ハワイ日記2002年4月
4月1日
お天気も良く、清々しい一日だった。
今日はベッドルームとオフィススペースの片付けをした。
昼前からは銀行、郵便局などを回り、ワードセンターのカカアコ・キッチンでランチを食べた。
久しぶりのチキン・ピカタは美味しかった。
時より表を通るワイキキ・トロリーやオリオリのトラムもガラガラで、今は日本人観光客の少ない時期だと言う事を物語っている。
帰ってからまた片付け。
張り切りすぎて疲れた・・・。
4月2日
夕方ハワイカイに行き、ハワイカイ・ショッピングセンターの「BALE」で、今日ハワイに戻ってきたばかりのKTと待ち合わせた。
いつもならKTは、ハワイに戻ってきた初日は家族でディナーなのだが、今日は都合が付かなかったらしく、私とハウス・スペシャルヌードルを食べた。
その後仕事部屋にお邪魔して、泡盛を飲みながら、行って来たばかりの、南の島巡りの話を聞かせてもらった。
お土産でシーサの置物を頂いてしまった。
今回の島巡りはお天気にあまり恵まれず、消化不良気味だそうだ。
で、既に次回の準備をしていると言う。
今回のハワイ滞在は一月ほどだが、その間にたくさん曲を作らなければならないそうで、あまり遊んでばかりもいられない。
しかし、息抜きも必要なので、その時にはまた声をかけて欲しい。
おぼろ月が空に浮かんでいた。
4月3日
貿易風が7マイルと少し弱いが、湿度が下がったので、気持ちが良い。
晴れ間も広がり、いつの間にか夏の気候になっている。
街を見渡すと、黄色いゴールドツリーが目立ち始めている。
さて明日からメリーモナーク・フラフェスティバルが始まる。
昨年から始まったインターネットでの観覧もできる。
http://www.thehawaiichannel.com/sponsors/hulafest/
まず明日はミス・アロハ・フラを決めるコンテストだが、昨年は日本人の血が入っている女性が優勝した。
今年はどのような大会になるのだろう。
4月4日
天気も良いし、アラモアナビーチに行った。
平日にしては人が多かった。
目の前には海、上からは太陽、後ろからは貿易風、下からはハワイの地面の熱を感じながらリラックスした。
じりじりと暑くなってきたので、海に飛び込む。
正面のリーフまで、約50メートルほど。
とりあえずゆっくり往復。
プカッと上を向いて浮かぶと、貿易風に流されて、筋のような雲が白かった。
家に帰ってシャワーを浴びて、ミス・アロハ・フラを見た。
去年までは、舞台の袖でカメラを構えた叔父の姿が見えたのだが、今年は全然写らなかった。
4月5日
コオラウ山脈にはグレーの雲が架かっていたが、ホノルルはとても天気が良かった。
昼前にケアモクのRossを覗いてちょっと買い物。
次はアラモアナSC。
相変わらず凄い人。
そのまま、またアラモアナビーチに行こうと言う事になり、マカイ・マーケットのパンダ・エクスプレスでチャイニーズ・フードをトゥーゴーして、ビーチパークのベンチで食べた。
食後はそのままビーチに出たが、なんとクラゲ注意のサイン。
先月の満月からはまだ10日も経っていないのだが、実は今日は弱い南風が吹いている。
恐らくこの影響なのだと思うが、今日は泳げないかなと思って、とりあえずラグを引いた。
しかし、ローカル達は子供も全然構わずに泳いでいる。
結局私も泳いだ。
夜のニュースで知ったのだが、今日はワイキキとアラモアナでクラゲに刺された人が出たのだそうだ。
ま、一人でも刺されたらサインは出るのだが、明日がピークになるらしい。
明日からはマウイ島へ小旅行。
私はオアフ島から出るのも3年振り位なので、とっても楽しみ。
マウイに住む人が宿と車を貸してくれるので、エア代だけの低予算だが、写真をたくさん撮って来たい。
夜は大分蒸してきた。
4月6日
2泊3日の予定でマウイ島に出かけた。
私は7年振り2度目のマウイ島である。
今日から3日間の「日記」は、ガイドブックなどのマウイ島の地図と一緒に見ていただきたい。
9時の飛行機をブッキングしていたが、チェックインに時間がかかると思い、早起きしてタクシーでホノルルエアポートに向かった。
アロハ航空のチェックインカウンターには全く列は無く、荷物検査も、爆薬をチェックする丸い紙でカバンと私の掌をちょっとこすっただけで終了。
一本早い飛行機にも間に合うと言われたが、迎えの予定もあるし、そのままにして空港内のバーガーキングで朝食をとった。
私の見た天気予報では快晴だったが、南風は止まず雲が多かった。
待合のロビー内は冷房でとても寒く感じたので、オープンスペースのコンコースのベンチで搭乗時間まで待つ。
通路にハワイ・スポーツ・ホール・オブ・フェイム(ハワイ出身の有名スポーツ選手)の写真と資料が展示してあった。
デューク・カハナモクや戦前のオリンピック選手などがほとんどだが、日系人の名前が3分の1以上を占めていたのには驚いた。
さて我々の乗るアロハ航空206便は、何のアナウンスも無くゲートが変更され少々慌てたが、定刻通りに出発し、雲の中では激しく揺れたが、あっという間にカフルイ空港に到着した。
通常は陸から回り込んでの着陸だが、コナウィンドの影響で海側からランディングした。
荷物は一本前の便で先に着いていて、それをピックアップしてから電話をして、迎えに来てもらった。

空港から宿となる家までは10分ほど。
カフルイの閑静な住宅街にある家に行き、挨拶して、荷物を下ろすと、トラックを借りてイオア渓谷に向かった。
カフルイの西のワイルクにあるこの渓谷には、イオア・ニードルと呼ばれる、先の尖った山がある。

これが見えるステート・パークまで20分ほど。

観光バスやレンタカーも多かったが、日本人は少なく、ほとんどが米本土からの観光客だった。
朝はここも雨が降ったようだが、ちょうど雲が切れて、陽が差してきた。






写真を撮って、カフルイに戻る。
帰りはマーケット・ストリートを曲がってタカミヤストア、フジヤ、タマシロTVなど、日系人の歴史のある古いワイルクの街を抜け、カヘキリ・ハイウェイを通って北上し、ワイエフから海沿いを走ってきた。
家に戻って遅めのランチの後、島の西側のラハイナに向かった。



マアラエアを過ぎた頃に、海でクジラが潮を吹いているのが見えた。
まだここにはいるんだなぁ。
今日は、フラの発表会があるというので、それを見に行くためなのだが、先にラハイナ、カパルアを案内してもらった。
ラハイナでは見事なほどに日本人を見かけず、私も「アメリカの観光地」に来たと言う感覚がした。
巨大バニヤン・ツリーの下ではマーケットが開かれていた。



カアナパリを通り越してカパルアに行き、カパルア・ベイ・ホテルのロビーを見学した。
ワイキキとは違う大きなリゾートホテルを見て感動。


5時頃、ラハイナのプアマナと言うリゾートに戻る。
女性中心のバンドがハワイアン・ソングを奏でる中、パーティーが始まった。
今日フラダンスを披露する生徒さんや、そのご家族などで50名ほど集まっていたが、ほとんどが白人で、マウイ島での白人の多さには驚いた。
前回マウイに来た時より、車の数も増えていると感じたのだが、実際この10年程で2万人ほど、2割も島の人口が増えたのだそうだ。
多くは米本土からの移住者らしい。
さて、皆で持ち寄ったポットラック形式のバフェディナーの後、フラの披露が行われた。





まだ経験の浅い方も多いそうで、メリーモナークの様には行かないが、すぐ目の前でアットホームなフラを見れたのは良かった。
すぐ後ろは海で、椰子の木の音と共に波の音も気持ち良く、陽が残るうちは沖の船も見えた。
完全に陽が落ち、松明の灯りが浮かび上がって来ると、ぽつぽつと雨が落ちてきた。
ラハイナに雨は降らないと言われるそうなのだが、今日は南西の風の影響で、勝手が違った。
小雨が降ったり止んだりだったが、フラは盛り上がりながら無事終了し、皆で片付けをしてからカフルイに戻った。
帰りの道では激しいスコールにも遭い、明日予定しているハレアカラ観光もどうなるかと心配になった。
4月7日
朝になっても雨は止まず、ハレアカラも雲に覆われて全く見えなかった。
予定を変更して今日はキヘイ方面に行ってみる事にした。
クイヘラニ・ハイウェイを南下し、カヘキリ・ハイウェイに出て、すぐにキヘイ・ロードに入る。
海のすぐ向こうにはカホオラヴェ島があるのだが、雨で煙ってぼんやりと見えるだけだった。

キヘイの街中を通ってカマオレ・ビーチパークで一休み。

赤土が流れ込んでいて、海は大分濁っていたが、雨が上がり、ローカル達がやってきて、ビーチ・パーティーの準備をしていた。
我々は更に南へ走り、ワイレアでアウトリガー・ワイレアリゾートを見学した。
オアフのアウトリガーとは違って、その豪華さには驚いた。
それでもフロントに日本語デスクがあり、日本語が聞こえてきた。
ここを出ようとした時に激しい雨が降って来たので、ロビーで雨宿り。
広いオープン・スペースのロビーには、ゆったりとしたソファーが並び、誰もがのんびりしたペースで動いているように感じた。
もっと南へ行ってみようと言う事になり、まずマケナのビッグ・ビーチへ寄るが、雨が激しくなり車を降りられず。
そして溶岩台地の広がるケープ・キナウのステート・パークまで来た。

200年程前に流れたハレアカラの溶岩の跡は、雨に濡れて黒く光っていた。


雨が止んだ隙に写真を撮った。
お腹が空いたのでキヘイに戻り、プレートランチがあれば良いと思っていたのだが見つからず、ロングス・ショッピングセンターの「ザ・カルビ・ハウス」と言う店でコリアン・ランチを食べた。

島ものんびりなら、店ものんびりペースだった。
その後付近を散策して、帰りはピイラニ・ハイウェイを北上し、モクレレ・ハイウェイを通ってカフルイに戻った。

車が増えたと言ってもオアフに比べれば全然なのだが、皆ハイウェイを飛ばして走っているのにも驚いた。
島のペースとハイウェイのペースのギャップは大きい。
明日は晴れると良いなぁ。
4月8日
朝から素晴らしい快晴に恵まれた。
風はまだ少し南よりだが、カフルイからはハレアカラの頂上がはっきりと見えた。
ハレアカラは車で頂上まで登れるのだが、3000メートルもあるので、かなり冷える為、ちゃんと上着を持って出発した。
ハレアカラ・ハイウェイを走り、途中クラに寄ってチンズ・ストアで水を買って、車にガスを入れて、頂上を目指した。
それにしてもマウイのガソリンは高かった。


いくつかある牧場では牛や馬がのんびりしていた。
1500メートルほどの高さには雲があり、その中を走っていく。
実は前回私がここに登った時はジープを借りていて、正面以外には窓が無く、雲の中ではびしょ濡れになったのを思い出した。
頂上付近は晴れているので、時より青空が覗く。
プエオと言うふくろうが飛んでいた。
2300メートルを過ぎ、ナショナル・パークの入り口で$10の車の入場料を払う。
ハワイの州鳥である、ネネに注意のサインがあちこちで出ているが、これは全く見かけなかった。

雲の上の空は見事に澄んでいた。
段々気温が下がっていく。
大きな木が無くなり、岩ばかりが目立ってくる。
時より、観光バスや、ダウンヒル・バイクの列とすれ違う。
カフルイの街や、ラナイ島までがすっきりと見渡せた。
そしてサミット(頂上)に到着。




シルバー・スウォードと言う、ここにしかない植物が銀色に光っている。
南よりとは言っても、標高3000メートルに吹く風は、身体をこわばらせる。

火星のような火口を見下ろす。
なんとも幻想的な光景だ。
細いトレッキング・ルートが見える。
いつか私も歩いてみたい。
ガタガタと震えながら外からの生見学を終えると、ビジターセンターに入る。
風が無いだけでも暖かい。
お土産の他、大きな立体地図や写真などがあるだけだが、火口に向かってガラス張りなのでゆっくりと観察ができる。


南の方には、ビッグ・アイランドのマウナケアとマウナロアの山頂もはっきり見えた。



下から雲が湧き上がってくる様子も面白かった。
外に出たところで、なんと携帯電話が鳴った。
仕事の電話だったが、こんな所まで繋がるとはびっくり。
少し下って、ちょうど雲のある辺りにもう一つビジターセンターがある。
ここでまた一休みして、更に下る。

段々気温が上がってくると、お腹が空いてきた。
北のパイアに行こうとしていたのだが、マカワオによって、ポリーズ・メキシカン・レストランでランチをとった。
店は古い感じだが、美味しかった。
その後マカワオの街を散策。









ウィンドウ・ショッピングもしたが、ハレイワの半分以下の商店街に意外とおしゃれな店が多いのでびっくりした。
しかし何も買わずにパイアに移動。
ここは海沿いの町で、ハナ・ハイウェイと交差しているので人も多く賑やかだった。



アロハシャツを着た大きなサンタクロースが暑苦しそうに立っていたのが、とてもインパクトがあり、オールド・プランテーションストアと言う店に入ってしまった。

店の女主人に、サンタクロースのオーナメントを熱心に勧められたが、今の時期にサンタクロースを売りにするのも凄いと思った。
しかし、それ以外の商品はとても品がよく、いくつか土産を買った。
セール品の中から見つけたアロハ・プリントのサーフ・パンツは、20ドルのがなんとたったの5ドルだった。
パイアでは一時間ほど散策して、すぐ近くのボールドウィン・ビーチに行った。

パーキング付近の道路は赤土剥き出しでボコボコだったが、良い所にスポット見つけ車を停め、車の陰で、ハレアカラ用の長いジーパンとTシャツから、カバンに入れていたビーチ用の水着とタンクトップに着替える。
西に傾いてきた陽差しを受けて光るビーチはとても綺麗だった。


多かったのはやはり白人観光客。
2フィートほどの波が出ているスポットにはサーファーも数人いたが、ほとんどはビーチに転がっているだけのようだった。
どちらかと言うと人の少ない方にライフガードのタワーが見えたので、シャワーがあるかどうか探しながら移動しているうちに、既に海に飛び込みたい気分になった。
シャワーを見つけると、ちょうど泳いできたばかりの人がいたのだが、海には誰も入っていなかった。
貸し切りの海に飛び込ませていただいた。
ハワイにいる時にはいつでも海に飛び込めるように水着を持っていろと教えてくれたのは、叔父のニックだった。
私は仕事中でさえいつも水着をカバンに入れている。
ハレアカラの山頂から、パイアの海まで、エネルギーが身体の中を駆け抜けたようだった。
家に戻り、帰りのカフルイ空港へは父に送ってもらい、アロハ航空297便は右側の席を確保して、ホノルル・シティライツを見ながらオアフ島に戻ってきた。
ほぼ満員のボーイング737に東洋人は少なかった。
南風が残り、普段とは逆のダイアモンドヘッド側からのランディングで、扉が開くとオアフ島の暑さが入ってきた。
タクシー乗り場のディスパッチの兄さんも、「HOT!」と言っていた。
3日ぶりの我が家でコロナを飲んで締めくくり、とても楽しい旅だった。
今日の写真はイオア渓谷編、ラハイナ編です。
4月9日
南風はまだ止まず、蒸し暑い。
3日間で溜まったメールや掲示板のレスを、一日中書きつづけていた。
友人の従姉妹がハワイに遊びに来ているので、夕食は一緒にハワイカイに行った。
最近すっかりお馴染みになった「BALE」で、ハウス・スペシャル・ヌードルとパパイア・タピオカを食べた。
今日はヌードルの野菜に、香草まで入っていて、本格的な味になっていた。
PhotosはHULA編とキヘイ・マケナ編をUP。
4月10日
今日はスカイダイビングツアー。
新婚さん一組をご案内した。
南風は大分収まったが、湿度は高い。
H-1フリーウェイを走ると、ワイアナエ山脈の向こうも晴れているようだった。
モアナルア・ロードとH-1が合流した辺りで渋滞に巻き込まれた。
時間的には通勤ラッシュは終わっているので、事故かなと思ったが、まだジップ・レーンが片付けられていない場所で車線が少なく、しばらくのろのろだった。
やはり事故だったが、これを抜けると快調にノースに向かった。
モクレイアに到着すると、パシフィック・スカイダイブ・センターのスタッフ皆に「久しぶり!」と迎えられた。
日本人オーナーのY夫妻とは時々会っていたが、他のスタッフとはしばらく会っていなかった。
朝一番のグループのお客さんがまだ少し残っていたが、地上講習のビデオなどを見終えると素晴らしい色の空にテイクオフしていった。
私は地上でのんびりと待つ。
南風が強かった昨日は、スカイダイビングのオペレーション自体が出来なかったそうだが、今日の風は問題無く、島の南側に比べてこちらの方が涼しかった。
大感激して降りてきたお客さんのオプションのビデオを見ると、昼前にはハレイワに移動した。
アリイ・ビーチパークで少し休憩。
2〜3フィートほどの波が出ていて、ローカル・サーファーが波に乗っていた。
その後はタウンに戻って自由時間。
ハレイワの街も日本人は少なく、目立つのはアメリカ人観光客ばかりだった。
私は今日もL&Lに行くが、マヒマヒ・プレートを一つだけ注文すると、「今日は一つなの?」とまた聞かれた。
食後はノースショア・マーケットプレイスで休憩し、お土産をたくさん購入されたお客さんが戻ってくると、ドール・プランテーションに移動。
ここも人は少なかった。
帰りの道中は、昔バスケットボールをやっていて、今もNBAファンのご主人と話が弾んだ。
まだ通勤ラッシュが始まる時間には少し早かったが、パールシティ付近で渋滞に捕まった。
5台ほどの玉突き事故が起きたばかりだったようだ。
ホノルルに戻ると気温がぐっと上がったようだった。
早くトレード・ウィンドに戻ってきて欲しい。
4月11日
天気は良いが、トレード・ウィンドが戻らず蒸し暑い。
家にいると昼過ぎにKTから電話がかかってきた。
ケワロに波乗りに行った帰り、うちの近くのタイムスに来ていると言う。
チンタオを持って遊びにきた。
曲作りは順調だそうで、先日の南の島巡りの影響も加わっているらしい。
夕方KTが帰ると、ワイキキに出た。
久しぶりに飲み会があったのだ。
日本から、元シェフが来ていて、美味しい料理をご馳走になった。
夜は風が無くなり更に蒸した。
今日はハレアカラ編をUP。
4月12日
今日もコナ・ウィンドが残り、もわっとした風が吹いている。
さて、夜はタンタラスへの夜景ツアーのチャーターが入った。
常連さんのご親族が明日ハワイで結婚式を挙げられるので、今日はその列席者でハワイが初めての方ばかりをご案内した。
生八つ橋を頂いた。(Big Mahalo!)
「おたべちゃん」と言うチョコ八つ橋は初めての味だった。
今日はマカワオ編、パイア編、ボールドウィン・ビーチ編をUP。
4月13日
今日は結婚式の送迎のチャーターで、新郎新婦の乗るリムジンをフォローする形で、コオリナまで往復した。
相変わらずコナ・ウィンドが吹き蒸し暑い日だったが、コオリナ辺りは乾燥しているので、幾分過ごし易い。
送迎の他に、写真撮影を頼まれていた。
プロでは無いのでお金は頂けないが、HPに載っている私の写真を見て、期待してくれた。
式中は出入り業者以外の撮影は認められていないので、参列者と一緒に椅子に座って式に参加した。
祭壇の後ろは海が輝き、オルガンの演奏も歌もとても良かった。
カメラとフィルム、そして数種類のフィルターを渡され、式の後、ビデオ業者さんの指示でビーチに移動しながら、たくさん写真を撮った。
ワイキキに戻った後は、ホテルの中庭でも引き続き撮影を行い、フィルム4本近くを撮り終えた。
上手く撮れたかなぁ?
4月14日
お昼からの島半周ツアー。
お天気は良かったが、依然湿度が高かった。
7名のお客さんのほとんどが初ハワイで、まずはハロナのブロー・ホールに止まった。
南側の波は弱く、時より上がる潮吹きも豪快さは無かったが、人は少なくゆっくりと見れた。
続いてはマカプウビーチのルックアウト。
トレード・ウィンドが恋しかったが、海は澄み、波と遊ぶローカル達が気持ち良さそうだった。
次はワイマナロのベロウズビーチ。
日曜と言う事だけではなく、風が弱く蒸し暑かったので、ビーチは大勢のローカルの家族連れでとても賑わっていた。
ここではビーチを見て、簡単に木の実などの説明をして、カイルアに移動した。
カイルアも人は多かったが、普段の日曜とは左程変わらなかった。
そしていつもの私の指定席はちゃんと空いていた。
お客さん達はワイキキでサンデーブランチを食べたのだそうだが、ランチのリクエストがあったので、ラグを引いてから私はジッピーズまで走った。
戻って、皆でランチを食べ少し寛いでから、H-3フリーウェイを使ってホノルル側に戻り、最後は昼間のタンタラスに上がった。
展望台付近では若いローカル達がオートバイを走らせていて、少し騒々しかったが、その上のプウ・ウアラカア公園はとても静かで、気温も少し下がるので気持ちが良かった。
夜はまたとても蒸し暑くなった。
4月15日
天気はとても良いのだが、風向きは南だった。
昼間出かけた最初は銀行。
続いて近所の車の修理工場に行った。
実は先日、洗車をしたらカーラジオのアンテナが折れてしまったのだ。
12年物の「太郎」はこのところ、あちこちでメンテナンスを必要としている。
修理工場では、「自分で直した方が早いよ」とあっさり言われ、今度はGMのディーラーに行く。
とりあえずアンテナを注文した。
続いてソルトレイクのコスコに向かう。
フリーウェイは使わずにダウンタウンからニミッツ・ハイウェイを抜けたのだが、途中イヴィレイで「COSTCO Coming Soon」の看板を見つけた。
ここにも出来るのか!と思ったのだが、ソルトレイクの店が6月にここに引っ越してくるらしい。
一通り回っていくつか買い物をして、結局ハワイカイもソルトレイクも大きさはほぼ同じと言う事で店を出ると、外のリフレッシュメント・セクションでホットドックが食べたくなった。
どこかのハワイ系掲示板で、コスコの外にあるホットドックが美味しいと言う話を見た。
別にどこかの有名店が入っている訳ではなく、美味しい物を売る必要も無い場所で、ホットドックが美味しいなどとはいい加減な情報だと思ったのだが、どうやらセルフサービス式のトッピングが日本とは違うらしい。
アメリカではコンビニでもガス・ステーションでも、ホットドックはこれが当たり前になっていて、日本には無いということは覚えていなかったのだが、レリッシュやみじん切りの玉ねぎ、ケチャップとマスタードなどは自分で勝手にトッピング出来るようになっている。
きっとこれが珍しいと思った日本の観光客が掲示板に書き込んだのだと思うが、ホットドック自体は特別に美味しいとは思わなかった。
夕方、空がどんよりとして来て、風が止まり、雨が降ってきそうな感じだった。
ダイエーの近くの「ハワイアン・シートカバー」と言う店で、「太郎」用のシートカバーを注文した。
最近はハワイアン・プリントのシートカバーが流行っていて、これを付けている車が多いのだが、ほとんどが前の座席用でバケット・タイプの物しかなく、私としてはお客さんの座る後部座席にもカバーを付けたいと思っていた。
このお店はワイパフの方に本店があり、カスタムであらゆるサイズのシートに対応しますと言う宣伝を見たことがあったが、最近ダイエーの近所に支店が出来たのだ。
木曜には出来上がるそうだ。
さて、家に戻って、コスコで買ってきたマグロの刺身でも食べようかと思っていたら、KTから電話がかかってきた。
と言う事で1時間後、チンタオとコロナを持ってKTが遊びにきた。
刺身は3人前以上はあったが、これだけでは芸が無いと思い、以前お客さんに頂いた崎陽軒のシュウマイを出したら、懐かしがって超ウケタ。
更にKTも八つ橋が好きだと言う事がわかり、これまた先日頂いたばかりのを出したら、またウケタ。
で、持参してきたデモMDを聞かせてもらった。
曲作りの方は順調なようで、どれも素晴らしかった。
アーティストが生み出したばかりの作品に触れる事が出来て、とても感動した。
それにしても全く印象の違う作品を、次々と作ると言うのは、さすがにプロだなと思った。
夜になって風が出てきた。
4月16日
新婚さんをサークルアイランドツアーにお連れした。
昨日までのコナウィンドが止み、とうとうトレード・ウィンドが戻ってきた。
コオラウ山脈の上には雲があるが、ワイキキは気持ち良く晴れていた。
ココヘッドを登っていくとハナウマ湾の入り口に「クローズ」のサイン。
実は定休日と言う事だけではなく、2週間ほどかけて工事をするらしい。
南の海は少しうねりがあった。
最初のサンディービーチでは、今日はモロカイ島はうっすらとしか見えなかったが、誰もいないビーチで、砂がきらきらと輝いていた。
マカプウに回ると、太平洋から吹いてくる貿易風がとても気持ち良かった。
ワイマナロは、平日と言う事でとても静かだった。
曙のお母さんのお店も今日は暇そうだった。
クアロアパークはお土産屋さんが無いので、普段日本人の団体は見かけないのだが、ビーチに降りていたお客さんが他の団体の方と話をしているので驚いた。
韓国からのツアーだったのだが、日本の大学で学ばれて日本語が上手な方がいらっしゃった様だ。
東海岸のドライブは、海もエメラルド・グリーンに輝き、窓から入るトレードウィンドが清々しかった。
サンセットビーチに回ると、沖には4フィートほどの波が上がり、サーファーが多かった。
ワイメアもショアブレイクは砂を巻き上げていたが、飛び込み岩では数人のジャンプを見る事が出来た。
しかし、今日はここから沖にイルカの群を見る事が出来た事が大きい。
何度も飛び跳ねては、身体を回転させてくれて、これにはお客さんも大喜びだった。
ハレイワ・アリイビーチパークでは貿易風を浴びながらのランチ。
芝刈りをしたすぐ後で、草の匂いが漂っていた。
散策の後、マツモト・シェイブアイスの袋を持ってお客さんが戻ってくると、ドール・プランテーションに移動。
昔一緒に仕事をした事があり、今はワイキキのTODAIレストランで働いているトニーさんに会った。
レストランの仕事が休みの日には、ツアーの仕事をしているそうだ。
帰りのH-1フリーウェイ沿いの民家の軒からは、たくさんの実をぶら下げているマンゴーが見えた。
一度家に戻って、夜は同じお客さんをナイトドライブ&タンタラスのツアーにご案内した。
昼間の貿易風が弱まり、雲が多くなってきて、タンタラスに着くとぽつぽつと降り出した。
急いで写真を撮って、パールシティへ向かう。
公園からはいつもの綺麗な夜景を見る事が出来たが、ここでも時々シャワーがやってきた。
少し早めに公園を出て戻り、KCCの夜景のポイントに寄って、角度の違うワイキキの夜景を見ていただいた。
「めちゃくちゃ楽しくて、もう帰りたくないです。」が、今回が初ハワイのご主人のご感想だった。
またまたハワイファンが誕生してしまった。
4月17日
今日も清々しいトレードウィンドが吹いている。
先週からアメリカではサマータイムが始まった。
ところがハワイは対象外。
つまり本土との時差が変わるのである。
西海岸では3時間、東海岸とは6時間の時差になった。
それぞれ冬場は2時間と5時間。
7時半からLAで行われるレイカースのバスケットの試合は、ハワイでは4時半になる。
レギュラー・シーズン最後の試合なので、西日に目を細めながらテレビ観戦。
今週末からはいよいよプレイオフが始まる。
我等がレイカースは3連覇を目指しての戦いとなるが、今年は苦戦が予想される。
さて、夜はワイキキで飲み会に参加した。
先週に続き元プロのシェフによる料理で、スキューバダイブ関係の日本人ばかりで盛り上がった。
今日はマウイの植物編Part1をUP。
4月18日
もう風が無くなった。
既に夏の陽射しは、刺すように暑い。
夕方、先日オーダーした「太郎」のシートカバーを取りに行く。
時間を指定されていたのだが、行くと、店の人が二人がかりでインストレーションを始めた。
洗った後には自分で取り付けたいので、その様子を見ていたが、「外は暑いから、店の中で涼んでいろ」と言われた。
取り付け・取り外しは、靴下を履くようには簡単でなく、なんとこの店ではカバーを洗った後にまた持ってくると、無料で取り付けてくれるらしい。
それにしても太郎君、物凄くかっこ良くなった。
夜は、この夏から仕事を頼もうと思っているM君と奥さんと私で「山源」でミーティングを開いた。
なんだかまた南風が吹いてきた。
MAUI植物編 Part2 UP。
4月19日
弱い南風が吹き、まったりとした感じだった。
昼からノースショアに行った。
ハレイワに着くとL&Lドライブインに寄って、サイミンを買って、アリイビーチパークに行った。
広い公園には南からワヒアワを抜けてきた風が吹き、鳥の声しか聞こえず、他には誰もいない。
ピクニックテーブルでモンキーポッドのピンク色の花を眺めながら、スナックタイム。
週に3度以上もここでランチを取る事はあるが、今日は仕事ではないので、食後にベンチの上で少し横になり、風を感じながらモンキーポッドの木の裏側から鳥の世界を観察した。
マイナバードや島バト、カージナルにブルブル、メジロ、スズメ、シギなどが次々とやって来ては仲間を呼んだり、羽繕いをしたり、遠くを眺めたりして、また飛んでいく。
ゆっくりした後にマツモト家にお邪魔した。
N子さんとおしゃべりしていると、スタンが帰ってきた。
おしゃべり好きのスタンは、早朝の仕込みの仕事が終わると、ぷらぷらとノースショアのビーチを回り、日本人の観光客を見つけては話し掛けている。
人が良いので近所を案内する事もあるそうだが、今日はブーギーボードのレッスンを引き受けて、何時間も海の上にいたそうで、一段と黒く日焼けしていた。
店のステッカーを頂いてしまい、早速「太郎」に貼ってしまった。(Big Mahalo!)
次はモクレイアに移動してY夫妻の家にお邪魔した。
ハレイワ辺りは随分激しい雨が降っていたのだが、モクレイアは道路が濡れた形跡すらなかった。
夫婦揃ってお酒を飲まないマツモト家に対して、あっちゃんとS美ちゃんは無類の酒好きで、ここからは私もお酒モードになる。
陽が暮れるとモクレイアも雨が降り出し、一時はスコールになった。
先日日本に帰国していたY夫妻の話を聞きながら、日本で買ってきたと言うノートパソコンを見せてもらい、コンピュータ談義にも花が咲いた。
「泊まっていけば?」と言われたが、雨も止んだし、お酒も既に醒めていたのでマキキに戻った。
南風の時は南の方が蒸し暑い。
4月20日
天気は良いが、風は弱く、雲は南から北に向かって動いている。
掲示板にも時々登場されるLauraさんが、お一人でハワイに遊びにいらしているので、KTファンつながりのMALIちゃんを誘って、マキキのペッパースでランチをした。
その後すぐ近くのMALIちゃんのアパートのお部屋に皆でお邪魔した。
ストゥディオだがラナイが広く、収納も多いのでとても広く感じた。
パンチボウルが見えるラナイは、目の前に高い建物がほとんど無いので見晴らしは良く、近所の住宅街のマンゴーの木が見下ろせた。
夜は一人でハワイカイのロイズに食事をしに行くと言うLauraさんを、アラモアナのバス停まで送って家に戻った。
夜は久しぶりに私一人で出掛けた。
CM撮影の仕事で3年程前から知り合いの日本の大先輩(我々は師匠と呼んでいる)が、ご家族の結婚式でハワイにいらしていて、何度か一緒に仕事をしたKENさんと私も一緒に飲もうと言う事になり、「とっくり亭」に行った。
大阪の食通の人で、お土産にお好み焼き用の「ばらソース」を頂いてしまった。(Big Mahalo!)
4月21日
風が北東に戻った。
天気も良く大変清々しい。
夕方KTが遊びにきた。
先週から更に一つ曲を作ったそうだが、ちょっと煮詰まっていたらしい。
以前KTとスラッキーに連れて行ってもらった、近所の沖縄料理に行こうと言う話になって、歩いて行ったのだが、なんと日曜は定休日だった。
一度家に引き返して、私の車で「MAILAN」に向かった。
空席が目立ち、GW前で、やはりここも暇な様子。
日本人が半分にローカルが半分くらいだった。
食事を済ませると、ワードのデーブ&バスターズに行った。
私は2度目だがKTは初めてで、あまりハワイに無い雰囲気に目を輝かせていた。
前回我々が来た時に比べてここも店内は空いていた。
コインゲームやレースなど、大はしゃぎして、大量のクーポンをもらい、「まもなく閉店です」と言うアナウンスが流れ、気が付けば12時。
なんだか興奮状態で、家に戻ってまた飲み直してしまい、ちょっと夜更かししてしまった。
夜風が気持ちよかった。
4月22日
調子良く貿易風が吹き、気持ちが良い。
ラジオをいじっていたら、新しいステーションを見つけた。
「FM99.5、Breeze」と言うこの新しい局ではトラディショナルとコンテンポラリのハワイアンを流している。
KINEと似ているが、CMが少なく、DJも穏やか。
選曲もかなり渋めで、かなり気に入ったのだが、外ではKINEに比べてレセプションが悪かった。
ワイキキのホテルでも入るかどうかはまだ不明。
KINEがローカルを相手に放送しているのに対し、このBreezeは純粋なハワイアンミュージック・ファンに音楽を流していると言う印象を持った。
月が大分大きくなってきた。
4月23日
朝からトレードウィンドが強く、涼しくて目が覚めた。
先週は飲み会が多くて、疲れが少し溜まっている感じ。
ワイマナロに行く予定を取りやめて、家でゆっくりした。
そろそろGWも始まるし、体調を整えなくては。
で、今日はマウイの「雑景」Part1をUPした。
4月24日
少し風が弱くなった。
今日はマキキ・バレー・ループトレイルへのトレッキング。
初ハワイというお客さんは、まずハワイ島に行かれマウナ・ケアのスター・ゲイジングツアーなどに参加されたそうだ。
その後ワイキキを見てカルチャーショックがあったと言う。
そしてオアフではいきなりマキキの山登りである。
かなりディープな志向性があり、DHCの常連さん候補である。
朝は山に少し雨雲が見えたので合羽を持っていったが、登山口で空を見上げるとすっきりと晴れていた。
蒸し暑いと感じたのだが、実際には私が一番汗をかいていた様だった。
トレイルの入り口でシェイマが出てきた。
途中仲間を誘って、何度も我々の目の前に現れた。
うぐいすの声も聞こえた。
時より吹き降ろしてくる貿易風は気持ち良く、森林浴でもテラピンをたっぷり吸収できた様だった。
お客さんをワイキキに送って家に戻り、少し昼寝をしてから夕方友達の大ちゃんの家に遊びに行った。
奥さんのKちゃんは、少し風邪気味で、日課のサーフィンをお休みして家でケーキを焼いていたそうだ。
夜はまたKTがチンタオを持って遊びにきた。
曲作りも順調そうで、新たに出来た曲をまた聞かせてもらった。
4月25日
緩やかな風が巻いている。
湿度は少し高い。
朝、ホノルル・エアポートに友人の妹と、親友を迎えに行った。
いつものレイ・スタンドに行って、プルメリアのレイを2つ買うと、ブルー・オーキッドのレイをおまけでくれた。
パーキングに車を停めて、今日は団体のゲートに向かう。
実はパックツアーを使っていて、本来は市内観光付きなのだ。
団体ゲート付近ではすぐにM君を見つけた。
他にも何人かの日本人に会釈されたりしたのだが、どうも誰だか思い出せなかった・・・。
二人の離団の手続きをして、とりあえず私のアパートに連れてきた。
Tシャツと短パンに着替えて、まずは大量のお土産を頂いた。
先日発行された「Lightning(ライトニング:竢o版)」も持ってきてくれた。
「るるぶ」とはタッチが違うが、D.H.C.が大きく紹介されていて満足。
スタッフに差し上げたTシャツも、読者プレゼントとして出ている。
さて、とりあえず買い物を済ませたいと言う事で、ハワイカイに向かい、Rossの前でドロップオフ。
私は一度家に戻り、5時間後にコスコで再びピックアップ。
家に置いてあったスーツケースに買ったばかりの物を詰めて、ワイキキに向かいホテルにチェックイン。
すぐ今度はカイマナ・ビーチに行った。
既にクヒオビーチからは海に沈むサンセットは見えないが、カイマナからだとまだバーバーズ・ポイントの沖に沈む夕陽が見れる。
少し雲があったが、真っ赤なサンセットを見ることが出来た。

少し和んでいると、後ろのダイアモンドヘッドから月が出てきた。

これには皆喜んでくれた。
ディナーは皆で、ワードセンターのブリュー・ムーンに行った。
ここでも大きな月が上に見えた。

MAUI編をお休みして、今日は写真をUP。
4月26日
雲が多くなったが、トレードウィンドは気持ちが良かった。
サンディービーチに出かけた。
今日は南にスウェルが入っていて、ワイキキも大きな波が出ていたらしいが、サンディーも6フィートを超える波がすぐ近くで音を立てて崩れていた。
私はこんな波に入っていったら死んじゃうと思ったが、ローカルキッズたちは果敢に波と遊んでいた。
ココクレーターの後ろでサンセットは見えないが、日没の時間が近付いて、空が少し暗くなってくると、ビーチからマカプウヘッド方面のラヴァの前のパーキングに移動した。
東の水平線を見つめる。
やはり少し雲があったが、オレンジ色に鈍く光るムーン・ライズを見ることが出来た。

今日が満月である。
4月27日
ダイアモンドヘッドクラブのお得意さんを、マノア大学の樹木園トレッキングにお連れした。
マノア・トレイルは以前閉鎖されたままで、パーキング・エリアにも入れないようにゲートが出来ていた。
既にマカプウ、マキキとトレッキングに参加されているお客さんは、前回雨の為にマノアには行けず、今回は樹木園のみのコースに挑戦した。
お天気もよく、リヨン樹木園の入り口にはオレンジ色の山百合が咲き始めていたが、風は弱く少し蒸し暑かった。
数組のアメリカ人観光客の姿を見たが、日本人は全く見かけなかった。
既にイエロージンジャーは花を落としていたが、ヘリコニアが真っ赤に目立っていた。
ペース良く歩きつづけると20分ほどでアイフアラマの滝に到着した。
普段に比べて水量は少し多いようだったが、それでも滝と呼ぶにはちょっと寂しい。
コースを戻り、ガーデンを散策して、ヤング・メモリアルと呼ばれる六角堂でスパム結びでスナックタイム。
池の亀が顔を出し、島バトやカージナル、ブルブルも遊びにきた。
さて、先日書いた新しいハワイアン・ミュージックのFMステーションだが、CMが少ないと記したが、なんと「コマーシャル・フリー(CM無し)」で放送していたのだ。
スポンサーらしき名前は一切出てこず、とりあえず来月もCMなしと言っていたが、どうなっているのだろう?
とても不思議だ。
4月28日
風は弱く、少し雲が出てきた。
私は洗車に行ったりして、後は家で仕事をしていた。
夜はナイトドライブツアーが入っていた。
お客さんをお迎えに行き、まずはオプションのタンタラスに向かう。
車は意外に少なかったが、日曜と言う事でローカルのアベックは多かった。
その後、H-1フリーウェイに乗りパールシティを目指す。
いつもの公園の公民館では、サルサ教室が開かれていて、時より賑やかなサウンドが漏れてきた。
ハワイ・リピーターのご夫婦と、初ハワイのご両親はすっかりリラックスされたご様子だった。
お客さんをワイキキでドロップした後、家に帰る予定だった。
4月29日
雲が出て、時々シャワーがあった。
今日はDVDのご紹介。
先日コスコに行った時に買ってきたハワイアン・ミュージックのDVDがとても良い。
「HAWAI'I SONGS OF ALOHA」と言うのがタイトルで、2000年にダウンタウンのハワイ・シアターで録画され、ハワイアン・ミュージック・スペシャルとしてアメリカ全土でテレビで放送された物である。
エイミィ・ハナイアリイ、ウィリーK、ブラザース・カジメロ、マカハ・サンズ、ナレオ、ハパなどに、ジェイク・シマブクロもゲスト出演していて、スラッキーギターやウクレレ、勿論フラも楽しめる。
実は日本とアメリカのDVDの規格が違うと言う話を聞き、実際にどうなのだろうと言う実験的な気持ちで買ってきたのだ。
日本製のパソコンでもちゃんと見ることが出来るようだ。
先日KTが遊びに来た時にも一緒に見たのだが、ジェイクのウクレレやマカハ・サンズのギターなどがとても気に入った様で、「俺も買っちゃった」と言っていた。
GWが明けたらダイアモンドヘッドクラブHPのCDコーナーで紹介するつもり。
夕食は「佐野屋」の五目やきそばをトゥ・ゴー。
すると、KTがチンタオとコロナを持ってやってきた。
KTも今回ハワイにいられるのは後僅かで、名残を惜しむかの様に皆で飲んだ。
おぼろ月が出ていた。
4月30日
昨晩はトレードウィンドが上がり、雲は大分無くなった。
今日はマカプウ・ヘッドへのトレッキング。
お客さんは2組3名様。
1組はダイアモンドヘッドクラブのリピーターで、ちょうど一年振りのご参加。
お菓子や食品関係、ライターなど大量のお土産を頂いてしまった。(Big Mahalo!)
もう1組はお一人でのご参加だったのだが、KTファンで、実は今年のカウントダウンは私と同じハイアットのボールルームにいらしたそうだ。
日本酒をいただいてしまった。(Big Mahalo!)
そして今日はトレーニング中のM君も参加した。
さてマカプウ・ヘッド沿いのカラニアナオレ・ハイウェイには新しいガードレールが付き、銀色に光っていた。
路肩に停めている車は少なかったが、トレイルには結構人が多く見えた。
賑やかにおしゃべりをしながらトレイルを登り、頂上展望台で記念写真を撮り、皆で並んでスナックのスパム結びを食べながら海を見下ろしていると、クジラの潮吹きが見えた。
登山中には、「この時期だと、もうクジラはアラスカに帰っていますね」などと解説していたのだが、嬉しい誤算に一同は盛り上がった。
親子3頭ほどが何度も潮吹きを見せてくれた。
他のトレッカーたちはほとんど気がついていない様子だった。
下山中には珍しく日本人数人とすれ違ったが、トロリーのステッカーをつけていたので、シーライフパークから歩いてきたのだろうか?
下山後、サンディービーチでグアヴァジュースを飲みながら休憩していると、ナウパカの花がたくさん咲いていた。
ゴールドツリーの花があちこちで満開を迎えている。
プルメリアもあちこちで匂いを放っているし、レインボーシャワーやピンクシャワーの花も増えてきた。
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