた。

知り合いのパイロットと、撮影のコーディネーターにばったり会った。

帰りにモイリイリのロングスに寄る。

ダイエーの「BALE」に行ってBALEヌードルをトゥーゴーしてきた。

おまけで春巻きをもらった。

夜風が気持ち良い

6月22日

朝、ホノルル・エアポートに友人を送っていった。

チェックインの列は長かったが、セキュリティは早かった。

先日あっちゃんに借りた日本のビデオを見たり、久しぶりにテレビで中継していた巨人戦を見たり、後は一人で飲んでいた。

しばらくツアーの予約が入っていないので、本も読みたい。

晴天が続いている。

6月23日

天気は良く、風も気持ちが良い。

外に出たかったが、日曜で混雑している事を考えると、結局家で作業をしていた。

ホームページのリニューアル作業もあと少し。

食事も家で自分で作ろうと思った。

月が明るい

6月24日

今日も快晴。

夜はワイキキで飲み会があった。

ハワイ在住と観光の、日本人ばかり15人ほど集まって盛り上がった。

満月が綺麗だった。

6月25日

少し湿度が上がったようだが、風は十分に気持ちが良い。

今日は夜、久しぶりにKENさんと「吉祥」で食事をした。

KENさんも来週から日本に行くそうだ。

プロレスの仕事で日本中を駆け回るらしい。

前にUHの学生だった知り合いにあった。

今はカハラ・マンダリンで仕事をしているのだそうだ。

サーフィンの会社を始めたと言う若いご夫婦に声をかけられた。

フラダンスのハラウの基金集めの為に、ナイト・クラブでパーティーをするのだそうだ。

色々な人がいる。

6月26日

こう毎日良いお天気が続くと、久しぶりの帰国で日本の梅雨が恐ろしい。

さて、アラモアナのポロツアーズのMALIちゃんにお願いしていた日本行きのエア・チケットを取りに行った。

7月に入ると随分値段が上がるので、様子を見てもらっていたのだ。

飛行機は空いているようだが、値段はそれほど下がらなかった。

それでもあちこち調べると、一番安いチケットを入手できた。(MALIちゃん Big Mahalo!)

夜、Tシャツのプリント屋のリコから電話があった。

予定より少し早く完成したそうで、デリバリーしてくれた。

細かく注文した通りに出来上がっていて、大満足。

6月27日

気持ちの良い風が吹いている。

先日福島に嫁いだ妹からメールが届いた。

兄としては、ちゃんとやっているのか少し心配だが、私の義弟となる彼は東京に長く住んでいたので以前からの知り合いだし、落ち着いたら連絡があるだろうと思っていた。

彼の実家はのどかな田舎にあるようなのだが、畑デビューの話や、近所の温泉の話などは、羨ましくも思った。

私がハワイに住み始めた時のように、都市を離れて自然に触れる事へ感動しているのが伝わってきたのだが、彼の方は今、地球の温暖化、グローバリズムなどの政治的な事に関心があるようだ。

来週久しぶりに会えれば嬉しい。

6月28日

環境保全グループの調査した、毒物排出総量の年次報告によると、ハワイ州は全米で最も公害の少ない州の一つであることがわかった。

これ、人口が少ないと言うのもあるだろうし、狭い土地で大型の工場などが無いと言うのも理由だろう。

森が浄化してくれる作用も計算に入っているのかもしれない。

しかし、ワイキキでなくてもマキキに住む私には、それほど公害が無いとは思えない。

ハワイ州の人口の8割が住むオアフ島で、そのまた8割が住む南側の、H-1フリーウェイからワイキキにかけては、羽根窓から入ってくる黒いほこりがとても多い。

自動車の排気ガスの規制は、州によってまちまちだが、ハワイ州はまだまだ甘いと思う。

ゴミの分別回収のシステムも整っておらず、こう言う報告によって、それが更に減速しそうな気がする。

でも風は今日も気持ちがいい。

6月29日

少し貿易風が強くなってきたが、晴れの日が続いている。

アメリカ人は肥満の傾向にあるとして、健康管理に気を付けるよう、国の機関が注意を喚起している。

ハワイ州も15%が肥満であると言う結果が出ているのだが、これにはちょっと疑問が残る。

ハワイだけ肥満の基準が違うのではないだろうか?

6月30日

今日は午後からのツアー。

初ハワイのご家族連れで、今日が到着日。

ワイキキを出て、レインボーシャワーやモンキーポッドなどを説明しながらH-1フリーウェイに乗り、ノースショアを目指す。

午前中までは今日も良いお天気だったのだが、ワヒアワに入ると少し雲が出てきた。

最初はドール・プランテーションに寄り休憩。

今日は随分と込み合っていたので尋ねてみると、昨日と今日、ハレイワのアリイビーチパークで「サンセット・オン・ザ・ビーチ」のイベントが開かれているそうで、そこに向かう前の人が多いらしい。

果たしでどんな様子なのか・・・。

その後パイナップル畑で写真撮影。

初めてのパイナップル畑に、皆さんとても感激されていた。

ハレイワに入る前に、今日のイベントに付いて説明。
アリイ・ビーチパークには入れないかもしれないが、散策の時間にイベントを見る事も出来る。

ハレイワ・タウンに入ると、トロリーが走っている。

どうやらイベントの一環で、ハレイワの歴史などを紹介するツアーをやっているらしい。

ハレイワ・ロードに入ると、いきなり両側に路上駐車の列、そして人人人。

パーク内へ通じる道路へ入れるのはイベント関係者のみで、路上パーキングを探すしかないのだが、公園の西端まで来てもスペースは見つからず、そのままハレイワ小学校の前まで回り、裏道を抜けてタウンに戻った。

やはりハレイワの海は見て頂きたいので、レインボー・ブリッジを渡ってハレイワ・ビーチに行くと、ここにはほとんど人がいなかった。

海を見た後、イベントよりも普段の町が見たいと言うお客さんをマツモト・シェイブアイスの前でドロップして一時解散。

私は再びアリイ・ビーチパークに戻り、ハレイワ本願寺の近くに駐車スペースを見つけて、パークのイベントをぐるりと見て回った。

大きなスクリーンが設置され、そこでは夕方から「ハリー・ポッター」が上演されるそうだが、ステージの上でバンドが演奏をしていた。

ステージの前は芝生席で、ピクニック気分の家族連れが多かった。

その後ろには数百人分の椅子が置かれていたが、ここは人も疎らで、海側に並んだ出店の食べ物を食べている人が多かった。

更に後方にはハワイやノースショアのクラフトや、アート、プランツなどを扱った出店が出ていた。





勿論日系人はいたが、ローカルの白人が多く、観光風の人はほとんど見かけなかった。





集合時間になり、これからサンセットビーチに夕日を見に行こうと言うところで、ぽつぽつとシャワーが降ってきた。

しかし水平線の雲は少なく、少なくとも夕焼けは見えるのではないかと思ったのだが甘かった。

サンセットビーチに着いた時には雨は無く、ラグを引いてグアヴァジュースをサーブしたのだが、程なく北東側から雨雲がやってきて、全員一時車に避難。

この時は5分ほどで一度上がったのだが、もう一度ラグを引きなおして座った途端に今度はかなり激しく降ってきてしまった。

ハワイの雨は美容にイイですよ、と言いながら私はずぶ濡れ。

結局夕日も拝む事は出来なかった。

ハワイ初日に雨の洗礼も受けたお客さんたちは、帰りの車中ではとても眠そうだった。

夜は風も巻いてきた。


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